- *むら【村】
- ①田舎で人の集まり住んでいる所。village〈用例〉〜を捨てる。〜のはずれ。
- ②地方公共団体の一つ。行政上最下級の単位。そん。village〈対義〉市・町。
- ③《接頭的》都会風に対して、田舎の意を表す。village〈用例〉〜芝居。
- むら【▼斑】
- [一](名・形動)
- ①色の濃い薄いが一様でないこと・さま。まだら。speckles〈用例〉染め上がりに〜ができる。
- ②物事がそろわないこと・さま。irregular〈用例〉成績に〜がある。
- [二](名)感情や天気が変わりやすいこと。caprice〈用例〉気分に〜がある。
- ムラート【mulato(スペイン)】
- ラテンアメリカで、白人の父と黒人の母の間の混血児。
- むらい‐まさなり【村井正▽誠】
- (1905-99)洋画家。岐阜県生まれ。文化学院に学ぶ。モダンアート協会を設立。作品『ウルバン』『黒い線』など。
- むら‐いり【村入り】
- 新たに村に定住を求めるための手続き儀礼。新戸が「一軒前」と認められるためには、村の有力者を仮親に立て村寄り合いで紹介してもらったり、共有林野や漁場の権利を買うなど、種々の手続きと年月を要した。
- むらおか【村▼岡】
- 〈町〉兵庫県北西部山間の町。陣屋町、宿場町として栄えた。牧牛がさかんで但馬(たじま)子牛のせり市で有名。人口7425(1994)。
- むらおか‐つねつぐ【村▼岡▽典▽嗣】
- (1884-1946)史学者。東京生まれ。早大卒。東北大教授。ヨーロッパに留学、新カント学派の文化科学的方法を日本思想史に適用、独自の体系を築く。著書『本居宣長(もとおりのりなが)』など。
- むら‐おきて【村▼掟】
- 中世末から近世の村落において、村政運営のため村中の百姓が協議して定めた規約。村極(むらぎめ)。村議定。村定(むらさだめ)。
- むら‐かた【村方】
- ①江戸時代、村に関係する物事・人。〈対義〉町方・浦方。
- ②「→村方三役」の略。
- むらかた‐さんやく【村方三役】
- 江戸時代の村役人の総称。郡代・代官の下で村政に当たった庄屋(しょうや)(名主(なぬし))・組頭(くみがしら)・百姓代(ひゃくしょうだい)の3役。地方(じかた)三役。村方。
- むらかた‐そうどう【村方騒動】
- 江戸時代の村政改革運動の一つ。村役人の不正私得、権利乱用などを一般農民が摘発し領主に訴えた。江戸中期以降各地に頻発。
- むらかみ【村上】
- 〈市〉新潟県北部、日本海に臨む市。旧城下町で、16世紀末、村上氏入府以来の地名。商工・観光都市で、茶・漆器(しっき)(堆朱(ついしゅ))生産やサケ漁もさかん。瀬波(せなみ)温泉がある。人口3万1860(1994)。
- むらかみ‐かがく【村上華岳】
- (1888-1939)日本画家。大阪生まれ。本名、震一。文学的かおりの強い瞑想(めいそう)的な画風で、晩年は風景画や仏画が多い。作品『日高河清姫(きよひめ)』『裸婦』など。
- むらかみ‐きじょう【村上鬼城】
- (1865-1938)俳人。江戸生まれ。本名、荘太郎。正岡子規(まさおかしき)・高浜虚子(たかはまきょし)に師事。耳疾(じしつ)と貧困を詠(よ)んだ句に特色がある。句集『定本鬼城句集』など。
- むらかみ‐げんじ【村上源氏】
- 村上天皇の系譜をもつ賜姓源氏。村上天皇の孫源師房(みなもとのもろふさ)を祖とする。公家として栄え、久我(こが)・土御門(つちみかど)・千種(ちぐさ)・北畠(きたばたけ)などに分かれる。
- むらかみ‐げんぞう【村上元▽三】
- (1910-)小説家・劇作家。朝鮮生まれ。青山学院中卒。幅広い題材をテーマに時代小説を描く。昭和16年(1941)『上総(かずさ)風土記』その他で第12回直木賞受賞。作品『佐々木小次郎』『加賀騒動』など。
- むらかみ‐せんしょう【村上専精】
- (1851-1929)真宗大谷派の僧侶(そうりょ)。丹波(たんば)の人。東大教授。大谷大学長。各宗の合同を説くとともに日本仏教史研究に尽くす。著書『仏教統一論』『真宗全史』など。
- むらかみ‐たけじろう【村上▽武次郎】
- (1882-1969)冶金(やきん)学者・化学者。京都生まれ。京大卒。アーク溶接などに業績。昭和31年(1956)文化勲章受章。
- むらかみ‐てんのう【村上天皇】
- (926-967)第62代天皇(在位(946-967))。醍醐(だいご)天皇の皇子。在位中に親政を行い、後世「天暦(てんりゃく)の治」とよばれた。
- むらかみ‐なみろく【村上▽浪六】
- (1865-1944)小説家。本名信(まこと)。堺(さかい)生まれ。町奴(まちやっこ)の仁侠(にんきょう)の世界を描いた「撥鬢(ばちびん)小説」で有名。作品『三日月』『当世五人男』など。
- むらかみ‐りゅう【村上▼龍】
- (1952-)小説家。本名は龍之助。長崎県生まれ。武蔵野美大中退。戦後の風俗を強烈に描写。昭和51年(1976)『限りなく透明に近いブルー』で第75回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『コインロッカー・ベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』など。
- むら‐が・る【群がる・▼叢がる・▼簇がる】(五自)
- 多くのものが、1か所に無秩序に集まる。集中する。むれる。crowd; gather〈用例〉やじ馬が〜。
- むら‐き【▼斑気】(名・形動)
- 気分・気持ちの変わりやすいこと・さま。そのような性質・気質。むらぎ。caprice
- むら‐ぎえ【▼斑消え】
- ふぞろいに消えること。〈用例〉雪の〜。
- むらぎも‐の【群肝の】
- [枕ことば]《「むらぎも」は五臓六腑(ごぞうろっぷ)のこと。心は内臓の働きによるものと考えられていたことから》「心」にかかる。むらきもの。〈用例〉〜情(こころ)くだけてかくばかりあが恋ふらくを知らずかあるらむ(万葉・4・720)。
- むら‐くも【群雲・▼叢雲】
- ひとかたまりになった状態の雲。にわかにむらがり立つ雲。gathering clouds〈用例〉月に〜。
- *むらさき【紫】
- ①ムラサキ科の多年草。高さ30〜70cmで山野にはえる。全体に粗毛があり、根は太い。白色の小花をつける。根は紫根といい、紫色の染料や薬用。ネムラサキ。ムラサキソウ。
- ②①の根で染めた色の名。赤と青の中間の色。purple; violet
- ③→しょうゆ。
- 紫の朱を奪う(むらさきのあけをうばう)
- 《『論語』「陽貨」にあることば。中間色の紫が正色の朱よりも人に喜ばれる意》邪悪で口だけがうまい者が重用され、正しい者が遠ざけられる。
- 紫の縁(むらさきのゆかり)
- 《「紫の一本(ひともと)ゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る(古今・雑上)」による》1つの関係から情愛が他におよぶたとえ。草のゆかり。
- むらさき‐いがい【紫▼貽貝・▽淡▽菜貝】
- 殻(から)が紫がかったイガイ科の海産ニマイガイ。殻長約9cm、殻高約5cm。内湾の岩礁やいかだなどに付着し、カキや真珠の養殖の害になるが、ムールガイとよばれ食用にもなる。ヨーロッパ原産だが、日本全土のほか世界各地に分布。blue mussel
- むらさき‐うに【紫▽海▽胆】
- 潮間帯付近の岩礁に多いナガウニ科のウニ。殻表に濃紫色のとげを密生し、殻径約5cm。卵巣は雲丹(うに)として食用。日本固有種で北海道南部以南に分布。
- むらさき‐うまごやし【紫馬肥】
- マメ科の多年草。高さは約1mにもなる。葉は3出の複葉。夏に、淡紫色の蝶形(ちょうけい)花が咲く。牧草用に栽培。アルファルファ。中央アジア原産。alfalfa
- むらさき‐おもと【紫▽万▽年▽青】
- ツユクサ科の常緑多年草。高さ約30cm。葉はオモトに似るが、表は暗緑色、裏は暗紫色。夏に、小白花が咲く。観葉植物として栽培。メキシコ原産。
- むらさき‐かたばみ【紫▽酢▼漿▽草】
- カタバミ科の多年草。高さ約15cm。地上茎はなく、葉は根生で長柄の3出複葉。夏に、淡紅紫色の五弁花が咲く。江戸時代に渡来し、野生化した。南アメリカ原産。キキョウカタバミ。
- むらさき‐キャベツ【紫キャベツ】
- 表皮が赤紫色をしたキャベツの一品種。サラダの彩りに使われる。アカキャベツ。red cabbage
- むらさき‐けまん【紫華▼鬘】
- 低山の林縁などにはえるケシ科の二年草。全体に柔らかく無毛で高さ約30cm。葉は羽状に細裂。春に、茎の先に紅紫色の花を密生。マンダラソウ。ヤブケマン。
- むらさき‐さぎごけ【紫▼鷺▼苔】
- ゴマノハグサ科の多年草。田のあぜ道に多い。高さ10cm前後。地面をはうように枝を出し、夏に、白色または淡紫色の花が咲く。サギゴケ。
- むらさき‐しきぶ【紫式部】
- クマツヅラ科の落葉低木。高さ1〜3m。山野にはえる。葉は対生で楕円(だえん)形。初夏に、淡紫色の小花を葉腋(ようえき)に密生。果実は紫色に熟す。ミムラサキ。
- むらさき‐しきぶ【紫式部】
- (973ごろ-1014ごろ)平安中期の女流文学者・歌人。その著『源氏物語』は日本古典の最高峰。中古三十六歌仙の一人。藤原為時(ふじわらのためとき)の娘。本名未詳。藤原宣孝(のぶたか)と結婚し大弐三位(だいにのさんみ)賢子を生むが、夫と死別。のち一条天皇の中宮彰子(しょうし)に仕える。著書『紫式部日記』、家集『紫式部集』。
- むらさきしきぶにっき【紫式部日記】
- 一条天皇の中宮彰子(しょうし)に仕えた紫式部の宮仕え記録。寛弘(かんこう)5年(1008)から同7年(1010)にいたる。前半は敦成(あつひら)親王誕生前後の記録的部分が中心で、後半は随想的消息文に託した人生論や人物論を述べる。
- むらさき‐しじみ【紫▽小▽灰▼蝶】
- 秋によくみられるシジミチョウ科のチョウ。開張約4cm。紫色で外縁は黒い。幼虫の食草はアラカシ・ウラジロガシなど。関東以西の日本各地に分布。
- むらさき‐しめじ【紫占地】
- 担子菌類キシメジ科のキノコ。かさは径4〜8cm、全体が淡紫色。食用。
- むらさき‐ずいしょう【紫水晶】
- 紫色の水晶。2月の誕生石。アメシスト。amethyst
- むらさき‐だ・つ【紫立つ】(四自)
- 〈古語〉
- 紫がかる。〈用例〉〜・ちたる雲の細くたなびきたる(枕・春はあけぼの)。
- むらさき‐つばめ【紫▼燕▼蝶】
- シジミチョウ科のチョウ。開張約4.5cm。黒褐色で、前後の翅(はね)の基半部が紫色に輝く。食草はシリブカガシ・マテバシイ。近畿(きんき)以西の日本各地、台湾などに分布。
- むらさき‐つゆくさ【紫露草】
- ツユクサ科の多年草。高さ約50cm。葉は細長く先がとがる。5〜8月に、紫青色の一日花が茎頂に多数咲く。観賞用に栽培。北アメリカ原産。
- むらさき‐とびむし【紫跳虫】
- 赤紫色の原始的な微小昆虫。体長約1.2mm。翅(はね)はなく、よく跳ねる。じめじめした所を好み、雨後の水たまりなどに集まる。日本全土・中国に分布。
- むらさき‐の【紫の】
- [枕ことば]《ムラサキの根を染料にして染めた色の美しいことから》「匂(にほ)ふ・色・藤(ふぢ)」などにかかる。〈用例〉〜にほへる妹(いも)を憎(にく)くあらば人妻ゆゑにあれ恋ひめやも(万葉・1・21)。
- むらさき‐ほこりかび【紫▼埃▼黴】
- 変形菌類の一つ。腐朽した木や枯れ葉などの上に発生する。変形体は白色。胞子嚢(のう)は紫褐色の円柱形で、高さ約2cm。胞子は赤褐色または灰色で約10マイクロメートル。
- むらさき‐やしおつつじ【紫八▼汐▼躑▼躅】
- ツツジ科の落葉低木。亜高山帯にはえる。高さ1〜2m。葉は倒卵形で枝先に集まってつく。初夏に、枝先に数個の濃紅紫色の花が咲く。
- むら‐ざと【村里】
- 田舎で、人家の集まった所。village
- むら‐さめ【村雨・▼叢雨・群雨】
- 短時間に強く降る雨。強くなったり弱くなったりする。驟雨(しゅうう)。にわか雨。通り雨。
- むらじ【▽連】
- 古代の姓(かばね)の一つ。臣(おみ)と並ぶ有力な姓で、とくに大伴(おおとも)・物部(もののべ)からは大連が任ぜられ、大和(やまと)朝廷の中枢となった。八色(やくさ)の姓の制定後、大半は宿禰(すくね)に昇格し、連は第7位の姓となった。
- むら‐しぐれ【村時雨・群時雨】
- さっと降って過ぎる時雨。shower
- むら‐しばい【村芝居】
- ①田舎で興行する芝居。田舎芝居。
- ②村人たちのする芝居。
- むら・す【蒸らす】(五他)
- 炊きあがった飯などが、むれるようにする。steam
- むらた【村田】
- 〈町〉宮城県、仙台市の西に接する町。江戸時代はベニバナの集散地。東北自動車道が通り、工業化が進んでいる。人口1万3524(1994)。
- むら‐だか【村高】
- 近世における1村単位の公定総生産高。年貢(ねんぐ)・諸役を賦課するときの基準。検地により田畑を4等級(上・中・下・下々)に分類し、その反当たり収穫量を表示した石盛(こくもり)に耕地面積を乗じ、全村集計したもの。
- むらた‐きよこ【村田喜代子】
- (1945-)小説家。福岡県生まれ。花尾中卒。昭和62年(1987)『鍋(なべ)の中』で第97回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『水中の声』『春夜漂流』など。
- むらた‐じゅう【村田銃】
- 明治13年(1880)村田経芳(つねよし)が開発した国産小銃。歩兵(ほへい)用の単発銃で、陸軍最初の制式銃として採用された。
- むらた‐じゅこう【村田珠光】
- (1422-1502)室町時代の茶人。茶道の始祖。奈良、称名寺の僧であったが還俗(げんぞく)して一休禅師(いっきゅうぜんじ)に師事。禅の精神による侘茶(わびちゃ)の茶法を創始。
- むらたせいさくしょ【(株)村田製作所】
- 電気機器。電子機器部品メーカー。昭和25年(1950)設立。本社は京都府長岡京(ながおかきょう)市天神。
- むらた‐せいふう【村田清風】
- (1783-1855)幕末の長州(ちょうしゅう)藩士。藩政改革の指導者。財政の確立・兵制改革などを実施し、倒幕運動の基礎を築いた。
- むらた‐はるみ【村田春▽海】
- (1746-1811)江戸中期の国学者・歌人。通称平四郎。江戸の人。賀茂真淵(かものまぶち)に師事。加藤千蔭(かとうちかげ)と江戸派の中心となる。著書『和学大概』『歌がたり』、家集『琴後(ことじり)集』など。
- むらとり‐の【群鳥の】
- [枕ことば]「群れ・立つ」などにかかる。〈用例〉〜たちにし我名今更に事なしぶともしるしあらめや(古今・恋3)。
- むらの‐しろう【村野四郎】
- (1901-75)詩人。東京生まれ。慶大卒。存在の根源と詩的方法論を重視する詩風。詩集『体操詩集』『亡羊記』など。
- むらの‐とうご【村野▼藤▼吾】
- (1891-1984)建築家。佐賀県生まれ。早大卒。戦前から在野の建築家として活躍。代表作に日生日比谷(ひびや)ビルなど。昭和42年(1967)文化勲章受章。
- むら‐はずれ【村外れ】
- 村のはずれ。the outskirts of a village
- むら‐はちぶ【村八分】
- 《葬式と火事の二分を除くことからとも》
- ①江戸時代以降、規約違反の村民に対して行われた、私的制裁の一種。全村がその村民とのつきあいを絶った。
- ②《転じて》仲間はずれにすること。ostracism
- むら‐ばらい【村払い】
- 所払いの一つ。江戸時代、罪人をその村から追い出した刑。
- むら‐びと【村人】
- 村に住んでいる人。villager
- ムラビヨフ【Nikita Mikhailovich Murav'yov】
- (1796-1843)ロシアの軍人。デカブリストの一人。農奴制と専制政治に反対し、立憲君主制の憲法草案を書く。のちシベリア流刑中死亡。
- ムラビヨフ【Nikolay Nikolayevich Murav'yov】
- (1809-81)ロシアの政治家。極東経略を推進。1858年、清(しん)朝と愛琿(アイグン)条約を結んでアムール川以北を略取。60年北京(ペキン)条約により沿海州を獲得。
- ムラビンスキー【Evgeny Mravinsky】
- (1903-88)ソ連の代表的指揮者。雄大な演奏で自国作品にすぐれる。レニングラード‐フィル交響楽団常任指揮者。
- むらまさ【村正】
- (?-?)室町時代の伊勢国(いせのくに)桑名(くわな)の刀工。また、村正の作った刀。徳川家にきらわれ妖刀(ようとう)とされた。
- むらまつ【村松】
- 〈町〉新潟県中部、五泉(ごせん)市南隣の町。城下町として栄えた。産業は農林業・繊維工業。人口2万1878(1994)。
- むらまつ‐しょうふう【村松▼梢風】
- (1889-1961)小説家。本名義一。静岡県生まれ。慶大中退。考証的伝記を特色とする。作品『本朝画人伝』『近世名勝負物語』など。
- むらまつ‐ともみ【村松友▼視】
- (1940)小説家。東京生まれ。慶大卒。村松梢風(しょうふう)の孫。昭和57年(1982)『時代屋の女房』で第87回直木賞受賞。作品『泪橋(なみだばし)』『三五郎ララバイ』など。
- むら‐まつり【村祭(り)】
- 村の鎮守の社(やしろ)の祭り。village festival
- むら‐むら(副)
- 激しい感情、とくに怒りが高まるさま。furiously〈用例〉〜と怒りがこみあげてくる。
- むら‐やくば【村役場】
- 地方公共団体である村の、行政事務を行う役所。village office
- むらやま【村山】
- 〈市〉山形県中部、山形盆地北部の市。旧城下町の楯岡(たておか)を中心に発達。地方商業の中心で、農業・機業・木工業・食品加工業などもさかん。人口3万1351(1994)。
- むらやま‐かいた【村山▼槐多】
- (1896-1919)洋画家・詩人。横浜生まれ。強烈な自我を力強い素描力と深い陰影で表現。大正期デカダンスの画家。作品『バラと少女』、詩集『槐多の歌へる』など。
- むらやま‐とみいち【村山富市】
- (1924-)政治家。大分県生まれ。明大専門部卒。日本社会党の国会対策委員長などを歴任後、同党の委員長となる。平成6年(1994)6月、自民党・さきがけとの連立内閣の首相に就任。
- むらやま‐ともよし【村山▽知▽義】
- (1901-77)劇作家・演出家。東京生まれ。プロレタリア演劇運動に入り、指導的地位に立つ。戦前リアリズム演劇の確立に貢献。作品『暴力団記』など。
- むらやま‐りゅうへい【村山竜平】
- (1850-1933)新聞経営者。三重県生まれ。朝日新聞の創刊に参加、同社社長。報道第一主義をとり、朝日新聞を日本の代表的全国紙に育てた。
- むら‐よりあい【村寄合】
- 村人が村内の諸問題について協議・決議をする機関。正月や祭りなどの定期のものと臨時のもの、政治的な常会と宗教的な講などがあった。
- *む‐り【無理】(名・形動・サ変自)
- ①道理・理由がないこと・さま。unreasonable〈用例〉〜を通す。腹を立てるのも〜はない。
- ②押し切ってすること・さま。強引にすること・さま。compulsion〈用例〉〜心中。〜をして体をこわす。〜に押しかける。
- ③することが難しいこと・さま。できそうもないこと・さま。impossible〈用例〉〜な注文。その仕事は彼には〜だ。
- 無理が通れば道理が引っ込む(むりがとおればどうりがひっこむ)
- 無理が通用する社会では道理にかなったことは通用しない。Where might is master, justice is servant.
- 無理も無い(むりもない)
- 納得がいく。もっともだ。it's no wonder; right
- むり‐おうじょう【無理往生】(名・形動)
- 無理に押しつけて、従わせること・さま。
- むり‐おし【無理押し】(名・サ変自他)
- 無理をして行うこと。無理に押しきること。by force
- む‐りかい【無理解】(名・形動)
- 理解がないこと・さま。察しが悪いこと・さま。思いやりがないこと・さま。lack of understanding〈用例〉〜な教師。
- むり‐からぬ【無理からぬ】(連体)
- 無理でない。もっともな。reasonable; right〈用例〉〜要求。〈参考〉「よからぬ」などから類推してできた語。
- むり‐かんすう【無理関数】
- 変数を無理式の形で含む関数。irrational function
- むり‐さんだん【無理算段】(名・サ変他)
- 無理をして計画すること。しいて融通をつけること。scrape together〈用例〉資金調達に〜する。
- む‐りし【無利子】
- 利子がつかないこと。無利息。no interest
- むり‐じい【無理強い】(名・サ変他)
- できないことを、また、嫌だというのを無理にやらせること。force
- むり‐しき【無理式】
- 代数式で、文字変数が根号(こんごう)の中に入った形のもの。irrational expression〈対義〉有理式。
- むり‐しんじゅう【無理心中】
- 死ぬ気のない相手を、無理に道づれにしてする心中。forced double suicide
- むり‐すう【無理数】
- 分数の形で表せない実数。たとえば2や35および円周率πなど。irrational number〈対義〉有理数。
- む‐りそく【無利息】
- →無利子。no interest
- ムリダンガ【mṛdaṅga(梵)】
-
- インドの打楽器。おもに南インドで、古典音楽に使用。ビヤだる形の両面太鼓で、締め太鼓風に革ひもで両面の革を引っ張り、支柱を使って張り具合いを調節する。膝の上に横たえて演奏。
- むり‐なんだい【無理難題】
- 無法な言いがかり。できかねる要求。completely unreasonable demand〈用例〉〜をふっかける。
- むり‐ほうていしき【無理方程式】
- 未知数を無理式のかたちで含む方程式。irrational equation
- むり‐むたい【無理無体】(名・形動)
- しいてすること・さま。
- むり‐やり【無理▽遣り・無理矢理】(副)
- 《「矢理」は当て字》無理に行うさま。しいてするさま。by force〈用例〉〜勉強させる。
- む‐りょ【無慮】(副)
- 《数が多いとき、おおまかに言う語》およそ。ざっと。about〈用例〉〜数万。
- む‐りょう【無料】
- 料金のいらないこと。ただ。for nothing; free〈対義〉有料。〈用例〉入場〜。〜奉仕。
- む‐りょう【無量】
- はかり知れないほど多いこと。〈用例〉感慨〜。
- むりょうぎ‐きょう【無量義経】
- 法華(ほっけ)三部経の一つ。『法華経(ほけきょう)』の序説にあたるものとされる。
- むりょうじゅ‐きょう【無量寿経】
- 浄土三部経の一つ。康僧鐙(こうそうがい)の訳。2巻。無量寿仏(阿弥陀仏(あみだぶつ))の四十八願の成就(じょうじゅ)と、衆生(しゅじょう)が念仏で極楽浄土に往生する因果を説いた経。大無量寿経。大経。
- む‐りょく【無力】(名・形動)
- 力・勢力・資力がないこと・さま。powerless〈対義〉有力。〈派生〉むりょくさ(名)
- ムリリョ【Bartolomé Esteban Murillo】
- (1618-82)スペインの画家。暖かみのある色調で聖母子像や子供たちを描く。作品『さいころ』『無原罪のお宿り』など。
- むりん‐せんざい【無▼燐洗剤】
- 燐分を含まない衣料用の合成洗剤。燐による水質汚染をなくすため、昭和55年(1980)から販売されている。