- ゆ【ゆ・ユ】
- 五十音図や行第3の仮名。平仮名「ゆ」は「由」の草体。片仮名「ユ」は「由」の部分。
- ユ【由】5画
- 部首 田た 教育小3
- 区点 4519・JIS 4D33・シフト 9752
- [音] ユ・ユウ・ユイ
- [訓] よし
→ 字形参照
- ①よる。へる。よってくる。「経由」「由縁・由来」
- ②よし。ゆえ。
- ③より。から。
- ④なお。なお…のごとし。→ユウ・ユイ[由]
- ユ【油】8画
- 部首 氺さんずい 教育小3
- 区点 4493・JIS 4C7D・シフト 96FB
- [音] ユ・ユウ
- [訓] あぶら
→ 字形参照
- あぶら。液体のあぶら。〈比較〉脂(し)。「肝油・軽油・香油・重油(じゅうゆ)・石油」「油煙・油脂・油井・油田」
→ユウ[油]
- ユ【▼兪】9画
- 部首 入いりがしら
- 区点 4933・JIS 5141・シフト 9960
- [音] ユ
- ①しかり。はい。応答することば。
- ②ますます。いよいよ。
- ユ【▼臾】9画
- 部首 臼きょく
- 区点 7144・JIS 674C・シフト E46B
- [音] ユ・ヨウ・キ
- 「須臾(しゅゆ)」は、しばらく。すこしのあいだ。
→ヨウ・
→キ[臾]
- ユ【▼喩】12画
- 部首 口くちへん
- 区点 5140・JIS 5348・シフト 9A67
- [音] ユ
- ①さとす。いいきかせる。さとし。
- ②さとる。さとり。
- ③たとえる。たとえ。「引喩・隠喩・活喩・換喩・直喩(ちょくゆ)・提喩・比喩・諷喩(ふうゆ)」
- ユ【遊】12画
- 部首 ⻍しんにゅう 教育小3
- 区点 4523・JIS 4D37・シフト 9756
- [音] ユウ・ユ
- [訓] あそぶ
→ 字形参照
- あそぶ。あそびたのしむ。「遊山」
→ユウ[遊]
- ユ【愉】12画
- 部首 ⺗りっしんべん 常用
- 区点 4491・JIS 4C7B・シフト 96F9
- [音] ユ・トウ
→ 字形参照
- たのしい。たのしむ。よろこぶ。「愉悦・愉快・愉楽(ゆらく)」
→トウ[愉]
- ユ【▼揄】12画
- 部首 氵てへん
- 区点 5773・JIS 5969・シフト 9D89
- [音] ユ・ユウ・ヨウ
- ①ひく。ひきずる。ひきだす。
- ②ほめる。ほめそやす。
- ③からかう。なぶる。「揶揄(やゆ)」→ユウ・ヨウ[揄]
- ユ【▼渝】12画
- 部首 氺さんずい
- 区点 6265・JIS 5E61・シフト 9FDF
- [音] ユ
- ①かえる。かわる。変化する。うつりかわる。
- ②あふれる。
- ユ【▼萸】12画
- 部首 ⻌くさかんむり
- 区点 7248・JIS 6850・シフト E4CE
- [音] ユ
- ①「茱萸(しゅゆ)」は、グミ。グミ科の樹木。
- ②「呉茱萸(ごしゅゆ)」は、ミカン科の落葉小高木。
- ユ【▼逾】13画
- 部首 ⻖しんにゅう
- 区点 7807・JIS 6E27・シフト E7A5
- [音] ユ
- ①こえる。こす。またぐ。
- ②ますます。いよいよ。
- ユ【▼愈】13画
- 部首 心こころ
- 区点 4492・JIS 4C7C・シフト 96FA
- [音] ユ
- ①まさる。すぐれている。
- ②ますます。いよいよ。
- ユ【▼腴】13画
- 部首 月にくづき
- 区点 7111・JIS 672B・シフト E44A
- [音] ユ
- ①こえる。下腹部がふとる。
- ②あぶら。肉のあぶら。こえて、あぶらぎった肉。
- ③ゆたか。うつくしい。地味が肥えてうつくしいさま。
- ユ【▼楡】13画
- 部首 木きへん
- 区点 6032・JIS 5C40・シフト 9EBE
- [音] ユ
- ニレ。ニレ科の落葉高木。
- ユ【▼瑜】13画
- 部首 王たまへん
- 区点 6481・JIS 6071・シフト E0EF
- [音] ユ
- ①美しい玉の一種。
- ②玉の美しい光。
- ユ【▼蝓】15画
- 部首 虫むしへん
- 区点 7401・JIS 6A21・シフト E59F
- [音] ユ
- 「蛞蝓(かつゆ)」は、ナメクジ。ナメクジ科に属するマキガイ。
- ユ【▼覦】16画
- 部首 見みる
- 区点 7516・JIS 6B30・シフト E64F
- [音] ユ
- のぞむ。こいねがう。希望する。
- ユ【▼諛】15画
- 部首 言ごんべん
- 区点 7571・JIS 6B67・シフト E687
- [音] ユ
- へつらう。人の気にいるように、機嫌をとる。おもねる。へつらい。おべっか。「阿諛(あゆ)」
- ユ【諭】16画
- 部首 言ごんべん 常用
- 区点 4501・JIS 4D21・シフト 9740
- [音] ユ
- [訓] さとす
→ 字形参照
- ①さとす。いいきかせる。さとし。「教諭・告諭・説諭」「諭告・諭旨」
- ②あきらか。
- ③たとえる。たとえ。
- ユ【▼踰】16画
- 部首 辵あしへん
- 区点 7692・JIS 6C7C・シフト E6FA
- [音] ユ・ヨウ
- ①こえる。こす。またぐ。
- ②ますます。いよいよ。
→ヨウ[踰]
- ユ【輸】16画
- 部首 車くるまへん 教育小5
- 区点 4502・JIS 4D22・シフト 9741
- [音] ユ・シュ
→ 字形参照
- ①おくる。うつす。はこぶ。「運輸・空輸」「輸血・輸出・輸送・輸入」
- ②まける。やぶれる。「輸贏(ゆえい・しゅえい)」
- ③いたす。つくす。
→シュ[輸]
- ユ【癒】18画
- 部首 罒やまいだれ 常用
- 区点 4494・JIS 4C7E・シフト 96FC
- [音] ユ
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①いえる。いやす。病気がなおる。「快癒・全癒・治癒(ちゆ)・平癒」
- ②「癒着(ゆちゃく)」は、
- (ア)生物のはなれているはずの器官が、組織的にくっつくこと。
- (イ)なれあって関係すること。
- ユ【▼瘉】14画→癒の異体字
- 罒やまいだれ
- 区点 6572・JIS 6168・シフト E188
- *ゆ【湯】
- ①水をわかしたもの。熱せられた水。hot water〈用例〉〜をわかす。〜ざまし。
- ②→ふろ。→ふろ屋。bath; bath house〈用例〉〜に行く。
- ③→温泉。→いでゆ。hot spring〈用例〉〜の町。
- ④熱し溶かした金属。smelted metal
- ⑤→くすり湯。→せんじ薬。decoction
- 湯の辞儀は水になる(ゆのじぎはみずになる)
- 《遠慮して入浴を譲り合っていると湯が冷めてしまう、の意》遠慮深いのも、時と場合によるものだ。
- 湯を立てる(ゆをたてる)
- ①ふろを沸かす。get the bath ready
- ②湯立(ゆだて)の神事を行う。
- 湯を使う(ゆをつかう)
- ふろに入る。take a bath
- 湯を沸かして水にする(ゆをわかしてみずにする)
- 苦労をむだにするたとえ。
- ゆ(助動下二型)
- 〈古語〉
- 《四段・ナ変・ラ変動詞の未然形に付く》
- ①自発の意を表す。自然に…される。〈用例〉瓜食(は)めば子ども思ほ〜栗食めばまして偲(しぬ)は〜(万葉・5・802)。
- ②受け身の意を表す。…れる。〈用例〉想(おも)はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)ら〜な(万葉・7・1338)。
- ③可能の意を表す。…することができる。打ち消しの語をともなって不可能の意を表すことが多い。〈用例〉君が心は忘ら〜ましじ(万葉・20・4482)。
- ゆ(格助)
- 〈古語〉
- 《上代語》
- ①動作の起点を示す。…から。〈用例〉天地(あめつち)の別れし時〜(万葉・8・1520)。
- ②経過する場所を示す。…を通って。…から。〈用例〉田児(たご)の浦〜うち出(い)でて見れば真白(ましろ)にそ(万葉・3・318)。
- ③手段・方法を示す。…で。…をもって。〈用例〉目〜か汝(な)を見むさ寝(ね)ざらなくに(万葉・14・3396)。
- ④比較の基準を示す。…より。〈用例〉うち靡(なび)く春見まし〜は夏草の繁(しげ)きはあれど(万葉・9・1753)。
- ゆ‐あか【湯▼垢】
- 鉄びん・湯ぶね・ボイラーなどの内部に付着するかす。水中の石灰分などが固まったもの。fur
- ゆ‐あがり【湯上がり】
- ①ふろの出たて。after taking a bath
- ②ふろを出て着る、ひとえもの。bathrobe
- ③湯治によって、病気などが治癒すること。
- ④ふろから出て体をふく、大きいタオル。湯上げタオル。バスタオル。bath towel
- ゆあさ【湯浅】
- 〈町〉和歌山県中部、紀伊(きい)水道に臨む町。熊野(くまの)街道の旧宿場町。室町時代、日本で初めてしょうゆを生産した地といわれ、金山寺(きんざんじ)みそでも有名。人口1万6125(1994)。
- ユアサコーポレーション【(株)ユアサコーポレーション】
- 電気機器。蓄電池メーカー。大正7年(1918)設立。本社は大阪府高槻(たかつき)市城西町。旧称は湯浅電池。YUASA。
- ゆあさ‐じょうざん【湯浅常山】
- (1708-81)江戸中期の儒者。岡山藩士。太宰春台(だざいしゅんだい)・服部南郭(はっとりなんかく)に古文辞学を学ぶ。主著『常山紀談』は戦国武将の言行を平易に記したもの。
- ユアサしょうじ【ユアサ商事(株)】
- 商業。機械工具・住宅関連資材専門商社。大正8年(1919)設立。本社は東京都中央区日本橋大伝馬(でんま)町。旧称は湯浅商事。
- ゆあさ‐はんげつ【湯浅半月】
- (1858-1943)詩人・キリスト者。上野(こうずけ)の人。本名は吉郎(よしお)。同志社卒。『旧約聖書』の諸書を私訳。日本最初の個人詩集『十二之石塚』を刊行。
- ゆ‐あたり【湯▽中り】(名・サ変自)
- 過度の入浴によって起きる倦怠(けんたい)感・食欲不振・頭痛・不眠などの症状。2〜3日でしだいに軽快する。一過性の自律神経系失調によると考えられる。thermal crisis
- ゆあつ‐き【油圧器】
- 密閉容器中の油を加圧し、その圧力を油を介して他に伝達する装置。hydraulic equipment
- ユアテック【(株)ユアテック】
- 建設業。総合電気工事会社。昭和19年(1944)設立。本社は宮城県仙台市宮城野(みやぎの)区榴岡(つつじがおか)。旧称は東北電気工事(株)。
- ゆ‐あみ【湯浴み】(名・サ変自)
- ①ふろをあびること。入浴。沐浴(もくよく)。take a bath
- ②温泉に入ること。湯治(とうじ)。hot spring cure
- ユイ【由】5画
- 部首 田た 教育小3
- 区点 4519・JIS 4D33・シフト 9752
- [音] ユ・ユウ・ユイ
- [訓] よし
→ 字形参照
- よる。よし。わけ。いわれ。「由緒(ゆいしょ)」→ユ・ユウ[由]
- ユイ【唯】11画
- 部首 口くちへん 常用
- 区点 4503・JIS 4D23・シフト 9742
- [音] ユイ・イ
→ 字形参照
- ただ。ひたすら。それだけ。そればかり。「唯一(ゆいいつ)・唯我独尊・唯心論・唯物論(ゆいぶつろん)」
→イ[唯]
- ユイ【遺】15画
- 部首 ⻍しんにゅう 教育小6
- 区点 1668・JIS 3064・シフト 88E2
- [音] イ・ユイ
→ 字形参照
- のこす。のこる。あとにのこす。「遺戒(ゆいかい・いかい)・遺言(ゆいごん・いごん・いげん)」
→イ[遺]
- ゆい【結い】
- ①結うこと。結ぶこと。また、そのもの・人。
- ②村内近隣で組をつくり、労働力を交換するならわし。また、その労働力となる人。農村に多く、田植え・稲刈りなど一時的に多くの労働力を必要とするときに行われる。
- ゆい【由比】
- 〈町〉静岡県中部、駿河(するが)湾に臨む町。旧宿場町。農業・漁業の町で、サクラエビ漁とミカン栽培がさかん。人口1万0872(1994)。
- ゆい‐あ・げる【結(い)上げる】(下一他)
- ①結んで上へ上げる。wear one's hair up
- ②結い終える。arrange the hair〈用例〉日本髪に〜。
- ゆい‐いつ【唯一】
- ただひとつだけ。only〈用例〉〜の願い。
- ゆいいつしん‐きょう【唯一神教】
- 有神論的宗教のうち、唯一の神の存在しか認めないもの。キリスト教やイスラム教など。一神教。
- ゆいいつ‐しんとう【唯一神道】
- →吉田神道の別称。
- ゆいいつ‐むに【唯一無二】
- 「→唯一」を強めた語。the one and only
- ゆいえん【唯円】
- (?-?)鎌倉(かまくら)中期の僧。親鸞(しんらん)の直弟子。常陸国(ひたちのくに)河和田(かわだ)に住み、親鸞の没後、生前のことばを集めて『歎異抄(たんにしょう)』を著した。
- ゆい‐が‐はま【由比ケ浜】
- 神奈川県、鎌倉(かまくら)市の相模(さがみ)湾に臨む砂浜海岸。東部の材木座海岸と区別して滑(なめり)川河口以西をさす。海水浴場でも有名。
- ゆいきょう‐ぎょう【遺教経】
- 大乗経典の一つ。釈迦(しゃか)の最後の教えとされるものをまとめたもの。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。1巻。禅宗で仏祖三経の一つとして重んじられる。正称は『仏垂般涅槃(ぶっすいはんねはん)略説教誡経』。仏遺教経。
- ゆい‐きり
- 紅藻類テングサ科の海藻。暗紫色の円柱状で叉(さ)状に分枝する。高さ約20cm。表面に海綿動物が付着して、鳥の脚の皮膚を思わせ、トリアシともいう。寒天の原料。
- ユイグ【René Huyghe】
- (1906-)フランスの美術史家。著書に芸術心理学的な総合的美術論『魂と芸術』など。
- ゆい‐げ【遺▼偈】
- 禅僧が臨終のさいに遺す偈。禅門の辞世(じせい)の語。いげ。
- ゆい‐げさ【結(い)▼袈▼裟】
- 修験(しゅげん)者用の袈裟。不動袈裟。
- ゆい‐ごん【遺言】(名・サ変自他)
- 死にぎわに言い残すこと・ことば。法律では、「いごん」という。
- ゆい‐しき【唯識】
- 《仏教語》仏教の唯識派の基本的な教説。一切の現象は、心の本体である識によって仮につくり出されたものであるとする。唯心。spiritualism
- ゆいしき‐は【唯識派】
- 中観派と並ぶ、インド大乗仏教の代表的な二大学派の一つ。現象世界を唯識によって説明する。無着(むじゃく)・世親(せしん)によって体系化され、中国・日本の法相(ほっそう)宗の基礎となった。瑜伽(ゆが)派。
- ゆい‐しょ【由緒】
- ①物事のよってきた筋道。いわれ。来歴。origin
- ②りっぱな歴史。正しい血統。long and distinguished history〈用例〉〜ある家柄。
- ゆい‐しょうせつ【由井正雪】
- (1605-51)江戸初期の軍学者。駿河国(するがのくに)由比(ゆい)村の人。江戸で軍学塾を開き、門弟5000人と称された。慶安(けいあん)4年(1651)倒幕をもくろんだが露見し自殺(慶安の乱)。
- ゆい‐しん【唯心】
- ①《仏教語》すべては心のあらわれであり、心以外の一切のものは存在しないということ。唯識(ゆいしき)。
- ②哲学で、いっさいのものがすべて、精神の作用であるとすること。spiritualism〈対義〉唯物。
- ゆいしん‐ろん【唯心論】
- 哲学で、世界を構成する根源的実在を精神的なものとする立場。プラトンのイデア論、ライプニッツのモナド論など。spiritualism〈比較〉観念論。〈対義〉唯物論。
- ユイスマンス【Joris-Karl Huysmans】
- (1848-1907)フランスの小説家。自然主義・唯美主義を経て神秘主義小説を書いた。作品『さかしま』『大聖堂』など。
- ゆい‐つ・ける【結(い)付ける】(下一他)
- ①結びつける。tie
- ②髪の毛を結うのに慣れている。〈用例〉〜・けた髪型。
- ゆい‐のう【結納】
- 婚約成立のしるしに婿方と嫁方が金銭や品物を取り交わすこと。また、その交換物。新たに姻戚(いんせき)関係を結ぶ2家が、共同で飲食した酒肴(しゅこう)を意味する「ゆいのもの」が起源といわれる。ゆいいれ。
- ゆいび‐しゅぎ【唯美主義】
- 美の創造と享受以外に価値を認めない一種の世界観。実生活の芸術化、精神より感覚・官能の重視、美を善悪の上に置くこと、形式・技巧の重視などが特徴。19世紀後半のボードレール・ワイルドらに代表される。耽美(たんび)主義。aestheticism
- ゆい‐ぶつ【唯物】
- 物質だけが真存在であると考え、物質を重視すること。物質だけをありがたがる考え方。materialism〈対義〉唯心。
- ゆいぶつ‐しかん【唯物史観】
- マルクス主義の歴史観の基本的概念。人間社会の歴史に弁証法的唯物論を適用したもの。人間の歴史を、神の摂理や英雄・天才の活躍などによってではなく、物質的生活の生産様式から説明し、階級闘争の必然性とその帰結としての共産主義を説くもの。史的唯物論。historical materialism
- ゆいぶつ‐てき【唯物的】(形動)
- ①物質を考えの基本におくさま。
- ②利益だけを求めるさま。打算的。現実的。calculating
- ゆいぶつ‐ろん【唯物論】
- 哲学で、精神に対して物質の根源性を主張する立場。生命・心・社会などに関する一切の現象を、物質的諸条件とその法則性のみによって規定しようとする。18世紀に成立した用語だが、古代ギリシアの原子論以来の歴史的系譜をもつ。materialism〈対義〉唯心論・観念論。
- ゆいま【▽維摩】
- 『維摩経』に登場する人の名。インドのバイシャーリに住んでいた富豪で、智慧(ちえ)のすぐれた在家信者とされる。経中の文殊菩薩(もんじゅぼさつ)との問答が有名。維摩居士(こじ)。浄名居士。ビマラキールティ。
- ゆいま‐ぎょう【▽維摩経】
- 大乗経典の一つ。維摩詰(きつ)と文殊菩薩(もんじゅぼさつ)の対話の形式によって、実生活に即した大乗仏教の教えを説く。原典は失われ、鳩摩羅什(くまらじゅう)訳など3種類の漢訳がある。維摩詰所説経。
- ゆいめい‐ろん【唯名論】
- 中世スコラ哲学において、個物の実在を主張し、類・種のような普遍は個物の後にできた一般的な名前にすぎないとする立場。名目論。ノミナリズム。nominalism
- ゆい‐わた【結(い)綿】
- ①真綿の中央を結び束ねたもので祝い物に用いる。
- ②日本髪の一つ。未婚女性の髪型。島田髷(まげ)を鹿(か)の子の手絡(てがら)や、かんざしで飾ったもの。前髷の輪を大きく広げたのが特徴。
- ユウ【▽又】2画
- 部首 又また 常用
- 区点 4384・JIS 4B74・シフト 9694
- [音] ユウ
- [訓] また
→ 字形参照
- また。さらに。ふたたび。
- ユウ【友】4画
- 部首 又また 教育小2
- 区点 4507・JIS 4D27・シフト 9746
- [音] ユウ
- [訓] とも
→ 字形参照
- ①ともだち。とも。「級友・交友・師友・親友・朋友(ほうゆう)」「友愛・友情・友人(ゆうじん)」
- ②まじわる。ともとする。「友好」〈用例〉(名)兄弟(けいてい)に〜に。
- ユウ【▼尤】4画
- 部首 尢だいのまげあし
- 区点 4464・JIS 4C60・シフト 96DE
- [音] ユウ
- ①とがめる。とが。
- ②もっとも。とりわけ。もっともすぐれていること。〈用例〉(形動)〜なる者。
- ユウ【右】5画
- 部首 口くち 教育小1
- 区点 1706・JIS 3126・シフト 8945
- [音] ウ・ユウ
- [訓] みぎ
→ 字形参照
- ①みぎ。みぎて。そば。〈対義〉左(さ)。「座右」「右筆」
- ②たっとぶ。とうとぶ。おもんじる。「右文」
- ③たすける。
→ウ[右]
- ユウ【由】5画
- 部首 田た 教育小3
- 区点 4519・JIS 4D33・シフト 9752
- [音] ユ・ユウ・ユイ
- [訓] よし
→ 字形参照
- ①わけ。よし。いわれ。「因由(いんゆう・いんゆ)・事由・来由(らいゆう・らいゆ)・理由」
- ②よる。したがう。「自由」→ユ・ユイ[由]
- ユウ【有】6画
- 部首 月つき 教育小3
- 区点 4513・JIS 4D2D・シフト 974C
- [音] ユウ・ウ
- [訓] ある
→ 字形参照
- ①…がある。〈対義〉無(む)。「有益・有効・有志・有望」〈用例〉《接頭的》〜資格者。
- ②もつ。そなえている。たもつ。「固有・所有・特有・万有(ばんゆう)・保有」〈用例〉(名)外国の〜に帰した。
- ③また。さらに。〈用例〉《接尾的》十〜余年。
- ④または。あるいは。
→ウ[有]
- ユウ【▼佑】7画
- 部首 人・𠆢にんべん 人名用
- 区点 4504・JIS 4D24・シフト 9743
- [音] ユウ・ウ
→ 字形参照
- たすける。たすけ。「天佑」
- ユウ【▼攸】7画
- 部首 攵ぼくにょう
- 区点 5833・JIS 5A41・シフト 9DBF
- [音] ユウ
- ①ところ。場所。
- ②はやいさま。
- ③うれえるさま。
- ④「攸攸(ゆうゆう)」は、とおい。はるか。
- ユウ【▼邑】7画
- 部首 邑おおざと 人名用
- 区点 4524・JIS 4D38・シフト 9757
- [音] ユウ・オウ
→ 字形参照
- ①まち。みやこ。「都邑」
- ②むら。大きなむら。集落。
- ③くに。領地。
- ④うれえる。心がふさぐ。
〈参考〉漢字の旁(つくり)になると、忄を用いる。
- ユウ【▼酉】7画
- 部首 酉ひよみのとり 人名用
- 区点 3851・JIS 4653・シフト 93D1
- [音] ユウ
→ 字形参照
- ①とり。十二支の第10。
- ②みのる。稲がみのる。
- ③部首の一つ。ひよみのとり。とりへん。さけづくり。
- ユウ【▼侑】8画
- 部首 人・𠆢にんべん 人名用
- 区点 4850・JIS 5052・シフト 98D0
- [音] ユウ・ウ
→ 字形参照
- ①すすめる。食事をすすめる。「侑食」
- ②たすける。たすけ。
- ユウ【▼肬】8画
- 部首 月にくづき
- 区点 7079・JIS 666F・シフト E3ED
- [音] ユウ
※旧字・異体字あり
- ①いぼ。皮膚にできる小さい突起物。
- ②はれる。
- ユウ【▼疣】9画→▼肬の異体字
- 罒やまいだれ
- 区点 6547・JIS 614F・シフト E16E
- ユウ【▽油】8画
- 部首 氺さんずい 教育小3
- 区点 4493・JIS 4C7D・シフト 96FB
- [音] ユ・ユウ
- [訓] あぶら
→ 字形参照
- 雲がさかんにわきたつさま。「油然(ゆうぜん・ゆぜん)」
→ユ[油]
- ユウ【勇】9画
- 部首 力ちから 教育小4
- 区点 4506・JIS 4D26・シフト 9745
- [音] ユウ・ヨウ
- [訓] いさむ
→ 字形参照
- いさむ。いさましい。たけだけしい。「義勇・沈勇・蛮勇・武勇」「勇敢・勇気・勇壮・勇猛」〈用例〉(名)〜をふるう。
- 勇を鼓す(ゆうをこす)
- 勇気をふるいおこす。gather oneself up
- ユウ【▼囿】9画
- 部首 囗くにがまえ
- 区点 5192・JIS 537C・シフト 9A9C
- [音] ユウ
- その。庭園。動物園。
- ユウ【▼宥】9画
- 部首 宀うかんむり 人名用
- 区点 4508・JIS 4D28・シフト 9747
- [音] ユウ
→ 字形参照
- ①ゆるす。大目にみる。ゆるめる。「宥恕(ゆうじょ)」
- ②なだめる。やわらげしずめる。「宥和」
- ユウ【幽】9画
- 部首 幺いとがしら 常用
- 区点 4509・JIS 4D29・シフト 9748
- [音] ユウ
→ 字形参照
- ①くらい。あの世。〈対義〉明(めい)。「幽界・幽明(ゆうめい)・幽霊」
- ②ふかい。「幽玄・幽谷」
- ③かすか。ひっそりと。「幽居」
- ④かくれる。ひそむ。
- ⑤とらえる。おしこめる。「幽囚・幽閉」
- ユウ【▼柚】9画
- 部首 木きへん 人名用
- 区点 4514・JIS 4D2E・シフト 974D
- [音] ユウ・ユ
→ 字形参照
- ユズ。ミカン科の常緑小高木。また、その果実。「柚子(ゆず)」
- ユウ【▼祐】9画
- 部首 禸しめすへん 人名用
- 区点 4520・JIS 4D34・シフト 9753
- [音] ユウ
→ 字形参照
- たすける。たすけ。「祐筆」
- ユウ【▼悒】10画
- 部首 ⺗りっしんべん
- 区点 5605・JIS 5825・シフト 9CA3
- [音] ユウ
- うれえる。心がふさぐ。気がおもい。
- ユウ【▼莠】10画
- 部首 ⻌くさかんむり
- 区点 7228・JIS 683C・シフト E4BA
- [音] ユウ
- はぐさ。エノコログサ。イネ科の一年草。
- ユウ【郵】11画
- 部首 忄おおざと 教育小6
- 区点 4525・JIS 4D39・シフト 9758
- [音] ユウ
→ 字形参照
- 政府がおこなう、信書や物品などを全国的・世界的に運送する通信事業。もと、しゅくつぎ。しゅくば。宿場の飛脚。「郵券・郵政省(しょう)・郵税・郵送・郵便(ゆうびん)」
- ユウ【悠】11画
- 部首 心こころ 常用
- 区点 4510・JIS 4D2A・シフト 9749
- [音] ユウ
→ 字形参照
- ①ゆったりと。のんびりと。「悠然・悠長・悠悠・悠揚」
- ②とおい。はるか。はるかにとおい。「悠遠・悠久」
- ユウ【▼蚰】11画
- 部首 虫むしへん
- 区点 7356・JIS 6958・シフト E577
- [音] ユウ
- 「蚰蜒(ゆうえん)」は、ゲジ。ムカデ綱ゲジ目に属する節足動物。げじげじ。
- ユウ【遊】12画
- 部首 ⻍しんにゅう 教育小3
- 区点 4523・JIS 4D37・シフト 9756
- [音] ユウ・ユ
- [訓] あそぶ
→ 字形参照
- ①あそぶ。あそびたのしむ。あそばす。あそび。「園遊会・豪遊」「遊園地・遊戯・遊興(ゆうきょう)」
- ②はたらいていない。「遊金・遊資・遊民」
- ③遠くへいく。まわりあるく。「回遊・外遊」「遊学・遊説(ゆうぜい)」
- ④自由にうごく。「遊軍・遊撃」
- ⑤《もと游も》うかぶ。およぐ。「浮遊」「遊泳」
→ユ[遊]
- ユウ【▼揄】12画
- 部首 氵てへん
- 区点 5773・JIS 5969・シフト 9D89
- [音] ユ・ユウ・ヨウ
- くむ。とりだす。かきだす。→ユ・ヨウ[揄]
- ユウ【▼揖】12画
- 部首 氵てへん
- 区点 4512・JIS 4D2C・シフト 974B
- [音] ユウ・シュウ
- ①お辞儀。両手を胸の前で組み合わせて、上下・左右などさせてする会釈。「一揖(いちゆう)」
- ②ゆずる。へりくだる。
→シュウ[揖]
- ユウ【▼游】12画
- 部首 氺さんずい
- 区点 6266・JIS 5E62・シフト 9FE0
- [音] ユウ・ユ
- ①うかぶ。およぐ。「浮游」「游泳」
- ②あそぶ。あそびたのしむ。
- ③はたらいていない。
- ④遠くへいく。
- ⑤自由にうごく。
- ユウ【猶】12画
- 部首 𤴔けものへん 常用
- 区点 4517・JIS 4D31・シフト 9750
- [音] ユウ
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①ためらう。ぐずぐずする。「猶予(ゆうよ・たゆたい)」
- ②なお。なお…ごとし。ちょうど…のようである。にている。「猶子」
- ユウ【▼犹】7画→猶の異体字
- 𤴔けものへん
- 区点 6427・JIS 603B・シフト E0B9
- ユウ【裕】12画
- 部首 覀ころもへん 常用
- 区点 4521・JIS 4D35・シフト 9754
- [音] ユウ・ユ
→ 字形参照
- ゆたか。ゆったりと。「富裕・余裕」「裕福」
- ユウ【▼釉】12画
- 部首 釆のごめへん
- 区点 7856・JIS 6E58・シフト E7D6
- [音] ユウ
- ①つや。ものの光沢。
- ②うわぐすり。つやぐすり。素焼きの器の表面にぬって、つやをだすガラス質の粉末。「釉薬(ゆうやく・うわぐすり)」
- ユウ【雄】12画
- 部首 隹ふるとり 常用
- 区点 4526・JIS 4D3A・シフト 9759
- [音] ユウ
- [訓] お・おす
→ 字形参照
- ①おす。お。〈対義〉雌(し)。「雌雄」「雄性」
- ②おおしい。立派な。ひいでた人。「英雄・群雄」「雄志・雄大(ゆうだい)・雄弁」〈用例〉(名)一方の〜。
- ユウ【▼楢】13画
- 部首 木きへん
- 区点 3874・JIS 466A・シフト 93E8
- [音] ユウ・シュウ
- ナラ。ブナ科の落葉または常緑の高木。
- ユウ【▼猷】13画
- 部首 犬いぬ
- 区点 4518・JIS 4D32・シフト 9751
- [音] ユウ
- はかる。はかりごと。計略。
- ユウ【▼熊】14画
- 部首 爫れっか 人名用
- 区点 2307・JIS 3727・シフト 8C46
- [音] ユウ
→ 字形参照
- クマ。ネコ目クマ科の哺乳(ほにゅう)類。
- ユウ【誘】14画
- 部首 言ごんべん 常用
- 区点 4522・JIS 4D36・シフト 9755
- [音] ユウ
- [訓] さそう
→ 字形参照
- さそう。いざなう。さそいだす。みちびく。ひきおこす。「勧誘」「誘致・誘導・誘発・誘惑」
- ユウ【憂】15画
- 部首 心こころ 常用
- 区点 4511・JIS 4D2B・シフト 974A
- [音] ユウ・ウ
- [訓] うれえる・うれい・うい
→ 字形参照
- うれえる。なげく。心配。うれい。「一喜一憂(いっきいちゆう)・内憂外患」「憂苦・憂愁・憂慮」
- ユウ【▼樮】14画
- 部首 木きへん
- 区点 6051・JIS 5C53・シフト 9ED1
- [音] ユウ
- やく。たく。かがりび。木を積みあげてやき、天の神をまつる。
- ユウ【▼蝣】15画
- 部首 虫むしへん
- 区点 7402・JIS 6A22・シフト E5A0
- [音] ユウ
- 「蜉蝣(ふゆう)」は、カゲロウ。カゲロウ目の昆虫の総称。短命なことから、はかないことのたとえとされる。
- ユウ【▼蕕】15画
- 部首 ⻌くさかんむり
- 区点 7304・JIS 6924・シフト E543
- [音] ユウ・ユ
- ①カリガネソウ。クマツヅラ科の多年草。悪臭をもつ。
- ②くさい。くさみ。また、悪人などの意に用いられる。
- ユウ【融】16画
- 部首 虫むし 常用
- 区点 4527・JIS 4D3B・シフト 975A
- [音] ユウ
→ 字形参照
- ①とける。とかす。〈比較〉溶(よう)。「溶融」「融解・融合・融雪・融和」
- ②とおる。くりあわす。「金融」「融資・融通(ゆうずう)」
- ユウ【優】17画
- 部首 人・𠆢にんべん 教育小6
- 区点 4505・JIS 4D25・シフト 9744
- [音] ユウ・ウ
- [訓] やさしい・すぐれる
→ 字形参照
- ①やさしい。しとやか。「優雅・優美」
- ②てあつい。ゆたか。十分に。「優遇・優待」〈用例〉(副)180cmは〜にこえる。
- ③まさる。すぐれる。〈対義〉劣(れつ)。「優越・優秀・優勝・優勢・優長」
- ④評価の第1。〈用例〉(名)〜良可。
- ⑤わざおぎ。役者。「女優・俳優・名優」
- ⑥のんびりしている。ぐずぐずしている。「優柔不断」
- ユウ【▼黝】17画
- 部首 黒くろ
- 区点 8359・JIS 735B・シフト EA7A
- [音] ユウ
- あおぐろ。青みがかった黒色。あおぐろい。
- ユウ【▼鼬】18画
- 部首 鼠ねずみ
- 区点 8376・JIS 736C・シフト EA8C
- [音] ユウ・ユ
- イタチ。ネコ目イタチ科の動物食獣。
- ゆう【夕】
- 日暮れ。夕方。夕べ。evening〈対義〉朝。〈用例〉朝に〜に。
- ゆう【▽木▽綿】
- コウゾの樹皮の繊維でつくった糸状のもの。幣帛(へいはく)など神事用。
- ゆう【由宇】
- 〈町〉山口県南東部、岩国市に隣接する町。瀬戸内海に臨む農業・漁業の町で、繊維工業なども発展。人口9338(1994)。
- ゆ・う【結う】(五他)
- ①髪の毛を束ねて整える。do up〈用例〉お下げに〜。
- ②むすんでつくる。組み立てる。make〈用例〉垣根を〜。
- ユー【U・u】
- ①アルファベットの第21文字。
- ②《大文字で》→ウランの元素記号。