よ‐じつ【余日】
①残りの日数。〈用例〉年内〜もなく。
②ひまな日。
③ほかの日。他日。
よしつね【経】
→みなもとのよしつね(源義経)
義経の八艘飛び(よしつねのはっそうとび)
《源義経(みなもとのよしつね)が壇ノ浦(だんのうら)で平教経(たいらののりつね)と戦ったときに、8艘の船を飛びこえたという故事から》身軽に飛びまわるさまにいう。
よしつねせんぼんざくら【経千本桜】
人形浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)時代物。五段。浄瑠璃・歌舞伎三大傑作の一つ。竹田出雲(たけだいずも)・三好松洛(みよししょうらく)・並木千柳(なみきせんりゅう)合作。延享(えんきょう)4年(1747)竹本座初演。平家の武将維盛(これもり)・知盛(とももり)・教経(のりつね)の3人が没落した平家の再興をはかる挿話に、義経(よしつね)の吉野(よしの)落ちや狐忠信(きつねただのぶ)の恩愛の情などをからませて仕組む。
よし‐ど【葦戸・葭戸】
よしず張りの戸。
よしとみ【吉富】
〈町〉福岡県東部、大分県中津市に接する町。周防灘(すおうなだ)に臨み、工業化が進む。人口7464(1994)。
よしとみせいやく【吉富製薬(株)】
化学工業。医薬品会社。昭和15年(1940)設立。平成12年(2000)ウェルファイドに社名変更。
よし‐な・い【由無い】(形)
①よりどころがない。理由がない。〈用例〉〜申し出。
②手段・方法がない。〈用例〉〜・く退却する。
③つまらない。意味がない。〈用例〉〜妄想にとりつかれる。
④しかたがない。どうしようもない。〈用例〉〜・く、かれのいうことを聞いた。
よしな‐おんせん【奈温泉】
静岡県伊豆(いず)半島、天城(あまぎ)湯ケ島町にある温泉。狩野(かの)川の支流吉奈川に沿い、子宝の湯として有名。
よしなが【吉永】
〈町〉岡山県東部の町。農業が主、クレー・蝋石(ろうせき)・耐火れんがの産地でもある。観光開発もさかん。人口5431(1994)。
よし‐な・し【由無し】(形ク)
〈古語〉
①理由がない。〈用例〉やむごとなきまづの人々おはすといふことは、〜・きことなり(源氏・若菜上)。
②手段がない。方法がない。〈用例〉男、血の涙を流せども、とどむる〜(伊勢・40)。
③かいがない。むだである。〈用例〉御身を投げても〜・きことなり(平家・9・小宰相身投)。
④くだらない。〈用例〉昔より〜・き物語、歌のことをのみ心にしめて(更級)。
よしな‐に(副)
よいように。よろしく。at your own discretion〈用例〉〜頼む。
よしの【吉野】
奈良県南部、吉野町を中心とする一帯。南北朝時代の南朝の遺跡が多く、また平安時代からの修験道(しゅげんどう)の本拠。古来、桜の名所、また、吉野杉の産地としても名高い。
よしの【吉野】
〈町〉奈良県中部、吉野川に沿う町。市場町から発達した林業の町で、桜と南朝史跡で名高い吉野山観光の基地。人口1万3108(1994)。
よしの【吉野】
〈町〉徳島県北東部、吉野川下流の町。農業が主体の町。西条(さいじょう)・柿原(かきはら)など史跡が多い。人口9104(1994)。
よしの‐がみ【吉野紙】
コウゾを原料とした薄く、柔らかく、強い手すき和紙。大和国(やまとのくに)吉野の原産で懐紙、貴重品の包装などのほか漆をこすのに常用。和良(やわら)紙。漆漉(うるしこ)し。
よしのがり‐いせき【吉野ケ里遺跡】
佐賀県東部にある弥生(やよい)時代の環濠(かんごう)集落遺跡。平成元年(1989)1月、国内最大規模の重要遺跡であることが確認された。
よしの‐がわ【吉野川】
紀ノ川の上流部の奈良県での呼称。長さ約70km。大台ケ原山に発し、中央構造線に沿って西流、和歌山県に入って紀ノ川となる。流域は吉野林業の中心で、吉野杉の産地で有名。
よしの‐がわ【吉野川】
高知・徳島県を流れる川。長さ194km。石鎚(いしづち)山脈に発し、高知県北部から四国山地を横断、徳島県の北部を東へ流れ、徳島市北部で紀伊(きい)水道に注ぐ。異称を四国三郎。
よしの‐くず【吉野葛】
奈良県吉野地方特産のくず粉のでんぷん。つる性植物のクズの根からとる。久助くず。
よしのくまの‐こくりつこうえん【吉野熊野国立公園】
奈良県中部から和歌山・三重県南部にまたがる国立公園。吉野山・大峰山・大台ケ原山・熊野の4地区からなり、山岳・峡谷・海岸・海中公園など変化に富む自然美が有名。昭和11年(1936)指定。
よしの‐げんざぶろう【吉野源三郎】
(1899-1981)ジャーナリスト。東京生まれ。東大卒。岩波書店に入社後、総合雑誌『世界』を創刊。名編集長といわれた。
よしの‐さくぞう【吉野作造】
(1878-1933)政治学者。宮城県生まれ。東大教授。大正デモクラシーの指導的思想家。民本主義を唱導し、軍閥・枢密院・貴族院の権限縮小を主張。
よしの‐ざくら【吉野桜】
①奈良県吉野山にはえるヤマザクラ。
②サクラの栽培品種→ソメイヨシノの誤称。
よしの‐じだい【吉野時代】
→よしのちょうじだい(吉野朝時代)
よしの‐じんぐう【吉野神宮】
奈良県吉野郡吉野町にある旧官幣大社。祭神は後醍醐(ごだいご)天皇。明治22年(1889)の創建。
よしの‐ず【吉野酢】
三杯酢や甘酢に、水溶きの吉野葛(くず)を加えて透き通るまで火を通したもの。さましてあえ物などに用いる。
よしの‐すぎ【吉野杉】
奈良県吉野地方に産するスギ。酒樽(さかだる)の材料。
よしのだに【吉野谷】
〈村〉石川県南部、白山(はくさん)北麓(ほくろく)の村。村域の大部分が山林。中宮(ちゅうぐう)温泉がある。人口1502(1994)。
よしのちょう‐じだい【吉野朝時代】
南北朝時代を、吉野南朝を正統と考えての呼び名。
よしの‐に【吉野煮】
吉野くずを使った煮物。材料にくず粉をまぶして煮る。また、煮上げたあと、水溶きのくず粉を加える。くず煮。
よしの‐ひでお【吉野秀雄】
(1902-67)歌人。群馬県生まれ。慶大中退。会津八一(あいづやいち)に師事。歌集『寒蝉(かんせん)集』『吉野秀雄歌集』など。
よし‐のぼり【葦登】
河川や湖沼の底にすむハゼ科の淡水魚。雄の背びれにある1つ目の条(すじ)は長い。全長約7cm。日本全土にすむ。食用。
よじ‐のぼ・る【攀じ登る・攀じ上る】(五自)
物にすがりつきながらのぼる。climb up〈用例〉がけを〜。木を〜。
よしの‐やま【吉野山】
奈良県中部、吉野町の南にある山。標高455m。桜の名所で、吉野宮跡・後醍醐(ごだいご)天皇陵など南朝の史跡でも知られる。
よしはら‐じろう【吉原治良】
(1905-72)洋画家。大阪生まれ。具体美術協会を創立し、代表として前衛運動を展開。作品『白い円』など。
よしはらせいゆ【吉原製油(株)】
食料品。油脂会社。食用油・油粕(あぶらかす)など。昭和9年(1934)設立。本社は大阪市北区中之島(なかのしま)
よします‐とうどう【益東洞】
(1702-73)江戸時代の医師。広島の人。古医方の大成者。万病一毒論を唱えた。
よしまつ【吉松】
〈町〉鹿児島県北東端、宮崎県境近くの町。稲作・畜産などの農業が中心。人口4598(1994)。
よし‐み【誼・好】
①親しみ。親しいつきあい。friendly relations〈用例〉〜を結ぶ。
②ゆかり。因縁。縁故。connection; relation〈用例〉友人の〜で。
誼を通じる(よしみをつうじる)
便宜を得るなどのために、親しい交際をしようと働きかける。make advances to
よしみ【吉見】
〈町〉埼玉県中東部、東松山市の東に接する町。丘陵地帯にある農業の町で、イチゴの産地。吉見百穴(ひゃっけつ)で知られる。人口2万1069(1994)。
よしみ‐ひゃっけつ【吉見百穴】
埼玉県中部、吉見町にある横穴古墳群。古墳時代の墓穴。明治20年(1887)の調査以来二百余個が発掘され、人骨や玉類など多く出土している。国指定史跡。
よしむら‐あきら【吉村昭】
(1927-)小説家。東京生まれ。学習院大中退。作品『星への旅』『戦艦武蔵(むさし)』『破獄』など。
よしむら‐いじゅうろう【芳村伊十郎】
長唄(ながうた)唄方の芸名。6世(1858-1935)は豪快な芸風。7世(1901-73)は美声で有名。重要無形文化財保持者。
よしむら‐こうざぶろう【吉村公三郎】
(1911-)映画監督。滋賀県生まれ。作品『暖流』『偽れる盛装』『夜の河』など。
よしむら‐しんきち【吉村信吉】
(1906-47)地理学者・湖沼学者。東京生まれ。東大卒。陸士教授。第2次大戦後、中央気象台技師。全国の湖沼を調査し分類、湖沼学を発展させる。
よしむら‐とらたろう【吉村寅太郎】
(1837-63)幕末の尊攘(そんじょう)派の志士。土佐(とさ)藩士。土佐勤王党に加わり、翌年脱藩。天誅(てんちゅう)組を組織して大和(やまと)で討幕の兵を挙げ、敗死。
よしむら‐ふゆひこ【吉村冬彦】
→寺田寅彦(てらだとらひこ)の筆名。
よしむら‐りゅう【吉村流】
上方舞の一流派。明治中期に吉村ふじがおこす。地唄(じうた)を主とした優雅な座敷舞。
よしめき‐はるひこ【吉目木晴彦】
(1957-)小説家。神奈川県生まれ。成蹊(せいけい)大卒。平成6年(1994)『寂寥郊野(せきりょうこうや)』で第109回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『誇り高き人々』など。
よしもとこうぎょう【吉本興業(株)】
サービス業。芸能プロダクション。劇場も兼営。昭和23年(1948)設立。本社は大阪市中央区難波千日前。
よしもと‐たかあき【吉本隆明】
(1924-)詩人・評論家。東京生まれ。東京工大卒。独自の思想的立場から人間の自由と芸術の本質を徹底して追究している。著書『高村光太郎』『言語にとって美とは何か』『共同幻想論』『最後の親鸞(しんらん)』など。
よし‐や【縦や】(副)
《「よし」を強めた語》→よしんば(縦んば)
よしや‐のぶこ【吉屋信子】
(1896-1973)小説家。新潟県生まれ。作品『良人(おっと)の貞操』『徳川の夫人たち』など。
ヨシュア【Joshua】
旧約聖書『ヨシュア記』中の人物。モーセの後継者となり、カナンで12部族に土地を分配する。
よ‐しゅう【予習】(名・サ変他)
これから教わることを前もって学習すること。preparation of lessons〈対義〉復習。〈用例〉〜が済んでいない。
よ‐しゅう【予州】
→伊予国(いよのくに)
よ‐しゅうごう【余集合】
→ほしゅうごう(補集合)
よしゆき‐じゅんのすけ【吉行介】
(1924-94)小説家。岡山県生まれ。東大中退。「第三の新人」の一人。昭和29年(1954)『驟雨(しゅうう)』その他で第31回芥川(あくたがわ)賞受賞。同53年(1978)『夕暮まで』で第31回野間文芸賞受賞。作品『娼婦(しょうふ)の部屋』『寝台(ねだい)の舟』『砂の上の植物群』など。
よしゆき‐りえ【吉行理恵】
(1939-)小説家・詩人。本名は理恵子。吉行淳之介(じゅんのすけ)の妹。東京生まれ。早大卒。昭和56年(1981)『小さな貴婦人』で第85回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『針の穴』『黄色い猫』など。
よしゅく‐ぎょうじ【予祝行事】
小正月などに農作業のまねごとをして、その年の豊作をあらかじめ祝い、祈願すること。
よ‐じょう【余剰】
余り。残り。剰余。rest; excess
よ‐じょう【余情】
①あとまで心に残る趣。suggestiveness
②言外の味わい。余韻(よいん)。suggestiveness
よじょう‐はん【四畳半】
日本家屋で1間(いっけん)半(約2.7m)四方の室。たたみ4枚半の広さ。
よじょうはん‐しゅみ【四畳半趣味】
待合(まちあい)などのいきな小部屋で、女性を相手に酒を飲みながら小唄(こうた)などを口ずさむ、日本的な趣味。
よ‐しょく【余色】
→補色(ほしょく)
よし‐よし(感)
目下の人や子どもなどに対して、承知・承認の気持ちを表したり、慰めたり、なだめたりする語。Good, good; There, there〈用例〉〜、もう泣くな。
よじ・る【捩る】(五他)
ひねる。ねじる。twist
よ・じる【攀じる】(上一自)
登ろうとして、すがりつく。scramble
よじ・れる【捩れる】(下一自)
ねじれる。よれる。twist〈用例〉お腹(なか)の皮が〜。
よしわ【吉和】
〈村〉広島県西部、島根・山口両県に接する村。太田(おおた)川の源流部にあり、ほとんどが山林。シイタケなどの園芸農業が主。人口876(1994)。
よしわら【吉原】
江戸時代の公許の遊郭。元和(げんな)3年(1617)、江戸の各地にあった遊女屋を日本橋の一画に集めて開設。明暦(めいれき)の大火(1657年)後、浅草裏に移転。それ以前の郭(くるわ)を元吉原、それ以後を新吉原(略して吉原)とよんだ。昭和33年(1958)の売春防止法施行まで存続。
よしわら‐ことば【吉原言葉】
遊女の使う特別のことば。「ありんす」など。里ことば。
よしわら‐すずめ【吉原雀】
吉原に出入りして、その内情に詳しい人。
よしわら‐すずめ【葦原雀】
→ヨシキリの異名。
よし‐わるし【善し悪し】
→よしあし(善し悪し)
よ‐しん【予診】(名・サ変他)
医者が診察の前に、患者の病歴や症状などを聞いておくこと。preliminary diagnosis
よ‐しん【予審】
フランス・オーストリアなどの大陸法系の刑事訴訟において、予審判事によって行われる起訴後公判前の準備手続き。日本では、旧刑事訴訟法のもとで行われたが、現行法では予断排除の建て前から採用されていない。preliminary investigation
よ‐しん【余震】
大きな地震発生直後から、その震源の周囲で誘発されて起こる小さな地震群。余震の発生領域である余震域は、本震が大きいほど広い。after shock
よ‐じん【余人】
ほかの人。別人。よにん。another person〈用例〉〜は知らず。
よ‐じん【余燼】
①燃え残りの火。燃えさし。embers
②事件などが片付いたあとに、なお残っているもの・影響。〈用例〉紛争の〜。
よしん‐ぎょうむ【与信業務】
金融機関が取引先に対して行う貸出業務・支払承諾など、信用を供与する業務。授信業務。credit business
よしん‐ば【縦んば】(副)
かりにそうであっても。たとい。よしや。〈用例〉〜成功したとしても、賛成しかねる。
よ・す【止す】(五他)
これまで続けていたことや、しようとしていたことをやめる。中止する。stop; give up〈用例〉タバコを〜。ばかなまねは〜・せ。
よ・す【寄す】
〈古語〉
[一](四自他)
①(自)近づく。寄る。〈用例〉片淵(かたふち)に網張り渡し目ろ〜・しに〜・し寄り来ね(日本書紀・神代下)。
②(他)近づける。近よらせる。そばへよせる。〈用例〉夫(つま)〜・しこせね麻布(あさて)小衾(こぶすま)(万葉・14・3454)。〈参考〉四段活用は上代のみ。
[二](下二自他)→よせる(寄せる)
よ・ず【攀ず】(上二自他)
〈古語〉
①(他)つかんで引きよせる。〈用例〉〜・ぢて手折(たを)りつ見ませ吾妹子(わぎもこ)(万葉・8・1507)。
②(自)→よじる(攀じる)
よす‐が【縁・因・便】
①頼り。ゆかり。connection〈用例〉思い出の〜とする。
②頼りにする相手。夫・妻・近親など。support
よ‐すがら【夜すがら・夜】(副)
夜通し。一晩中。夜もすがら。all night〈対義〉日すがら。
よ‐すぎ【世過ぎ】
世渡りすること。暮らし。生活。身過ぎ。living
ヨステダール‐ひょうが【ヨステダール氷河】
ノルウェー南部にある大氷河。長さ約80km、幅約15km、氷の厚さ500m前後。Jostedals Breen
よすて‐びと【世捨(て)人】
俗世間とのかかわり合いを絶った人。隠者、また、僧など。recluse
よ‐すみ【四隅】
四方の隅・角。four corners
よすみとっしゅつがた‐ふん【四隅突出型墳】
弥生(やよい)時代末から古墳時代にかけてあった墳墓。方形の台状墓の四隅を突出させたもので周囲に石を張りめぐらす。山陰・北陸地方に分布。
よせ【寄せ】
(ア)寄せること。let...come near〈用例〉〜手。
(イ)寄せ集めること。gather〈用例〉客〜。
(ウ)碁・将棋で、終盤の手順。
②{古語}
(ア)ゆかり。わけ。いわれ。〈用例〉させることの〜なけれども(徒然・156)。
(イ)後援。後見。〈用例〉外戚(げさく)の〜なきにては漂(ただよ)はさじ(源氏・桐壺)。
(ウ)のぞみを託すること。人望。信頼。〈用例〉もしは位高く、時世(ときよ)の〜いま一きはまさる人には(源氏・明石)。
よせ【寄席】
《「よせせき」の略》落語・講談・漫才・音曲などの大衆演芸を上演する日本古来の小劇場。本格的な寄席は寛政(かんせい)10年(1798)、江戸と大坂に誕生。せき。席亭。
よせ‐あつめ【寄(せ)集め】
寄せ集めること・人・もの。臨時に数をそろえたもの。gathering〈用例〉〜のチーム。
よせ‐あつ・める【寄(せ)集める】(下一他)
散らばっているものを、ひと所に集める。gather〈用例〉茶碗(ちゃわん)の破片を〜。
よ‐せい【余生】
盛りをすぎたあとの人生。残りの人生。老人の先の命。one's remaining years〈用例〉〜を郷里に送る。
よ‐せい【余勢】
①余った勢い。はずみ。
②残りの勢力。
余勢を駆る(よせいをかる)
何かをやりとげた勢いに乗じて、次のことに立ち向かう。encouraged by〈用例〉余勢を駆って、一気に攻め立てる。
よせ‐うえ【寄(せ)植え】
同種あるいは種類の違う植物を寄せ集めて、配置よく植えること。また、その植物。
よせ‐がき【寄(せ)書き】(名・サ変自)
数人が、1枚の紙・布に書画などを書くこと。また、書いたもの。collection of autographs
よせ‐か・ける【寄(せ)掛ける】(下一他)
①もたせかける。lean...against
②押しかける。攻め寄せる。close in
よせ‐ぎ【寄(せ)木】
①木ぎれを寄せ集めてつくること。また、つくったもの。
②「→寄せ木細工」の略。
よせぎ‐ざいく【寄(せ)木細工】
色や木目の違う木ぎれを組み合わせて、色々の形・模様をつくる細工。また、その作品。モザイク。mosaic
よせぎ‐づくり【寄(せ)木造り】
木像の各部を別材で造り、寄せ集めて1体とする造像法。平安後期に定朝(じょうちょう)が大成したという。
よせ‐ぎれ【寄(せ)切れ】
裁ち残りの布切れを寄せ集めたもの。
よせ・くる【寄(せ)来る】(カ変自)
①波などが寄せて来る。surge
②軍勢などが押し寄せて来る。rush for
③思想や風俗など、時代の流れが押し寄せる。rush for
よせ‐ざん【寄せ算】
足し算。加法。addition
よせ‐せき【寄せ席】
→よせ(寄席)
よせ‐だいこ【寄せ太鼓】
①攻めかかる合図の太鼓。攻め太鼓。
②興行場で、開場前に客寄せに打つ太鼓。
よ‐せつ【余接・余切】
正接の逆数。コタンジェント。cotangent
よ‐せつ【余説】
①補足の説明。
②別の説。
よせ‐つぎ【寄(せ)接ぎ】
接ぎ木の方法の一つ。台木と接ぎ穂の幹の皮をはいで密着させてしばり、両者が癒着したのち、台木の上部を切断する。
よせ‐つ・ける【寄(せ)付ける】(下一他)
近寄らせる。let...come near〈用例〉人を〜・けない。
よせ‐て【寄せ手】
攻めて来る軍勢。攻撃軍。attacking force
よせ‐なべ【寄せ鍋】
多くの材料を1つのなべに入れて、薄味の汁で煮ながら食べる料理。魚介類・野菜・きのこ・豆腐・しらたきなどを入れる。
よせ‐ば【寄(せ)場】
①人々を寄せ集めておく場所。
②「→人足(にんそく)寄せ場」の略。
よせ‐ばやし【寄席囃子】
寄席で伴奏に用いる音楽。芸人の登場に演奏する「出(で)囃子」と、演芸の伴奏である「地(じ)囃子」があり、三味線以外の楽器は前座が担当する。
ヨセフ【Joseph】
聖書中の人名。
①旧約聖書『創世記』中の物語の主人公。ヤコブの11番目の子。
②イエスの母マリアの夫で、ガリラヤのナザレの大工。
③アリマタヤのヨセフ。聖人。イエスの遺骸(いがい)を自分の墓にほうむった。
ヨセフス【Flavius Josephus】
(37/38-100ごろ)ユダヤの歴史家。エルサレム生まれ。ユダヤ戦争に参戦、敗北後ローマで著作に専念。著書『ユダヤ戦記』『ユダヤ古代誌』など。
ヨセミテ‐こくりつこうえん【ヨセミテ国立公園】
(Yosemite National Park)アメリカ、カリフォルニア州中部、シエラネバダ山脈中の国立公園。1890年制定。面積3100km2。ヨセミテ滝をはじめとする数多くの滝がかかる峡谷美や、巨大な一枚岩からなるハーフドーム、巨木セコイアの原生林などで名高い。
よせむね‐づくり【寄(せ)棟造り】
屋根の形の一種で、大棟の両端から四すみに棟(隅棟(すみむね))がおりているもの。〈比較〉入り母屋(もや)造り。
よせ‐もじ【寄席文字】
寄席の看板・出演者連名・めくり・ビラ・番付などに用いる独特の書体。江戸文字と勘亭流(かんていりゅう)を折衷したもの。ビラ字。
よせ‐もの【寄せ物】
くず・寒天・ゼラチン・卵などで材料を寄せ固めた料理。口取り・デザート・菓子類に使う。
よ・せる【寄せる】(下一自他)
①(自)寄る。近づく。come near〈用例〉波が〜。
②(他)
(ア)ある物のすぐそばに近づける。移動させる。draw up〈用例〉机を窓ぎわに〜。ひざを〜。
(イ)多くの物・人を1か所に集める。1つにまとめる。gather〈用例〉客を〜。
(ウ)数を加える。add〈用例〉3に2を〜と5になる。
(エ)心を傾ける。ある感情を持つ。take a fancy to〈用例〉思いを〜。
(オ)ある人を頼る。身を任せる。go for help; trust to〈用例〉身を〜。
(カ)書き送る。送り届ける。send; write to〈用例〉原稿を〜。手紙を〜。
(キ)ちなむ。かこつける。〈用例〉結婚に〜・せて祝いの品を贈る。
よ‐せん【予選】(名・サ変他)
①前もって選び出すこと。preelection
②競技で、決勝戦や本大会への出場者・チームを決める試合・競技会。preliminary〈用例〉〜通過。地区〜。
よ‐ぜん【余喘】
①今にも絶えそうな息。虫の息。
②あといくらもない命。余命。
余喘を保つ(よぜんをたもつ)
やっと生き続けている。転じて、今にも駄目になりそうなものがかろうじて続いている。
よせん‐かい【予餞会】
《前もって餞(はなむけ)する、の意》卒業の前に行う卒業生送別会。send-off party