- もて(接頭)
- 《動詞に付いて》意味を強めたり、語調を整えたりする語。〈用例〉〜はやす。
- も‐て【▽以て】(連語)
- 〈古語〉
- 《「もちて」の転》
- ①手段・方法・材料などを表す。…によって。〈用例〉何物〜か命継がまし(万葉・15・3733)。
- ②原因・理由を表す。…のために。〈用例〉わが心〜、はかなき御調度(てうど)どもなどもとり失(うしな)はせたまはず(源氏・蓬生)。
- ③上の語を強調する。…をもって。〈用例〉貧しき者は財(たから)を〜礼とし(徒然・131)。
- もて‐あそ・ぶ【▼玩ぶ・▼弄ぶ・▼翫ぶ】(五他)
- ①手に持って遊ぶ。いじくる。toy with〈用例〉髪を〜。
- ②慰みにかわいがる。toy with
- ③なぶる。おもちゃにする。play with; make fun of〈用例〉人の気持ちを〜。女を〜。
- ④思うままに扱う。play with〈用例〉詭弁(きべん)を〜。運命に〜・ばれる。
- もて‐あつか・う【持て扱う】(五他)
- =持ち扱う。
- ①取り扱う。世話をする。treat
- ②→持て余す。not know what to do with
- もて‐あま・す【持て余す】(五他)
- 処置に困る。手に余る。be too much〈用例〉だだっ子を〜。暇を〜。
- モディリアーニ【Amedeo Modigliani】
- (1884-1920)エコール‐ド‐パリの代表的画家。イタリア生まれ。流麗な線描表現により叙情性の強い人物画を多く描いた。彫刻はアフリカ黒人彫刻の影響が強い。作品『横たわる裸婦』など。モジリアニ。
- モディリアーニ【Franco Modigliani】
- (1918-)アメリカの経済学者。イタリア生まれ。マサチューセッツ工大教授。消費者の貯蓄と金融市場に関する行動を分析。1985年ノーベル経済学賞受賞。モジリアニ。
- もてぎ【▽茂木】
- 〈町〉栃木県南東部、茨城県境の町。旧城下町。タバコの主産地で、製造工場がある。人口1万9039(1994)。
- モテット【motet】
- 声楽曲の一名称。
- ①中世では、テノール声部の定旋律上に1〜3声部が同時に歌われる形式。
- ②ルネサンスでは、数声部の対位法による多声楽曲。
- ③バロックでは、無伴奏または通奏低音伴奏つきの宗教的な独唱および合唱曲。
- モデナ【Modena】
- イタリア中北部、アペニン山脈北麓(ほくろく)の都市。自動車・機械・食品工業が発達。ローマ時代以来の都市で、11〜12世紀の大聖堂や、13〜18世紀にこの地を支配したエステ家の遺構などが残る。人口17.7万(1992)。
- もて‐なし【持て成し】
- ①もてなすこと。待遇。hospitality〈用例〉丁重な〜を受ける。
- ②ごちそう。ふるまい。entertainment〈用例〉茶菓の〜。何のお〜もできませんが。
- もて‐な・す【持て成す】
- [一](五他)
- ①接待する。ごちそうする。entertain〈用例〉客を〜。
- ②取り扱う。待遇する。treat〈用例〉丁重に〜。
- 〈古語〉
- [二](四他)
- ①もてはやす。ほめそやす。〈用例〉珍しきを言ひ広め〜こそ、またうけられね(徒然・78)。
- ②ふるまう。そのようにみせかける。〈用例〉さらぬていに〜・して申しけるは(平家・9・越中前司最期)。
- もて‐はや・す【持て▼囃す・持て栄やす】(五他)
- さかんに褒める。話題にしてさわぐ。make much of〈用例〉マスコミに〜・される。
- モデム【MODEM】
- 《Modulator and Demodulatorの略》コンピューターのデータ伝送用の変復調装置。デジタル信号をアナログ信号に、アナログ信号をデジタル信号に変換する。
- もて‐もて【持て持て】
- 《俗語》たいそうもてはやされること。ちやほやされること。たいへん人気があること。
- モデラート【moderato(イタリア)】
- 《音楽で、速さを示す語》中ぐらいの速さで、の意。アンダンテとアレグロのあいだの速さ。
- モデリスト【modelist】
- 服飾デザイナーの職分の一つ。洋服の型見本を作る人。
- モデリング【modeling】
- ①彫刻で、粘土や石こうなどの柔らかい材料を曲げたりして自由に像を作ること。肉づけ。
- ②絵画で、立体感を出すこと。
- ③模型製作。工業デザインで、縮尺または原寸大で模型を作ること。
- も・てる【持てる】(下一自)
- ①ちやほやされる。人気がある。be spoiled〈用例〉女に〜。
- ②保たれる。持つことができる。can carry〈用例〉座が〜・てない。
- もて‐る【持てる】(連語)
- 《「持つ」に、完了の助動詞「り」の連体形の付いたもの》持っている。豊かである。of one's own〈用例〉〜力。
- モデル【model】
- ①→模型。→見本。〈用例〉〜ハウス。
- ②美術作品の対象となる人や物。〈用例〉ヌード〜。
- ③小説・戯曲などで素材とされた事件や実在の人物。〈用例〉実在の〜。
- ④「→ファッションモデル」の略。
- モデル‐ケース【model case】
- 手本となるような例・場合。
- モデル‐スクール【model school】
- 他校の模範や参考とされる学校。特定の教育法などを計画的に実施する。
- モデル‐チェンジ
- 《和製語》製品名を変えずに、外観デザインや機能を改良すること。
- モデル‐ちんぎん【モデル賃金】
- ある賃金体系の中で、ふつうに昇給する人を仮定して計算される標準的な賃金。または、昇給の曲線。平均賃金を集成した賃金構造をさす場合もある。
- モデルノロジー
- 《和製語。modernとologyからの合成語》→考現学。
- *もと【下・▽許】
- ①ものの下。した。under〈用例〉旗の〜に。白日の〜にさらす。
- ②その人の所。その人の影響が及ぶ範囲。そば。under〈用例〉親の〜。
- ③事情・条件などが及ぶ範囲。in; on〈用例〉約束の〜に。
- *もと【元・▽原】
- [一](名)
- ①物事が生じる始まり。起こり。beginning; origin〈対義〉末(すえ)。〈用例〉この習わしの〜を探る。〜をただす。〜から断つ。
- ②《「旧」「故」とも》前の状態。former state〈用例〉〜へ戻らない。
- ③→原因。cause〈用例〉失敗は成功の〜。
- ④資本。もとで。capital〈用例〉〜がかかる商売。
- ⑤→原価。cost〈用例〉〜を切って売る。
- ⑥→素性(すじょう)。one's origin〈用例〉身〜。
- ⑦→原料。raw material〈用例〉草木を〜にして作った漢方薬。
- ⑧酒を造る材料としてのこうじ。〈用例〉〜を仕込む。
- [二](接頭)以前の、の意を表す。former〈比較〉前(ぜん)・新(しん)・現(げん)。〈用例〉〜大臣。
- 元の鞘に収まる(もとのさやにおさまる)
- 仲たがいや離縁した者が、元通りになる。get back together
- 元の木阿弥(もとのもくあみ)
- よい状態になったのもつかのまで、やっぱり前の悪い状態に戻ること。be right back where one started from
- 元も子も無い(もともこもない)
- 《元金も利息もない、の意から》失敗したり、損をしたりして、何もかもない。lose everything
- *もと【本】
- [一](名)〈対義〉末(すえ)。
- ①中心となるもの。基本。foundation; base〈用例〉〜を正す。
- ②根もと。つけ根。root〈用例〉木の〜に肥料を施す。
- ③和歌の上の句。
- [二](助数)木などを数える語。〈用例〉一〜の桜。
- *もと【▽素】
- ①万物を生じるもの。原質。origin; source〈用例〉自然万物の〜。
- ②物をこしらえる材料・原料となるもの。material〈用例〉ケーキの〜。
- *もと【基】
- 土台。もとい。物事の根本。foundation; base〈用例〉農は国の〜。
- もと‐い【基】
- 《「本居(もとい)」の意》
- ①建物の土台。いしずえ。foundation
- ②基礎。根本。basis; foundation〈用例〉国の〜を築く。
- モドゥーニョ【Domenico Modugno】
- (1928-)イタリアのカンツォーネ歌手・作詞・作曲家。モダンな作風でカンツォーネを現代化。作品『チャオ‐チャオ‐バンビーナ』など。
- もと‐うけ【元請(け)】
- 発注者から仕事を請け負い、それを下請けに回すこと。また、その業者。元請け負い。prime contraction
- もと‐うた【元歌・本歌】
- 替え歌のもとになった歌。original song〈対義〉替え歌。
- もと‐うり【元売り】
- 生産品や製品を卸売り業者に売ること。sell to wholesaler〈用例〉石油の〜価格。
- もとおり‐うちとお【本▽居内遠】
- (1792-1855)江戸後期の国学者。旧姓、浜田。本居大平(おおひら)の養子。名古屋の人。紀州侯に仕え『紀伊(きい)続風土記』を撰定(せんてい)。
- もとおり‐おおひら【本▽居大平】
- (1756-1833)江戸後期の国学者。号は藤垣内(ふじのかきつ)。伊勢(いせ)の人。宣長(のりなが)の養子。養父の学説・歌風を門人に伝えた。著書『神楽(かぐら)歌新釈』など。
- もとおり‐とよかい【本▽居▽豊▼穎】
- (1834-1913)国学者・歌人。名古屋の人。宣長(のりなが)の曾孫(そうそん)。内遠(うちとお)の子。家集『秋屋(あきのや)集』など。
- もとおり‐ながよ【本▽居長世】
- (1885-1945)作曲家。東京生まれ。豊穎(とよかい)の子。東京音学学校卒。大正期の童謡運動・新日本音楽運動に貢献。童謡『七つの子』『赤い靴』など。
- もとおり‐のりなが【本▽居▽宣長】
- (1730-1801)江戸中期の国学者・歌人。国学四大人の一人。号は鈴屋(すずのや)。伊勢(いせ)松坂(まつさか)の人。京で医学を修め松坂で開業。契沖(けいちゅう)の著書に啓発され、『源氏物語』や和歌を研究、「もののあわれ」の文学論を展開した。賀茂真淵(かものまぶち)に会い古道研究の志を固め、35年を経て大著『古事記伝』を完成。注釈書『源氏物語玉の小櫛(おぐし)』の文学評論、『てにをは紐鏡(ひもかがみ)』『字音仮字用格(じおんかなづかい)』の語学研究、また古道研究の著書の他に、歌論『石上私淑言(いそのかみのささめごと)』、学問論『うひ山ぶみ』、随筆『玉勝間(たまかつま)』、家集『鈴屋集』など。
- もとおり‐はるにわ【本▽居春庭】
- (1763-1828)江戸後期の国学者。号は後鈴屋(のちのすずのや)。伊勢(いせ)の人。宣長(のりなが)の長男。中年で失明し、家督を宣長の養子、本居大平(おおひら)に譲った。著書に、文法の活用研究の基礎を築いた『詞(ことば)の八衢(やちまた)』『詞の通路(かよいじ)』、家集『後鈴屋集』など。
- もとお・る【▽回る・▼廻る】(四自)
- 〈古語〉
- 歩き回る。ぶらつく。〈用例〉岩の間(ま)をい行き〜・り(万葉・4・509)。
- もどか・し(形シク)
- 〈古語〉
- 《「もどく」の形容詞化した語》
- ①非難されそうなさま。〈用例〉装束(さうぞく)わるくて物見る人、いと〜(枕・よろづのことよりも)。
- ②思うようにならずいらいらする。じれったい。〈用例〉男は、うたて思ふさまならず、〜・しう心づきなきことなどありと見れど(枕・はづかしきもの)。
- もどかし・い(形)
- はがゆい。じれったい。impatient; irritating〈派生〉もどかしが・る(五自)もどかしげ(形動)もどかしさ(名)
- もと‐かた【元方・本方】
- ①→問屋。→製造元。
- ②事業などの元手を出す人。出資者。
- もと‐き【本木】
- 木の幹。または根のほう。〈対義〉末木(うらき)。
- 本木に勝る末木無し(もときにまさるうらきなし)
- いろいろと変えてみても、やはり最初のものよりよいものはない。多く男女の間についていう。
- もどき【▽抵▼牾・▼牴▼牾】
- ①もどくこと。とがめること。非難。
- ②日本の芸能で、主役をまねたりからかったりする道化役。
- もどき【▽擬き】(接尾)
- 《名詞に付いて》あるものに似ていること、似せて作ることの意を表す。in the style of; imitation〈用例〉芝居〜。がん〜。
- もとき‐しょうざえもん【本木▼庄左▽衛門】
- (1767-1822)オランダ通詞。フランス語・英語を修め、最初の英和辞書『諳厄利亜(アンゲリア)語林大成』、また『和仏蘭(わふつらん)対訳語林』などを編集。
- もとき‐しょうぞう【本木▼昌造】
- (1824-75)技術者。日本の活版印刷の創始者。長崎の人。明治2年(1869)上海(シャンハイ)からアメリカ人をまねいて活字鋳造(ちゅうぞう)に成功。
- もとき‐よしなが【本木良永】
- (1735-94)江戸中期のオランダ通詞。蘭(らん)学者。長崎の人。『天地二球用法』の翻訳により、日本にはじめてコペルニクスの地動説を紹介。
- もと‐きん【元金】
- ①貸し借りしたもとの金銭。また、銀行などに預け入れた最初の金銭。がんきん。principal〈対義〉利子。
- ②元手。資本金。capital
- もど・く【▽擬く・▽抵▼牾く・▼牴▼牾く】(四他)
- 〈古語〉
- ①他の物に似せてつくる。まねる。〈用例〉この七歳なる子、父を〜・きて、高麗人と詩を作り交はしければ(宇津保・俊蔭)。
- ②逆らって非難する。悪く批評する。〈用例〉さすがに人の上をば〜・き、ものをいとよういふよ(枕・はづかしきもの)。
- モトクロス【motocross】
- オートバイによるクロスカントリーレース。荒れ地に設けたコースを周回してスピードを競う。
- もと‐ごえ【基肥・元肥】
- 植物の種まきや定植の前に田畑にほどこす肥料。原肥。basal application〈対義〉追い肥。
- もと‐ごめ【元込め】
- 弾薬を銃身や砲身の後ろの部分から装填(そうてん)する銃砲。breechloader〈対義〉先込め。
- もどし【戻し】
- もどすこと。返すこと。return〈用例〉貸し出し図書の〜予定。
- もどし‐げんぜい【戻し減税】
- 税額が確定し納税が完了した過去の年度分の所得税額の一部を、あとで減税することによって払い戻すこと。tax rebate
- もどし‐こうざつ【戻し交雑】
- 交雑によって生じた雑種第一代と両親のいずれかとの交雑。雑種第一代の遺伝子型を調べるために行う。戻し交配。backcross
- もどし‐ぜい【戻し税】
- 関税納付済みの輸入貨物が法律で定める一定の条件をそなえた場合に、その納付済みの関税の全部または一部を払い戻すこと。また、その税金。tax refund
- もと‐じめ【元締(め)】
- ①全体を率いること・人。manager〈用例〉総〜。
- ②金銭勘定などの締めくくりの役・人。chief treasurer
- ③ばくち打ちなどの親分。
- もとす【本巣】
- 〈町〉岐阜県南西部、岐阜市の北西に接する町。富有柿(ふゆうがき)・タマネギの産地で、セメントなどの工業もある。人口8585(1994)。
- もど・す【戻す】(五他)
- ①元の場所・状態に返す。return; give back〈用例〉よりを〜。白紙に〜。
- ②乾燥食品を水やぬるま湯に浸し、やわらかくする。soften〈用例〉かんぴょうを〜。
- ③食べたものを吐く。vomit〈用例〉車に酔って〜。
- もと‐すえ【本末】
- ①もとと、すえ。
- ②大切なことと、そうでないこと。ほんまつ。
- ③歌の、上(かみ)の句と下(しも)の句。
- もとす‐こ【本▼栖湖】
- 山梨県南部、富士山北西麓(ほくせいろく)にある湖。面積5km2、標高900m。富士五湖の一つで、その最西端に位置する。
- もと‐せん【元栓】
- ガス・水道などを家屋に導き入れるとき、器具の栓に対して管の元にある栓。main stopcock〈用例〉〜を閉める。
- もと‐だか【元高】
- 歩合算で、計算の元になる金高。元金・原価など。principal; cost
- もとだ‐さくのしん【元田作▼之進】
- (1862-1928)教育者・牧師。立教大学初代学長。筑後(ちくご)の人。聖公会宣教師チングに師事し受洗。日本聖公会の設立に尽力し、東京教区主教に選ばれる。
- もとだ‐ながざね【元田永▼孚】
- (1818-91)漢学者・教育家。明治天皇の侍講。熊本生まれ。教育勅語の起草者の一人。明治初期の文教政策を指導し、皇道主義的教育理念の礎を築いた。編著書『幼学綱要』など。
- もとだ‐はじめ【元田▼肇】
- (1858-1938)政治家。豊後(ぶんご)の人。東大卒。第1回総選挙以来、16回連続して当選。明治33年(1900)政友会創設に参加し、逓信相・鉄道相・衆議院議長を歴任。
- もと‐ちく【▽素畜】
- 肉用家畜として肥育するために購入する子ウシや子ブタ。ウシの場合は「素牛(もとうし)」、ブタでは「素豚(もとぶた)」などといい、血統・体型などで選ばれる。feeder stock
- もと‐ちょう【元帳】
- 簿記の主要簿の一つ。取り引きを勘定科目別に分類して記録する帳簿。総勘定元帳と補助元帳がある。ledger
- もと‐づ・く【基づく】(五自)
- ①あるものに根拠・基盤がある。よりどころとする。be based on〈用例〉事実に〜・いて書かれた小説。
- ②ある結果・事態がそこから始まる。そこに起因する。come from; result from〈用例〉紛争は互いの不信感に〜。
- もと‐づ・ける【基づける】(下一他)
- 基づくようにする。base
- もと‐づめ【元詰(め)・本詰(め)】
- 製造元でつめること・もの。
- もと‐で【元手】
- ①事業を始めるのに必要なお金。資本。capital〈用例〉〜のかからない商売。
- ②何かをする根本になるもの。asset〈用例〉からだが〜だ。
- もと‐どおり【元通り】(名・副)
- 元の状態のままであること・さま。as it used to be〈用例〉〜元気になる。
- もと‐どり【▼髻】
- 《「本取り」の意》髪の毛をまとめて結んだところ。たぶさ。
- 髻を切る(もとどりをきる)
- ①出家する。
- ②大相撲の力士が引退・廃業する。
- 髻を放つ(もとどりをはなつ)
- 冠や烏帽子(えぼし)をかぶらず、髻をあらわに出す。
- もと‐な(副)
- 〈古語〉
- 《上代語》やたらに。みだりに。〈用例〉眼交(まなかひ)に〜かかりて安眠(やすい)しなさぬ(万葉・5・802)。
- もと‐なり【本▽生り・本成り】
- 植物の根に近いほうに実がなること。また、その実。fruit grown near the root〈対義〉うらなり。
- もと‐ね【元値】
- 商品を仕入れた値段。cost price〈比較〉原価。〈対義〉売値。
- 元値が切れる(もとねがきれる)
- 売値が元値より安くて、損をする。sell below cost
- もとの【本▼埜】
- 〈村〉千葉県北西部、成田(なりた)市の西に接する村。農業が主。西端部は千葉ニュータウンの一部。人口4559(1994)。
- もと‐はず【本▼筈・本▼弭】
- 弓の、射るとき下になる方の筈。〈対義〉末筈(うらはず)。
- もと‐ばらい【元払い】
- 荷物などを送る人が送るとき払うこと。prepayment〈対義〉先払い。〈用例〉〜運賃。
- もとぶ【本部】
- 〈町〉沖縄県沖縄島北部、本部半島にある町。県下パイナップル栽培の発祥地。また、中心地。渡久地(とぐち)港・本部港がある。人口1万4927(1994)。
- もと‐ぶね【元船・本船】
- ①小船をつれている大船。親船。mother ship〈対義〉枝船。
- ②沖にあって、はしけで陸上と連絡する大船。depot ship〈対義〉上荷(うわに)船。
- ③漁船操業の基準になる船。同じ漁場で同じ漁業を行う船の中で、いちばん先に到着し、いちばん先に漁労をはじめる。
- もとぶ‐はんとう【本部半島】
- 沖縄県、沖縄島北西部にある半島。低地により南北2つの山塊に分けられる。沖縄記念公園には世界的規模の水槽をもつ水族館がある。
- もと‐へ【元へ】(感)
- 《旧陸軍用語》=もとい。
- ①体操などでやりなおしを命じるときの語。
- ②言い誤りに気付き、訂正するときの語。
- もと‐みや【本宮】
- ①中心となる神社。本社。ほんぐう。〈対義〉末社。
- ②神体を安置する御殿。本殿。〈対義〉拝殿。
- もとみや【本宮】
- 〈町〉福島県中部、郡山(こおりやま)市の北、阿武隈(あぶくま)川に臨む町。かつては、生糸業で栄え、現在は電気機器などの工場が進出。人口2万1434(1994)。
- もとめ【求め】
- ①求めること。要求。需要。demand〈用例〉〜に応じる。
- ②買うこと。購入。purchase〈用例〉お〜は、ぜひ当店で。
- もとめ‐て【求めて】(副)
- 自分から進んで。willingly〈用例〉〜苦労する。
- *もと・める【求める】(下一他)
- ①《「索める」とも》得ようとして探す。look for〈用例〉人を〜。ありかを〜。
- ②あるものを欲しいと願う。望む。want; wish for〈用例〉平和を〜。名声を〜。
- ③手に入れる。買う。buy〈用例〉本を〜。
- ④悪い結果などを自分から招く。invite〈用例〉災いを〜。
- ⑤相手に望む。要求する。ask; demand〈用例〉助けを〜。反省を〜。
- 求めよ然らば与えられん(もとめよさらばあたえられん)
- 《新約聖書『マタイによる福音書』第7章のことば》熱心に求めれば、必ず手に入れることができるであろう。Ask, and it shall be given you.
- もと‐もと【元元】
- [一](名)損も得もないこと。始めと変わらないこと。as it was before〈用例〉だめで〜だ。
- [二](副)元来。はじめから。もとより。originally; from the beginning〈用例〉〜彼は頭がよかった。
- もとやま【本山】
- 〈町〉高知県北部、吉野(よしの)川上流域の町。山がちでヒノキの良材とシイタケを産出。人口4916(1994)。
- もとやま‐ひこいち【本山▼彦一】
- (1853-1932)新聞経営者。熊本県生まれ。大阪毎日新聞社社長。毎日新聞を日本の代表的全国紙に育てた功労者。新聞商品論や漢字制限論は有名。
- もと‐ゆい【元結(い)】
- もとどりを結ぶ細い糸・ひも。もっとい。
- 元結いを切る(もとゆいをきる)
- 髪を切って、僧形になる。出家する。
- もとよし【本▽吉】
- 〈町〉宮城県北東部、三陸海岸の町。農漁業の町で、養蚕・タバコ栽培・酪農と養殖漁業などが行われる。人口1万2836(1994)。
- もと‐より【元より・▽固より・▽素より】(副)
- ①はじめから。もともと。from the beginning〈用例〉〜承知の上。
- ②言うまでもなく。もちろん。of course〈用例〉女性は〜男性にも。
- もとら‐ゆうじろう【元▽良勇次郎】
- (1858-1912)心理学者。摂津の人。同志社英語学校卒。アメリカ留学後、東大教授として日本初の心理学講座を開き、物心一元論的立場に立つ心理学説を説く。
- もどり【戻り】
- ①元の状態にもどすこと。return
- ②帰り。one's way home〈対義〉行(ゆ)き。
- ③鉤(かぎ)・釣り針の端にある逆向きにとがったところ。
- ④下がった相場が回復すること。
- もどり‐がけ【戻り掛け】
- ①帰ろうとすること・とき。on one's leaving
- ②帰る途中。on one's way home
- もどり‐かご【戻り▼駕▼籠】
- [一]客を乗せて送ったあとで帰るかご。乗り賃の安いのがふつう。
- [二]《戻駕》歌舞伎(かぶき)舞踊。常磐津(ときわず)。本名題『戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)』。天明(てんめい)8年(1788)初演。
- もどり‐づゆ【戻り梅雨】
- 梅雨が明けたのに、再び梅雨のようになること。戻り梅雨(ばいう)。
- もどり‐みち【戻り道】
- 帰り道。the way back
- もと・る【▼悖る】(五自)
- 道理に背く。逆らう。go against; oppose〈用例〉人の道に〜。
- もど・る【戻る】(五自)
- ①元の場所・状態に返る。go back; return〈用例〉落とし物が〜。記憶が〜。体調が〜。
- ②元の場所へ帰る。go back; return〈用例〉国に〜。家に〜。