- む‐るい【無類】(名・形動)
- 比べもののないこと・さま。無比。matchless〈用例〉珍〜。〜の好人物。
- ムルシア【Murcia】
- スペイン南東部、セグーラ川沿いの商工業都市。同名州の州都。14世紀創建のゴシック式大聖堂は有名。人口31.9万(1991)。
- ムルタン【Multan】
- パキスタン中部、パンジャブ地方南部の商工業都市。同地方の工業・商業・交通の中心地。人口73.0万(1981)。
- ムルナウ【Friedrich Murnau】
- (1889-1931)ドイツの映画監督。作品『最後の人』『サンライズ』など。
- ムルマンスク【Murmansk】
- ロシア北西端、コラ半島基部の不凍港湾都市。バレンツ海に臨む北洋漁業基地。海軍基地もある。人口46.8万(1992)。
- ムルロア‐かんしょう【ムルロア環礁】
- 南太平洋のタヒチ島の東南にある珊瑚(さんご)礁。フランス政府が1966年以来核実験を行っている。Atoll de Mururoa
- むれ【群れ】
- ①多くのものが集まった状態。また、その集団。一般には無秩序。一時的な集団もある。herd; school; flock; group〈用例〉羊の〜。〜をなす。
- ②同類の集まり。仲間。companion; same kind
- むれ【▼牟▽礼】
- 〈町〉香川県北東部、志度(しど)湾に臨む町。高松市の北東に接する同市のベッドタウンで、農業、石材業、窯業(ようぎょう)、養殖漁業も行う。札所(ふだしょ)の八栗(やくり)寺のある五剣(ごけん)山は観光地。人口1万7977(1994)。
- むれ【▼牟▽礼】
- 〈村〉長野県北東部、長野市の北に接する村。稲作、果樹・野菜栽培を行い、宅地化も著しい。人口7469(1994)。
- むれ‐あそ・ぶ【群れ遊ぶ】(五自)
- むらがって遊ぶ。集まって遊ぶ。play in a group
- むれ‐すずめ【群▼雀】
- マメ科の落葉低木。高さ約1.5m。たてに稜(りょう)線が走る小枝がよく分岐する。葉は4個の偶数羽状複葉。5月に、葉腋(ようえき)に1個の黄色い蝶形(ちょうけい)の花が垂れ下がる。庭植え・いけばな用。中国原産。
- むれ‐だ・つ【群れ立つ】(五自)
- ①むらがって立つ。
- ②群れになって飛んで行く。fly away in a group
- むれ‐つど・う【群れ集う】(五自)
- むらがり集まる。crowd together〈用例〉〜人々。
- む・れる【群れる】(下一自)
- 1か所に集まる。むらがる。crowd〈用例〉鳥が〜・れて飛ぶ。
- む・れる【蒸れる】(下一自)
- ①熱気がこもる。蒸し暑く感じる。be muggy〈用例〉足が〜。
- ②湯気が通って、やわらかくなる。be steamed〈用例〉ごはんが〜。
- むろ【▼榁】13画
- 部首 木きへん 和製漢字
- 区点 6035・JIS 5C43・シフト 9EC1
- ネズの古名。ヒノキ科の常緑針葉高木。むろのき。
- むろ【室】
- ①物の保存などを目的に、外気に触れないように造った、特別の部屋。cellar〈用例〉氷(ひ)〜。
- ②こもり住む所。とくに、僧の家。僧房。
- ③山腹などに掘った岩屋。〈用例〉石〜。cave
- ④古代の、家の奥に設け、土で塗りこめた寝室。
- む‐ろ【無▽漏】
- 《仏教語》苦悩や迷いを離れた清らかな境地。煩悩(ぼんのう)のない清浄の境界。〈対義〉有漏(うろ)。
- むろ‐あじ【室▼鯵】
- アジ科の海水魚のうち背びれと臀(しり)びれの後方に、それぞれ1個の離れびれをもつ数種のものの総称。全長約40cm。背面は暗青色、腹面は銀白色。食用で、くさやにも加工。本州中部以南に分布。アカゼ。scad
- むろい‐みつひろ【室井▽光広】
- (1955-)小説家。福島県生まれ。慶大卒。平成6年(1994)『おどるでく』で第111回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『零の力』など。
- むろう【室▽生】
- 〈村〉奈良県北東部の村。農林業が主で、茶を産する。史跡や文化財が多く、室生寺で知られる。人口7107(1994)。
- むろうあかめあおやま‐こくていこうえん【室▽生赤目青山国定公園】
- 三重・奈良両県にまたがる東海自然歩道沿線の国定公園。室生火山群と青山高原、高見山地域を含み、香落渓(こおちだに)・赤目四十八滝などの景勝地や室生寺がある。昭和45年(1970)指定。
- むろう‐さいせい【室▽生▼犀星】
- (1889-1962)詩人・小説家。本名は照道。石川県生まれ。金沢長町高小中退。叙情詩人として出発、のち庶民の生活感情を反映した詩情豊かな小説を書く。昭和34年(1959)『かげろふの日記遺文』で第12回野間文芸賞受賞。詩集『愛の詩集』『抒情(じょじょう)小曲集』、小説『性に眼覚(めざ)める頃(ころ)』『杏(あんず)っ子』など。
- むろう‐じ【室▽生寺】
- 奈良県宇陀(うだ)郡室生村にある真言宗室生寺派の大本山。役行者(えんのぎょうじゃ)の開創、空海の再興とされるが、宝亀(ほうき)年間(770〜780)賢よう(けんよう)の創建ともいわれる。女性の参拝を許したため、女人(にょにん)禁制の高野(こうや)山に対して、女人高野とよばれた。
- ムロージェク【Sławomir Mrozek】
- (1930-)ポーランドの小説家。グロテスクと風刺が特徴。短編集『象』、戯曲『タンゴ』など。
- むろ‐きゅうそう【室▼鳩巣】
- (1658-1734)江戸中期の儒者。名は直清。江戸の人。木下順庵(きのしたじゅんあん)の門下で、加賀(かが)藩の儒官を経て8代将軍徳川吉宗(とくがわよしむね)の侍講(じこう)。著書『六諭衍義(りくゆえんぎ)大意』『駿台(すんだい)雑話』など。
- む‐ろく【無▼禄】
- 知行(ちぎょう)・扶持(ふち)がないこと。
- むろ‐ざき【室咲き】
- 室や温室で花を咲かせること。
- むろつ【室津】
- 山口県南東部、上関(かみのせき)町にある漁港。中世・近世、西瀬戸内の要港として栄え、明治以降多くの海外移民を出した。
- むろと【室戸】
- 〈市〉高知県南東部、太平洋に臨む市。マグロ・カツオなどの遠洋漁業基地。ビニールハウスによる野菜栽培もさかん。景勝の室戸岬(ざき)がある。人口2万3343(1994)。
- むろとあなんかいがん‐こくていこうえん【室戸▼阿南海岸国定公園】
- 高知県の羽根崎から室戸岬を経て徳島県阿南市にいたる沿岸の国定公園。隆起・沈降海岸、海食崖(がい)などの海岸景観と、暖帯性・亜熱帯性植物景観が特色。昭和39年(1964)指定。
- むろと‐ざき【室戸▽岬】
- 高知県南東端、土佐(とさ)湾に突き出した岬。海岸段丘が発達し奇岩が多い。室戸阿南海岸国定公園の一部で、亜熱帯植物の自生地。むろとみさき。
- むろと‐たいふう【室戸台風】
- 昭和9年(1934)9月、西日本に大被害をもたらした大型台風。死者・不明者3000名余。
- むろね【室根】
- 〈村〉岩手県南部、宮城県気仙沼(けせんぬま)市と接する村。稲作などの農業が主。北部の室根山(895m)一帯は国民休養村となっており、スキー場・ツツジの群生地などがある。人口6828(1994)。
- むろまち【室町】
- 京都市中央部、烏丸(からすま)通りの西側を南北に走る通りとその周辺地区。全国有数の繊維問屋街。平安京の東洞院(ひがしのとういん)大路と西洞院大路との間の室町小路にあたり、足利(あしかが)氏の幕府がおかれたところ。
- むろまち‐じだい【室町時代】
- 足利(あしかが)氏が京都室町に幕府を開いた時代。建武(けんむ)3年(1336)の建武式目(しきもく)の制定または暦応(りゃくおう)元年(1338)の足利尊氏(たかうじ)の征夷(せいい)大将軍就任から、天正(てんしょう)元年(1573)足利義昭(よしあき)が織田信長(おだのぶなが)に京都を追われるまでの約240年間をさす。南北朝時代を含まない説、応仁(おうにん)の乱以降を戦国時代として区別する説もある。足利時代。
- むろまちじだい‐びじゅつ【室町時代美術】
- 禅宗を背景にして、中国の宋元(そうげん)の美術が強い影響を及ぼし、精神主義的な様相を示す一方、新興庶民の生活感情が反映した明快・率直な美が生まれ、近世への橋渡しとなった。住宅建築に書院造りが発生し、禅宗寺院を中心に庭園が発達。彫刻では仏像は衰退するが、肖像や能面にすぐれた作品を生み出した。絵画では宋元画の影響をうけた水墨画が流行、大和絵はしだいに衰微する。工芸は明(みん)代の工芸品に影響をうけた。
- むろまち‐ばくふ【室町幕府】
- 建武(けんむ)3年(1336)足利尊氏(あしかがたかうじ)が京都に樹立した武家政権。有力守護大名の連合政権的性格が強く、応仁(おうにん)の乱以後著しく弱体化。天正(てんしょう)元年(1573)15代将軍義昭(よしあき)が織田信長(おだのぶなが)に追放されて滅亡。足利幕府。
- →表(歴代将軍)
- むろまち‐ぶんか【室町文化】
- 室町時代、14世紀後半から15世紀後半に栄えた文化。3代将軍足利義満(あしかがよしみつ)による北山(きたやま)文化と、8代将軍義政(よしまさ)による東山(ひがしやま)文化の2つに大別。貴族・武家文化、中国文化、五山(ござん)文化、庶民文化などが融合した折衷(せっちゅう)・複合の文化。
- むろらん【室▼蘭】
- 〈市〉北海道南西部、内浦(うちうら)湾に臨む市。明治以来、石狩炭田の積み出し港として発展。鉄鋼・石油・造船などを中心とする工業・港湾都市。室蘭港は特定重要港湾・国際貿易港に指定。人口11万2443(1994)。
- むろらん‐こうぎょうだいがく【室▼蘭工業大学】
- 国立大学。明治30年(1897)創立の札幌(さっぽろ)農学校土木工学科を前身とし、昭和24年(1949)より現制。所在地は北海道室蘭市水元町。
- むろらん‐ほんせん【室▼蘭本線】
- JR北海道の鉄道幹線の一つ。長万部(おしゃまんべ)と岩見沢(いわみざわ)を結ぶ211.0kmと、東室蘭と室蘭を結ぶ8.1km。昭和3年(1928)開通。
- む‐ろん【無論】(副)
- 言うまでもなく。論ずるまでもなく。もちろん。当然。of course〈用例〉〜そんなことはありえない。
- ムンク【Edvard Munch】
- (1863-1944)ノルウェーの画家・版画家。愛と死・不安などの主題を幻想的に表現し、表現主義に大きな影響を与えた。作品『病める少女』『叫び』など。
- ムンク【Kaj Munk】
- (1896-1944)デンマークの劇作家・牧師。戯曲『カント』『勝利』など。
- むんず‐と(副)
- 強くつかむさま。むずと。〈用例〉〜腕をつかむ。
- ムンダ‐ぞく【ムンダ族】
- 中部・東部インドに古くから住む民族。アウストロアジア語属に属するムンダ系諸語を用いる人々の総称で、狭義にはビハール州の一部に住む人々をさす。稲作に従事。Munda people
- むん‐むん(副・サ変自)
- 暑気・熱気・においなどが立ちこめるさま。むれるさま。stuffy〈用例〉人いきれで〜する。