や【や・ヤ】
五十音図や行第1の仮名。平仮名「や」は「也」の草体。片仮名「ヤ」は「也」の略。
ヤ【也】3画
部首 乙おつ 人名用
区点 4473・JIS 4C69・シフト 96E7
[音] ヤ・エ
→ 字形参照

①なり。…である。断定の意を表す。
②か。や。…であるか。疑問・反語・感嘆・強調の意を表す。
③また。…もまた。
ヤ【冶】7画
部首 冫にすい 人名用
区点 4474・JIS 4C6A・シフト 96E8
[音]
→ 字形参照

①いる。金属をとかす。金属をふきわける。「鍛冶(かじ)」「冶金」
②なまめかしい。なまめく。「艶冶(えんや)
ヤ【夜】8画
部首 夕ゆうべ 教育小2
区点 4475・JIS 4C6B・シフト 96E9
[音] ヤ
[訓] よ・よる
→ 字形参照

よ。よる。〈対義〉日(にち)・昼(ちゅう)。「昨夜・深夜・昼夜・徹夜」「夜雨・夜気(やき)・夜業・夜具・夜話」
ヤ【耶】9画
部首 耳みみへん 人名用
区点 4477・JIS 4C6D・シフト 96EB
[音] ヤ・ジャ
→ 字形参照

①や。か。疑問・反語・感嘆の意を表す。
②「耶蘇(やそ)」は、ラテン語Jesusの中国音訳を、さらに日本で字音読みした語。イエス。キリスト。
→ジャ[耶]
ヤ【野】11画
部首 里さとへん 教育小2
区点 4478・JIS 4C6E・シフト 96EC
[音] ヤ
[訓] の
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①の。のはら。「原野・荒野・山野・平野」「野外・野球」
②範囲。「視野・分野(ぶんや)
③あらっぽい。未開の。「粗野」「野人(やじん)・野蛮」
④のそだち。「野犬・野性・野草・野鳥」
⑤だいそれた。「野心・野望」
⑥民間。〈対義〉官(かん)・朝(ちょう)。「下野(げや)・在野」〈用例〉(名)〜に下る。
⑦下野国(しもつけのくに)のこと。「野州」
ヤ【埜】11画→野の異体字
つち
区点 3924・JIS 4738・シフト 9457
野に遺賢無し(やにいけんなし)
《『書経』「大禹謨(たいうぼ)」にあることば》才能のある人で、役につかずに、民間にうずもれているような人がいない。政治がよく行われていることのたとえ。
野に居る(やにいる)
官職についていない。在野。be out of office
野に下る(やにくだる)
役人生活をやめる。下野。resign one's official post〈類似〉官を退く。
ヤ【揶】12画
部首 氵てへん
区点 5772・JIS 5968・シフト 9D88
[音]

からかう。あざける。もてあそぶ。「揶揄(やゆ)
ヤ【椰】13画
部首 木きへん 人名用
区点 6031・JIS 5C3F・シフト 9EBD
[音]
→ 字形参照

ヤシ。ココヤシ。ヤシ科の常緑高木。「椰子」
ヤ【爺】13画
部首 父ちち
区点 4476・JIS 4C6C・シフト 96EA
[音]

①ちち。父親。
②じじ。じじい。男の老人。じい。「好好爺・老爺」
③おやじ。
(ア)主人。親玉。
(イ)年とった男の人を親しんでよぶのに用いる。
(ウ)飲食店などの主人。
ヤ【墅】14画
部首 土つち
区点 5248・JIS 5450・シフト 9ACE
[音] ショ・ヤ

はら。野。郊外。
→ショ[墅]
ヤ【鵺】19画
部首 鳥とり
区点 8312・JIS 732C・シフト EA4B
[音]

ぬえ。
①トラツグミ。ツグミ科の鳥。
②想像上の動物。頭はサル、胴はタヌキ、足はトラ、尾はヘビ、声はトラツグミににているという。
③曖昧(あいまい)な態度。正体不明の人。
ヤ【蠱】23画
部首 虫むし
区点 7435・JIS 6A43・シフト E5C1
[音] コ・ヤ

うつくしい。なまめかしい。
→コ[蠱]
や【八】
①《声に出して数えるときにいう》やっつ。はち。eight〈用例〉なな、〜、この、とお。
②《接頭的》数の多いことを表す。many〈用例〉〜重咲き。
や【矢・箭】
①弓につがえて射る武器。矢柄(やがら)と簇(やじり)と羽からなり、矢柄の基部には弦をうける筈(はず)がある。arrow〈対義〉弓。〈数え方〉1本・1条・1筋・1束(そく)(長さ)。
②かたい木や石を割るときに打ちこむくさび。
③紋所の名。矢を組み合わせて紋章化したもの。
矢でも鉄砲でも持って来い(やでもてっぽうでももってこい)
《覚悟を決めたとき、または捨てばちな気持ちのときなどにいう》どんな手を使ってもよいから、かかって来い。
矢の如し(やのごとし)
非常に速いことのたとえ。like an arrow〈用例〉光陰〜。
矢の催促(やのさいそく)
しきりにせきたてること。
矢の使い(やのつかい)
続けざまの使者。
矢も楯も堪らない(やもたてもたまらない)
思いつめて、じっとしていられない。on tenterhooks
矢を射るが如し(やをいるがごとし)
非常に速いことのたとえ。
矢を刺す(やをさす)
弓に矢をつがえる。
矢を矧ぐ(やをはぐ)
①矢竹に羽を付け、矢を作る。
②弓に矢をつがえる。
や【谷】
→たに→ヤツ。valley
や【屋】
[一](名)→屋根。roof〈用例〉〜の棟の、3寸下がるま夜中。
[二](接尾)
①商売をする所・人、の意を表す。〈用例〉本〜。仕立て〜。
②《見下げて》ある性質を持っている人、の意を表す。〈用例〉気どり〜。やかまし〜。
③《見下げて、または、けんそんして》専門家、の意を表す。〈用例〉技術〜。事務〜。
④《「家」とも》雅号や、歌舞伎(かぶき)役者の家号などに添える語。〈用例〉音羽〜。
や【家】
→いえ→建物。house; home〈用例〉我が〜。2階〜。
や【輻】
車輪の中央にある轂(こしき)と外輪を放射状につなぎ、車輪を支える棒。
や(感)
=やあ。
①呼びかけの語。〈用例〉〜、しばらく。
②驚きを表す語。おや。〈用例〉〜、しまった。
③気合いを入れるときに発する語。〈用例〉えい、〜。
*や
[一](格助)《体言、準体助詞「の」に付く》並列の意を表す。すべてを列挙するのではなく、代表例・典型例をあげる。and; or〈用例〉紙〜鉛筆。〈参考〉並立助詞とする説もある。
[二](接助)《動詞・動詞型活用の助動詞の終止形に付く》…するとすぐに。as soon as〈用例〉それを知る〜、飛び出した。
[三](終助)《体言、活用語の終止形・命令形に付く》
①誘い・命令の意を表す。〈用例〉さあ、行こう〜。
②軽く言い放す気持ちで用いる。〈用例〉まあいい〜。
③《名前に付いて》親しみをこめた呼びかけに用いる。〈用例〉英子〜、おいで。
〈古語〉
[四](間助)
①詠嘆・強調を表す。〈用例〉われはも〜安見児得たり(万葉・2・95)。
②語調を整える。〈用例〉ほととぎすなく〜五月のあやめ草(古今・恋1)。〈参考〉現代語でも文語的な表現で副詞に付いて「必ずや」「今や」などのように意味を強める意に用いられる。
〈古語〉
[五](係助)《文末の活用語は連体形をとる。〈参照〉係り結び》
①疑問を表す。…か。〈用例〉郭公(ほととぎす)〜聞き給へる(徒然・107)。
②反語を表す。…か、いや…ではない。〈用例〉友〜違(たが)はむわれも依りなむ(万葉・16・3797)。
や(接尾)
目下の人の名などにつけて親しみを表す語。〈用例〉じい〜。坊〜。
やあ【八】
数をかぞえるとき、「や」をのばしていう語。やっつ。はち。
やあ(感)
<項目参照 refid="014399400" kariid"14399400">や(感)
やあい
[一](感)相手をはやしたてたり、からかったりするときの語。〈用例〉〜、すべって転んだ。〜、弱虫。
[二](終助)
①大声で呼びかけるときに添える語。〈用例〉花子さん〜。
②相手に対し、親しみや軽蔑(けいべつ)の意をこめて、強く言い放つときに添える語。〈用例〉弱虫〜。よせ〜。
ヤーウェ【Yahweh】
→ヤハウェ
ヤーキズ【Robert Mearns Yerkes】
(1876-1956)アメリカの心理学者。イェール大教授。同大霊長類生物学研究所長。下等から高等にいたる動物の知覚・行動を研究。著書『チンパンジー』『猿の心的生活』など。
ヤーキス‐てんもんだい【ヤーキス天文台】
(Yerkes Observatory)シカゴ大学の天文台。口径102cmの世界最大の屈折望遠鏡がある。ウィスコンシン州にあり、1895年創設。
ヤークート【Yaqut al-Rumi】
(1179-1229)イスラムの地理学者。ギリシア系奴隷としてバグダードの商人に買われ、高い教育を受けた。各地を旅して見聞を広め、著述に専念。『諸国集成』はイスラム世界の地名辞典。
やあ‐さん
《俗語》→やくざもの。やあ公。
ヤード【yard・碼】
ヤード‐ポンド法における長さの基本単位。イギリス・アメリカともに、1ヤードは0.9144m。
ヤード‐ポンド‐ほう【ヤード-ポンド法】
基本単位にヤードとポンドを採用した単位系。体積名はガロンで、十進法を用いない。イギリス・アメリカなどで使用。yard-pound system
やあ‐やあ(感)
男子が用いる軽い挨拶(あいさつ)の語。やあ。〈用例〉〜、しばらく。
ヤール
《yardのオランダ語読み「ヤールド」の転》おもに織物の長さを測るときの単位。ヤード。
ヤールー‐チアン【鴨緑江】
(Yālù Jiāng)→おうりょっこう(鴨緑江)
ヤール‐はば【ヤール幅】
洋服地の幅の一種。約91cm幅。また、その幅で織られた布。
や‐あわせ【矢合(わ)せ】(名・サ変自)
戦いを始める通告として、互いにかぶら矢を射たこと。
ヤーン【Friedrich Ludwig Jahn】
(1778-1852)ドイツの教育者・体操家。グーツ=ムーツの『青年のための体操』に感銘して体操場を開設、その活動をトゥルネンTurnenと名づけて、水平棒・平行棒・あん馬・平均台などを使った体操を普及、今日の器械体操の基礎を築いた。
ヤーン【Hans Henny Jahnn】
(1894-1959)ドイツの小説家。オルガン製作者としても有名。小説『岸辺なき流れ』、戯曲『盗まれた神』など。
ヤーン【Niels Kai Jerne】
(1912-94)イギリスの生化学者。生体が抗体をつくって抗原を無力化する免疫システムを、分子レベルで理論的に解明。免疫学発展の基礎をつくった。1984年ノーベル生理学医学賞受賞。
やい
[一](感)ののしって呼びかける語。〈用例〉〜、若僧。
[二](終助)親しみや軽蔑(けいべつ)をこめていうときに添える語。〈用例〉よせ〜。
やい‐かがし【嗅】
節分の厄払(やくばら)いの一つ。この夜、イワシの頭・髪の毛・ネギ・ニンニクなど、におうものを火にあぶって串(くし)やヒイラギの枝に刺して戸口に挿し、悪臭によって疫病神(やくびょうがみ)を追い払おうというもの。やきかがし。
や‐いし【矢石】
→ベレムニテス
や‐いた【矢板】
建築や土木工事で土止めや水止めのため、地盤に打ち込む板状のくい。シートパイル。sheet pile
やいた【矢板】
〈市〉栃木県北部、高原(たかはら)山南東麓(なんとうろく)の市。農林業と工業がさかん。レンゲツツジの名所八方ケ原(はっぽうがはら)高原がある。人口3万6369(1994)。
やいづ【焼津】
〈市〉静岡県中部、駿河(するが)湾に臨む市。水産業がさかんで、遠洋漁業の基地として水揚げ高は全国有数。鰹節(かつおぶし)・練り製品などの水産加工業もさかん。人口11万5707(1994)。
やい‐と【灸】
《「焼き処(と)」の転》→灸(きゅう)
やいと‐ばな【灸花】
→ヘクソカズラの別名。
やいと‐び【灸日】
(きゅう)をすえると効果があるとされている日。正月20日や、2月と8月の2日という地方が多い。
やいの‐やいの(連語)
迫った気持ちを訴えるさま。また、強く要求をするさま。〈用例〉〜と責めたてる。
やい‐ば【刃】
《「焼き刃」の転》
→焼き刃。blade
②刃物。刀。sword; cutlery〈用例〉氷の〜。
刃に掛かる(やいばにかかる)
刃物で殺される。die by the sword〈用例〉主君の〜。
刃に掛ける(やいばにかける)
刃物で殺す。put to the sword
刃に伏す(やいばにふす)
刀で自殺する。kill oneself by the sword
やい‐やい
[一](感)尊大に相手に呼びかける語。〈用例〉〜、お前たち。
[二](副)
①ねだったり催促したりするさま。やいのやいの。〈用例〉〜せがむ。
②うるさく騒ぐさま。〈用例〉〜騒ぐ。
やいろ‐ちょう【八色鳥】
深山の森林にすむヤイロチョウ科の夏鳥。翼長約12cm。「ポポピー、ポポピー」と笛のような声で鳴く。名は、羽色が赤・青・緑・紫・茶・黒・白などに彩られていることに由来。本州中部以南に渡来。pitta
や‐いん【夜陰】
夜。夜の暗いとき。darkness of the night〈用例〉〜に乗ずる。
や‐う【夜雨】
夜の雨。夜降る雨。night rain
や‐うつり【屋移り・家移り】(名・サ変自)
引っ越し。転居。moving
やうつり‐がゆ【屋移り粥・家移り粥】
新築や屋根の葺(ふ)き替え、また引っ越しした新居を祝って炊く粥。新しい竈(かまど)で炊いた小豆(あずき)粥に、銭や小石を入れて神前に供えたり、柱に振りかけたりなどする。やがゆ。やわたりがゆ。
ヤウンデ【Yaoundé】
赤道アフリカ、カメルーンの首都。中部高原に位置し、コーヒー・カカオの集散地。国際空港と港のあるドアラと鉄道で連絡。人口75万(1991)。
や‐え【八重】
①8つ重なっていること。はちじゅう。
②幾重にも重なっていること・もの。multilayer
③花弁が重なっていること・花。double〈用例〉〜咲き。
八重の潮風(やえのしおかぜ)
八重の潮路を吹いて来る風。
八重の潮路(やえのしおじ)
はるかな、遠い海路。八潮路。
八重の山路(やえのやまじ)
幾重にも曲がり続く、非常に長い山道。
や‐えい【夜営】(名・サ変自)
①夜、陣を張ること。また、その陣営。camp
②夜、野外で宿ること・所。camp out
や‐えい【野営】(名・サ変自)
①野外に陣を張ること。camp
②野外に宿営すること。露営。camp
やえ‐がき【八重垣】
幾重にも造った垣根。
やえごろも【八重衣】
地歌(じうた)・箏曲(そうきょく)の曲名。石川勾当(こうとう)が地歌に作曲。19世紀初めごろの作品。のち、幕末に八重崎検校(けんぎょう)が箏曲に編曲。歌詞は衣に関する和歌からなる。
やえ‐ざき【八重咲き】
花弁がいくつにも重なって咲くこと。また、その花。double-petaled
やえざき‐けんぎょう【八重崎検校】
(1776ごろ-1848)地唄(じうた)・箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。地唄の手事(てごと)物の代表曲に箏の旋律をつけて箏曲に編曲。『四季の眺め』『八重衣』などが有名。
やえ‐ざくら【八重桜】
サトザクラの中の八重咲き品種の通称。花は新葉と同時に咲き、花期はやや遅い。花は塩漬けにして食用。
やえす【八重洲】
東京都中央区の町名。東京駅八重洲口前の商業地で、地名は江戸初期に来日したオランダ人、ヤン=ヨーステンの居住地に由来。
やえ‐だけ【八重岳】
鹿児島県屋久(やく)島の山岳群の総称。最高峰は宮之浦(みやのうら)岳(1935m)で、霧島屋久島国立公園に属する。
やえ‐なり【八重生り】
①枝の先に実が多数なること。
→リョクトウの別名。
やえ‐ば【八重歯】
歯の横に重なるように生えた歯。そいば。鬼歯。double tooth
やえ‐むぐら【八重葎・藤】
①アカネ科の一、二年草。山野にはえる。高さ60〜90cm。茎は四角で下向きのとげがある。葉は輪生で線形。夏に黄花が咲く。果実にはとげが密生。
②茂るにまかせた葎。
やえやま‐かずら【八重山葛】
ヒルガオ科のつる性多年草。サツマイモの一品種で、沖縄地方で栽培。セイヨウアサガオに似た濃緑色の若葉は食用。白色の芋は食用にならない。
やえやまごい【八重山語彙】
沖縄県八重山諸島の方言集。編者は宮良当壮(みやながまさもり)。昭和5年(1930)刊。総説と語彙(八重山語を五十音順に配列した甲編と、共通語と対比しABC順に列記した乙編)からなる。
やえやま‐さそり【八重山蠍】
コガネサソリ科の暗褐色のサソリ。体長約3.5cm。樹皮下や石の下にすむ。夜行性。毒性は弱く、刺されても危険はない。日本では沖縄の宮古列島・八重山列島にいるだけであるが、東南アジア・オーストラリアなどに広く分布。
やえやま‐ひるぎ【八重山蛭木】
ヒルギ科の常緑高木。高さ3〜10m。熱帯の河口・海岸にマングローブを構成。葉は長楕円(だえん)形で約15cm。萼(がく)・花弁ともに4個。沖縄八重山列島に多い。
やえやま‐れっとう【八重山列島】
沖縄県南西部、石垣島以西の島群。先島(さきしま)諸島の西半を占め、石垣・西表(いりおもて)島のほか、竹富・小浜島など大小19の島々がある。高温多湿気候で亜熱帯の密林やマングローブなどがみられ、パイナップル・サトウキビの産地でもある。
や‐えん【野猿】
野生のサル。また、単にサルのこと。wild monkey
や‐お【八百】
①100の8倍。はっぴゃく。eight hundred
②《接頭的。名詞の上に付けて》数が多いことを表す。〈用例〉〜万(よろず)の神。〜重(え)
やお【八尾】
〈市〉大阪府東部、大阪市の南東に接する市。東本願寺別院の寺内町として発達。大阪市の衛星都市で、ブラシ・撚糸(よりいと)生産のほか各種工業がさかん。恩智遺跡・高安千塚古墳群・八尾御坊(大信寺)などがある。人口26万8974(1994)。
ヤオ‐ぞく【ヤオ族・瑶族】
中国南部からインドシナ北部の山岳地帯に住む少数民族。言語はミャオ‐ヤオ語派に属する。焼き畑農耕に従事。Yao
やお‐ちょう【八百長】
《八百屋の長兵衛という人が、碁の勝負で弱い相手にわざと負けていたことから》
①わざと負けること。rigged affair
②スポーツ競技や賭(か)け事などで、前もって勝敗を決めておき、表面だけ真剣にとりつくろって行う勝負。fixed game
③《転じて》事前にしめし合わせ、なれあいで事を運ぶこと。put-up job
やおつ【八百津】
〈町〉岐阜県南部、木曽(きそ)川に沿う町。中山(なかせん)道の裏道、木曽川水運の河港として栄えた。飛騨(ひだ)木曽川国定公園に属し、渓谷美で有名な蘇水(そすい)峡がある。人口1万5007(1994)。
ヤオハンジャパン【(株)ヤオハンジャパン】
商業。スーパーマーケット。昭和37年(1962)設立。旧称は八百半(やおはん)デパート。平成9年(1997)倒産、会社更生法申請。
や‐おもて【矢面・矢表】
①矢の飛んで来る正面。
②質問・非難などの集まる立場・位置。brunt of criticism
矢面に立つ(やおもてにたつ)
他人からの攻撃をまともに受ける役をつとめる。bear the full brunt of〈用例〉非難の矢面に立たされる。
やお‐や【八百屋】
①野菜類の小売商。また、その店。青果商。vegetable store(米); greengrocery(英)
②学問・趣味などについて、広く浅く知っていること・人。jack-of-all-trades
③何にでも広く手を出すこと・人。なんでも屋。jack-of-all-trades
やおや‐おしち【八百屋お七】
(1668-83)江戸本郷駒込(こまごめ)の八百屋の娘。天和(てんな)2年(1682)の大火で寺に避難したとき、寺小姓に恋し、再会を願って放火。火刑に処せられた。西鶴(さいかく)の『好色五人女』などに作品化されている。
やおや‐ぼうふう【八百屋防風】
→ハマボウフウの別名。
やお‐よろず【八万】
数の非常に多いこと。数限りないこと。〈用例〉〜の神々。
やおら(副)
ゆっくりと、静かに落ち着いて動作を始めるさま。おもむろに。ゆうゆうと。deliberately〈用例〉〜立ち上がる。〈参考〉「にわかに。突然」等いきなり動作を始めるさまの意味に用いるのは本来は正しくない。