む‐しゅう【無臭】
におい・くさみのないこと。odorless〈用例〉無味〜。
む‐しゅう【無終】
《仏教語》終わりのないこと。はてのないこと。むじゅう。
む‐じゅう【無住】
①寺に住職がいないこと。その寺。無住寺。
②《仏教語》執着のないこと。
むじゅう【無住】
(1226-1312)鎌倉(かまくら)後期の禅僧。号は一円。字(あざな)は道暁。鎌倉の人。尾張(おわり)長母(ちょうぼ)寺の住持。仏教説話集『沙石(しゃせき)集』『雑談(ぞうたん)集』などを残す。
む‐しゅうきょう【無宗教】
①信じる宗教を持たないこと。
②宗教には関係のないこと。
む‐じゅうりょう【無重量】
重力の作用が消えて、物の重さが感じられないこと。zero-gravity〈用例〉〜の状態。
むじゅうりょう‐じょうたい【無重量状態】
重力がゼロになったと同様の状態。引力と遠心力がつりあう状態にある宇宙船内などでこの状態が実現する。無重力状態。gravity-free state
むじゅうりょく‐じょうたい【無重力状態】
→むじゅうりょうじょうたい(無重量状態)
む‐しゅく【無宿】
①住む家のないこと・者。
②江戸時代、一定の住居・正業をもたない人。または、人別帳(にんべつちょう)に記載されていない浮浪人。人足(にんそく)寄せ場を設け救済。〈比較〉無籍者。
むしゅ‐ち【無主地】
(terra nuliusラテン)いかなる国家の領有にも属していない土地。国際法が認める領土取得法の一つ。たとえ人が住んでいても、西欧型国家の領土となっていなければ先占の対象とされた。とくに、コロンブス以降、西欧型国家の先住民族の土地への侵略の根拠ともなった。明治10年(1877)明治政府はアイヌに対してもこの手法を用いた。1992年オーストラリア最高裁が「無主地」宣言を無効とするなど、国際法上の人種差別主義としての批判が近年強くなっている。
む‐しゅみ【無趣味】(名・形動)
趣味のないこと・さま。無風流。lack of taste〈対義〉多趣味。
む‐じゅん【矛盾】(名・サ変自)
①ほことたて。
②《中国の楚(そ)の国に矛(ほこ)と盾(たて)を売る者があって、この矛はどんな盾をも貫くと言い、この盾はどんな矛でも防ぐと言ったが、その矛でその盾をついたらどうなるかと反問されて、答えられなかったという『韓非子』「難一」にある故事から》前後のつじつまが合わないこと。contradiction〈比較〉自家撞着(どうちゃく)
③哲学で、一方が成り立てば他方が成り立たないこと。また、その関係。相互に否定し合って両立しないこと。antinomy
むじゅん‐がいねん【矛盾概念】
有と無、賢と非賢などのように、互いに否定し合って、その中間に第三者をいれない概念。contradictory concept
むじゅん‐げんり【矛盾原理】
→むじゅんりつ(矛盾律)
むじゅん‐りつ【矛盾律】
論理学の基本原理の一つ。「Aは非Aではない」または「AはBであって同時に非Bであることはできない」という形式で表す。矛盾原理。law of contradiction
む‐しょう【無償】
①報償がないこと。また、代価を支払わないですむこと。ただ。無料。for nothing; free〈対義〉有償。〈用例〉〜奉仕。
②報いられることを考えないこと。voluntary; rewardless〈用例〉〜の愛。
む‐しょう【霧消】(名・サ変自)
霧が晴れるように何の痕跡も残さず消えてしまうこと。vanish〈用例〉雲散〜。
む‐じょう【無上】(名・形動)
もっともすぐれていること・さま。この上もないこと・さま。supremeness〈用例〉〜の光栄。
む‐じょう【無城】
江戸時代、陣屋(じんや)を居所とし、城をもたなかった大名。
む‐じょう【無常】(名・形動)
①きまりがないこと・さま。uncertainty
②《仏教語》万物が変転して永遠不変でないこと。〈対義〉常住。
③人の世のはかないこと・さま。transitory
む‐じょう【無情】
[一](名)《仏教語》心の働きがないもの。生物でないもの。自然環境。非情。〈対義〉有情(うじょう)
[二](名・形動)思いやりや同情心がないこと・さま。〈用例〉〜な雨。
むし‐ようかん【蒸(し)羊羹】
和菓子の一つ。小豆(あずき)あんに砂糖・小麦粉・くず粉などを練り混ぜて蒸したもの。
むじょう‐かん【無常感】
世の中はすべてはかないと感じること。sense of vanity of life
むじょう‐かん【無常観】
《仏教語》宇宙のいっさいは生まれ、育ち、変わり、滅びるものであるという法則・考え方。
むしょう‐けいやく【無償契約】
契約者の一方だけが義務を負い、相手方は対価を支払わない契約。贈与・使用貸借など。gratuitous contract〈対義〉有償契約。
む‐じょうけん【無条件】
どんな条件をもともなわないこと。unconditional〈用例〉〜で受け入れる。
むじょうけん‐こうふく【無条件降伏】
何の条件もつけないで降参すること。unconditional surrender
むしょう‐こうふ【無償交付】
株式会社で、法定準備金または株式の券面超過額を資本金に組み入れる場合、株主に無償で新株式を交付すること。free issue
むじょう‐しょうがく【無上正覚】
《仏教語》最高の悟り。完全な悟り。阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)
むじょう‐じんそく【無常迅速】
①人の世の移り変わりの速いこと。
②死の早く来ること。
むじょうということ【無常といふ事】
小林秀雄(こばやしひでお)の評論集。昭和21年(1946)刊。『西行(さいぎょう)』『実朝(さねとも)』などを収める。
むしょう‐に【無性に】(副)
むやみに。やたらに。excessively〈用例〉〜腹が立つ。
む‐しょく【無色】
①色のないこと。colorless〈対義〉有色。〈用例〉〜透明。
②一党一派に偏しないこと。neutral
む‐しょく【無職】
決まった職のないこと。without occupation
むし‐よけ【虫除け】
①毒虫の害を取り去ること・しかけ・薬。insect repellent
②虫除けにきくという守り札。
むしよけ‐ぎく【虫除菊】
→ジョチュウギクの別名。
む‐しょぞく【無所属】
党派や政党に所属していないこと。independence
む‐しょとく【無所得】
《仏教語》おもに禅宗で、縁起の理を悟って執着や分別を離れた、何物にもとらわれない自由の境地。〈対義〉有所得。
むしり‐と・る【毟り取る】(五他)
むしって取る。もぎとる。無理に奪い取る。pluck off
むしる【毟】8画
部首 毛 和製漢字
区点 6159・JIS 5D5B・シフト 9F7A

→むしる[毟る]
むし・る【毟る】(五他)
①生えているものをつかんで、引き抜く。pluck up〈用例〉草を〜。
②指先でつまんで、細かくちぎりとる。tear off〈用例〉魚の身を〜。
む‐じるし【無印】
①しるしがないこと。しるしをつけてないこと。unmarked〈用例〉〜の優良品。
②競馬の予想表で、しるしのついていない馬。入賞の見込みがないと思われる馬。
むしろ【筵・蓆・席・莚】
①敷物の一つ。イグサ・スゲ・藁(わら)・竹などを編んで作る。庭に敷いたり、風除(よ)け・霜除けにも使う。straw mat〈数え方〉1枚。
②座席。場。seat〈用例〉うたげの〜。〈参考〉②では、もとは「席」と書いた。
むしろ【寧ろ】(副)
2つの事柄のうちどちらを選ぶかといえば、あれよりもこれという意を表す。どちらかといえば。いっそ。rather〈用例〉天才というよりは〜変人に近い。恥をかくくらいなら、〜死んだほうがましだ。
むしろ‐がい【筵貝】
オリイレヨフバイ科のマキガイ。浅海の砂礫(されき)底にすむ。殻高約2cm。殻表に数多くの凸状の縦すじが走っている。腐肉をあさる。本州以南、西太平洋に分布。
むしろ‐ばた【筵旗】
むしろで仕立てた旗。農民一揆(いっき)などで掲げはじめた。
む‐しん【無心】
[一](名・形動)
①心に邪念のないこと・さま。無邪気。innocent〈対義〉有心(うしん)。〈用例〉〜の境地。
②{古語}
(ア)思慮・分別のないこと・さま。〈用例〉いと〜にしなしてしわざぞかし(源氏・玉鬘)。
(イ)風流心のないこと・さま。〈用例〉柳の葉を百(もも)たび当てつべき舎人(とねり)どものうけばりて射取る。〜なりや(源氏・若菜下)。
③《仏教語》一切の妄念から解放された心。〈対義〉有心。
[二](名・サ変他)人に金銭や品をねだること。〈用例〉〜を言う。
[三](名)「→無心連歌」の略。
む‐じん【無人】
《「ぶにん」は別語》人が住んでいないこと。むにん。uninhabited〈対義〉有人。〈用例〉〜島。
む‐じん【無尽】
①なくならないこと。inexhaustibility
②「→無尽講」の略。
む‐しんけい【無神経】(名・形動)
①感じが鈍いこと・さま。鈍感。insensibility
②恥・外聞、人の気持ちなどを気にしないこと・さま。thick-skinned〈派生〉むしんけいさ(名)
むじん‐こう【無尽講】
庶民(しょみん)金融の一種。親(発起人)が仲間をつくって一定の掛け金を出し、入札(にゅうさつ)・抽選で落札者を決める。室町時代に起こり、江戸時代に盛行。頼母子(たのもし)。頼母子講。
むしんこく‐かさんぜい【無申告加算税】
付帯税の一つ。申告納税方式をとる国税について、納税期限後に申告や決定などのあった場合、納付するべき税額に一定割合(10%)を乗じた額が課される。
む‐しんじん【無信心】(名・形動)
信仰心がないこと・さま。ぶしんじん。impiety〈用例〉〜な男。
むじん‐ぞう【無尽蔵】
[一](名)《仏教語。尽きることのない財宝を収納する蔵、の意から》仏法の無限の功徳のたとえ。
[二](名・形動)いくらとっても、つきないこと・さま。inexhaustible〈用例〉〜の資源。
むじん‐とう【無人島】
人がだれも住んでいない島。uninhabited island
むじん‐とう【無尽灯】
①《仏教語》あかりの火が次から次へと限りなく移されるように、教法が無尽に伝わり広まること。仏法。
②油がなくなるにしたがって、自然に油皿に油が注ぐようにつくられた灯台。
むしん‐れんが【無心連歌】
機知・滑稽(こっけい)を旨とする連歌。〈対義〉有心(うしん)連歌。
むしん‐ろん【無神論】
哲学で、神の存在をみとめない思想的立場。
①不可知論的・懐疑論的な無神論。プロタゴラスなど。
②汎神(はんしん)論が無神論と目されたもの。スピノザなど。
③神の存在を完全に否定する徹底的無神論。機械的唯物論・弁証法的唯物論・実存主義の一部など。atheism
む・す【蒸す】(五自他)
①(自)蒸し暑く感じられる。湿気があって高温でむしむしする。feel muggy〈用例〉きょうはだいぶん〜・しますね。
②(他)蒸気で熱する。ふかす。steam〈用例〉餠(もち)米を〜。
む・す【生す・産す】(四自)
〈古語〉
生まれる。はえる。生じる。〈用例〉いはほとなりて苔(こけ)の〜まで(古今・賀)。
む・す【噎す】(下二自)
〈古語〉
→むせる(噎せる)
むず(助動サ変型)
〈古語〉
《「むとす」の約。用言の未然形に付く》=んず。
①推量の意を表す。…だろう。〈用例〉かのもとの国より、迎へに人々まうで来〜(竹取)。
②意志を表す。…しよう。〈用例〉必ず恨みきこえむずるぞ(大鏡・道隆)。
③適当・当然の意を表す。…するのがよい。〈用例〉方々の手分けこそせられむずれ(保元)。
む‐すい【無水】
①水分を含まないこと。waterless〈用例〉〜アルコール。
②水和水のない化合物につける語。〈用例〉〜硫酸銅。
③酸の1または2分子から水を除いた形の化合物につける語。anhydride〈用例〉〜酢酸。〜硫酸。
むすい‐あひさん【無水亜砒酸】
→さんかひそ(酸化砒素)
むすい‐アルコール【無水アルコール】
水を含まないエタノール。absolute alcohol
むすい‐けいさん【無水珪酸】
→にさんかけいそ(二酸化珪素)
むすい‐さくさん【無水酢酸】
化学式 (CH3CO) 2Oアセトアルデヒドの酸化脱水により生成する無色で刺激臭をもつ液体。アセチル化剤として利用。acetic anhydride
むすい‐さん【無水酸】
無機酸の化学式から1分子以上の水を失った形で書くことのできる酸化物、あるいは酸性酸化物。無水硫酸SO3など。acid anhydride
むずい‐しんけいせんい【無髄神経線維】
髄を欠く神経線維。無鞘(むしょう)と有鞘とがあり、無鞘は神経線維の両端、有鞘は交感神経の大部分にみられる。
むすい‐たんさん【無水炭酸】
→にさんかたんそ(二酸化炭素)
むすい‐フタルさん【無水フタル酸】
化学式C8H4O3 特異臭をもつ昇華性の無色の結晶。可塑剤・染料・アルキド樹脂の原料など。phthalic anhydride
むすい‐ぶつ【無水物】
ある化合物から水分子を除いたあとに得られる化合物の総称。単に水和水のとれたもの、水酸化物や酸から水のとれたものなど。anhydride
むすい‐マレインさん【無水マレイン酸】
化学式C4H2O3 ベンゼンを空気で酸化させるとできる無色の昇華性のある結晶。アルキド樹脂などの原料。maleic anhydride
む‐すう【無数】(名・形動)
数えきれないほど多いこと・さま。innumerable〈対義〉有数。
*むずかし・い【難しい】(形)
=むつかしい。
①わかりにくい。hard; difficult〈対義〉易しい。〈用例〉〜文章。〜数学の問題。
②やっかいだ。わずらわしい。troublesome〈対義〉易しい。〈用例〉〜手続き。
③実現しにくい。困難だ。hard; difficult〈対義〉易しい。〈用例〉合格は〜。
④病状が思わしくない。serious〈用例〉〜容体。
⑤苦情が多い。気難しい。fastidious〈用例〉〜人。
⑥機嫌が悪い。sullen〈用例〉〜顔。〈派生〉むずかしが・る(五自)むずかしげ(形動)むずかしさ(名)
むず‐がゆ・い【むず痒い】(形)
むずむずとかゆい。itchy〈用例〉背中が〜。〈派生〉むずがゆさ(名)
ムスカリ【Muscari(ラテン)
ユリ科の多年草。高さ15〜30cm。地下に鱗茎(りんけい)があり、葉は線形で根生する。春に、青紫・白などの小花が総状に咲く。観賞用に栽培。南ヨーロッパ原産。
ムスカリン【muscarine】
毒キノコのハエトリダケに含まれるアルカロイド。発汗・縮瞳(しゅくどう)(瞳孔の縮小)・嘔吐(おうと)などを起こす。
むずか・る【憤る】(五自)
子どもがじれて泣く。機嫌が悪い。むつかる。be fretful
ムスクーリ【Nana Mouskouri】
(1936-)ギリシア生まれの女性ポピュラー歌手。美しい演唱で知られ、代表曲『緑の輝き』『恋の歓(よろこ)び』など。
むす‐こ【息子・息】
《「生(む)す子」の意》その家の男の子。せがれ。son〈対義〉娘。
ムスタキ【Georges Moustaki】
(1934-)ギリシア人のシャンソン作詞・作曲家・歌手。エジプト生まれ。作品『私の孤独』など。
ムスタング【mustang】
北米西部の草原に野生の状態で生活するウマ。16世紀以降スペイン人がもたらしたウマが野生化したもの。
むず‐つ・く(五自)
むずむずする。feel itchy〈用例〉のどが〜。
むず‐と(副)
激しい勢いで、力をこめてするさま。むんずと。violently〈用例〉〜つかむ。
むすば・れる【結ばれる】(下一自)
人と人とがある関係を結んで離れない状態になる。とくに、結婚する。be united〈用例〉ついに2人は〜・れた。
むすび【結び】
①ひも状のものを結ぶこと。また、結んだもの。tie; knot
②人と人とを親しくさせること。〈用例〉〜の神。
③終わり。しめくくり。終結。conclusion; end〈用例〉〜のことば。
④握りめし。〈用例〉お〜。
⑤文法で、文の終わりの動詞・形容詞・形容動詞・助動詞を、係りに照応させる用法。〈対義〉係り。〈参照〉係り結び。
むすび【霊】
天地万物を生成すること。その霊力。むすひ。
むすび‐あわ・せる【結び合(わ)せる】(下一他)
物と物を結んでつなぎ合わせる。また、物事を互いに関連づける。tie; correlate〈用例〉ひもを〜。2つの事件を〜・せて考える。
むすび‐いと【結び糸】
結びによってできる形。数学で、結び糸を交差しない形で円に変形できるかどうかという「結び糸の問題」があり、まだ完全には解かれていない。組糸。knot
むすび‐つき【結び付き】
結び付くこと。密接な関係があること。connection; relation
むすび‐つ・く【結び付く】(五自)
①結んで1つになる。be tied up
②関係がつく。be connected〈用例〉趣味が仕事に〜。
むすび‐つ・ける【結び付ける】(下一他)
①結んでとめる。tie
②関係を持たせる。connect with〈用例〉2つの文化を〜もの。
むすび‐とうだい【結び灯台】
3本の棒のなかほどより上でひもを結び、結び目の上下を開いて長いほうを脚とし、上に油皿を置いて明かりとしたもの。
むすび‐の‐かみ【結びの神】
男女の縁組みを扱う神・人。結ぶの神。the god of marriage
むすび‐の‐かみ【霊の神】
万物を生みなす神。
むすび‐みつば【結び三つ葉】
ミツバを数本合わせて形よく結んだもの。汁の実やなべ料理、茶わん蒸しのあしらいなどに用いる。
むすび‐め【結び目】
結び合わせた所。knot
*むす・ぶ【結ぶ】(五自他)
①(他)
(ア)2つの場所・点・ものをつなぐ。connect〈用例〉2点を〜直線。2人は〜・ばれた。
(イ)ひもなどの両端をからみ合わせて、離れないようにする。ゆう。tie; knot; fasten; bind〈用例〉ひもを〜。ネクタイを〜。帯を〜。
(ウ)かまえる。〈用例〉庵(いおり)を〜。
(エ)ある関係を持つ。約束する。conclude; make〈用例〉同盟を〜。条約を〜。
(オ)まとまった1つの結果・形をなす。bear〈用例〉努力が実を〜。
(カ)文章・話などを終わりとする。しめくくる。finish〈用例〉論文を〜。
(キ)口などを、かたくとじる。shut〈用例〉口を〜。
(ク)指を印の形に組み合わせる。〈用例〉印(いん)を〜。
(ケ)離れ離れになっているものをからめ合わせて1つの塊をつくる。tie; bundle〈用例〉薪(まき)を束に〜。
②(自)
(ア)露・氷ができる。dewfall; freeze〈用例〉露を〜。
(イ)仲間になる。ally; unite〈用例〉有力者と〜。
むす・ぶ【掬ぶ】(四他)
〈古語〉
両手を合わせて水をすくう。〈用例〉袖(そで)ひちて〜・びし水のこほれるを(古今・春上)。
むすぼ・れる【結ぼれる】(下一自)
①結ばれて解けなくなる。〈用例〉糸が〜。
②気がふさぐ。
③露などができる。
むず‐むず(副・サ変自)
①虫などがはいまわるような感じがするさま。feel itchy
②何かしたいのを我慢して、もどかしく思うさま。be impatient〈用例〉腕が〜する。
むす‐め【娘・女・嬢】
《「生(む)す女(め)」の意》
①その家の女の子。daughter〈対義〉息子。
②未婚の女性。おとめ。girl; unmarried woman
娘三人持てば身代潰す(むすめさんにんもてばしんだいつぶす)
嫁入り費用が多くかかることを言う。
娘十八番茶も出花(むすめじゅうはち、ばんちゃもでばな)
粗末な番茶でもいれたてはおいしいように、器量に難があっても、娘ざかりは美しい。〈類似〉鬼も十八、番茶も出花。
娘一人に婿八人(むすめひとりにむこはちにん)
人や物事に対して、望み手が多いたとえ。
むすめ‐ぎだゆう【娘義太夫】
女性の義太夫語り。また、その義太夫節。明治期に全盛。女義太夫・女流義太夫ともいう。
むすめ‐ごころ【娘心】
娘らしい、うぶな気持ち。娘かたぎ。girlish sentiments
むすめ‐ざかり【娘盛り】
娘が美しく見える年ごろ。
むすめ‐し【娘師】
《隠語》→土蔵破り
むすめどうじょうじ【娘道成寺】
→きょうがのこむすめどうじょうじ(京鹿子娘道成寺)
むすめ‐ぶん【娘分】
娘として扱うこと・人。
むすめ‐むこ【娘婿】
自分の娘の夫。女婿(じょせい)。son-in-law
むすめ‐やど【娘宿】
村の娘たちが年輩者の家を宿に頼み、夜ごとに寄り合って手仕事などをして過ごす習俗。〈比較〉若者宿。
ムスリム【Muslim】
イスラム教において、信と行とを完備した者。イスラム教徒。
ムスリム‐どうほうだん【ムスリム同胞団】
(Ikhwān al-Muslimīn(アラビア))1929年エジプトで結成された、イスラム復古主義と民族主義を基調とする政治結社。エジプト革命などに大きな影響をもたらした。
ムスリム‐れんめい【ムスリム連盟】
(All India Muslim League)回教徒連盟。インドのイスラム教徒がつくった宗教政党。1906年結成。ジンナーらを中心に47年パキスタンの分離独立を実現したが、58年以後衰退。