- やか(接尾)
- 《状態を表す語に付いて、形容動詞の語幹をつくる》いかにもそのようであるさまを表す語。〈用例〉さわ〜。のび〜。はな〜。まことし〜。
- や‐が【夜▼蛾】
- ヤガ科のガの総称。種類が多く、日本産約900種。夜行性で灯火に飛来。幼虫は野菜・草木を食害。世界各地に分布。
- や‐かい【夜会】
- ①夜間の会合。night meeting
- ②西洋スタイルの夜の会合。おもに、舞踏(ぶとう)会。evening party
- や‐がい【野外】
- 家の外。のはら。open air
- やがい‐かんさつ【野外観察】
- 屋外へ出て自然状態での動植物を観察すること。
- やがい‐げき【野外劇】
- 屋外で、自然を背景にして行う劇。ページェント。pageant
- やかい‐ふく【夜会服】
- 夜間の晩餐(ばんさん)会・舞踏会・観劇などに着用する正式な礼装。男性は燕尾(えんび)服、女性はイブニングドレスが正式。evening dress
- やかい‐まき【夜会巻(き)】
- 女性の髪型の一つ。明治・大正期に結われた束髪の一種。襟足(えりあし)から上へねじり上げた毛先を左右に分けて輪をつくり、留めたもの。夜会結び。
- や‐かく【野▼鶴】
- ①野にいるツル。
- ②《比喩(ひゆ)的に》仕官しないでいる人。〈用例〉閑雲〜。
- や‐がく【夜学】
- ①夜、勉強すること。night study
- ②夜、授業を行う学校。夜間学校。夜学校。night school〈用例〉〜に通う。
- やかげ【矢掛】
- 〈町〉岡山県南西部の町。山陽道の旧宿場町で、昔の本陣の跡が残る。農林業の町だが、宅地化が著しい。人口1万7460(1994)。
- や‐かず【矢数・矢▽員】
- ①矢の数。また、矢を射て的(まと)に当たった数。
- ②通し矢などで可能なかぎり多くの矢を射ること。また、その数を競うこと。大矢数。
- やかず‐はいかい【矢数俳▼諧】
- 俳諧形式の一つ。江戸時代、1昼夜に1人でどれだけ多くの句を詠むことができるかを競ったもの。大矢数。
- や‐がすり【矢▼絣・矢▽飛▽白】
- 絣柄の一つ。形が矢羽根に似ているのでこの名がある。
- や‐かた【屋形・▽館】
- ①仮の家・宿所。
- ②貴人の家・宿所。
- ③《転じて》貴人の尊称。〈用例〉お〜様。
- ④舟・牛車(ぎっしゃ)の屋根。
- ⑤「→屋形船」の略。
- やかた‐いさき【矢形▼伊佐木】
- 河口付近に多いシマイサキ科の近海魚。全長約30cm。褐色がかった淡青色で、腹側は銀白色。背に沿って3本の灰黒色帯が走る。うきぶくろで音を発する。食用。本州中部以南に分布。コトヒキ。
- やかた‐ぶね【屋形船】
- 船の上に屋根を設け、遊覧などを目的とした和船。慶長(けいちょう)のころ、江戸で平田舟(ひらたぶね)に屋根をかけて船遊びしたのが始まりという。〈比較〉御座船。
- や‐がため【屋固め】
- ①新築祝いの儀式。神官や僧侶(そうりょ)に祈祷(きとう)をしてもらい、銭や小石を入れた小豆粥(あずきがゆ)をたいて祝う。渡座(わたま)し。屋移り祝い。
- ②対馬(つしま)地方で、若い人が続いて死んだとき、神主(かんぬし)などにお払いをしてもらう風習。
- やがて【▼軈】24画
- 部首 身みへん 和製漢字
- 区点 7733・JIS 6D41・シフト E760
※旧字・異体字あり
- →やがて[軈て]
- やがて【▼軅】19画→▼軈の異体字/和製漢字
- 身みへん
- 区点 7732・JIS 6D40・シフト E75F
- やがて【▼軈て】(副)
- ①しばらく時間がたつと。そのうちに。まもなく。soon〈用例〉父は〜戻ります。
- ②かれこれ。おおかた。ほぼ。almost〈用例〉〜1年になる。
- ③結局。すなわち。とりもなおさず。after all〈用例〉それが、〜大事故へとつながるのだ。
- ④{古語}
- (ア)…した、そのまま。〈用例〉筆にも書きとどめぬれば、〜定まりぬ(徒然・73)。
- (イ)すぐに。早速に。…と同時に。〈用例〉名を聞くより、〜面影は推しはからるる心地するを(徒然・71)。
- やがて‐は【▼軈ては】(副)
- 「やがて」を強めた語。by and by
- やかまし・い【▼喧しい】(形)
- ①音や声が大きくてしたいことが出来にくくなるほど不快である。騒がしい。noisy〈用例〉〜道路工事の音。隣の部屋が〜。
- ②めんどうだ。わずらわしい。troublesome〈用例〉〜手続きが多い。
- ③小言が多い。理屈っぽい。magging〈用例〉〜おやじ。
- ④厳しい。strict〈用例〉しつけに〜。〜規則。税関が〜。
- ⑤好みが難しい。particular〈用例〉食べ物に〜。
- ⑥さかんに話題にされている。much discussed〈用例〉世に〜・く取りざたされている問題。〈派生〉やかましが・る(五他)やかましげ(形動)やかましさ(名)
- やかまし‐や【▼喧し屋】
- 理屈・小言・好みをうるさくいう人。fussy person〈用例〉有名な〜。
- やかま‐の‐おうけつ【八▼釜の▼甌穴】
- 愛媛県南東部、高知県境付近(柳谷(やなだに)村)の仁淀(によど)川支流黒川にある甌穴群。直径9〜12m、深さ7〜13mの釜状の甌穴が8つある。特別天然記念物。
- やから【▽族】
- ①一族。一家一門。親族。うから。clan; family
- ②《「輩」とも。さげすむ気持ちでいう》なかま。連中。fellows; guys〈用例〉不逞(ふてい)の〜。
- や‐がら【矢柄・矢▽幹】
- ①矢の幹(みき)の部分。箆(の)。
- ②ヤガラ科の海水魚の総称。また、その一種アカヤガラもさす。アカヤガラは、体は非常に細長く、たてに扁平(へんぺい)。吻(ふん)も管状に伸び、尾びれ中央も細く鞭状(むちじょう)に伸びる。全長約1.5m。赤褐色で腹は淡色。食用。本州中部以南に分布。
- やが・る(接尾)
- 《俗語。動詞と助動詞「れる」「せる」などの連用形に付いて動詞をつくる。五段型》さげすみの気持ちを表す。〈用例〉ぬかし〜。
- や‐かん【夜間】
- 夜のあいだ。日没から日の出までの間。nighttime〈用例〉〜受付。
- や‐かん【▽薬缶・▽薬▼罐】
- 《元来は薬をせんじるもの》
- ①金属製の土びん形の湯わかし器具。kettle
- ②《「やかん頭」の略》はげ頭。bald head
- 薬缶で茹でた蛸の様(やかんでゆでたたこのよう)
- 《手も足も出ないというしゃれ》手の打ちようのないさま。また、内に閉じこもっているさま。
- やかんきゅうじつ‐しんりょう【夜間休日診療】
- 地方自治体と地域医師会が協力して、地域の病院・診療所が輪番制で夜間と休日に急患の診療を行うこと。
- やかん‐ちゅうがっこう【夜間中学校】
- 経済的あるいは身体的理由などで中学教育をうけなかった社会人のために特別に設けられた、夜間の授業を行う中学校。学校教育法に基づくものではなく、各学校の自主的努力により運営されている。
- やがん‐てつどう【野岩鉄道】
- 関東地方北部と南会津地方を直結する、第三セクターの鉄道。栃木県の新藤原と福島県の会津高原を結ぶ。営業キロ30.7km。昭和61年(1986)開業。会津鬼怒川(きぬがわ)線。
- やかん‐ほいくえん【夜間保育園】
- 夜間、子どもの世話ができない親に代わって、預かって保育する施設。
- やき【焼き】
- ①焼くこと。焼いた物・程度。bake
- ②鉄鋼を火で熱し、急に水に入れて、質をかたくすること。おもに刀の刃の焼き入れ。temper
- 焼きが回る(やきがまわる)
- ①刃物を焼くのに、火が回りすぎて、かえって切れ味が鈍る。
- ②《転じて》衰えて、ぼける。become senile
- 焼きを入れる(やきをいれる)
- ①焼きを行う。temper
- ②私刑を加える。拷問する。torture; lynch
- ③緩んだ気持ちを引き締めさせる手段をとる。teach...a lesson
- や‐き【夜気】
- ①夜の空気。夜の静かなようす。night air
- ②夜の静かな気持ち。stillness of night
- やぎ【▽山▽羊・野▽羊】
- ウシ科の中形哺乳(ほにゅう)類。古くから乳・肉・毛・毛皮を目的に飼われる。多くの品種がある。ふつう鎌(かま)形の角があるが、品種によってはない。草や樹葉を主食とし、強健で放牧に適する。世界各地に分布。ゴート。goat
- やぎ【八木】
- 〈町〉京都府中部、亀岡(かめおか)盆地の北西にある町。マツタケの産地として知られる。人口1万0078(1994)。
- やき‐あが・る【焼(き)上がる】(五自)
- すっかり焼ける。焼いてできあがる。be baked〈用例〉パンが〜。
- やき‐あ・げる【焼(き)上げる】(下一他)
- 焼いて作り上げる。焼いて完成させる。bake; burn; roast; grill
- やき‐あみ【焼(き)網】
- 直火(じかび)の上にのせて材料を焼くための網。gridiron
- やぎ‐アンテナ【八木アンテナ】
- 《「八木‐宇田アンテナ」の略》八木秀次(やぎひでつぐ)と宇田新太郎(うだしんたろう)が大正15年(1926)に発明した強い指向性と高利得を得る超短波用アンテナ。テレビ受信・無線通信に使用。
- やき‐いた【焼(き)板】
- 焼きめをつけた板つきかまぼこ。
- やき‐いも【焼(き)芋】
- サツマイモを皮ごと鉄がまで蒸し焼きにしたり、熱した小石やつぼの中で焼いたりしたもの。石焼き芋・つぼ焼き芋など。
- やき‐いれ【焼(き)入れ】
- ①焼きをいれること。hardening
- ②高温に加熱した金属材料を、水・油などで急冷する熱処理。硬さ・強度を増すため鋼に広く適用される。刀など。quench
- やき‐いん【焼(き)印】
- 焼いて物に押しつけ、焼き跡をつける金属製の印。また、その押した跡。烙印(らくいん)。brand
- やき‐うち【焼(き)討ち・焼(き)打ち】(名・サ変他)
- 町や城・屋敷などに火をつけて攻めること。火攻め。fire attack〈用例〉〜に遭う。
- やき‐え【焼(き)絵】
- 焼きごてや薬品などで木・竹・紙などに絵・文様などを焼きつける工芸の手法。また、その作品。
- やき‐がね【焼(き)金・焼(き)▽鉄】
- ①牛馬に熱した鉄で印を付けること。また、その印。昔、罪人にも印をつけた。烙印(らくいん)。brand
- ②はり術で用いる火で熱した針。ひばり。heated needle
- やき‐きり【焼(き)切り】
- 薬品または道具を使って、物を焼いて切ること。burn off〈用例〉〜強盗。
- やき‐ぐし【焼(き)▼串】
- 食品を焼くときに打つ、くし。焼き鳥などの竹ぐし、魚や野菜に用いる、とがった長い金ぐし、西洋料理用の金ぐし(ブロシェット)など。skewer
- やき‐ぐり【焼(き)▼栗】
- 殻に切れ目を入れ、熱い灰に埋めて焼いたクリ。また、甘く煮たクリを、金網にのせて焼き目だけつけたもの。roast chestnut
- やき‐ごえ【焼(き)肥】
- 塵芥(じんかい)などをむし焼きにして作った肥料。
- やき‐ごて【焼(き)▼鏝】
- ①炭火で熱して、布のしわをのばしたり、折り目をつけたりするのに用いるこて。最近は電熱を利用することが多い。hot iron
- ②焼き絵をかくのに用いるこて。hot iron
- やき‐ごめ【焼(き)米】
- 新米をもみのまま炒(い)り、臼(うす)でついて殻を除いたもの。roasted rice
- やぎ‐ざ【▽山▽羊座】
- 南天の星座。黄道(こうどう)十二星座の一つ。輝星はないが、夏の天の川の東側で、逆三角形に並ぶ星の配列が、目につきやすい。9月30日ごろの午後8時ごろに南中。面積414平方度。Capricornus
- やき‐ざかな【焼(き)魚・焼(き)▼肴】
- 魚を姿のまま、あるいは切り身にして焼いたもの。塩を振っただけの塩焼き、たれを塗るつけ焼きなど。grilled fish
- やぎさわ‐ダム【矢木沢ダム】
- 群馬県、利根(とね)川の源流にある多目的ダム。昭和42年(1967)完成。有効貯水量1億7600万m3。洪水調節・農業・東京都上水道・発電などに用いられる。
- やき‐しお【焼(き)塩】
- 粗塩をからいりして苦みを取り除いた、さらさらの塩。マグネシウムなどの塩化物が酸化物になる。
- やき‐じめ【焼(き)締め】
- =やきしめ。
- ①成形した器物から水分を取り除くために窯(かま)で低火度で焼くこと。
- ②釉(うわぐすり)をつけないで高温で焼いたやきもの。備前焼・信楽(しがらき)焼など。
- やき‐しも【焼(き)霜】
- 《焼いた部分が白くなり、霜のように見えることから》表面だけさっと焼き、すぐ冷水に移してさます料理法。くせのある魚や、生食にする牛肉に風味をつけたりするのに用いる。
- やぎ‐じゅうきち【八木重吉】
- (1898-1927)詩人。東京生まれ。東京高師卒。キリスト教信仰告白と純粋な心情の素直な流露の詩が多い。詩集『秋の瞳(ひとみ)』『貧しき信徒』など。
- やぎしり‐とう【▽焼▼尻島】
- 北海道北西部、羽幌(はぼろ)町の沖合い20kmにある島。面積5.3km2。イチイ(オンコ)の美林で知られる。
- やき‐すぎ【焼(き)杉】
- 杉材の表面を焼きこがし、磨いて木目を突起させたもの。工芸品・器物・下駄(げた)などに利用する。
- やき‐す・てる【焼(き)捨てる】(下一他)
- 不要と考えて焼いてしまう。burn up〈用例〉原稿を〜。
- やき‐ずみ【焼(き)炭】
- 木を蒸し焼きにしてつくった炭。
- やき‐せっこう【焼(き)石▼膏】
- 石膏(硫酸カルシウムの二水和物)を焼いて得られる白色粉末。硫酸カルシウムの2分の1水和物と無水物との混合物。水で練れば石膏となって硬化する。塗装用プラスター・型材・歯科用など。しょうせっこう。calcined gypsum
- やき‐そば【焼(き)▼蕎▽麦】
- 中華めんを肉や野菜などの具とともに、油でいためた料理。めんを油で揚げ、具やあんをかけたものもいう。fried noodle
- やき‐たて【焼(き)立て】
- 焼いて作られた直後であること。fresh-baked;fleshly roasted〈用例〉〜のパン。
- やき‐だま【焼(き)玉】
- 焼き玉エンジンの赤熱した点火部。
- やきだま‐エンジン【焼(き)玉エンジン】
- 2サイクルの内燃機関。シリンダー頭部にある焼き玉(鋼鉄製の球)を外部から赤熱し、これにピストンで圧縮した燃料と空気の混合ガスを噴射して爆発燃焼させる。漁船や小型貨物船に使われる。焼き玉機関。hot bulb engine
- やき‐つぎ【焼(き)接ぎ】
- 欠けた陶器を、釉(うわぐすり)をかけて焼いて接ぐこと。
- やき‐つ・く【焼(き)付く】(五自)
- ①焼けてくっつく。焦げ付く。scorch
- ②心に強く残る。be printed on one's mind〈用例〉印象が胸に〜。
- やき‐つけ【焼(き)付け】
- ①釉(うわぐすり)をかけて焼いた陶磁器に顔料で模様などを描き、再び窯(かま)で焼きつけること。上絵付(うわえつけ)。enamel
- ②めっき。plating
- ③写真で、陰画を通して印画紙を露光し、現像・定着して陽画を作ること。printing
- やきつけ‐とりょう【焼(き)付け塗料】
- 塗布後、約120〜150℃に加熱して乾燥させる塗料。密着性・かたさ・耐久性などに優れる。焼き付けワニス・焼き付けエナメルなどがある。baking finish
- やき‐つ・ける【焼(き)付ける】(下一他)
- ①釉(うわぐすり)をかけて焼いた陶磁器に模様をかき、再びかまに入れて焼く。bake
- ②めっきする。plate
- ③写真で、感光紙に、陰画を通した光を当てて陽画をつくる。プリント。print
- ④印象を強く残す。burn into one's memory
- やき‐どうふ【焼(き)豆腐】
- ①固めにつくった木綿豆腐の表面を焼いて焦げ目をつけたもの。すき焼き・田楽などに用いる。
- ②《焼き豆腐を焼くとき、くしを2本刺すことから》江戸時代、武士をののしった語。二本ざし。
- やき‐とり【焼(き)鳥】
- 《本来は、野鳥を焼いたもの》鶏肉やそのもつを切ってくしに刺して素焼きし、塩やたれをつけた食品。〈数え方〉1串(くし)。
- やき‐なおし【焼(き)直し】
- ①一度焼いたものを、もう一度焼くこと。また、焼いたもの。grill again
- ②他人の作品や以前に作った自分の作品に手を加えて新作のようにみせたもの。rehash
- やき‐なまし【焼(き)▽鈍し】(名・サ変他)
- 加工や熱的効果で硬化した金属材料を、加熱したのちゆっくり冷却する熱処理。軟化して展性・延性が増す。焼鈍(しょうどん)。anneal
- やき‐ならし【焼(き)▽均し】
- 鋼を高温に熱して空冷し、内部のひずみを除去して均質な組織を得るための熱処理。normalizing
- やき‐にく【焼(き)肉】
- 肉を網・フライパンなどで焼いたもの。ふつうは、朝鮮料理の焼き肉をいう。材料は牛・豚・鶏・羊・子羊、内臓類など。grilled meat
- やぎのうた【▽山▽羊の歌】
- 中原中也(なかはらちゅうや)の処女詩集。昭和9年(1934)刊。青春の喪失感と苦痛、普遍的な愛と幸福への希求を表現。
- やき‐のり【焼(き)▽海▼苔】
- 干し海苔を火であぶったもの。
- やき‐ば【焼(き)刃】
- ①焼きを入れた刃物。tempered blade
- ②刃の面に見える波形の模様。watered pattern
- やき‐ば【焼(き)場】
- 死体を焼く所。火葬場。crematory
- やき‐はた【焼(き)畑】
- 草木を焼き払って、そのあとに作物を作ること・はたけ。火田。やきばた。slash-and-burn
- やきはた‐のうこう【焼(き)畑農耕】
- 山林・原野の表面を焼き払い、その灰を肥料として雑穀・イモ類などを栽培する原始的な農法。東南アジア・中南米・アフリカ・中国の一部などにみられる。朝鮮半島や日本では、現在ほとんど行われていない。swidden agriculture
- やき‐はまぐり【焼(き)▼蛤】
- 砂出しをした殻つきのハマグリを直火(じかび)焼きにしたもの。むき身をくしに刺して焼いたものもある。
- やき‐ばめ【焼(き)▼嵌め】
- 外側部品を加熱によって膨張させ、穴などを大きくした状態のところにはめ合わせ、その後、冷却収縮によって締める方法。shrinkage fit
- やき‐はら・う【焼(き)払う】(五他)
- 全部焼く。burn up〈用例〉野原を〜。
- やぎ‐ひげ【▽山▽羊▼鬚】
- ヤギのひげのようにあごの下に垂れ下がった形のひげ。goatee
- やぎ‐ひでつぐ【八木▽秀次】
- (1886-1976)電気工学者。大阪市生まれ。東大卒。東工大学長・大阪大学総長・技術院総裁。東北大学で宇田新太郎(うだしんたろう)と八木アンテナを発明した。昭和31年(1956)文化勲章受章。
- やき‐ふ【焼(き)▼麩】
- 小麦粉を水で練ったものからでんぷん質を除いてできる生(なま)麩を、あぶり焼きした食品。
- やぎ‐ぶし【八木節】
- 栃木と群馬の両県にまたがる八木地方の民謡・盆踊り唄(うた)。歌詞は国定忠治(くにさだちゅうじ)などの語り物を主とする七七調。酒だるを中心に、にぎやかな鳴り物ではやす。
- やき‐ぶた【焼(き)豚】
- 中華料理の一種。豚肉の塊をしょうゆなどにつけ、蒸し焼きにしたもの。チャーシュー。
- やき‐ふで【焼(き)筆】
- 下絵をかくのに使う筆。ヤナギなどの木の端を焦がしたもの。
- やき‐まし【焼(き)増し】(名・サ変他)
- 1枚の陰画からさらに必要な枚数の写真をつくること。また、その写真。extra printing
- やき‐みそ【焼(き)味▼噌】
- 味噌を杉板などに盛り付けて、遠火であぶったもの。
- やき‐みょうばん【焼(き)明▼礬】
- 化学式KAl (SO4) 2 みょうばんを160℃以下で加熱、水和水を除いた白色粉末。食品加工剤・写真硬膜剤などに利用。枯礬(こばん)。burnt alum
- やき‐むすび【焼(き)結び】
- おむすび(にぎりめし)を網で焼き、しょうゆ・みそなどを塗ったもの。
- やき‐めし【焼(き)飯】
- ①→チャーハン。fried rice
- ②にぎりめしを火にあぶって、少しこがしたもの。
- やき‐もき(副・サ変自)
- 気になって、いらだつさま。やきやき。fret〈用例〉出発の時刻になっても来ないので〜する。
- やき‐もち【焼(き)▼餠】
- ①焼いたもち。
- ②嫉妬(しっと)。ねたみ。jealousy
- 焼き餠焼くとて手を焼くな(やきもちやくとててをやくな)
- 度の過ぎた嫉妬(しっと)は相手に嫌われ、自分に災いを招くことになる。
- 焼き餠を焼く(やきもちをやく)
- 嫉妬(しっと)する。ねたむ。be jealous
- やきもち‐やき【焼(き)▼餠焼き】
- 嫉妬(しっと)深い人。jealous person
- やき‐もどし【焼(き)戻し】
- 焼き入れしてもろくなった鋼を比較的低い温度で再加熱し、粘り強さをもたすための熱処理。temper
- やき‐もの【焼(き)物】
- ①陶器(とうき)・磁器(じき)・土器などの総称。pottery
- ②焼いた料理の総称。直火(じかび)焼きと間接焼きがある。一般に、料理のコースの中心になる。broiled food
- ③焼きを入れて作った刃物。tempered cutlery
- や‐きゅう【野球】
- 9人ずつの2チームが攻守を交替しながら、守備側の投手が投げるボールを、攻撃側が1人ずつ順番にバットで打ち、4つのベースを1周した得点を争うスポーツ。アメリカで生まれ、世界各国に普及。日本では軟式もある。baseball
- や‐ぎゅう【野牛】
- ①スイギュウ類以外の野生のウシの総称。buffalo
- ②バイソンのこと。アメリカバイソンとヨーロッパバイソンの2種をさす。体長約3m。黒褐色。頭が大きく、肩から頸(くび)にかけてこぶ状の隆起があり、頸や肩の毛が長い。bison
- やぎゅう【▽柳▽生】
- 奈良市北東部、笠置(かさぎ)山地にある地区。もと柳生村・大柳生村で、柳生新陰(しんかげ)流で名高い柳生氏発祥の地。
- やぎゅう‐がさ【▽柳▽生▼笠】
- 紋所の名。笠紋の一種。2個の笠を横半分重ねた形。笠の形は同じだが紐(ひも)の配置が違う。柳生氏で専用しているので、この名がある。
- やきゅう‐かた【野球肩】
- 投球動作のくり返しによって起こる肩関節部の障害。回旋筋の付着部周縁の軽い組織断裂による。baseball shoulder
- やきゅう‐きょうやく【野球協約】
- プロ野球で、おもに球団と選手の契約の方法や禁止事項などを定めたもの。昭和26年(1951)発効。プロフェッショナル野球協約。
- やきゅう‐けん【野球▼拳】
- 宴席での遊び。2人が相対し、野球プレー中の身振りをしながらじゃんけんをし、負けたほうが着衣を1枚ずつ脱いでいく。
- やぎゅう‐じゅうべえ【▽柳▽生十▽兵▽衛】
- (1607-50)江戸初期の剣客。名は三厳(みつよし)。宗矩(むねのり)の子。祖父宗厳(むねよし)の創始した柳生新陰(しんかげ)流を修め、諸国を巡歴。晩年は郷里大和国(やまとのくに)(奈良県)柳生で門弟を指南。
- やきゅう‐でんどう【野球殿堂】
- ①アメリカ、ニューヨーク州のクーパースタウンにある野球博物館。野球界の発展に寄与した人々を記念し、その功績が記されている。名誉の殿堂。Hall of Fame
- ②東京都文京区の東京ドーム内にある野球体育博物館の通称。日本野球の発展に寄与した人々を記念し、その功績が記されている。
- やきゅう‐ひじ【野球▼肘】
- 投手によくみられる肘関節の軟骨部分における炎症。肘関節部にくり返し衝撃が加わると起こる。baseball elbow
- やぎゅう‐むねのり【▽柳▽生▽宗▼矩】
- (1571-1646)江戸初期の剣客。宗厳(むねよし)の子。大和国(やまとのくに)(奈良県)柳生藩主。但馬守(たじまのかみ)。徳川秀忠(とくがわひでただ)・家光(いえみつ)に剣術を指南。総目付(そうめつけ)となって諸大名の動静を監察。
- やぎゅう‐むねよし【▽柳▽生▽宗▽厳】
- (1527?-1606)剣術家。大和の人。号は石舟斎。上泉秀綱(こういずみひでつな)に剣を学び、柳生新陰(しんかげ)流を開く。
- やぎゅう‐りゅう【▽柳▽生流】
- 江戸時代の剣術の流派の一つ。上泉秀綱(こういずみひでつな)から新影(しんかげ)流(新陰流)を学んだ柳生宗厳(むねよし)が開祖。代々将軍家の師範役を務め、江戸時代を通じてさかんに行われた流派。柳生新陰流。
- や‐ぎょう【夜業】
- 夜の間にする仕事。よなべ。night work
- やきょう‐しょう【夜驚症】
- 子供が睡眠中に急に起き上がり、泣き叫びながら部屋を歩き回ったりする症状。翌朝はそのことを覚えていない。night terror
- やぎ‐よしのり【八木▽義▽徳】
- (1911-99)小説家。北海道生まれ。早大卒。私小説の伝統に生きる寡作な作家。昭和19年(1944)中国人工員を描く『劉広福(りゅうこうふく)』で第19回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『私のソーニャ』『風祭』など。