- やままゆ‐が【山繭▼蛾】
- 日本原産の大形のガ。繭から糸をとるために飼育されることもある。開張約15cm。翅(はね)は黄褐色から赤褐色で、眼状紋と黒条が目立つ。幼虫はクヌギ・ナラ・クリなどの葉を食べ、楕円(だえん)形で黄緑色の長さ6cmほどの繭をつくる。日本全土に分布。テンサン。ヤマコ。
- やま‐みず【山水】
- ①山から出る水。
- ②山と水。さんすい。
- やま‐みち【山道】
- 山の中の道。mountain path
- やま‐みや【山宮】
- 山頂または中腹に祭る神社や祠(ほこら)。多くは山麓(さんろく)に里宮をもつ。
- やま‐むこう【山向(こ)う】
- 山のあちらがわ。山をはさんで、こちらと反対のがわ。
- やま‐むすめ【山娘】
- カラス科の鳥。体が青く、尾羽が長く美しい。全長40cm内外。飼い鳥として飼育。台湾特産種。
- やまむら‐ざ【山村座】
- 江戸の歌舞伎(かぶき)劇場。山村小兵衛が寛永(かんえい)19年(1642)創立という。江戸三座に並び栄えたが、正徳(しょうとく)4年(1714)絵島生島(えじまいくしま)事件で廃絶。
- やまむら‐さいすけ【山村才助】
- (1770-1807)地理学者。江戸の人。大槻玄沢(おおつきげんたく)に蘭(らん)学を学び、世界地理の研究に従事。海外地誌などの翻訳も多い。著書『訂正増訳采覧(さいらん)異言』など。
- やまむら‐ぼちょう【山村暮鳥】
- (1884-1924)詩人。本名土田八九十(はくじゅう)。群馬県生まれ。聖三一神学校卒。象徴詩から人道的な口語自由詩に転じた。詩集『聖三稜玻璃(せいさんりょうはり)』『風は草木にささやいた』『雲』など。
- やまむら‐りゅう【山村流】
- 上方舞(かみがたまい)の一流派。19世紀初め振付師山村友五郎(ともごろう)(舞扇斎吾斗(ぶせんさいごと))が創設。多くの地唄舞(じうたまい)を大成した。
- やまむろ‐ぐんぺい【山室軍平】
- (1872-1940)日本救世軍の創設者。岡山県生まれ。キリスト教を平明に説き、慈善鍋(なべ)、廃娼(はいしょう)運動など社会事業に貢献。著書『平民の福音』など。
- やま‐め【山女・▽山▽女▽魚】
- サクラマスの河川型。全長約30cm。渓流にすむ。食用。美味。北海道・本州・九州・台湾に分布。東北・北海道ではヤマベという。
- やま‐もがし【山もがし】
- ヤマモガシ科の常緑小高木。暖地にはえる。高さ約6m。葉は長楕円(だえん)形で革質。夏に花穂を出し、白い花を密生する。果実は紫黒色に熟す。
- やま‐もと【山元】
- ①山の所有者。
- ②鉱山の所在地。
- やまもと【山元】
- 〈町〉宮城県南部、太平洋に臨む町。福島県境に位置し、温暖な気候を利用した園芸農業がさかんで、リンゴ・ブドウの産地。人口1万8801(1994)。
- やまもと【山本】
- 〈町〉秋田県北西部、八郎潟干拓地の北東にある町。農林業が主で、ジュンサイの産地。人口9301(1994)。
- やまもと【山本】
- 〈町〉香川県南西部、観音寺(かんおんじ)市の東に接する町。稲作中心の農業と工業の町。弥生(やよい)期から開けたところで、各所に遺物が出土し大化(たいか)の改新の条里制が残る。人口8128(1994)。
- やまもと‐いそろく【山本▽五▽十六】
- (1884-1943)海軍軍人・元帥。新潟県生まれ。太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を指揮。ソロモン諸島上空で戦死。
- やまもと‐かけい【山本荷▼兮】
- (1648-1716)江戸中期の俳人。名は周知。名古屋の人。松尾芭蕉(ばしょう)門下で『冬の日』『春の日』『曠野(あらの)』などを編集。晩年、連歌(れんが)師に転向。
- やまもと‐かじろう【山本▼嘉次郎】
- (1902-74)映画監督。東京生まれ。慶応義塾卒。作品『綴方(つづりかた)教室』『馬』『ハワイ‐マレー沖海戦』など。
- やまもと‐かなえ【山本▼鼎】
- (1882-1946)洋画家・版画家。愛知県生まれ。東京美術学校卒。創作版画・児童自由画教育を推進。作品『サーニア』など。
- やまもと‐かんさい【やまもと寛斎】
- (1944-)服飾デザイナー。神奈川県生まれ。大胆な色使いが特徴。
- やまもと‐かんすけ【山本勘助】
- (?-?)戦国時代の兵法家。武田信玄(たけだしんげん)に兵法・戦術をもって仕え、川中島の合戦で戦死したという。『甲陽軍鑑(こうようぐんかん)』に登場するが、架空の人物ともいわれる。
- やまもと‐きゅうじん【山本丘人】
- (1900-86)日本画家。本名は正義。東京生まれ。東京美術学校卒。昭和52年(1977)文化勲章受章。作品『北濤(ほくとう)』『来り去る時雨(しぐれ)』など。
- やまもと‐けんきち【山本健吉】
- (1907-88)文芸評論家。本名は石橋貞吉。石橋忍月の三男。長崎県生まれ。慶大卒。古典から現代に至る感受性の伝統を追究。昭和56年(1981)『いのちとかたち―日本美の源を探る』で第34回野間文芸賞受賞。同58年(1983)文化勲章受章。作品『古典と現代文学』『芭蕉(ばしょう)―その鑑賞と批評』『詩の自覚の歴史』など。
- やまもと‐ごんべえ【山本権▽兵▽衛】
- (1852-1933)《名は「ごんのひょうえ」とも》海軍軍人・政治家。薩摩(さつま)藩の出身。日清(にっしん)・日露(にちろ)戦争を遂行、歴代内閣の海相をつとめ海軍の拡張を推進。2度にわたり組閣。
- やまもと‐さつお【山本▼薩▽夫】
- (1910-83)映画監督。鹿児島県生まれ。早大中退。作品『真空地帯』『荷車の歌』『不毛地帯』など。
- やまもと‐さねひこ【山本▽実▼彦】
- (1885-1952)出版経営者・政治家。鹿児島県生まれ。日大卒。大正8年(1919)改造社を設立し総合雑誌『改造』を創刊。全集物で円本ブームをつくる。衆議院議員。昭和21年(1946)協同民主党委員長。
- やまもと‐しゅうごろう【山本周五郎】
- (1903-67)小説家。本名清水三十六(さとむ)。山梨県生まれ。庶民の哀歓を叙情深く描く。作品『樅(もみ)ノ木は残った』『青べか物語』など。
- やまもと‐せんじ【山本宣治】
- (1889-1929)生物学者・社会運動家。京都府生まれ。東大卒。産児制限運動から無産運動に参加。最初の普通選挙で労農党より当選。治安維持法に反対し暗殺される。
- やまもと‐たろう【山本太郎】
- (1925-88)詩人。東京生まれ。東大卒。人間存在に対する問いを独自の詩形式に表現。詩集『歩行者の祈りの唄(うた)』『糺問(きゅうもん)者の惑いの唄(うた)』など。
- やまもと‐とうじろう【山本東次郎】
- 狂言師。大蔵流。現在4世まで。初世(1836-1902)は東京大蔵流の第一人者。格調高く軽妙洒脱(しゃだつ)な名人。
- やまもと‐とよいち【山本▽豊市】
- (1899-1987)彫刻家。東京生まれ。作品『若い女』など。
- やまもと‐ふじこ【山本富士子】
- (1931-)女優。大阪生まれ。主演作『金色夜叉(こんじきやしゃ)』『夜の河』など。
- やまもと‐ほうすい【山本芳▼翠】
- (1850-1906)洋画家。美濃(みの)生まれ。洋画の進展に尽力。作品『西洋婦人像』など。
- やまもと‐ぼうよう【山本亡羊】
- (1778-1859)江戸後期の本草学者・医者。京都生まれ。名は世孺(せいじゅ)、亡羊は号。小野蘭山(おのらんざん)の弟子。博識で知られ、自宅で物産会を数多く開いた。著書『百品考』。
- やまもと‐ほくざん【山本北山】
- (1752-1812)江戸中期の折衷(せっちゅう)学派の儒者(じゅしゃ)。名は信有。江戸の人。詩文にすぐれ江戸詩文社団の中心として活躍。著書『孝経集覧』『作文志こう(しこう)』など。
- やまもと‐みちこ【山本道子】
- (1936)小説家・詩人。本姓は古屋。東京生まれ。跡見学園短大卒。海外生活の体験を淡々と描く。昭和48年(1973)『ベティさんの庭』で第68回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『魔法』『ひとの樹(き)』など。
- やまもと‐やすえ【山本安▽英】
- (1906-93)新劇女優。東京生まれ。築地(つきじ)小劇場・新築地劇団に参加。第2次大戦後ぶどうの会結成。山本安英の会主宰。主演作『夕鶴』など。
- やまもと‐ゆうぞう【山本有▽三】
- (1887-1974)劇作家・小説家。本名は勇造。栃木県生まれ。東大卒。社会問題を取り上げ、人間性を洞察し、人生の理想を追求した。第2次大戦後は国語国字問題に尽力。昭和40年(1965)文化勲章受章。戯曲『嬰児(えいじ)殺し』、小説『波』『女の一生』『路傍の石』など。
- やまもと‐ようじ【山本▼耀▽司】
- (1943-)服飾デザイナー。東京生まれ。おさえた色調の着やすい服作りが特徴。
- やま‐もみじ【山紅葉】
- カエデ科の落葉高木。山地にはえ、美しく紅葉する。高さ5〜10m。イロハカエデに似るが、葉は大きく、深裂する。中部以北に分布。
- やま‐もも【山桃・▼楊▽梅】
- ヤマモモ科の常緑高木。暖地の山野にはえる。高さ約15m。葉は長楕円(だえん)形。雌雄異株(いしゅ)。春に、葉腋(ようえき)に花穂をつけ、夏ごろ暗赤色の果実が熟す。食用。樹皮は褐色の染料。ヨウバイ。
- やま‐もり【山盛(り)】
- うず高く盛ること。また、盛った物。heap〈用例〉〜のごはん。
- やま‐やき【山焼(き)】
- 春浅い時期に、枯れ草などに火をつけ山肌(やまはだ)を焼くこと。害虫の卵などが駆除され、また灰が草の成長をよくする。
- やま‐やま【山山】
- [一](名)多くの山。mountains〈用例〉雪の〜。
- [二](副)
- ①たくさんあるさま。a lot of〈用例〉言いたいことは〜ある。
- ②実際にはできそうにないが、この上なく熱望するさま。very much〈用例〉欲しいのは〜だが。
- やま‐ゆき【山行き】
- 野山に遊ぶこと。登山・ハイキングなど。
- やま‐ゆき【山雪】
- 日本海沿岸の山間部を中心に降る雪。1日に210cmも降った例がある。〈対義〉里雪。
- やま‐ゆり【山▽百▽合】
- ユリ科の多年草。本州の中部以北・北海道の山野にはえる。高さ1〜1.5m。葉は皮針形。夏に赤褐色の斑点(はんてん)のある香りの強い白花が咲く。観賞用に栽培もされる。ホウライジユリ。ヨシノユリ。
- やま‐よもぎ【山▼艾】
- キク科の多年草。山地にはえる。高さ約2m。ヨモギに似るが大形。夏に、淡黄色の小頭花が円錐(えんすい)花序をつくる。葉からもぐさを作る。
- やま‐らっきょう【山▼薤】
- ユリ科の多年草。高原にはえる。高さ約40cm。鱗茎(りんけい)は狭卵形で約3cm。葉は円柱状で断面は鈍三角形。秋に、花茎の先端に紅紫色の花が多数咲く。
- やま・る【▽止まる】(五自)
- とまった状態になる。やむ。stop
- やま‐るりそう【山▼瑠▼璃草】
- ムラサキ科の多年草。山地の湿った所にはえる。高さ10〜20cm。根出葉は大きく皮針形でロゼット状。春に、淡青紫色の花が咲く。ヤマウグイス。
- やまわき‐しんとく【山▼脇信徳】
- (1886-1952)洋画家。高知県生まれ。東京美術学校卒。在学中『停車場の朝』で認められ、以後、文展・院展で活躍。
- やまわき‐とうよう【山▼脇東洋】
- (1705-62)江戸中期の医家。京都の人。本名は清水尚徳(しみずしょうとく)。古医方(こいほう)を修めその実験精神に傾倒。宝暦(ほうれき)4年(1754)京都で刑死体を解剖(かいぼう)、その所見に基づき同9年(1759)『蔵志』2巻を刊行、日本の解剖学の先駆となった。
- やま‐わけ【山分け】(名・サ変他)
- 手に入れたものを皆で等分すること。また、目分量で同じぐらいずつ分けること。split equally〈用例〉獲物を〜する。
- やま‐わろ【山▽童】
- 山に住むとされる少年に似た小妖怪(ようかい)。山中で、斧(おの)で木を切る音・葉ずれの音・石を割る音・地響きなどを立てて人を脅すといわれる。
- やま‐んば【山▼姥】
- [一]→やまうば(山姥)。
- [二]=やまうば。
- ①謡曲の曲名。五番目物(切能(きりのう))。山姥の曲舞(くせまい)が得意な都の遊女が、善光寺参りの途中、本物の山姥に出会う話。
- ②歌舞伎(かぶき)舞踊の一系統。もとになる近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の浄瑠璃(じょうるり)『嫗(こもち)山姥』は、遊女が山姥となり坂田金時(きんとき)を育てるという筋。
- やまんば‐もの【山▼姥物】
- 歌舞伎(かぶき)舞踊と日本音楽の一系統。能の『山姥』に基づく近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の浄瑠璃(じょうるり)『嫗(こもち)山姥』が最初。山姥の山めぐりの所作と怪童丸の荒事が中心。『薪荷(たきぎにのう)雪間の市川』(『新山姥』)など。
- やみ【▼闇】
- ①夜、暗いこと。光のほとんどない状態。darkness〈用例〉夜の〜にまぎれる。
- ②思慮・分別がなくなること。迷い。be embarrassed〈用例〉心の〜。
- ③まったく予測がつかないこと。見通しのきかないこと。〈用例〉一寸先は〜。
- ④絶望的であること。hopeless〈用例〉この世は〜だ。
- ⑤人から見えにくい所。dark〈用例〉〜の帝王。
- ⑥合法的でないこと。第2次大戦中から戦後、統制された諸物資が、公定価格以上の値段でひそかに取り引きされたこと。illegal business transaction; black-market dealings〈用例〉〜の商売。〜市。
- 闇から牛を引き出す(やみからうしをひきだす)
- 見分けがつきかねるたとえ。また、のっそりしていて、動作が鈍い人のたとえ。〈類似〉暗がりから牛。
- 闇から闇に葬る(やみからやみにほうむる)
- 物事を世間にわからないうちに始末する。闇に葬る。cover up
- 闇に暮れる(やみにくれる)
- ①日が暮れて、闇夜になる。
- ②悲しみ・嘆きのため、分別を失う。
- 闇に惑う(やみにまどう)
- ①くらやみのため、道に迷う。lose one's way in the darkness
- ②思慮・分別を失って、迷う。be at a loss
- 闇の夜の錦(やみのよのにしき)
- 無駄なこと、無意味なことのたとえ。闇夜の錦。夜(よる)の錦。
- やみ‐あがり【病み上がり】
- 病気が治ったばかりの時期・人。病後。convalescent
- やみ‐いち【▼闇市】
- 正規なルートを通さず統制品などを売る市場。第2次大戦直後、東京などの焼け跡に登場し、深刻な食糧危機を背景に、商品が基準価格の数十倍もの高値で売られた。闇市場。ブラックマーケット。black market
- やみ‐うち【▼闇討ち】(名・サ変他)
- ①やみに乗じて人を襲うこと。attack in the dark〈用例〉〜にあう。
- ②→不意打ち。surprise attack
- やみ‐がた・い【▽止み難い・▼已み難い】(形)
- 押さえ切れない。とめられない。irresistible〈派生〉やみがたさ(名)
- やみ‐カルテル【▼闇カルテル】
- 独占禁止法に違反して結ばれる価格協定など。同法は不況カルテル・合理化カルテル以外を禁止している。闇価格協定。unauthorized cartel
- やみ‐くも【▼闇雲】(形動)
- 《闇の中で雲をつかむ、の意》むやみやたらなさま。めくらめっぽう。reckless〈用例〉〜に信じる。
- やみ‐ごめ【▼闇米】
- 食糧管理法に基づく正規の販売ルートによらないで、ひそかに高値で売買される米。とくに、第2次大戦中から戦後にかけてのものをいう。black-market rice
- やみ‐さいはん【▼闇再販】
- 公正取引委員会が再販契約を認めた品目でないのに、製造業者が卸売・小売価格を指示し、守らせる行為。
- やみ‐じ【▼闇路】
- ①闇夜の道。dark road
- ②心が迷い、分別がつかないこと。〈用例〉恋の〜。
- ③あの世。冥途(めいど)。〈用例〉〜に赴く。
- やみ‐じる【▼闇汁】
- 各自が相手に知られないように材料を持ちより、灯火を消した闇の中でなべに入れて煮、はしで取ったものを必ず食べる遊び。また、そのなべ料理。闇の夜汁。
- やみ‐そうば【▼闇相場】
- 闇取引での相場。とくに価格統制下で公定価格を無視して統制品などを売買する相場をさす。やみ。black-market price
- ヤミ‐ぞく【ヤミ族】
- 台湾島の原住民族高砂(たかさご)族の一部族。同島南東部の蘭嶼(らんしょ)に居住。半農半漁民。Yami
- やみぞ‐さんち【八溝山地】
- 茨城・栃木県境を南北に走る山地。最高峰の八溝山(1022m)と鷲ノ子(とりのこ)・鶏足(とりあし)・筑波(つくば)山などからなる。地質は古・中生層。
- やみ‐つき【病み付き】
- ①病気にかかること。fall ill
- ②癖になってやめられなくなること。be addicted to〈用例〉1度観(み)てから〜になる。
- やみ‐つ・く【病み付く】(五自)
- ①病気になる。become sick
- ②癖になって、やめられなくなる。give oneself up to
- やみ‐とりひき【▼闇取引】
- ①価格や物資に関する法的規制に違反して売買すること。やみ。black-marketing
- ②交渉などを公式のルートによらず、ひそかに進めること。secret dealings
- やみ‐ね【▼闇値】
- 闇取引の値段。black-market price
- やみのおく【▼闇の奥】
- 《原題Heart of Darkness》コンラッドの小説。1899年作。アフリカ奥地で経験した人間性の荒廃と、商社代理人の最期を船長が物語る。
- やみ‐の‐おんな【▼闇の女】
- 夜、街角に立つ売春婦。街娼(がいしょう)。
- やみ‐ほう・ける【病み▼耄ける】(下一自)
- 病気で弱って、ぼんやりする。病気でぼける。become wasted from illness
- やみ‐や【▼闇屋】
- 品物を闇値で売買する者。black marketeer
- やみ‐やみ【▼闇▼闇】(副)
- みすみす。むざむざ。やみやみと。
- やみ‐よ【▼闇夜】
- 月の出ていないまっ暗な夜。dark night〈対義〉月夜。
- 闇夜に烏(やみよにからす)
- 見分けにくいことのたとえ。闇に烏。
- 闇夜に鉄砲(やみよにてっぽう)
- ①目当てのないたとえ。aimless attempt〈類似〉闇夜の礫(つぶて)。
- ②効き目のないたとえ。aimless attempt〈類似〉闇夜の礫。
- 闇夜に目有り(やみよにめあり)
- こっそりと悪事をしても、かならず露見する。藪(やぶ)に目。
- 闇夜の提灯(やみよのちょうちん)
- 困っているとき、頼りになるものにめぐり会うことのたとえ。
- 闇夜の礫(やみよのつぶて)
- くらやみに投げる小石。転じて、当たらないこと、目当てのないことのたとえ。〈類似〉闇夜に鉄砲。
- *や・む【▽止む・▼已む】
- [一](五自)
- ①今まで続いていたことが終わる。とまる。stop〈用例〉雨が〜。騒音が〜。虫の音(ね)が〜。
- ②{文語的}結着がつく。終わりになる。〈用例〉倒れてのち〜。
- 〈古語〉
- [二](下二他)
- ①病気などを治す。〈用例〉いみじうおはせしを、かい拭(のご)ひたるやうに〜・め奉りたりしかば(枕・さかしきもの)。
- ②→やめる(止める)
- 止むに止まれぬ(やむにやまれぬ)
- どうしてもやめられない。どうしようもない。compelled by forces beyond one's control〈用例〉〜事情。
- 止むを得ない(やむをえない)
- しかたがない。cannot be helped; unavoidable
- や・む【病む】(五自他)
- ①病気にかかる。病気におかされる。get sick
- ②心配する。気にかける。worry about〈用例〉試験を気に〜。
- 病んで後、初めて健康の価値を知る(やんでのち、はじめてけんこうのかちをしる)
- 病気をしてはじめて、健康が大切であるということに気付く。You don't appreciate the value of good health until you lose it.
- ヤム‐いも【ヤム芋】
- ヤマノイモ科ヤマノイモ属のうち食用種の総称。西アフリカの主食で、シロヤムイモ・ギニアヤムイモが栽培される。東南アジアではダイジョが主要品種。でんぷんのほかに少量のたんぱく質を含む。yam
- や‐むし【矢虫】
- 毛顎(もうがく)動物門に属する動物の総称。代表的な海生の動物食性プランクトン。体長約1.5cm。種類が多いが、すべて海生。世界の温水域に分布。arrowworm
- ヤムスクロ【Yamoussoukro】
- 西アフリカ、コートジボアールの首都。旧首都アビジャンの北北西200kmの内陸部に位置する。人口12.0万(1986)。
- ヤムチャ【飲茶(中)】
- (yĩnchá)中国の簡単な食事。お茶を何杯もお代わりしながら、点心類などをつまむ。
- ヤムナ‐がわ【ヤムナ川】
- (Yamuna)インド北部、ガンジス川の支流。ヒマラヤからガンジス川南側をほぼ並行して流れ、アラハバードで合流。長さ1400km。ジャムナ川。
- やむ‐なく【▽止む無く・▼已む無く】(副)
- しかたなく。やむをえず。inevitably〈用例〉〜中止した。
- やむ‐を‐えず【▽止むを得ず・▼已むを得ず】(副)
- しかたなく。やむなく。inevitably〈用例〉〜中止する。