- *よる【夜】
- 太陽の沈んでいる間。日の入りから日の出まで。よ。night〈対義〉昼。〈用例〉〜もおそい。〜が更ける。〜が明ける。〈数え方〉1夜・1晩。
- 夜となく昼となく(よるとなくひるとなく)
- たえず。いつでも。night and day
- 夜の女(よるのおんな)
- 売春婦。prostitute
- 夜の衣を返す(よるのころもをかえす)
- 夜寝るときに着る衣を、裏返しに着て寝る。俗信で、夢の中で恋しい人に会えるというもの。
- 夜の蝶(よるのちょう)
- ①夜飛びこんで来る蝶。不吉なしるしといわれる。
- ②バーやキャバレーのホステス。
- 夜の鶴(よるのつる)
- 《「焼け野の雉(きぎす)夜の鶴」の上略》子を思う親の情がきわめて深いことのたとえ。
- 夜の帳(よるのとばり)
- 《「帳」は、垂れ幕の意》夜の暗やみ。a veil of darkness〈用例〉〜がおりる。
- 夜の錦(よるのにしき)
- 《夜、美しい着物を着ても目立たない、の意から》その効果を発揮できず、残念なことのたとえ。
- 夜を昼になす(よるをひるになす)
- 昼も夜も同じように行う。夜(よ)を日に継ぐ。
- *よ・る【寄る】(五自)
- ①あるものに近づく。come near〈対義〉離れる。〈用例〉そばに〜。
- ②一か所に集まる。get together〈用例〉大勢で〜・って話しあう。
- ③一方の側に集中する。偏る。be biased〈用例〉重心が右へ〜。
- ④目的地へ向かう途中である所に立ち寄る。drop in〈用例〉デパートに〜。
- ⑤重なって増える。多くなる。increase〈用例〉年が〜。しわが〜。
- ⑥《「倚る」「凭る」とも》もたれかかる。lean on〈用例〉椅子(いす)に〜。
- ⑦相撲で、相手と組んだまま押し進む。
- ⑧相場取引で、寄り付く。その日の初めの立ち会い相場が成り立つ。
- 寄らば大樹の陰(よらばたいじゅのかげ)
- 人に頼るなら、力のある人に頼るべきだ。serve the powerful for your own good
- 寄ると触ると(よるとさわると)
- 寄り集まれば、いつも。折さえあれば。
- 寄る年波には勝てない(よるとしなみにはかてない)
- 気持ちでは強がっていても、年をとってはどうにもならない。老化には、だれもかなわない。
- *よ・る【因る・▽由る・▽縁る・▽依る】(五自)
- ①それを原因とする。それに原因がある。because of〈用例〉霜に〜被害。事故に〜遅刻。
- ②あることをするための手段・方法とする。またはそれに依存する。by〈用例〉話し合いに〜解決。音楽に〜・って表す。
- ③それによって決まる。それが根拠・基準になる。be based on〈用例〉前例に〜・って裁決する。人に〜・って好みはちがう。
- ④限る。〈用例〉何事に〜・らず達者だ。
- ⑤関係する。かかる。depend on〈用例〉努力いかんに〜。
- 因って来る(よってきたる)
- そのもとになった。originate in〈用例〉〜原因を尋ねる。
- *よ・る【▽拠る】(五自)
- ①根拠(こんきょ)とする。be based on〈用例〉実験に〜結論。彼の説に〜。
- ②たてこもる。hold〈用例〉城に〜・って戦う。
- よ・る【▽選る】(五他)
- 《「える」の転》多くの中から選び出す。より抜く。選ぶ。choose; select〈用例〉いい物を〜。
- よ・る【▼縒る・▼撚る】(五他)
- ①糸などに、らせん状の癖をつける。らせん状にひねった2本の糸をねじり合わせる。twist
- ②しわを寄せる。
- 腹の皮を縒る(はらのかわをよる)
- 大笑いする。split one's sides laughing
- よる‐がお【夜顔】
- ヒルガオ科のつる性一年草。茎を切ると白い液がでる。葉は長柄、心臓形。夏、アサガオに似た純白の花が夕方に咲く。観賞用。ユウガオ。moon flower
- ヨルゲンセン【Jens Johannes Jørgensen】
- (1866-1956)デンマークのカトリック詩人。評伝『アッシジの聖フランシス』、詩集『告白』など。
- よる‐せき【夜席】
- 夜に行われる寄席の興行。〈対義〉昼席。
- ヨルダーンス【Jacob Jordaens】
- (1593-1678)フランドルの画家。神話や市民生活を主題に描く。作品『バッカス祭』など。
- ヨルダン【Jordan】
- (Hashemite Kingdom of Jordan)アラビア半島北西部のアラブ系王国。首都アンマン。1946年イギリスから独立。国土の大部分は砂漠で、西部に死海がある。農工業ともになお発達が十分でなく、輸入に依存。面積9.8万km2。人口376.4万(1993)。正称ヨルダン‐ハシミテ王国。
- ヨルダン‐がわ【ヨルダン川】
- (Jordan)西アジアの川。シリアのヘルモン山からティベリアス湖を経て死海に注ぐ。長さ300km。聖地の川として有名。
- ヨルダン‐ちこうたい【ヨルダン地溝帯】
- (Jordan)西アジアの地中海沿いに、南北に走るヨルダン川の渓谷。長さ500km、幅10〜20km。底部の海抜の大部分が海面下。
- よる‐の‐もの【夜の物】
- 寝具。布団。やぐ。bedclothes
- よる‐ひる【夜昼】
- [一](名)夜と昼。night and day〈用例〉〜の区別なく。
- [二](副)夜も昼も。日夜。あけくれ。night and day; continually〈用例〉〜勉学に励む。
- よる‐べ【寄る辺】
- 頼っていく所・人。person to depend upon〈比較〉知る辺。〈用例〉〜のない人。
- よる‐よなか【夜夜中】
- まよなか。よふけ。midnight〈対義〉昼日中(ひるひなか)。
- よれ‐すぎ【▼縒杉】
- スギの一品種。葉が湾曲して密生するために、枝の周囲にらせん状に巻きついているように見える。観賞用。
- よれ‐よれ(形動)
- 使い古されて、張りを失ったさま。worn-out〈用例〉〜のコート。
- よ・れる【▼縒れる・▼撚れる】(下一自)
- よったようになる。よじれる。もつれる。get twisted
- よろい【▼鎧・▽甲】
- ①戦闘にさいし身体防護のために着用する武具の総称。armor
- ②→大鎧(おおよろい)の俗称。
- ③兜(かぶと)や袖(そで)に対し胴鎧をさす。〈数え方〉1領・1具。
- よろい‐いた【▼鎧板】
- 室内の採光・通風・雨よけのため、窓の外側に、一定の傾斜をもたせた幅の狭い板を、横に何枚も取り付けたもの。
- よろい‐いたちうお【▼鎧▼鼬魚】
- アシロ科の海水魚。全長60cm。岩礁地のやや深い海底にすむ。体は扁平(へんぺい)で、背びれ・尾びれ・しりびれが切れ目なくつながる。口にはひげがある。美味。本州中部以南に分布。オキナマズ。アカヒゲ。
- よろい‐おや【▼鎧親】
- 武家で、元服した男子が、よろいかぶとの着初めをするとき、着せる役をつとめた人。具足親。
- よろい‐ぐさ【▼鎧草】
- セリ科の多年草。茎は紫色で高さ約1m。葉は羽状複葉。白色の五弁小花が咲く。乾燥した根は「白し(びゃくし)」とよばれ、漢方薬とされる。
- よろい‐ど【▼鎧戸】
- ①鎧板で作った戸。視線をさえぎり、通風・換気ができる。louver-door
- ②多くの細長い鉄板を横に並べた巻き上げ戸。シャッター。shutter
- よろい‐どおし【▼鎧通し】
- 敵と取り組んだときに用いる短刀。反(そ)りがなく、重厚に作ってある。
- よろい‐とかげ【▼鎧▼蜥▼蜴】
- ヨロイトカゲ科に属する爬虫(はちゅう)類の総称。全長30cm前後。多くは全身に棘(とげ)のある鱗板(りんばん)でおおわれる。南アフリカの岩地に生息。girdle-tailed lizard
- よろい‐ひたたれ【▼鎧▽直垂】
- 鎧の下に着る直垂。錦(にしき)や綾(あや)で華やかに仕立てた。活動的になるように袖口(そでぐち)と袴(はかま)の裾(すそ)口は紐(ひも)で結ぶ。
- よ‐ろく【余▼禄】
- 余分の利益・もうけ。余得。extra profit〈用例〉〜にあずかる。
- よ‐ろく【余録】
- 本題を離れた記録。表立った記録には書かれないような事柄。余話。rumor
- よろけ【▼蹌▼踉・▼蹣▼跚】
- ①よろけること。stagger; totter
- ②よろける病気。坑内労働者などがかかる。塵肺(じんぱい)・珪肺(けいはい)の俗称。
- よろけ‐おり【▼蹌▼踉織(り)】
- 縦または横の糸を波打つように曲げて、波状のしま模様を織り出す織物。
- よろ・ける【▼蹌▼踉ける・▼蹣▼跚ける】(下一自)
- 足もとがふらついて、倒れそうになる。よろめく。stagger; totter〈用例〉つまずいて〜。
- よろこばし・い【喜ばしい・▽悦ばしい】(形)
- 喜ぶ値打ちがある。うれしい。delightful; joyous〈対義〉悲しい。〈用例〉〜知らせ。今回の慶事はまことに〜限りです。〈派生〉よろこばしげ(形動)よろこばしさ(名)
- よろこば・せる【喜ばせる】(下一他)
- 喜ぶようにする。うれしがらせる。喜ばす。please
- よろこび【喜び・▽悦び】
- ①喜ぶこと。joy; pleasure〈対義〉悲しみ・怒り。
- ②祝うこと。祝賀。congratulation
- ③《「慶び」とも》めでたいこと。祝い事。慶事(けいじ)。celebration
- よろこび‐いさ・む【喜び勇む】(五自)
- うれしくて、心がふるいたつ。in high spirits〈用例〉〜・んで出かける。
- *よろこ・ぶ【喜ぶ・▽悦ぶ】(五他)
- ①うれしく思う。ありがたいと思う気持ちを言動で表す。be glad; be pleased〈対義〉悲しむ。〈用例〉入学を〜。
- ②快く受け入れる。be delighted to do〈用例〉〜・んで出席します。
- ③《「慶ぶ」とも》めでたいと思う。congratulate〈用例〉新年を〜。
- よろ・し【▽宜し】(形シク)
- 〈古語〉
- ①まずまずだ。悪くない。〈対義〉悪(わろ)し。〈用例〉〜・しうよみたるとおもふ歌を人のもとにやりたるに(枕・すさまじきもの)。
- ②ふつうである。平凡である。〈比較〉よし。〈用例〉かかる所の儀式は、〜・しきにだに、いと事多くうるさきを(源氏・梅枝)。
- ③病気などが回復にむかう。〈用例〉この御悩みも〜・しう見えたまふを(源氏・行幸)。
- よろし・い【▽宜しい】(形)
- 《「よい」の丁寧語》
- ①「よい」の丁寧な言い方。すぐれている。好ましい。good; fine; agreeable〈用例〉その答えは大変〜。
- ②さしつかえない。適当である。ちょうどよい。ふさわしい。right; good; proper; may; can〈用例〉〜・かったらどうぞ。もうやめて〜。未経験者でも〜。
- ③了解・了承したときにいう語。all right〈用例〉〜、引き受けましょう。〈派生〉よろしげ(形動)
- よろしき【▽宜しき】
- 〈文語的〉
- 《形容詞「よろし」の連体形から》ちょうどよいこと・程度。適切なこと。
- 宜しきを得る(よろしきをえる)
- ちょうどいい。よい程度である。適切だ。proper〈用例〉ご指導〜を得て。
- よろしく【▽宜しく】(副)
- 《形容詞「よろし」の連用形から》
- ①ほどよく。適当に。at your own discretion〈用例〉あとは〜やってくれ。
- ②《文語文で、「よろしく…すべし」の形で》…すべきだ。〈用例〉〜見習うべし。
- ③あいさつのことば。give one's best to〈用例〉どうぞ〜。
- ④《接尾的。体言の下に付いて》いかにも…らしく、の意を表す。〈用例〉役者〜見得をきる。
- よろず【▽万】
- [一](名)
- ①1000の10倍。まん。ten thousand
- ②数の多いこと。たくさん。あまた。great number
- ③すべてのこと・もの。〈用例〉〜を打ち明ける。
- [二](副)すべて。みな。万事。everything〈用例〉〜相談に応ず。
- よろずちょうほう【▽万朝報】
- 黒岩涙香(くろいわるいこう)が創刊した大衆新聞。社会悪を追及する姿勢と、暴露記事や涙香の翻訳小説などを売り物にした。明治25年(1892)創刊。昭和15年(1940)東京毎夕新聞に合併された。まんちょうほう。
- よろず‐てつごろう【▽万鉄五郎】
- (1885-1927)洋画家。岩手県生まれ。東京美術学校卒。独自のフォービスム・キュビスムを展開し、記念碑的作品を残した。作品『日傘の裸婦』『もたれて立つ人』など。
- よろず‐や【▽万屋】
- ①なんでも売る店。general store
- ②なんでもよく知っている人。なんでもする人。Jack-of-all-trades
- よろずや‐きんのすけ【▼萬屋▼錦▼之▽介】
- (1932-97)映画俳優。前名、中村錦之助。東京生まれ。主演作『笛吹童子』『宮本武蔵(みやもとむさし)』など。
- よろず‐よ【▽万代】
- 限りなく長く続く世。永久。forever
- よろ‐つ・く(五自)
- 足もとがふらついて、しっかりと立てない。stagger
- よろぼし【▽弱▽法師】
- 謡曲の曲名。四番目物。観世元雅(かんぜもとまさ)作。讒言(ざんげん)によりわが子を追い出した父が、天王寺で施行(せぎょう)をし、盲目の乞食僧となり弱法師とよばれる子の俊徳丸と再会する。よろぼうし。
- よろ‐め・く【▼蹌▼踉めく】(五自)
- ①足がふらついて倒れそうになる。よろける。stagger
- ②《俗語。三島由紀夫(みしまゆきお)の小説『美徳のよろめき』から》誘惑にのってしまう。浮気をする。
- よろ‐よろ(副・サ変自)
- 足もとのふらつくさま。たしかでないさま。よたよた。totter〈用例〉〜と歩く。
- よ‐ろん【▼輿論・世論】
- 世間一般に共通した意見。民衆の声。せろん。〈参考〉世論は本来「せろん」と読むべきであるが、当用漢字制定後「よろん」と読んで「輿論」と同意に用いるようになっている。
- よろん【与論】
- 〈町〉鹿児島県、奄美(あまみ)諸島の与論島を町域とする町。サトウキビ栽培・畜産と観光産業が主。人口6512(1994)。
- よろん‐じま【与論島】
- 鹿児島県、奄美(あまみ)諸島最南端の島。面積20.8km2。平たい隆起珊瑚礁(さんごしょう)の島で、奄美群島国定公園に属する。
- 夜半の嵐(よわのあらし)
- ①夜中のあらし。
- ②《親鸞(しんらん)の歌「明日ありと思ふ心の仇桜(あだざくら)夜半に嵐の吹かぬものかは」による》桜の花を一夜で吹き散らす嵐。無常の風。
- 夜半の寝覚め(よわのねざめ)
- 夜中過ぎに目が覚めること。夜中に目覚めがちなこと。
- よわい【▽齢・▽歯】
- ①生きていく期間。とし。年齢。age
- ②年ごろ。年配。age〈用例〉〜80ぐらいの老人。
- 齢を重ねる(よわいをかさねる)
- 年をとる。live to be...
- *よわ・い【弱い】(形)
- 〈対義〉強い。
- ①壊れやすい。頑丈でない。fragile〈用例〉ガラスは衝撃に〜。
- ②激しくない。weak〈用例〉抵抗力が〜。日ざしが〜。
- ③《俗語》
- (ア)不得手だ。得意でない。〈用例〉英語に〜。
- (イ)抵抗しにくい。irresistible〈用例〉そういわれると〜。
- ④力や勢いが劣っている。weak〈用例〉〜チーム。〈派生〉よわげ(形動)よわさ(名)よわみ(名)よわめ(名)よわり(名)
- よわい・する【▽歯する】(サ変自)
- 仲間に加わる。同列に並ぶ。
- よわき【弱き】
- 〈文語的〉
- 《「弱し」の連体形から》弱いもの・人・所。
- 弱き者よ汝の名は女也(よわきものよなんじのなはおんななり)
- 《シェークスピアの『ハムレット』にあることば》女は、心情的に弱く、人に動かされやすいものである。また、女は力が弱くて、かわいそうな存在だ。弱き者、汝の名は女なり。Frailty, thy name is woman.
- 弱きを助け強きを挫く(よわきをたすけつよきをくじく)
- 弱者を救い、横暴な者を懲らしめる。義侠心(ぎきょうしん)の根本とされる。help the weak and crush the strong
- よわ‐き【弱気】(名・形動)
- 〈対義〉強気。
- ①気力に欠けていること・さま。いくじのないこと・さま。気が弱いこと・さま。timid〈比較〉内気・気弱。〈用例〉〜になる。
- ②相場が下がると予想すること。bearish
- よわ‐ぎん【弱吟】
- 謡曲の音階や発声法に関する用語。江戸時代派生した強吟(つよぎん)に対し、比較的安定した音高で、優美・哀愁などの気分を表すとされる。
- よわ‐ごし【弱腰】
- [一](名)腰の細くなった部分。
- [二](名・形動)態度が消極的なこと・さま。weak-kneed〈対義〉強腰。
- よわ‐さ【弱さ】
- 弱いこと・程度。weakness〈比較〉弱み。〈対義〉強さ。
- よわ・す【酔わす】(五他)
- ①酒などを飲ませて、酔ったような状態にする。
- ②夢中にさせる。酔わせる。charm; intoxicate〈用例〉大衆を〜芸。
- よ‐わたり【世渡り】
- 暮らしていくこと。生活していくこと。渡世。処世。living〈用例〉〜がへただ。
- よわなさけうきなのよこぐし【与話情浮名横▼櫛】
- 歌舞伎(かぶき)生世話(きぜわ)物。9幕。3世瀬川如皐(じょこう)作。嘉永(かえい)6年(1853)初演。日本橋の若旦那(わかだんな)与三郎は、木更津(きさらづ)で土地の親分のめかけお富との密通が露見し、全身34か所も切られ、やくざに転落。3年後ゆすりに入った家でお富に再会する。「源氏店(げんじだな)」、通称「玄冶店(げんやだな)」の場面が有名。切られ与三(よさ)。
- よわ‐ね【弱音】
- いくじのないことば。whine〈用例〉〜を吐く。
- よわのねざめ【夜▽半の寝覚】
- 平安後期の物語。菅原孝標女(たかすえのむすめ)作と伝える。成立時未詳。中間と末尾に欠巻があり、現存5巻。宿命に悩む女主人公寝覚の上の物語。『源氏物語』の影響を受ける。『夜(よる)の寝覚』。『寝覚』。
- よわ‐び【弱火】
- 火力の弱い火。蛍火(ほたるび)。simmer〈対義〉強火。
- よわ‐ふくみ【弱含み】
- 相場が下がりそうな傾向にあること。bearish〈対義〉強含み。
- よわま・る【弱まる】(五自)
- 弱くなる。弱る。weaken〈対義〉強まる。〈用例〉風雨が〜。
- よわ‐み【弱み・弱味】
- 後ろ暗い点。弱点。欠点。weak point〈比較〉弱さ。〈対義〉強み。〈用例〉〜がある。人に〜を見せる。
- 弱みに付け込む(よわみにつけこむ)
- 人の困っていることや後ろ暗いところを問題にして、利益を得ようとする。take advantage of a person's weakness
- 弱みを握る(よわみをにぎる)
- 相手の弱点や、何を後ろめたく思っているかを知る。have something on a person; know one's secret
- よわ‐むし【弱虫】
- いくじのない者をののしっていう語。弱みそ。coward; crybaby〈用例〉〜毛虫、はさんで捨てろ。
- よわ・める【弱める】(下一他)
- 弱くする。weaken〈対義〉強める。〈用例〉勢力を〜。
- よわよわ‐し・い【弱弱しい】(形)
- いかにも弱そうだ。力がないようすである。feeble〈用例〉〜声。〈派生〉よわよわしげ(形動)よわよわしさ(名)
- よわり【弱り】
- 弱ること。衰弱。weakness〈用例〉気の〜。
- よわり‐き・る【弱り切る】(五自)
- ①力や勢いがすっかり衰える。be exhausted
- ②非常に困ってどうしてよいかわからない。at a loss〈用例〉反対運動に〜。
- よわり‐は・てる【弱り果てる】(下一自)
- ①すっかり弱くなる。非常に衰える。be exhausted〈用例〉病気で〜。
- ②途方にくれる。困り抜く。非常に困る。be at a loss〈用例〉難題を出されて〜。
- 弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)
- 困ったときに、さらによくないことが重なること。Troubles never come alone.〈類似〉泣き面(つら)に蜂(はち)。
- よわ・る【弱る】(五自)
- ①病気・疲労・老いなどで体が弱くなる。weaken〈用例〉足腰が〜。
- ②困る。be at a loss〈用例〉それは〜・った。
- よん【四】
- 《「四(よ)」の転》よっつ。よ。four〈用例〉〜種類。
- よんいちきゅう‐かくめい【四・一九革命】
- 1960年、韓国(かんこく)の李承晩(りしょうばん)政権を打倒した運動。不正選挙を契機に4月19日ソウルで学生を中心とする大衆が蜂起(ほうき)、全国に波及。李はハワイに亡命し、8月第二共和国が成立したが、61年朴正熙(ぼくせいき)を中心とする軍事クーデターで崩壊。
- よんエイチ‐クラブ【4Hクラブ】
- 《4Hは、head(頭)・hand(手)・heart(心)・health(健康)の略》農業生産技術や生活課題の学習を目的とする農村青少年組織。アメリカで生まれ、第2次大戦後、日本を含むアジア諸国に普及した。
- ヨンキント【Johan Barthold Jongkind】
- (1819-91)19世紀オランダの代表的画家。風景画にすぐれ、印象派の創始者たちに影響を及ぼした。作品『風景』『ロッテルダムの港』など。ヨングキント。
- よんサイクル‐きかん【4サイクル機関】
- 4行程(ピストン2往復)で吸入・圧縮・膨張・排気の1サイクルを行う内燃機関。four-cycle engine
- よん‐さいぼうき【四細胞期】
- 受精卵の初期の発生段階において、卵が第二卵割を終え、4つの等しい大きさの細胞になった状態。4つの割球からなる段階。
- よんしょく‐もんだい【四色問題】
- 球面または平面上の地図を色わけするには、4色あれば十分であることを証明せよ、という問題。1976年アッペルとハーケンがコンピューターを駆使して肯定的に解決。four color problem
- よんだい‐ぎょじょう【四大漁場】
- 漁業生産量から見て、太平洋北西部・大西洋北東部・大西洋北西部・太平洋南東部の4海域。
- よんだい‐こうがいさいばん【四大公害裁判】
- 新潟水俣(みなまた)病・四日市喘息(ぜんそく)・富山イタイイタイ病・熊本水俣病の四大公害病に関する裁判。
- →表(四大公害裁判)
- よんだい‐こうぎょうちたい【四大工業地帯】
- 日本でもっとも工業が盛んな、京浜・中京・阪神・北九州の4つの工業地帯。
- よんだい‐トーナメント【四大トーナメント】
- ①テニスで、全英選手権(ウィンブルドン)・全米選手権・全仏選手権・全豪選手権の4つのトーナメント。いずれも古い歴史を持ちオープン化されている。グランドスラムイベント。Grand Slam event
- ②ゴルフで、全英オープン・全米オープン・全米プロ・マスターズの4つのトーナメント。Grand Slam event
- よん‐ダブリュー‐エス【4WS】
- 《four-wheel steeringの略》ハンドル操作で、前輪だけでなく後輪の向きをも変えられる車。カーブなどで後輪が横すべりせず、走行安定性が高い。四輪操舵。
- よんでんこう【(株)四電工】
- 建設業。総合電気工事会社。昭和38年(1963)設立。本店は香川県高松市松島町。
- よんどころ‐な・い【▽拠ん所無い・▽拠無い】(形)
- やむを得ない。しかたがない。inevitable〈用例〉〜事情で欠席する。〈派生〉よんどころなげ(形動)よんどころなさ(名)
- よんのじ‐がため【4の字固め】
- プロレスで、相手の脚を数字の4の形になるように、自分の脚をからめて固める痛め技。figure four leg lock
- よんりん‐くどうしゃ【四輪駆動車】
- 前後4つの車輪に駆動を与えて走る自動車。山岳道路など悪路での機動性・安全性が高い。全輪駆動。4WD。four-wheel drive car
- よんりん‐しゃ【四輪車】
- 車輪が前後合わせて4つある自動車。four-wheeled vehicle〈用例〉軽〜。