よ‐そ【余所・所】
①ほかの場所。別の場所。another place〈用例〉〜で遊びなさい。〜を向く。
②自分が属する以外の所・家。another〈用例〉〜の子。〜の国。
③関係・関心のないこと。顧みないこと。ひとごと。indifference to〈用例〉親の心配を〜に遊び回る。
余所にする(よそにする)
いい加減にして顧みない。〈用例〉家業を〜。
よそい【装い】
→よそおい(装い)
よそ‐いき【余所行き】
→よそゆき(余所行き)
よ‐そう【予想】(名・サ変他)
前もって、こうだろうと考えること。anticipation; forecast〈用例〉〜どおりの結果。競馬の〜をする。
よそ・う【装う】(五他)
→よそおう(装う)。
②飲食物をすくって食器に盛る。よそる。serve〈用例〉ご飯を〜。
よそう‐がい【予想外】(名・形動)
予想と違うこと・さま。思いのほか。意外。unexpected〈用例〉〜の収穫。
よそう‐し【予想紙】
競馬・競輪などの、的中予想を載せる専門の新聞。データや関係者のコメントなどを掲載。racing form
よそう‐や【予想屋】
競馬・競輪などの、ギャンブルの的中予想を売る者。通常、場内・場外、また、その付近で商売する。tipster
よそ・える【寄える・比える】(下一他)
①ある物を何かに見立てる。なぞらえる。
②ことよせる。かこつける。
よそおい【装い】
=よそい。
①装うこと。身仕度。dress〈用例〉華やかな〜の少女。
②外観の趣。風情。appearance〈用例〉初夏の〜をした山々。
③したく。準備。
よそお・う【装う】(五他)
=よそう。
①外観を美しく飾る。decorate〈用例〉店内を〜。
②衣服を身につける。身なりをきちんと整える。dress〈用例〉華やかに〜。
③そうであるかのようなふりをする。見せかける。pretend〈用例〉平静を〜。店員を〜。
④準備する。支度をする。prepare
よそ‐ぎき【余所聞き】
人聞き。外聞(がいぶん)。reputation〈用例〉〜の悪い話。
よ‐そく【予測】(名・サ変他)
①前もっておしはかること。見込み。prospect
②経済現象などの見通しを立てること。需要・景気予測など。forecast
よそ‐ごと【余所事】
自分に直接関係のない事柄。matter of no concern〈用例〉〜と聞き流す。
よそ‐じ【四十路】
①40。forty
②40歳。forty years old
よそ‐ながら【余乍(ら)】(副)
①遠くから。陰ながら。それとなく。from a distance〈用例〉〜見守る。
②間接に。indirectly
よそ‐み【余所見】(名・サ変他)
①ほかを見ること。わき見。look aside
②他人の見る目。はため。よそめ。〈用例〉〜を気にする。
よそ‐みみ【余所耳】
それとなく聞くこと。
よそ‐め【余所目】
①それとなく見ること。look in a casual manner
②他人の見る目。外見。はため。appearance; another's eyes
③よそ見。わき見。look away
よそ‐もの【余所者】
①その土地の生まれでない人。stranger
②同じ集団に属さない人。
よそ‐ゆき【余所行き】
=よそいき。
①改まった外出のときに着る衣服。ふだん着と晴れ着の中間的意味合いをもつ日本独自の分類で、新調したての衣服や散歩着・街着・訪問着などをいう。Sunday best
②改まった態度・ことばづかい。
よそよそ‐し・い【余所余所しい】(形)
態度が冷たい。他人行儀だ。distant; ceremonious〈用例〉〜口ぶり。〈派生〉よそよそしげ(形動)よそよそしさ(名)
よ‐ぞら【夜空】
夜の空。night sky
よそ・る(五他)
《「装(よそ)う」と「盛る」の混交した語》食物を器に盛る。serve〈用例〉ご飯を〜。
よた【与太】
①でたらめなこと。〈用例〉〜をとばす。
②役に立たないこと・者。
③「→与太者」の略。
④「→与太郎」の略。
よたい‐りつ【預貸率】
銀行の預金残高に対する貸出金残高の比率。オーバーローンの指標の一つ。loan-deposit rate
よ‐たか【夜鷹・鳥・鴟】
①ヨタカ科の鳥。翼長約22cm。タカに似るが嘴(くちばし)は扁平(へんぺい)。飛んでいる小昆虫をとって食べる。夜行性。夏鳥として日本全土に渡来。
②夜おそくまで出歩く者。
③江戸時代に夜間、街頭に出て客を引いた下級な売春婦。
よたか‐そば【夜麦】
→よなきそば(夜鳴き蕎麦)
よだ‐がっかい【依田学海】
(1833-1909)漢学者・劇作家・演劇評論家。江戸生まれ。演劇改良運動に参加、活歴を支持・指導。戯曲『吉野拾遺名歌誉(よしのしゅういめいかのほまれ)』など。
よたか‐まつり【夜高祭(り)】
富山県東礪波(ひがしとなみ)郡福野町の神明社で、5月1日・2日に行われる祭礼。竹と和紙でつくった夜高行灯(あんどん)の山車(だし)が数十台、夜の町を練り歩く。同郡庄川(しょうがわ)町でも行われる。
よ‐たく【余沢】
①先人のお陰。余徳。
②他人にまで及ぶ大きな恵み。
よ‐たく【預託】(名・サ変他)
お金や品物を、あずけて任せること。deposition
よたく‐しょうけん【預託証券】
海外で株式を売買するさい、現物の株式の代わりに流通させる証券。売買にともなう株券輸送の問題、制度・慣習の相違による支障を防ぐ目的で発行される。DR。depositary receipt
よ‐だけ【裄丈】
衣服のゆきの長さ。ゆきたけ。
裄丈も無い(よだけもない)
年が幼い。小さい。
よだ‐じゅんいち【与田凖一】
(1905-)児童文学者・童謡詩人。福岡県生まれ。英知を重んじ、独自のメルヘンを展開。童話『五十一番めのザボン』、童謡集『旗・蜂(はち)・雲』など。
よ‐だち【夜立ち】(名・サ変自)
夜、旅立つこと。〈対義〉朝立ち。
よ‐だつ【与奪・予奪】
与えることと奪うこと。give and deprive
生殺与奪の権(せいさつよだつのけん)
思うように動かすことのできる権力。power to decide life and death
よ‐だ・つ【弥立つ】(五自)
《「いよだつ」の約》寒さ・恐れのために身の毛が立つ。shiver〈用例〉身の毛が〜。
よた‐ばなし【与太話】
つまらない話。くだらない話。でまかせ。idle talk
よた‐もの【与太者】
①ばか者。怠け者。good-for-nothing
②ならず者。scamp
よだ‐よしかた【依田賢】
(1909-)脚本家。京都生まれ。作品『浪華悲歌(なにわエレジー)』『西鶴(さいかく)一代女』など。
よた‐よた(副・サ変自)
足もとのたしかでないさま。ふらつくさま。よろよろ。totter〈用例〉〜と歩く。
よた・る【与太る】(五自)
《俗語。「よた」の動詞化》
①不良じみた行動をする。
②でたらめをいう。
よ‐だれ【涎】
無意識のうちに口外に流れ出る唾液(だえき)。乳児では、生後3〜5か月ごろから出るようになる。slobber
涎が出る(よだれがでる)
→涎を流す」と同意。
涎を流す(よだれをながす)
=涎を垂らす・涎が出る。
①食べたくて我慢ができない。slaver
②自分のものにしたくて、我慢ができない。drool over; have a strong desire for
よだれ‐かけ【涎掛(け)】
生後3〜5か月から2歳ごろまでの乳幼児のあごの下に掛けて、よだれなどで衣服の汚れるのを防ぐ布。bib
よたろう【与太郎】
《落語で、「よた者」を人名化した語》
①ばか者。愚か者。
②でたらめを言う人。
よ‐だん【予断】(名・サ変他)
前もって、それと判断すること。予測。prediction〈用例〉〜を許さぬ情勢。
よ‐だん【余談】
用向き以外の話。雑談。digression; chat
よだん‐かつよう【四段活用】
文語動詞の活用の型の一つ。「書く」の語尾が、「か・き・く・く・け・け」となるように、変化が五十音図の1行の四段にわたるもの。口語では、五段になる。
よ‐ち【予知】(名・サ変他)
事の起こる前にわかること。foresee〈用例〉地震〜。
よ‐ち【余地】
①あいている土地・場所。あき地。room〈用例〉立錐(りっすい)の〜もない。
②あき。すきま。opening
③考えたり行ったりするゆとり。room; leisure〈用例〉弁解の〜がない。
よ‐ち【輿地】
《万物を載せている輿(こし)、の意》大地。地球全体。全世界。
よ‐ちょう【予兆】
何かが起ころうとする現象。前ぶれ。きざし。前兆。omen
よ‐ちょきん【預貯金】
預金と貯金の総称。金融機関や郵便局が、同額または利子を加えて返還する約束で、不特定多数の人から受け入れる資金。deposits and savings
よち‐よち(副)
幼児などが、たどたどしく歩くさま。toddle〈用例〉子どもが〜歩き出す。
よ‐つ【四つ】
=よっつ。
①3の次の数。よ。よん。し。
②4個。4歳。four pieces; four years old
③昔の時刻の名。今の午前と午後の10時ごろ。
④相撲で、互いに上手(うわて)・下手(したて)を引き合うこと。
四つに組む(よつにくむ)
①相撲で、互いに上手(うわて)・下手(したて)を十分に引き合うことをいう。
②双方ががっちりと組み合う。grapple with
よつ‐あし【四つ足・四つ脚】
①4本の足。しそく。four-footed
②「→四つ足門」の略。
よつあし‐もん【四つ足門】
丸い2本の主柱の前後に、四角な柱を2本ずつ立てた門。
よっ‐か【四日】
①月の第4日。fourth day of a month〈用例〉3月〜。
②日数で数えて4つ。4日間。four days
よっ‐か【翼下】
=よくか。
①翼(つばさ)の下。under one's wing
②その勢力・支配の内。傘下(さんか)。under the control of
よっかいち【四日市】
〈市〉三重県伊勢(いせ)平野北部、伊勢湾に臨む市。市場・宿場・港から発展した工業中心の都市で、中京工業地帯の一画をなす。石油化学・繊維工業、窯業(ようぎょう)などが主で、人口28万1284(1994)。
よっかいち‐ぜんそく【四日市喘息】
公害病の一つ。三重県四日市市コンビナートから排出される大気汚染物質により、地域的に集団発生した喘息のような疾患の総称。
よっかいち‐だいがく【四日市大学】
私立大学。昭和62年(1987)創立。所在地は三重県四日市市萱生(かよう)町。
よつかいどう【四街道】
〈市〉千葉県北部、千葉市と佐倉市間にある市。鉄道や幹線道路の通る交通の要地。宅地化・工業化が著しい。かつては江戸・千葉・成田・東金(とうがね)方面への四街道が交差したところからの地名。人口7万7029(1994)。
よっ‐かか・る【寄っ掛(か)る】(五自)
「よりかかる」の転。lean
よっ‐かく【浴客】
ふろ・温泉に来る客。よっきゃく。
よつ‐かど【四つ角】
①四隅の角。four corners
②四つ辻(つじ)。crossroads
よ‐つぎ【世継(ぎ)・世嗣(ぎ)】
①皇位を継承すること。heir apparent
②家の跡目を継ぐこと・人。successor
③天皇・公家の代々の事跡を書き記した歴史書。『栄花物語』のほか、『大鏡』『今鏡』などの鏡物のこと。
よっ‐きゃく【浴客】
→よっかく(浴客)
よっ‐きゅう【欲求】(名・サ変他)
強くほしがること。desire
よっきゅう‐ふまん【欲求不満】
欲求がみたされないで、いらいらすること。フラストレーション。frustration
よつ‐ぎり【四つ切り】
①1つのものを4等分に切ること。また、その一つ。
②写真印画紙のサイズの一つ。254×305mm。
よ‐づ・く【世付く】(四自)
〈古語〉
①世情に通じる。世慣れる。また、男女の情に通じる。〈用例〉うち笑(ゑ)みたるも、〜・かず初々しや(源氏・玉鬘)。
②世間並みになる。〈用例〉女の御装束(さうぞく)、今日は〜・きたりと見ゆるは(源氏・末摘花)。
③世俗に染まる。俗化する。〈用例〉九重の神さびたる有り様こそ〜・かず、めでたきものなれ(徒然・23)。
よつ‐ずもう【四つ相撲】
互いに相手の上手(うわて)・下手(したて)のまわしを取り、十分に組み合った相撲。
よつ‐だけ【四つ竹】
楽器。日本の郷土芸能や歌舞伎(かぶき)の下座(げざ)音楽に用いられるカスタネットのような打楽器。竹片4枚からなり、両手に各2枚ずつ重ねて握り打ち鳴らす。沖縄舞踊にも使われる。
よっ‐たり【四人】
よにん。4名。
よっ‐つ【四つ】
→よつ(四つ)
よつ‐つじ【四つ辻】
道路が十字の形になっている所。十字路。交差点。四つ角。crossing
よっつ‐の‐きんだいか【四つの近代化】
中国が目標とする農業・工業・国防・科学技術の近代化。1975年の全国人民代表大会で周恩来(しゅうおんらい)が提唱。Four Modernizations
よっつ‐の‐じゆう【四つの自由】
フランクリン=ルーズベルトのことば。言論と意思表示の自由、信教の自由、欠乏からの自由、恐怖からの自由。1941年の年頭教書の中で表明された。Four Freedoms
よつづの‐れいよう【四角羚羊】
ウシ科の動物。肩高約60cm。雌は無角だが、雄は4本の角がある。インドに分布。ヨツヅノカモシカ。four-horned antelope
よっ‐て【因って・依って・仍って】(接続)
《「よりて」の転》前に述べたことを理由とする意を示す語。そういうわけで。それだから。そこで。accordingly; therefore〈用例〉〜右のとおりとする。
仍って件の如し(よってくだんのごとし)
《証文の終わりにしるした文句》以上のとおり、誤りがない。
よつ‐で【四つ手】
①手が4つあること・もの。
②「→四つ手駕籠」の略。
よつで‐あみ【四つ手網】
木・竹などで、枠をとった四角で浅い袋状の網漁具。河川・湖沼や浅い海域での魚の捕獲に使用。四つ手。four-arm scoop net
よつで‐かご【四つ手籠】
竹を四隅の柱としたそまつな駕籠。江戸時代の庶民が用いた。
よって‐たかって【寄って集って】(連語)
大勢で。in a crowd〈用例〉〜弱い者をいじめる。
よって‐もって【因って以って】(接続)
「よって」を強めた語。accordingly
ヨット【yacht】
スポーツや娯楽の目的に用いられる舟艇。一般に帆走(セーリング)ヨットをさすが、モーターヨットもある。
ヨット‐パーカ【yacht parka】
ヨットに乗るときなどに着る、防風用のフードがついた上着。
ヨット‐ハーバー【yacht harbor】
ヨット用の港。
ヨット‐レース【yacht race】
帆走用ヨットによる競走。定時刻にスタートし、定められたコースを反則なく完走し、先に決勝線に到達したものを勝ちとする。
よつば‐しおがま【四葉塩竈】
ゴマノハグサ科の多年草。高山の草原にはえる。高さ20〜60cm。葉は4枚輪生。夏に茎頂に、紅紫色の花が咲く。
よつば‐むぐら【四葉葎】
アカネ科の一年草。田の畔(あぜ)や山すそにはえる。高さ約50cm。楕円(だえん)形の葉が4枚輪生。春に1cmほどの淡黄花を葉腋(ようえき)につける。
よっ‐ぱらい【酔っ払い】
ひどく酔っている人。酔いどれ。drunkard
よっ‐ぱら・う【酔っ払う】(五自)
ひどく酔う。get drunk
よっ‐ぴ・く【能っ引く】(四他)
〈古語〉
《「よくひく」の転》弓を十分に引きしぼる。〈用例〉三浦の石田次郎為久(ためひさ)、おっかかって〜・いてひやうふつと射る(平家・9・木曽最期)。
よっ‐ぴて【夜っぴて】(副)
《「夜ひとよ」の転》夜通し。一晩じゅう。終夜。all night long〈用例〉夜がな〜。
ヨッフェ【Adolf Abramovich Ioffe】
(1883-1927)ソ連の外交官。1918年対ドイツ休戦会談首席代表。22年孫文(そんぶん)らと交渉して国共合作の道を開いた。また、日本とも国交回復交渉を行った。のちトロツキー派として弾圧され自殺。
よっ‐ぽど【余っ程】(副)
→よほど」の転。
よつ‐また【四つ叉】
①枝などの4つに分かれたまた。
②四つ角。四つ辻(つじ)
よつ‐み【四つ身】
①和裁で、着物の裁ち方の一つ。並幅の身丈の4倍で身頃を裁つこと。また、そのように仕立てたもの。4〜10歳前後の子ども用長着に用いられる。
②相撲で、四つに組んだ体勢。
よつ‐め【四つ目】
①目が4つあること・もの。four-eyed
②方形を4つ組み合わせた形・模様。four squares
③眼鏡をかけた人をからかっていう語。
よ‐づめ【夜爪】
夜、つめを切ること。凶事が起こるとして嫌った。
よつめ‐うお【四目魚】
ヨツメウオ科の淡水魚の総称。両眼が突出し、瞳孔(どうこう)が水平の仕切りで上下に分かれ、目が4つあるようにみえる。全長15〜20cm。メキシコ南部から中・南米北部に分布。four-eyed fish
よつめ‐がき【四つ目垣】
竹垣の一種。木の柱を2mぐらいの間隔に立て、その間に丸竹を格子(こうし)状に粗く組み、交差位置をしゅろ縄で結んだもの。
よつめ‐も【四目藻】
緑藻類ヨツメモ科の藻。早春のころ水田などに見られる。単細胞が寒天質のなかに埋まって群体となり、袋状になる。
よつや【四谷】
東京都、新宿区南東部の地区。JR四ツ谷駅周辺一帯の地域で、上智(じょうち)大学などがある。
よつやかいだん【四谷怪談】
歌舞伎(かぶき)世話物(せわもの)→東海道四谷怪談』の通称。
よ‐つゆ【夜露】
夜、下りる露。evening dew〈用例〉〜はからだに毒だ。
よ‐づり【夜釣(り)】
夜に行う魚釣り。night fishing
よつん‐ばい【四つん這い】
《「よつばい」の転》
①両手・両足ではうこと。crawl on all fours
②両手をついて倒れること。fall flat