- も‐なか【▽最中】
- ①中央。さいちゅう。さなか。in the middle of〈用例〉秋の〜。
- ②もち米で作った2枚の薄皮に、種々のあんを入れた半生菓子。江戸時代に創製。
- モナコ【Monaco】
- 地中海北岸、モナコ公国の首都。王宮や海洋博物館、先史人類博物館などがある。人口0.1万(1982)。
- モナコ‐こうこく【モナコ公国】
- (Principality of Monaco)地中海に臨み、フランスとイタリア国境近くの小国。首都モナコ。気候が温和で国際的な観光・保養地。面積1.8km2。人口3.0万(1993)。
- モナズ‐いし【モナズ石】
- セリウム族金属の燐酸(りんさん)塩鉱物。単斜晶系。粒状・短柱状などの結晶または塊状で産出。樹脂状またはろう状光沢をもつ。黄褐色・赤褐色。トリウムを含む。花崗(かこう)岩・片麻岩中などに産出。monazite
- モナド‐ろん【モナド論】
- ライプニッツの哲学の根本原理。世界は、形も広がりもなく分割できない無数の単純な実体モナド(単子)からなり、それは神の予定調和によって統一されていると説く。monadology
- モナミ【mon ami(e)(フランス)】
- わたしの友人・恋人。
- モナ‐リザ【Monna Lisa(イタリア)】
- ①《リザ夫人の意》レオナルド=ダ=ビンチによる肖像画。モデルはフランチェスコ=デル=ジョコンドの妻リザ(エリザベッタ)とされる。
- ②《転じて》神秘的な女性。
- モナルダ【Monarda(ラテン)】
- シソ科ヤグルマハッカ属の多年草の総称。北アメリカ原産。約18種知られ、タイマツバナ・ヤグルマハッカなどがある。
- モニス【António Caetano de Abreu Freire Egas Moniz】
- (1874-1955)ポルトガルの神経病理学者。早発性痴呆(ちほう)症・分裂病などの精神病治療に前頭葉切開手術を開発した業績で1949年ノーベル生理学医学賞受賞。
- モニター【monitor】
- ①マスメディアや企業から依頼され、番組・CM・記事・商品などについて一定期間継続的に感想や批判を報告する人。〈用例〉消費者〜。
- ②作動中の機械やシステム、または重症の患者などの状態を監視する装置。
- モニュメント【monument】
- ①事件・人物などを記念して建てられる碑・像。
- ②歴史的遺物・遺構。
- ③不朽の記録・功績・事業。
- モニュメント‐バレー【Monument Valley】
- アメリカ、アリゾナ州北東部とユタ州南東部にかけて広がる砂漠。
- も‐ぬけ【▼蛻・藻抜け・▼裳脱け】
- セミやヘビなどが、外の皮を脱ぐこと。脱皮。
- 蛻の殻(もぬけのから)
- ①抜け殻。cast-off skin
- ②人が抜け出したあとの住居や寝床のたとえ。empty residence or bed
- モネ【Claude Monet】
- (1840-1926)フランス印象派の代表的画家。印象主義を大胆かつ純粋に推進。『印象−日の出』は「印象派」の呼び名をつくった。作品『ルーアン聖堂』『睡蓮(すいれん)』など。
- モネータ【Ernesto Teodoro Moneta】
- (1833-1918)イタリアのジャーナリスト。新聞社編集長を務め、イタリア統一運動など平和運動に尽力。1907年ノーベル平和賞受賞。
- *もの【物】
- [一](名)
- ①形と重さがあり、現実に存在し、見たりさわったりできる物体・物品。thing; object〈対義〉こと。〈用例〉〜を大切に。〜を落とす。
- ②ものごと。対象を具体的にささず、一般的にいう語。matter; things〈用例〉〜は試し。〜は考えようだ。
- ③ことば。また、書物や文章の内容。word〈用例〉〜を書く。
- ④わけ。道理。reason〈用例〉〜のわかった人。
- ⑤所有物。possession〈用例〉学校の〜。人の〜。
- ⑥とり立てていうべき大事な事柄・事物。something〈用例〉〜の数ではない。
- ⑦霊など畏怖(いふ)すべきものをはばかっていう語。物の怪(け)。〈用例〉〜に憑(つ)かれる。
- ⑧そのような事柄・対象を漠然という。things
- (ア)普通・当然である意を表す。〈用例〉老人には席を譲るのが親切という〜だ。勉強はする〜だ。少しは遠慮する〜だ。
- (イ)感心する気持ちを表す。〈用例〉よく考えた〜だ。
- (ウ)過去に起こったことを回想する意を表す。used to...〈用例〉昔はよく遊んだ〜だ。
- (エ)《疑問や否定をともなって》強調する意を表す。〈用例〉そんなことがある〜か。だれだかわかった〜ではない。
- ⑨《接尾的》
- (ア)その内容に属する物品や状態・作品であることを表す。〈用例〉夏〜の服。冷や汗〜。現代〜。
- (イ)産地名などに付いて、その土地の産物であることを表す。〈用例〉北海〜。
- [二](接頭)《形容詞・形容動詞に付いて》なんとなく、そのようであるの意を表す。〈用例〉〜悲しい。〜静か。
- 物言う花(ものいうはな)
- 美人。〈類似〉解語の花。
- 物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
- 《芭蕉(ばしょう)の句》なまじ余計なことを言うと、災いを招く。Silence is golden.
- 物言わねば腹膨る(ものいわねばはらふくる)
- 思っていることを言わずにがまんしていると、気持ちがすっきりしない。Feel uneasy if something is left unsaid.
- 物覚ゆ(ものおぼゆ)
- ①物事を分別することができる。正気である。
- ②物心がつく。
- 物が無い(ものがない)
- ①味わいも風情もない。つまらない。
- ②命がない。
- 物ともしない(ものともしない)
- びくともしない。問題にしない。be not disturbed
- 物に当たる(ものにあたる)
- 物に突き当たって平静さを失う。あわてるさまに言う。
- 物にする(ものにする)
- ①りっぱにしあげる。master
- ②自分のものにする。take possession of
- 物になる(ものになる)
- ひとかどの人・腕前、また、まともな作品・製品などになる。become something
- 物に似ず(ものににず)
- 他に比べるものがない。たとえようもない。
- 物には七十五度(ものにはしちじゅうごたび)
- 物事には限度がある、ということ。〈類似〉物には程がある。
- 物には程が有る(ものにはほどがある)
- 《極端を戒めたり、難じたりしていう》物事には、越えてはならない限度・限界というものがある。〈類似〉物には七十五度(しちじゅうごたび)。
- 物にも非ず(ものにもあらず)
- 認めるほどのものでもない。気にかけるに及ばない。
- 物の哀れを知る(もののあわれをしる)
- ①物事の、しみじみとしたおもむきが分かる。
- ②人情をもつ。
- 物の数ではない(もののかずではない)
- 取るに足りない。問題にならない。insignificant
- 物の先を折る(もののさきをおる)
- 出端(でばな)をくじく。
- 物の弾み(もののはずみ)
- ちょっとしたきっかけ・成り行き。何かの拍子。by chance
- 物は考え様(ものはかんがえよう)
- 物事は、自分の考え方しだいで、良いようにも悪いようにも受け取ることができる。It depends on how you look at it.
- 物は相談(ものはそうだん)
- 人と話し合うと、よい知恵も出、仕事もうまくいくものだ。相談が大切。物は談合。Lend me your ears a while.
- 物は試し(ものはためし)
- 物事は実際にやってみて、はじめて善し悪(あ)しがわかる。The proof of the pudding is in the eating.
- 物は談合(ものはだんごう)
- 物事は人に相談してみるとうまくいくこともあるということ。物は相談。
- 物は使い様(ものはつかいよう)
- どんな物・人でも、うまく使えば役に立つものである。It depends on how you use it.
- 物も言い様(ものもいいよう)
- 口のききかたで、事がうまくも、まずくもなる。物は言い様。To make or mar depends on the telling.〈用例〉〜で角(かど)が立つ。
- 物を言う(ものをいう)
- ①話す。talk
- ②力になる。役に立つ。talk
- ③証拠になる。speak for itself
- 物を言わす(ものをいわす)
- 力を十分に発揮させる。利用する。take advantage of
- *もの【者】
- 人。他の語句に付いて用いられる。person〈用例〉18歳未満の〜。知らない〜はない。私のような〜。〈参考〉卑下したり、軽視したりする場合に用いることが多い。
- もの
- =もん。
- [一](終助)《文末の終止形に付く》不満・恨み・甘えなどの気持ちで、言い訳や理由を述べるときに用いる語。〈用例〉だって、長いこと待ったんです〜。
- [二](接助)《活用語の終止形に付く》原因・理由を述べる語。because〈用例〉風邪だ〜、しかたないよ。
- モノ【mono】(接頭)
- ギリシア語で、1の意。〈用例〉〜レール。
- モノアミン【monoamine】
- アミノ基を1個もつ化合物。
- モノアミン‐オキシダーゼ【monoamine oxidase】
- カテコールアミン類やモノアミン類をアルデヒドに転ずる酵素。肝臓・腎(じん)臓・胃などに存在。精神の賦活(ふかつ)・血圧降下作用もある。MAO。
- ものあら‐がい【物洗貝】
- モノアラガイ科のマキガイ。淡水産で、殻高約2.5cm。淡褐色の殻は卵形で薄い。カンテツ(肝蛭)の中間宿主。北海道から九州に分布。
- もの‐あわせ【物合(わ)せ】
- 物と物をつき合わせて優劣を競う遊びの総称。貝合わせ・香合わせ・草合わせなどがある。
- もの‐あわれ【物哀れ】(名・形動)
- なんとなく哀れなこと・さま。
- もの‐あんじ【物案じ】(名・サ変自)
- 考えこむこと。案じること。
- もの‐いい【物言い】
- ①ものの言い方。way of speaking〈用例〉ぞんざいな〜。
- ②→うわさ。rumor
- ③口あらそい。口論。quarrel
- ④大相撲で、行司の判定に対し検査役(審判委員)や控え力士が異議を申し立てること。
- 物言いが付く(ものいいがつく)
- ①大相撲で、行司が下した勝負の判定に対して、検査役や控え力士などから異議が唱えられる。
- ②ある決定・裁定に対して、権威や勢力をもつ者から文句が出る。
- もの‐い・う【物言う】
- [一](五自)
- ①口をきく。話す。talk
- ②効力を発揮する。ものをいう。be effective〈用例〉金が〜。
- 〈古語〉
- [二](四自)
- ①気のきいたことをいう。秀句・しゃれなどをいう。〈用例〉このことば、なにとにはなけれども、〜やうにぞきこえたる(土佐)。
- ②男女が情を通わせる。〈用例〉むかし、〜・ひける女に、年ごろありて(伊勢・32)。
- もの‐いみ【物忌み】
- ①決められた期間に、身を浄(きよ)め、禁忌を守り、飲食を断ったりすること。精進潔斎(しょうじんけっさい)。
- ②不吉の前兆として、ある物事を忌むこと。縁起かつぎ。
- ③塞(ふさ)がりを犯すのを忌み、家にこもって慎むこと。
- ④③のときのしるしとして「物忌」と書いて、冠・簾(すだれ)などにかけたもの。物忌みの札。
- ⑤伊勢(いせ)神宮や鹿島(かしま)神宮・香取神宮・加茂(かも)神社・春日(かすが)大社などに仕えた男女の童子。
- もの‐いり【物入り】(名・形動)
- 費用のかかること・さま。出費。expenses〈用例〉何かと〜な季節。
- もの‐いれ【物入れ】
- 物を入れるもの・所。bag; closet
- ものう【▽桃▽生】
- 〈町〉宮城県北東部、北上川下流域の町。稲作のほか畜産・施設園芸など。香積(こうしゃく)寺・日高見(ひたかみ)神社がある。人口9214(1994)。
- もの‐う・い【物憂い・▼懶い】(形)
- なんとなく気が進まない。おっくうだ。だるい。dull〈用例〉〜春の一日。〈派生〉ものうげ(形動)ものうさ(名)
- もの‐うらやみ【物▼羨み】(名・サ変他)
- 人の物事をうらやむこと。ねたむこと。嫉妬(しっと)。〈用例〉〜の強い人。
- もの‐うり【物売り】
- 店を構えないで品物を売り歩くこと・人。行商人。peddler
- モノー【Jacques Lucien Monod】
- (1910-76)フランスの生化学者。たんぱく質合成の調節機構に関し、オペロン説を提唱。ルウォフ・ジャコブとともに、1965年ノーベル生理学医学賞受賞。
- もの‐おき【物置】
- 燃料・漬物・雑具などを入れておく小屋。また、その場所。納屋(なや)。barn
- もの‐おじ【物▽怖じ】(名・サ変自)
- こわがること。おくびょう。cowardice〈用例〉〜しない性格。
- もの‐おしみ【物惜しみ】(名・サ変自)
- 物を惜しむこと。けち。stinginess〈用例〉〜もほどほどに。
- もの‐おそろし・い【物恐ろしい】(形)
- なんとなく恐ろしい。そら恐ろしい。〈派生〉ものおそろしげ(形動)ものおそろしさ(名)
- もの‐おと【物音】
- 物の立てる音。sound〈用例〉不審な〜がする。
- もの‐おぼえ【物覚え】
- 物事を覚えること。記憶力。memory〈用例〉〜が悪い。
- もの‐おもい【物思い】
- 心配したり考えこんだりすること。thought〈用例〉〜に沈む。
- もの‐おもわし・い【物思わしい】(形)
- 何となく気がかりで、物思いするさまである。pensive〈派生〉ものおもわしげ(形動)ものおもわしさ(名)
- もの‐か(終助)
- 《文末の連体形に付く》
- ①強い打ち消しの決意を示す。もんか。〈用例〉頼まれたって、行ってやる〜。
- ②強い打ち消しの断定を表す。もんか。〈用例〉あんなやつにできる〜。
- ③{古語}強い感動・詠嘆を表す。〈用例〉「調六(でうろく)出(い)で来(こ)」とて打たせたまへりけるに、ただ一度に出で来る〜(大鏡・師輔)。
- もの‐かき【物書(き)】
- ①文章を書くこと。また、その役についている人。write; writer
- ②文章を書いて生活する人。文筆家。著述家。writer
- もの‐かげ【物陰】
- 物に隠れて見えない所。place behind something〈用例〉〜にひそむ。
- もの‐かげ【物影】
- 物の影。なにかの形・姿。figure〈用例〉〜をちらと目にした。
- ものかず‐ならぬ【物数ならぬ】(連語)
- とくに数えたてるほどのものではない。重要ではない。物の数ではない。
- もの‐がた・い【物堅い】(形)
- 義理堅い。律儀だ。慎み深い。〈用例〉〜人物。〈派生〉ものがたさ(名)
- もの‐がたり【物語】
- ①物語ること。また、その話。narrative
- ②語り伝えられた話。legend〈用例〉古い城にまつわる〜。
- ③日本の散文文学の一様式。写実物語・歌物語・伝奇物語・軍記物語・歴史物語など。〈比較〉小説。
- ものがたり‐せい【物語性】
- 物語としての性質。筋立てに変化・起伏があって、おもしろいこと。〈用例〉〜に富む作品。
- ものがたり‐ぶんがく【物語文学】
- 平安時代から鎌倉(かまくら)時代にかけて作られた、仮名散文による虚構の文学の総称。『竹取物語』を祖に、伝奇的虚構物語『宇津保(うつほ)物語』と歌物語『伊勢(いせ)物語』の2系列を統合し、女流日記文学の方法を継いで『源氏物語』が書かれた。以後、長編物語『狭衣(さごろも)物語』、短編物語集『堤中納言(つっみちゅうなごん)物語』などがあり、平安末期から『住吉(すみよし)物語』などの擬古物語が作られ、室町時代の御伽草子(おとぎぞうし)へと連なる。
- もの‐がた・る【物語る】(五他)
- ①まとまった話をする。tell
- ②告げる。表す。tell〈用例〉苦労を〜顔のしわ。
- もの‐がなし・い【物悲しい】(形)
- なんとなく悲しい。sad〈用例〉〜笛の音。〈派生〉ものがなしげ(形動)ものがなしさ(名)
- もの‐かは(連語)
- 《形式名詞「もの」に係助詞「か」「は」の付いたもの》
- ①なんとも思わない。かまわない。〈用例〉雨風も〜。
- ②{古語}
- (ア)反語の意を表す。……であろうか、いやそうではない。〈用例〉月はくまなきをのみ見る〜(徒然・137)。
- (イ)強い感動の意を表す。多く、驚きあきれる意を含む。なんと…ではないか。〈用例〉「この矢あたれ」と仰せらるるに、同じものを中心(なから)にはあたる〜(大鏡・道長上)。
- もの‐から(接助)
- 〈古語〉
- 《形式名詞「もの」に格助詞「から」の付いたもの。連体形に付く》
- ①既定の逆接条件を示す。けれども。〈用例〉怪しき〜、うれしとなむ思(おぼ)しける(源氏・紅葉賀)。
- ②《近世以降の用法》既定の順接条件を示す。…だから。〈用例〉さすがに辺土の遺風忘れざる〜、殊勝に覚えらる(奥の細道)。
- モノカルチャー【monoculture】
- ①単作。単式農法。単一栽培。
- ②単一的な文化。
- ③1種または数種の農産物や鉱産物の生産だけに頼っている経済構造。
- モノカルボン‐さん【モノカルボン酸】
- 分子内にカルボキシル基を1個もつ有機化合物。酢酸・安息香酸など。monocarboxylic acid
- ものき‐ぼし【物着星】
- 爪(つめ)にみられる白斑(はくはん)。立身出世の前兆といわれる。また、女性の場合は着物が手に入る前兆ともいわれる。
- もの‐ぐさ【物臭・▼懶】(名・形動)
- めんどうがること・人・さま。lazy
- ものくさたろう【物くさ太郎】
- 室町時代の御伽(おとぎ)草子。信州の無精者(ぶしょうもの)物くさ太郎が上京して内裏の女房を妻とし、出世して国司となり、死後は大明神となる。民間伝承に取材。のちには「物ぐさ太郎」ともいわれた。
- モノグラム【monogram】
- 氏名の頭文字など、2字以上の文字を組み合わせて、1字のようにした飾り文字。組み字。組み合わせ文字。
- もの‐ぐるい【物狂い】
- 気が狂うこと。また、その人。madman
- もの‐ぐるおし・い【物狂おしい】(形)
- 精神が異常に高ぶっている。気が変になりそうだ。frantic〈用例〉〜思い。〈派生〉ものぐるおしげ(形動)ものぐるおしさ(名)
- もの‐ぐるわ・し【物狂わし】(形シク)
- 〈古語〉
- 正気のさたではないようである。ものぐるおしい。〈用例〉ひとへに名利(みやうり)をいとひて、すこぶる〜・しくなん、わざとふるまひ給ひけり(宇治拾遺・143)。
- モノクローム【monochrome】
- ①→単色。
- ②単一の色で表現された写真や絵。白黒写真をいうことが多い。単色画。モノクロ。
- ③映画・テレビの白黒の画面。モノクロ。
- もの‐ごい【物▼乞い】(名・サ変自)
- 物をくれるように、頼むこと・人。こじき。beg; beggar
- もの‐こいし・い【物恋しい】(形)
- なんとなく恋しい。miss〈派生〉ものこいしさ(名)
- もの‐ごころ【物心】
- 人情・道理などがわかる心。discretion
- 物心が付く頃(ものごころがつくころ)
- 人間世界のようすが理解できるようになる年ごろ。reach the age of reason
- もの‐ごし【物越し】
- 物を隔てること。with something in between
- もの‐ごし【物腰】
- ①→ことばつき。wording
- ②→態度。manner〈用例〉上品な〜。
- もの‐ごと【物事】
- 物と事。すべての有形・無形のもの。いろいろなこと。things〈用例〉〜にこだわらない。
- もの‐さし【物差(し)・物指(し)】
- ①物の長さをはかる道具。長さの単位の目盛りが刻んである。さし。measure; ruler〈数え方〉1本。
- ②物事の価値などを判断する基準。尺度。〈用例〉自分の〜で人をはかる。
- もの‐さびし・い【物寂しい・物▼淋しい】(形)
- なんとなく寂しい。うら寂しい。lonesome〈用例〉〜秋の夕暮れ。〈派生〉ものさびしげ(形動)ものさびしさ(名)
- もの‐さ・びる【物▽寂びる】(上一自)
- ①なんとなく荒れている。
- ②古びていて味わいがある。〈用例〉〜・びた社(やしろ)。
- もの‐さわがし・い【物騒がしい】(形)
- ①何やらさわがしい。なんとなく騒々しい。noisy
- ②穏やかでない。物騒である。disturbing〈派生〉ものさわがしげ(形動)ものさわがしさ(名)
- もの‐しずか【物静か】(形動)
- ①ひっそりしていかにも静かなさま。quiet〈用例〉〜なたたずまい。
- ②態度・ことばなどが、穏やかなさま。calm〈用例〉〜な人。〈派生〉ものしずかさ(名)
- もの‐じたい【物自体】
- 《Ding an sich(ドイツ)の訳語》カントの哲学の中心概念。現象の奥にある究極の原因・実在で、人間にとって知ることのできないもの。本体。true form
- もの‐しらず【物知らず・物▽識らず】(名・形動)
- 常識がないこと・人・さま。日常生活や礼儀作法などにわきまえのないこと・人・さま。ignorance
- もの‐しり【物知り・物▽識り】
- なんでも知っていること・人。博識。extensive knowledge
- ものしり‐がお【物知り顔】
- なんでも知っているぞという顔つき・ようす。knowing look
- もの・す【物す】(五自他)
- 「ある」「する」「行う」「つくる」「書く」などの動作を遠回しにいう語。物する。〈用例〉傑作を〜。
- もの‐ずき【物好き】(名・形動)
- 特殊な物事を好むこと・性質・人・さま。風変わり。eccentric〈用例〉〜な人。〜にもほどがある。
- モノスキー【monoski】
- 一枚板を操るスキー。サーフィンやスケートボードに似る。
- もの‐すご・い【物▼凄い】(形)
- ①ひどく恐ろしい。気味が悪い。horrible〈用例〉〜形相。〜地鳴り。
- ②甚だしい。大変だ。terrific〈用例〉〜雨。〜人気。〈派生〉ものすごさ(名)
- モノスコープ【monoscope】
- テレビの試験信号発生器。撮像管の受光面に一定の画が印刷されていて、これを走査し常に一定の試験用画像信号を得る。
- もの‐すごく【物▼凄く】
- 《俗語。形容詞「ものすごい」の連用形》非常に。並はずれて。terribly〈用例〉〜暑い。
- もの‐すさまじ・い【物▼凄まじい】(形)
- なんともすごい。〈派生〉ものすさまじさ(名)
- モノセックス
- 《和製語》服装・髪型・行動などで、男性が女性化、女性が男性化し、外見的には男女の区別がつかないこと。ユニセックス。unisex
- モノタイプ【monotype】
- 《商標名から》文字盤のキーをたたくと活字の鋳造(ちゅうぞう)・植字が自動的にできる活字鋳植機。ライノタイプは1行分の活字を鋳造するが、モノタイプは1箇ずつ鋳造する。〈比較〉ライノタイプ。
- もの‐だち【物断ち】
- 願かけなどで、断ち物をすること。茶断ち・塩断ちなど。
- もの‐だね【物種】
- ①もののもとになるもの。材料。material〈用例〉命あっての〜。
- ②草木の種。たねもの。seed
- 物種は盗まれず(ものだねはぬすまれず)
- 血統は争えない。
- もの‐たりな・い【物足りない】(形)
- なんとなく不十分だ。不満足だ。物足らない。dissatisfied〈派生〉ものたりなげ(形動)ものたりなさ(名)