モーション【motion】
①運動。
②動作。身ぶり。
③活動。行動。
モーションを起こす(モーションをおこす)
①動作を始める。
②野球で、投手が投球動作に入る。wind up
モーションを掛ける(モーションをかける)
①働きかける。appeal to
②色目をつかう。make eyes
モーション‐ピクチャー【motion picture】
映画。ムービー。
モース【Edward Sylvester Morse】
(1838-1925)アメリカの生物学者・日本研究家。明治10年(1877)来日。ダーウィンの進化論を日本に紹介し、その普及に努めた。大森貝塚を発掘し、日本の近代考古学・人類学の基礎をつくる。著書『日本、その日その日』『大森介墟古物編』。
モース【Friedrich Mohs】
(1773-1839)ドイツの鉱物学者。グラーツ大学、ついでフライブルク大学教授。「モースの硬度計」の考案者。
モース【Samuel F.B.Morse】
(1791-1872)アメリカの画家・発明家。電磁石を応用した電信機を発明してモールス符号を考案した。モールス。
モース‐の‐こうどけい【モースの硬度計】
鉱物の硬度を知るためにドイツの鉱物学者モースによって定められた10種類の鉱物。軟らかいものから硬いものの順で、滑石(かっせき)1、石膏(せっこう)2、方解石3、蛍石4、燐(りん)灰石5、正長石6、石英7、黄玉(おうぎょく)8、鋼玉(こうぎょく)9、ダイヤモンド10とする。これで順次引っかき、硬度未知の鉱物の硬さを知る。Mohs' scale of hardness
モーズリー【Henry Gwyn-Jeffreys Moseley】
(1887-1915)イギリスの物理学者。いろいろの元素の固有X線の波長を測定、比較して「モーズリーの法則」を発見した。第1次大戦で戦死。
モーズリー‐の‐ほうそく【モーズリーの法則】
原子から放射される、元素に固有のX線の振動数が近似的に原子番号の2乗に比例するという法則。原子番号の決定に役立つ。Moseley's law
モーセ【Mōšeh(ヘブライ)
イスラエル民族の最大の指導者。紀元前13世紀ごろ、神の啓示をうけて同胞の出エジプトを指導する。シナイ山で神と契約を結び、民に十戒をあたえた。モーゼ。Moses
モーセ‐ごしょ【モーセ五書】
旧約聖書巻頭の5つの書の総称。『創世記』『出エジプト記』『レビ記』『民数記』『申命記』の5書。ユダヤ教では律法(トーラー)という。Pentateuch
モーセとアロン
《原題Moses und Aaron(ドイツ)》シェーンベルク作曲・台本のオペラ。2幕。1957年初演。十二音技法を駆使し『旧約聖書』に取材した宗教的性格劇。
モーゼル‐がわ【モーゼル川】
(La Moselle)ライン川の支流。フランス北東部ボージュ山脈からドイツを経てライン川に合流。長さ545km。
モーゼル‐れんぱつじゅう【モーゼル連発銃】
ドイツ人モーゼルの発明した後装連発銃。旧日本陸軍の三八式歩兵銃はじめ各国の軍用銃のモデルとなった。Mauser rifle
モーター【motor】
原動機の総称。電動機をさす場合が多い。モートル。〈数え方〉1基。
モーター‐カー【motor car】
原動機を装備した車両。自動車。
モーターサイクル【motorcycle】
原動機をつけた二輪車。
モーター‐スポーツ
《和製語》自動車・オートバイ・モーターボートなど、モーターで動く乗り物で行う競技の総称。スピード・耐久力・運転技術などを競う。motor race
モーターバイク【motorbike】
小型のガソリンエンジンつき自転車。総排気量50cc以下の小型オートバイ。バイク。
モーター‐プール【motor pool】
自動車置き場。駐車場。
モーターボート【motorboat】
内燃機関の動力で推進する小型船の総称。
モーターボート‐レース【motorboat race】
モーター付きのボートで、その速さを競う競技。外洋長距離レース、直線距離で加速を競うドラッグレース、一定距離の浮標間を往復するスピードレースなどがある。
モータリゼーション【motorization】
自動車が生活の中に広く浸透する現象。自動車の大衆化。
モーツァルト【Wolfgang Amadeus Mozart】
(1756-91)オーストリアの作曲家。古典的形式を整備し新しい器楽形式を確立、ハイドンとともに古典派音楽の完成者といわれる。幼くしてまれな楽才を発揮、多くの個性的な名作を作った。オペラ『フィガロの結婚』『ドン=ジョバンニ』『魔笛』、交響曲・協奏曲・室内楽曲、教会音楽『レクイエム』など。
モーテル【motel】
《motoristとhotelからの合成語》自動車旅行者のための安価で簡便な宿泊施設。また、乗車したまま入館できる連れ込み宿。モテル。
モード【mode】
①様式。型式。
②流行。流行の型。〈用例〉トップ〜。
③音楽で、→旋法(せんぽう)
④統計で、母集団のなかにもっとも多く生じる数値。最頻(さいひん)値。並数(なみすう)
モートル【motor(オランダ)
→モーター
モートン【Jelly-Roll Morton】
(1885-1941)アメリカのジャズ‐ピアニスト・作曲家。初期のニューオーリンズ‐ジャズに活躍。
モーニエ【Thierry Maulnier】
(1909-)フランスの批評家・劇作家。評論『ラシーヌ論』、戯曲『涜神(とくしん)の人』など。
モーニング【morning】
①朝。午前。
②「→モーニングコート」の略。
モーニング‐コート【morning coat】
昼間に着用する男子の正式礼服。前裾(すそ)をそぎとった形の長上着もチョッキも黒のドスキン。ズボンは黒とグレーの縞(しま)。モーニング。
モーニング‐コール【morning call】
ホテルなどで、朝、客が指定した時刻に起こしてくれるサービス。電話によることが多い。
モーパッサン【Guy de Maupassant】
(1850-93)フランスの小説家。ペシミストの目で人間の愚劣と迷妄を描いた自然主義作家で、簡明的確な筆致と構成に長じた短編の名手。長編『女の一生』『ベラミ』『ピエールとジャン』、短編『脂肪の塊』など。
モービル【mobile】
《接頭的》可動性の、の意。モビール。モビル。
モービル【Mobil Corp.】
アメリカの国際石油資本。アメリカの石油会社でメジャーの一つであるモービルオイルの持株会社。1882年設立。本社はニューヨーク。
モービル‐ハウス【mobile house】
→モービルホーム
モービル‐ホーム【mobile home】
トレーラー式の移動住宅。専用の場所で車をはずして基礎を固定し、配管などを接続して住宅を作る。モービルハウス。
モーム【William Somerset Maugham】
(1874-1965)イギリスの小説家・劇作家。平明で物語性に富む作品を書いた。長編『人間の絆(きずな)』『月と六ペンス』、短編『雨』『赤毛』、戯曲『ひとめぐり』『フレデリック夫人』、評論『要約すると』など。
モーメント【moment】
=モメント。
①瞬間。
②時機。きっかけ。
③哲学で、→契機(けいき)
④物理で、ある点Aの基準点Oからの距離(位置ベクトル)と、点Aに作用する力などのベクトル量との積をOの回りのモーメントという。力のモーメントや運動量のモーメントなど。原点の回りの回転運動の説明などに使われる。
モーラ【mora】
音韻の基本的な単位。等拍のリズムの最小単位で、日本語の仮名(かな)1字・拗音(ようおん)・促音・長音がほぼ1モーラに当たる。音節とは必ずしも一致せず、たとえば「本(ほん)」は1音節であるが、2モーラになる。拍(はく)
モーラス【Charles Maurras】
(1868-1952)フランスの思想家・詩人。精神の回復と君主制への復帰を説いた右翼の理論的指導者。対独協力のため終身禁錮。評論集『アンティネア』『知性の未来』など。
モーラル【moral】
→モラル
モーラン【Paul Morand】
(1888-1976)フランスの小説家。1920年代モダニズム文学の代表的作家。作品『夜ひらく』『夜閉ざす』など。
モーリ【Christopher Darlington Morley】
(1890-1957)アメリカの小説家・ジャーナリスト。小説『巡回図書館』『キティ=フォイル』など。
モーリア【Paul Mauriat】
(1925-)フランスの楽団指揮者・作曲家・編曲者。『恋は水色』のヒットで世界的に知られる。
モーリー【Edward Williams Morley】
(1838-1923)アメリカの物理学者・化学者。ウェスタンリザーブ大教授。大気中の酸素量、酸素の原子量、気体の熱膨張などを研究。
モーリシャス【Mauritius】
(Republic of Mauritius)マダガスカル島東方、インド洋上の島国。首都ポートルイス。1968年イギリスから独立。火山島で、サトウキビ・茶・タバコを栽培。面積2040km2。人口110.3万(1993)。正称モーリシャス共和国。
モーリタニア【Mauritania】
(Islamic Republic of Mauritania)アフリカ西端、大西洋に臨む回教共和国。首都ヌアクショット。1960年フランスから独立。北東部の大部分はサハラ砂漠でオアシスが散在。鉄鉱石などの鉱物資源と、牧畜や漁業が中心。面積102.6万km2。人口217.1万(1993)。正称モーリタニア‐イスラム共和国。
モーリツ【Móricz Zsigmond】
(1879-1942)ハンガリーの小説家。同国のリアリズム文学を確立。長編『泥金』『神の背のうしろ』など。
モーリッツ【Moritz】
(1521-53)ドイツのザクセン公(在位(1541-53))。神聖ローマ皇帝カール5世から選帝侯位を得るが、1552年新教派諸侯側につき皇帝と戦い、カトリック強制政策を撤回させる。
モーリヤック【Claude Mauriac】
(1914-)フランスの小説家・評論家。フランソワ=モーリヤックの子。作品『あらゆる女は妖婦(ようふ)である』『忘却』など。
モーリヤック【François Mauriac】
(1885-1970)フランスのカトリック小説家。救いのない人間の心の葛藤(かっとう)を描き続けた。1952年ノーベル文学賞受賞。小説『愛の砂漠』『テレーズ=デスケイルー』『蝮(まむし)のからみあい』、戯曲『アスモデ』など。
モール【mall】
木陰が多く、自動車に妨げられることなく、買い物や散歩のできる市街地内の遊歩道。また、それに面した商店街。
モール【maul】
ラグビーで、ボールを持った選手の周囲に、両チームのプレーヤーが立ったまま密集する状態。〈比較〉ラック。
モール【mogol(スペイン)・莫臥児・莫臥爾】
①《インドのムガール帝国時代にさかんに作られたもので、そのなまりから》女性の帯地などに用いられる、緞子(どんす)に似た絹織物。横糸が金糸のものを金モール、銀糸のものを銀モールという。モール織り。braid
②金糸・銀糸・色糸などをより合わせた飾り糸。braid
モール【Hugo von Mohl】
(1805-72)ドイツの植物学者。細胞学の基礎を確立。プロトプラズマの造語者。
モールス【Samuel F.B.Morse】
→モース
モールス‐ふごう【モールス符号】
短点とその3倍の長さの長点との組み合わせで文字・記号を表す電信符号。アメリカの発明家サムエル=モースが考案。トンツー。Morse code
モールトン【Richard Green Moulton】
(1849-1924)イギリスの文芸批評家。著書『世界文学』『文学の近代的研究』など。
モールメーン【Moulmein】
ミャンマー中東部、サルウィン川河口にある河港都市。米・木材などの集散・積み出し港。精米・製材業などが発達。人口22.0万(1983)。
モーロワ【André Maurois】
(1885-1967)フランスの小説家。正確な資料を駆使した伝記文学で名高い。伝記『ジョルジュ=サンドの生涯』、通史『イギリス史』『フランス史』、心理小説『愛の風土』など。
モカ【mocha】
アラビア半島のモカ港から輸出されるコーヒー。イエメン産。強い酸味と芳醇(ほうじゅん)な香りがある。
モ‐ガ
《和製語》→モダンガール
も‐が(終助)
〈古語〉
《係助詞「も」に終助詞「が」の付いたもの。体言、形容詞の連用形に付く》願望を表す。…でありたいなあ。〈比較〉もがな・もがも・もがもな。〈用例〉あしひきの山はなく〜月見れば同じき里を心隔てつ(万葉・18・4076)。
もが・く【藻掻く】(五自)
①もだえ苦しんで、手足を動かす。あがく。struggle; writhe〈用例〉水の中で〜。
②何とかしようとしていらだつ。あせる。じれる。be impatient〈用例〉いまさら〜・いてもどうにもならない。
も‐がさ【瘡】
→トウソウ。天然痘(てんねんとう)
モカシン【moccasin】
足の底から1枚革で包み込んで、甲にU字形の革をつけた靴。
モガディシュ【Mogadiscio】
アフリカ東部、ソマリアの首都。インド洋に臨む港湾都市。製粉など農産物加工を主産業とする。人口100万(1987)。
もが‐な(終助)
〈古語〉
《終助詞「もが」に終助詞「な」の付いたもの。体言、形容詞、打ち消し・断定の助動詞の連用形、副詞に付く》願望を表す。…てほしい。…たいなあ。〈用例〉世の中にさらぬ別れのなく〜(伊勢・84)。
もがみ【最上】
〈町〉山形県北東部、秋田・宮城県境の町。小国(おぐに)川上流域の農業の町で、瀬見(せみ)・赤倉温泉やスキー場で知られる。人口1万2522(1994)。
もがみ‐がわ【最上川】
山形県中部を流れる川。長さ229km。山形・福島県境の吾妻(あずま)山に発し、米沢(よねざわ)・山形・新庄(しんじょう)盆地と庄内(しょうない)平野を貫流し、酒田(さかた)市で日本海に注ぐ。日本有数の急流といわれ、碁点(ごてん)・三河瀬(みかのせ)・隼(はやぶさ)の三難所がある。古くは舟運で栄えた。
もがみがわ‐ふなうた【最上川舟唄】
山形県の民謡。最上川の船頭が下り舟で歌う『酒田追分(さかたおいわけ)』と上り舟の掛け声を組み合わせたもの。
もがみ‐とくない【最上徳内】
(1755-1836)北方探検家。出羽(でわ)の人。農家に生まれたが、本多利明(ほんだとしあき)に師事し天文・和算・測量術を学ぶ。天明(てんめい)5年(1785)以降、幕府の蝦夷(えぞ)地調査に従事。その足跡は南千島・サハリン(樺太(からふと))・択捉(えとろふ)島に及んだ。アイヌ語に精通し、アイヌ文化全般を記述した『蝦夷草紙』を著す。後年、シーボルトに蝦夷地の地図などを贈る。
もが‐も(終助)
〈古語〉
《終助詞「もが」に終助詞「も」の付いたもの》願望を表す。…があるといいものを。〈用例〉焼きほろぼさむ天(あめ)の火〜(万葉・15・3724)。
もが‐もが(副・サ変自)
→もぐもぐ
もがも‐な(連語)
〈古語〉
《終助詞「もがも」に終助詞「な」の付いたもの》願望の意を表す。…であったらなあ。もがな。〈用例〉み空行く雲に〜今日行きて(万葉・14・3510)。
もがり【落】
①戦時の陣取りにさいして、先をとがらせた竹を組み合わせて作った防御用の柵(さく)
②枝のついた竹などを立て並べ、物を干すのに用いるもの。
もがり【殯】
《「喪(も)あがり」の意という》→あらき(荒城)
もがり‐ぶえ【落笛】
冬の強い季節風が柵(さく)や竹垣に吹きつけて発する笛のような音。
も‐ぎ【裳着】
平安時代、貴族の女子が成人したしるしとして行う儀式。男子の元服にあたり、12〜13歳のころ結婚前に、髪上げの儀式と同時に行った。
も‐ぎ【模擬・摸擬】
まねること。似せること。imitation
もぎ‐しけん【模擬試験】
入学試験・採用試験などの実際の形に則して行う試験。模試。trial examination〈対義〉本試験。
もぎ‐てん【模擬店】
園遊会や学園祭などで、実物の店をまねて設ける臨時の飲食所。refreshment booth
もぎ‐どう【没義道】(名・形動)
人としての道に背くこと・さま。むごいこと・さま。無法。非道。brutality; inhumanity〈用例〉〜な仕打ち。
もぎ‐と・る【もぎ取る】(五他)
①もいで取る。pluck off〈用例〉リンゴを〜。
②しゃにむに取る。pluck off〈用例〉犯人からナイフを〜。
もぎり【もぎり】
《入場券の半分をもぎって取るところから》劇場・映画館などの改札係の俗称。ticket-collector
もぎ・る【もぎる】(五他)
ねじって切る。ちぎりとる。もぐ。tear off
モク【木】4画
部首 木 教育小1
区点 4458・JIS 4C5A・シフト 96D8
[音] ボク・モク
[訓] き・こ
→ 字形参照

①き。たちき。用材。きでつくったもの。〈対義〉草(そう)。「材木・樹木」「木工(もっこう・もく)・木質・木造・木炭・木版」
②五行(ごぎょう)の第1。
③七曜の一つ。木曜日のこと。
→ボク[木]
モク【目】5画
部首 目 教育小1
区点 4460・JIS 4C5C・シフト 96DA
[音] モク・ボク
[訓] め・ま
→ 字形参照

①め。まなこ。みる。〈比較〉眼(がん)。「耳目・注目」「目前・目測・目標・目礼」
②碁盤の目を数えるのに用いる語。〈用例〉(助数)3〜の勝ち。
③かなめ。大切な点。「眼目・要目」
④一つ一つのなまえ。見出し。「書目・品目・名目(めいもく・みょうもく)」「目録」
⑤分類の小分け。予算編成上は、項と節の間。生物では、綱と科の間。「科目・綱目・細目」
→ボク[目]
モク【沐】7画
部首 氺さんずい
区点 6184・JIS 5D74・シフト 9F94
[音] モク・ボク

あらう。頭・髪をあらう。「沐浴」
モク【苜】8画
部首 ⻌くさかんむり
区点 7192・JIS 677C・シフト E49C
[音] モク・ボク

「苜蓿(もくしゅく)」は、ウマゴヤシ。マメ科の二年草。
モク【黙】15画
部首 黒くろ 常用
区点 4459・JIS 4C5B・シフト 96D9
[音] モク・ボク
[訓] だま
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

だまる。もだす。何もいわない。口数がすくない。「暗黙・寡黙・沈黙」「黙想・黙読・黙認・黙秘・黙黙」
モク【默】16画→黙の旧字
くろ
区点 6452・JIS 6054・シフト E0D2
もく【杢】7画
部首 木 和製漢字
区点 4461・JIS 4C5D・シフト 96DB

→もく[木工・杢]
もく
《俗語。煙を雲に見立てた、その倒語》タバコ。その吸い殻。〈用例〉洋〜。
も‐く【木工・杢】
こだくみ。大工。
も・ぐ【もぐ】(五他)
無理にねじって取る。wrench off〈用例〉リンゴを〜。腕を〜・がれた人形。
もくあみ【木弥】
→元の木阿弥」の略。
もくあみ【黙弥】
→かわたけもくあみ(河竹黙阿弥)
もくあん【黙庵】
(?-?)鎌倉(かまくら)末期〜南北朝時代の禅僧画家。その道釈画は宋元(そうげん)画を消化し、牧谿(もっけい)の再来と評される。初期水墨画史上の重要画家。作品『四睡(しすい)図』など。
もく‐おん【黙音】
書き表されるが発音されない文字。また、その音。英語honestの[h]、columnの[n]など。mute
もく‐か【木化】
植物の細胞壁にリグニンがたまり、厚く強固になること。木質化。lignification
もく‐ガス【木ガス】
木材を乾留するとき得られる可燃性のガス。成分は一酸化炭素・炭化水素など。乾留の熱源に利用される。薪(まき)ガスと同義に使うこともある。wood gas
もく‐ぎょ【木魚】
木製の仏具。読経のときにたたく、魚のうろこの形を彫りつけたもの。〈用例〉〜をたたく。
もく‐ぐう【木偶】
木でつくった人形。でく。
もく‐げ【木槿】
→むくげ(木槿)
もく‐げい【目迎】(名・サ変他)
相手のほうに視線を向けてむかえること。〈対義〉目送。
もくげい‐もくそう【目迎目送】
前を通り過ぎる人を、通り過ぎるあいだじゅう注目して表す礼。
もく‐げき【目撃】(名・サ変他)
その場に居合わせて、実際に目で見ること。witness〈用例〉犯行を〜する。
もく‐げき【黙劇】
せりふなしで、身ぶり・表情によって演ずる劇。無言劇。パントマイム。pantomime〈対義〉せりふ劇。
もくげき‐しゃ【目撃者】
犯罪などの行われた現場を見た人。eyewitness
もくげん‐じ【木げん子】
ムクロジ科の落葉高木。高さ約10m。葉は奇数の羽状複葉。初夏に、4弁の黄色い花が多数咲く。種子は球形で黒く、数珠に使われる。中国中部から朝鮮半島に分布。モクレンジュ。センダンバノボダイジュ。
もくけんれん【目けん連】
《Maudgalyāyana(梵)の音写》釈迦(しゃか)の十大弟子の一人。神通第一と称された。餓鬼道に落ちて苦しむ母を救うため、僧を供養したのが盂蘭盆会(うらぼんえ)のおこりとする説もある。目連。目連尊者。
もく‐こう【木工】
→もっこう(木工)
もく‐こう【黙考】(名・サ変自)
→もっこう(黙考)
もぐさ【艾】
①ヨモギの葉を乾燥し、うすでついて葉裏の白い繊維を取り出したもの。灸(きゅう)に使われる。moxa
→ヨモギの異名。
③《「艾縞(もぐさじま)」の略》色の異なる縦糸と横糸を用いた織り模様。
も‐ぐさ【藻草】
→も(藻)
もく‐ざい【木材】
伐採した樹木を建築・製紙・合板など種々の用途に適するように加工したもの。材木。lumber
もくざい‐パルプ【木材パルプ】
木材から物理的・化学的方法で繊維を取りだしたもの。紙・人絹(じんけん)・セロハンなどの原料となる。パルプの90%以上は木材から得られている。wood pulp
もく‐さく【木柵】
木でつくった柵。
もく‐さく【木酢・木醋】
木材を乾留して得られる液体。防腐用塗料。木酢酸。
もく‐さつ【黙殺】(名・サ変他)
取り合わないこと。問題にしないこと。無視。ignore deliberately〈用例〉反対意見を〜する。
もく‐さん【目算】(名・サ変自他)
①見積もり。estimate
②もくろみ。予定。plan〈用例〉〜が立たない。〜がはずれる。
目算が無い(もくさんがない)
計画が整っていない。大まかな見当もついていない。当てがない。
もく‐し【黙止】(名・サ変他)
だまったままでいること。何も言わずに、捨ておくこと。keep quiet
もく‐し【黙示】
①《おおいを取り除くの意のapocalypsis(ラテン)に由来》キリスト教で、未来に関するできごとの啓示、とくに世の終わりのできごとの啓示。もくじ。apocalypse
②暗黙のうちに意志を示すこと。
もく‐し【黙思】(名・サ変自)
だまって考えこむこと。meditation
もく‐し【黙視】(名・サ変他)
だまって見ていること。pass over〈用例〉〜するに忍びない。
もく‐じ【目次】
①項目・箇条の順序。
②書物の内容の見出し。目録。contents
もく‐じき【木食】
肉類・穀類を食べず、木の実や草の根などを食べて修行すること・人。木食上人。
もくじき‐しょうにん【木食上人】
木食戒を受け火食肉食を避け、一切の世欲を断った僧。2人が有名。
①応其(おうご)(1536-1608)は高野山で出家。興山上人。京都大仏殿の造営に関与。
②明満(みょうまん)(1718-1810)は別名五行。1000体以上の仏像を各地で彫刻。作品『不動明王像』など。
もく‐しつ【木質】
①植物の組織で、細胞壁にリグニンがたまり、堅く丈夫になっている部分。xylem
②木の性質。quality of wood
③木材に似た性質。woody quality
もくしつ‐せんい【木質繊維】
→もくぶせんい(木部繊維)
もく‐じゅう【黙従】(名・サ変自)
何も言わずに従うこと。implicit obedience
もく‐しゅんぎく【木春菊】
→マーガレットの和名。
もく‐しょう【目睫】
目とまつげ。
目睫の間(もくしょうのかん)
すぐ目の前。ごく近い所。目前。before one's eyes〈用例〉〜に迫る。
もくしょう‐ぜん【黙照禅】
公案を用いず、もっぱら座禅(ざぜん)修行を行う禅風。一般に曹洞(そうとう)禅をさす。〈対義〉看話(かんな)禅。
もくしろく【黙示録】
→ヨハネの黙示録』の略。