- ラス【lath】
- 建築で、壁や吹き付け材の下地に使う金属製の網。メタルラス・リブラス・ワイヤーラスなどの種類がある。
- ラスウェル【Harold Dwight Lasswell】
- (1902-78)アメリカの政治学者。イェール大教授。シカゴ学派の代表的存在で、政策学の主唱者の一人。著書『精神病理学と政治学』など。
- ラスカー‐シューラー【Else Lasker-Schüler】
- (1869-1945)ドイツの女流詩人。詩集『冥府(めいふ)の川』『ヘブライのバラード』など。
- ラスキ【Harold Joseph Laski】
- (1893-1950)イギリスの政治学者。ロンドン大教授。多元的国家論者として出発し、階級国家論を主張。労働党の理論的指導者としても知られ、1945年党執行委員長。著書『政治学大綱』など。
- ラスキン【John Ruskin】
- (1819-1900)イギリスの批評家・思想家。美術批評で注目され、後半生は警世家として活躍。著書『近代画家論』『建築の七灯』『胡麻(ごま)と百合(ゆり)』など。
- ラスク【rusk】
- 一口大に薄く切ったパンを乾燥し、片面または両面にメレンゲを塗って天火で焼いた洋菓子。
- ラスコー‐どうくつ【ラスコー洞▼窟】
- フランスのドルドーニュ県にある洞窟。旧石器時代後期の岩壁画がある。1940年発見。赤・黒・黄などの色で、約200点の動物像・人物像などが描かれている。
- ラスコーリニコフ【Raskol'nikov】
- ドストエフスキーの小説『罪と罰』の主人公。道徳を超えて行動する強者になろうとし、殺人を犯す。1860年代半ばのロシアの行動化しつつあるニヒリストの一典型。
- ラス‐せんざい【LAS洗剤】
- 《LASはlinear alkylbenzene sulfonateの略》アルキルベンゼンスルホン酸塩をおもな成分とする中性洗剤。微生物によって分解されやすいため、合成洗剤の主流となる。
- ラスト‐イニング【last inning】
- 野球で、最終回。第9回。
- ラスト‐シーン【last scene】
- 映画・演劇などで、最後の場面。幕切れ。
- ラスト‐スパート【last spurt】
- ①競走などで、ゴール間近に全力を振り絞ること。
- ②最終段階でがんばること。〈用例〉〜をかける。
- ラスト‐ヘビー
- 《和製語》最後のがんばり。追い込み。last spurt
- ラスパイレス‐しすう【ラスパイレス指数】
- 《提唱者の名から》物価指数・賃金指数などの算出に用いる。日本ではとくに、国家公務員の給与水準を100としたときの、地方公務員の給与水準をいう。Laspeyres index
- ラス‐パルマス【Las Palmas】
- アフリカ北西沖のグランカナリア島北東岸、大西洋に臨む港湾都市。カナリア諸島の中心地。国際的な避寒・観光地。人口34.2万(1991)。
- ラスプーチン【Grigory Yefimovich Rasputin】
- (1872-1916)ロシアの修道僧。皇太子の血友病治療を機に、ニコライ2世と皇后の寵(ちょう)を受け、国政に影響力をもったが、暗殺された。その言動から種々の風説を生み、怪僧と呼ばれた。
- ラスプーチン【Valentin Grigor'evich Rasputin】
- (1937-)ソ連の作家。イルクーツク大卒。新聞記者を経て作家活動に入り、農村文学を中心に作品発表。作品『生きよ、そして記憶せよ』など。
- ラス‐ベガス【Las Vegas】
- アメリカ西部、ネバダ州南東部の都市。賭博(とばく)と歓楽の地として知られる。人口25.8万(1990)。
- ラ‐スペチア【La Spezia】
- イタリア北部、リグリア州東部、ジェノバ湾に臨む港湾都市で軍港。人口10.0万(1992)。
- ラズベリー【raspberry】
- バラ科キイチゴ類のつる性落葉低木。枝にとげがあり、花は白色。果実は、夏に赤・黒などに熟す。生食または加工用。ヨーロッパキイチゴ。
- ラセイタ【raxeta(ポルトガル)・羅背板】
- 羅紗(らしゃ)織りの一種。生地が薄く、表面があらい。
- ラセイタ‐そう【羅背板草】
- 《表面のざらつきがポルトガルの毛織物ラセイタに似ることから》イラクサ科の多年草。海岸にはえ、茎は太く、高さ約70cm。葉は厚く広卵形。夏、葉腋(ようえき)に花穂をつける。
- らせつ【羅▼刹】
- 《仏教語。Rākṣasa(梵)の音写》インド神話の鬼神。速疾・大力で人を魅惑し、人肉を食うという。仏教では守護神として毘沙門(びしゃもん)天に属する。
- らせつ‐にち【羅▼刹日】
- 暦注の一つ。二十八宿と七曜との組み合わせにより決められる凶日で、万事によくない日とされる。
- らせつ‐にょ【羅▼刹女】
- 《仏教語》美しい姿をした女の羅刹。
- ラセミ‐か【ラセミ化】
- 光学異性体の半分が、その対掌体となり、旋光性を失うこと。酸や塩基の添加などで起こる。racemization
- ラセミ‐たい【ラセミ体】
- 光学異性体とその対掌体が当量ずつ混合し、あるいは、1対ずつ分子化合物をつくり、旋光性を失った物質。racemic body
- ラセミ‐ぶんかつ【ラセミ分割】
- ラセミ体をそれぞれの光学異性体に分けること。光学異性体どうしは物理的化学的性質が同じなので、一方の光学異性体とだけ反応する分割試薬を使って分離するなど特殊な方法がとられる。resolution
- ら‐せん【▼螺旋】
- ①マキガイのからのように、うず状に巻いていること・もの。spiral
- ②→ねじ。screw
- ら‐せん【▼螺線】
- ①ある点のまわりをたえず曲がりながら遠ざかる平面曲線。うずまき線。匝線(そうせん)。spiral
- ②ねじ。
- らせん‐かいだん【▼螺旋階段】
- 洋風の回り階段。踏み板が中心支柱の回りに螺旋状に取り付けられている。spiral stairs
- らせん‐そう【羅▼氈草】
- シナノキ科の一年草。暖地の荒地にはえる。高さ約1m。葉は有柄卵状楕円(だえん)形で、脈上に堅い毛がある。8月、黄花を数個集散花序につける。
- ら‐そつ【▼邏卒】
- ①見回りの兵卒。
- ②明治初年の警察の職。→巡査の旧称。
- ら‐たい【裸体】
- はだか。裸身。naked body
- らたい‐が【裸体画】
- 人間もしくは人間態(神・悪魔など)のものを裸で描いた絵。とくにヨーロッパでは絵画の重要なテーマとして発展してきた。nude
- ラダイト‐うんどう【ラダイト運動】
- イギリスの産業革命期、機械導入で失業に瀕(ひん)した手工業者や職人層が起こした機械破壊運動。1810年代に中部・北部の織物工業地帯に広まったが、政府のきびしい取り締まりで鎮静。この運動の指導者の名に由来。Luddite Movement
- ラタキア【Latakia】
- シリア西部、地中海に臨む港湾都市。フェニキア・ローマ時代より繁栄した古都。綿花・タバコ葉の輸出港。人口19.7万(1981)。
- ラダク【Ladakh】
- カラコルム山脈東部、カシミール地方東部の山岳地域。パキスタン・インド2国の国境紛争地域。中心都市レー。
- ラタン‐かぐ【ラタン家具】
- 籐(とう)を材料にした各種の家具。強靭(きょうじん)な茎をその皮で巻いたりして作る。rattan furniture
- ラチ【▼埒】10画
- 部首 土つちへん
- 区点 5231・JIS 543F・シフト 9ABD
- [音] ラチ・ラツ・レツ
※旧字・異体字あり
- ①かこい。低いかきね。
- ②馬場のまわりのさく。
- ③しきり。区切り。
- ④つつみ。土手。
- ⑤らち。
- (ア)「放埒(ほうらつ)」は、勝手気まま。
- (イ)「不埒(ふらち)」は、法にはずれる。
- (ウ)物事のけじめ。「埒外」
- ラチ【▼埓】10画→▼埒の異体字
- 土つちへん
- 区点 5232・JIS 5440・シフト 9ABE
- 埒が明く(らちがあく)
- 物事がはかどる。決まりがつく。come to a settlement〈用例〉いっこうに埒が明かない。
- 埒も無い(らちもない)
- 《「臈次(らっし)も無い」の転という》順序もない。とりとめもない。たわいもない。
- 埒を明ける(らちをあける)
- ①物事の決まりをつける。はかどるようにする。bring to a settlement
- ②きちんと説明する。explain
- ら‐ち【▼拉致】(名・サ変他)
- 無理に連れて行くこと。らっち。take away; kidnap〈用例〉車で〜される。
- ラチオ【Lazio】
- イタリア中部、ローマを中心とする州。カンパーニアの平野を占め、農牧業が中心。人口510.2万(1985)。ラテン名ラチウム。
- らち‐がい【▼埒外】
- 〈対義〉埒内。
- ①囲いのそと。
- ②一定の範囲外。beyond the bounds
- ラチチュード【latitude】
- 写真感光材料の露出の寛容度。被写体の明暗の調子を正しく再現できる露光量の許容範囲をいう。
- らち‐ない【▼埒内】
- 〈対義〉埒外。
- ①囲いのうち。
- ②一定の範囲内。限定内。
- ラチメリア【Latimeria(ラテン)】
- 生きている化石として有名な海水魚シーラカンスの属名。名は、1938年南アフリカの南東沖でとれた魚のなかからシーラカンスを発見したラチマー女史にちなむ。
- ラツ【▼拉】8画
- 部首 氵てへん
- 区点 5739・JIS 5947・シフト 9D66
- [音] ラツ・ラ・ロウ
- ①くだく。おる。くじく。ひしぐ。
- ②ひく。ひっぱる。人をむりにひっぱっていく。「拉致(らっち・らち)」
- ラツ【▼剌】9画
- 部首 㔾りっとう
- 区点 4979・JIS 516F・シフト 998F
- [音] ラツ
- ①もとる。たがう。また、ひがむ。
- ②みだれる。
- ③よこしま。
- ④「溌剌(はつらつ)」は、きびきびして、元気のよいさま。活発。溌溂(はつらつ)。
- ラツ【▼喇】12画
- 部首 口くちへん
- 区点 5141・JIS 5349・シフト 9A68
- [音] ラツ・ラ
- ①くちばや。はやくち。もののいいかたが、はやいこと。
- ②「喇叭(らっぱ)」は、金属製の管楽器。
- ラツ【▼溂】12画
- 部首 氺さんずい 和製漢字
- 区点 6267・JIS 5E63・シフト 9FE1
- [音] ラツ
- 「溌溂(はつらつ)」は、きびきびして、元気のよいさま。活発。溌剌(はつらつ)。
- ラツ【▼辣】14画
- 部首 辛からい
- 区点 7769・JIS 6D65・シフト E785
- [音] ラツ
- ①からい。はなはだからい。
- ②きびしい。はげしい。むごい。すごい。「悪辣(あくらつ)・辛辣」「辣腕」
- らっ‐か【落下】(名・サ変自)
- 物が落ちること。drop; fall
- らっ‐か【落花】
- 花が枝を離れること。また、散った花。サクラについていうことが多い。floral abscission
- 落花枝に返らず(らっか、えだにかえらず)
- 《『景徳伝灯録』のことばから》とりかえしのつかないことのたとえ。〈類似〉覆水(ふくすい)盆に返らず。
- 落花心有り(らっか、こころあり)
- 散る花にさえも、水の流れに従う心がある。
- 落花情有れども流水意無し(らっかじょうあれどもりゅうすいいなし)
- 一方には情があるが、相手には通じないことのたとえ。
- らっ‐か【落果】(名・サ変自)
- 果実が木から落ちること。また、その果実。
- ラッカー【lacquer】
- 硝酸セルロースまたはアクリル樹脂を塗膜形成主成分とする塗料。速乾性で耐水・耐油・不粘着性に優れる。自動車・皮革などの塗装用。
- らっか‐うんどう【落下運動】
- 重力場中での物体の運動。空気抵抗が無視できる場合は等加速度運動となり、軌跡は、初速度の水平成分が0のときは鉛直線、それ以外のときは放物線となる。
- らっか‐さん【落下傘】
- [一]布製の傘状の用具。飛んでいる飛行機などから飛び降りるときに使う。パラシュート。parachute〈用例〉〜部隊。
- [二]金子光晴(かねこみつはる)の詩集。昭和23年(1948)刊。民衆の中の知識人としての戦争と国家権力への憎悪と批判を表現。
- らっか‐せい【落花生】
- マメ科の一年草。高さ30〜50cm。夏秋に葉腋(ようえき)に1〜3個黄色の小蝶形(ちょうけい)花が咲き、花柄がのびて地中に入り結実する。さやは繭形で表面は網目状。1〜4個の子実を包む。種子は食用、また油をしぼる。ブラジル原産。ナンキンマメ。ピーナッツ。peanut
- らっかせい‐ゆ【落花生油】
- ラッカセイの種子を圧搾(あっさく)して得られる油。不飽和脂肪酸の含有率が高く、良質の油。peanut oil
- ラッカディブ‐しょとう【ラッカディブ諸島】
- (Laccadive Islands)インド南西岸マラバル海岸沖合い、アラビア海上の珊瑚礁(さんごしょう)島群。中心はカバラッティ島。インド政府直轄地。ラカディブ諸島。
- らっか‐りゅうすい【落花流水】
- ①落ちる花と流れる水。
- ②男女で、一方に思いがあれば、相手にも慕う気持ちが生まれるというたとえ。
- らっか‐ろうぜき【落花▼狼▼藉】
- ①花の散り乱れること。転じて、ひどく乱雑に散らかっていること。in utter disorder
- ②女性に乱暴を働くこと。assault〈用例〉〜に及ぶ。
- らっ‐かん【落款】
- 書画に筆者自身が署名すること。また、その署名。俗に押印までふくめていう。artist's signature and seal
- らっ‐かん【楽観】(名・サ変他)
- 物事がうまく運ぶと思うこと。明るい見通しを持つこと。optimism〈比較〉楽天。〈対義〉悲観。〈用例〉事態は〜を許さない。
- らっかん‐てき【楽観的】(形動)
- 物事のなりゆきなどを明るく考えて、くよくよしないさま。optimistic〈対義〉悲観的。〈用例〉〜な生き方。
- ラッキー【lucky】(形動)
- 運がよいさま。幸運。〈対義〉アンラッキー。
- ラッキー‐セブン
- 《lucky seventhから》野球の試合で、得点しやすいとされる7回目の攻撃。
- ラッキー‐ゾーン【lucky zone】
- 野球場で、左右両翼後方、観客席前の柵(さく)で囲われた区域。打球が直接入るとホームランとなる。
- らっ‐きゅう【落球】(名・サ変自)
- 野球で、一度受けたフライや送球のボールを取り落とすこと。fumble
- らっ‐きょ【落居】(名・サ変自)
- 物事が落ち着くこと。決着。
- らっ‐きょう【▼辣▼韮・▼薤】
- ユリ科の多年草。高さ約30cm。葉はネギに似るが細く、断面が五角形。秋に紫色の小花が咲く。鱗茎(りんけい)は白色で特有の香気があり、生食、甘酢漬けなどにする。漢方薬にも利用。中国原産。オオニラ。
- らっきょう‐づけ【▼辣▼韮漬(け)】
- ラッキョウの漬物。塩漬け・甘酢漬け・みりんじょうゆ漬けなどがある。
- ラック【lac】
- 塗料の一つ。ラックカイガラムシが分泌する樹脂状の物質を原料としたもの。シェラック。
- ラック【rack】
- ①平板に歯をつけたもの。小歯車(ピニオン)とかみ合わせて回転運動と直線運動の変換を行う。
- ②棚。物を乗せたり掛けたりする台。網棚。
- ラック【ruck】
- ラグビーで、地上にあるボールの周囲に、両チームのプレーヤーが集まり、体を寄せ合って作る密集状態。〈比較〉モール。
- ラック‐かいがらむし【ラック貝殻虫】
- カイガラムシ科の昆虫。雌は唯一の動物性天然樹脂であるラックを分泌し、ワニス・封蝋(ふうろう)・塗料などの原料にされる。ムクロジ科その他種々の植物に寄生する。東南アジアに分布。
- ラックスネス【Halldór Kiljan Laxness】
- (1902-98)アイスランドの小説家。北欧左翼文学の代表者。1955年ノーベル文学賞受賞。作品『独立の民』『原爆基地』など。ラクスネス。
- ラックスマン【Adam Kirilovich Laksman】
- (1766-96ごろ)ロシアの軍人。寛政(かんせい)4年(1792)大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)らの送還を名目に、ロシア使節として初めて北海道根室に来航し国交を求めたが、幕府はこれを拒否。
- らっ‐けい【落慶】
- 社寺の工事が完成した喜び。また、その祝い。
- らっこ【▽猟▼虎・▽海▼虎・▽海▼獺・▼獺▼虎】
- (rakkoアイヌ)イタチ科の海獣。体長約1m。濃褐色の毛に銀毛がまじる。カニ・カイ類などを食べ、海上で背泳しながら生息。海藻を体にまきつけて眠る。北太平洋沿岸域に分布。sea otter
- 猟虎の皮(らっこのかわ)
- 《ラッコの毛は、なでつけるとどちらの方向にもなびくことから》だれに対してもいうままになる人のたとえ。
- ラッサール【Ferdinand Johann Gottlieb Lassalle】
- (1825-64)ドイツの社会主義者・哲学者。1863年全ドイツ労働者同盟(のちのドイツ社会民主党)の初代会長。ヘーゲル的な国家論を唱えた。著書『既得権の体系』など。ラサール。
- ラッサ‐ねつ【ラッサ熱】
- ラッサウイルスによる悪性の急性熱性伝染病。感染すると高熱をともない、重症では全身に出血傾向をまねいて死亡する。日本では昭和51年(1976)指定伝染病となった。Lassa fever
- らっ‐し【▼臈次】
- 《「ろうじ」の転》物事の順序。席次。
- ラッシュ【rush】
- ①混雑。突進。
- ②にわか景気。ブーム。〈用例〉ゴールド〜。
- ③「→ラッシュアワー」の略。
- ④一般に公開される前、試写するために焼きつけた、未編集の映画・テレビのフィルム。
- ラッシュ‐アワー【rush hour】
- 大都市などで朝夕、通勤・通学者が大量に移動するため交通機関が混雑する一定の時間帯。ラッシュ。
- らっ・する【▼拉する】(サ変他)
- 無理に連れて行く。拉致(らち)する。拉す。
- ラッセル(名・サ変自)
- ①登山で雪の深いときに、先頭の者が雪を分けたり踏みつけたりして道を開くこと。また、その人。
- ②「→ラッセル車」の略。
- ラッセル
- 《Rasselgeräusch(ドイツ)から》気管支などに異常のあるとき、聴診器に聞こえる呼吸音。水泡音。rhonchus
- ラッセル【Bertrand Arthur William Russell】
- (1872-1970)イギリスの哲学者・数学者・文明批評家・平和運動家。ホワイトヘッドとの共著『プリンキピア‐マテマティカ(数学原理)』で記号論理学を集大成。第2次大戦以後は核兵器反対運動に尽力。1950年ノーベル文学賞受賞。著書『外界の認識』『社会改造の諸原理』など。
- ラッセル【George William Russell】
- (1867-1935)アイルランドの詩人・批評家。筆名AE。アイルランド文芸復興に参与。戯曲『デアドラ』、『詩集』など。
- ラッセル【Henry Norris Russell】
- (1877-1957)アメリカの天文学者。恒星スペクトル・恒星進化についての指導的研究をした。
- ラッセル‐アインシュタイン‐せんげん【ラッセル-アインシュタイン宣言】
- (Russell-Einstein Manifesto)イギリスの哲学者ラッセルとアメリカの物理学者アインシュタインとが、1955年、アメリカ・ソ連・イギリス・フランス・中国・カナダの6か国元首に送った手紙。核兵器戦争による人類絶滅の危険を警告し、戦争回避を強調した。ラッセル声明。
- ラッセル‐しゃ【ラッセル車】
- 《「ラッセル」は、発明者のアメリカ人Russellの名から》前部に鋤(すき)形の雪かきを付けた除雪機関車。snowplow
- ラッセル‐レース【raschel lace】
- メリヤス編みに編んだレース地の総称。薄く平らな仕上がりが特徴で、婦人下着の装飾布がおもな用途。
- ラッソ【Orlando di Lasso】
- (1532ごろ-94)フランドル楽派の作曲家。ミサ曲・モテットのほか、各国の民族性を的確に表現した世俗歌曲を作った。ラッスス。
- ラッツェル【Friedrich Ratzel】
- (1844-1904)ドイツの地理学者。自然環境と人類の文化との関係を考察し、人文地理学の体系化に貢献。
- ラッツェンホーファー【Gustav Ratzenhofer】
- (1842-1904)オーストリアの政治学者・軍人。集団闘争を中心とする社会学的な国家論を展開した。著書『政治の本質と目的』など。
- らっ‐ぱ【▽乱波】
- ①戦国時代、大名が用いた間者(かんじゃ)の一種。野武士・盗賊などの中から用いられた。透っ波(すっぱ)。
- ②江戸初期の無法な旗本奴(はたもとやっこ)のこと。乱暴者。無頼漢。
- らっ‐ぱ【▼喇▼叭】
- ①原始的な無弁のトランペット。
- ②金管楽器の総称。
- ③朝顔形の拡声器。
- ④「→らっぱ飲み」の略。
- 喇叭を吹く(らっぱをふく)
- 大きなことや大げさなことをいう。大言壮語する。brag
- らっぱ‐うに【▼喇▼叭▽海▽胆】
- 潮間帯付近の岩礁にすむラッパウニ科のウニ。殻径約10cm。棘(とげ)は短く、先端が花弁状(らっぱ形)に開き、有毒。房総半島以南の太平洋岸に分布。
- らっぱ‐かん【▼喇▼叭管】
- →卵管の別称。salpinx
- らっぱ‐ずいせん【▼喇▼叭水仙】
- ヒガンバナ科の多年草で園芸用に栽培。花は大輪で花冠は淡黄色、副花冠は濃黄色のらっぱ状。南西ヨーロッパ原産。daffodil
- らっぱ‐ズボン【▼喇▼叭ズボン】
- 裾(すそ)がらっぱのように広がっているズボン。
- らっぱ‐のみ【▼喇▼叭飲み】(名・サ変自)
- 瓶などに口をつけて飲むこと。drink straight from the bottle〈用例〉ビールを〜する。
- らっぱ‐ふき【▼喇▼叭吹き】
- ①らっぱを吹くこと・人。bugler; trumpeter
- ②ほらを吹くこと・人。blow one's own horn
- らっぱ‐ぶし【▼喇▼叭節】
- 明治時代の演歌。のむき山人作詞・添田唖蝉坊(そえだあぜんぼう)作曲。曲名は囃子詞(はやしことば)「トコトットットー」に由来するといわれる。
- らっぱ‐むし【▼喇▼叭虫】
- ラッパムシ科に属する原生動物の一群。伸長するとらっぱ状になり、長さ1〜2mm。おもに水底に固着して生活。多くは淡水産。
- ラッピング【lapping】
- 平面・球面や歯車の歯面などを平滑にするための作業。砥粒(とりゅう)を含む液ですり合わせる。ラップ仕上げ。
- ラップ【lap】
- ①陸上競技や水泳などで、トラックやプールを何回も回ったり往復したりするときの、1周または1往復。
- ②「→ラップタイム」の略。
- ③綿や羊毛などの紡績原料を長いむしろのように圧搾したもの。むしろわた。
- ④刃物(はもの)や宝石などの表面を仕上げる特殊な研磨用工具。ラップ盤。
- ラップ【wrap】
- 《包むの意》食品を包むためのポリエチレン製のフィルム。食品を冷蔵庫に入れるときなどに使う。
- ラップ【RAPP】
- 《Rossiiskaya assotsiatsiya proletarskikh pisatelei(ロシア)の略》「ロシア‐プロレタリア作家協会」の略。ソ連の文芸団体。1925年創立、32年解散。
- ラップ‐コート【wrap coat】
- 留め具やボタンなどを使わず、身体に軽く巻くようにして着るコートの総称。
- ラップ‐じん【ラップ人】
- スカンジナビア半島に住む民族。ウラル語族フィン‐ウゴル語派に属する言語を使用。トナカイ飼養、漁労に従事。サーミ人。Lapp
- ラップ‐タイム【lap time】
- 《「ラップ」は、トラック1周の意》スポーツ競技で、競走や競泳中の途中計時。ゴールまでの一定地点ごとに所要時間を計る。陸上のトラック競技では1周ごと、競泳ではコースの片道または1往復ごと。
- ラップトップ‐がた【ラップトップ型】
- 《「ラップlap」は、腰かけたときの腰からひざ頭までのこと》小型コンピューターやワープロで、持ち運びができ、すわって、ひざの上においても操作できる型のもの。厳密な規格はなく便宜的な呼称。
- ラップランド【Lappland】
- ノルウェー・スウェーデン・フィンランド北部からロシアのコラ半島を含む地域。ほぼ北極圏内にあり、ツンドラやタイガが大部分を占める。モンゴル系のラップ人が居住するため、この名がある。
- ラッフル【ruffle】
- 洋服に用いられる装飾。幅の広いフリルなどにひだやギャザーを寄せた縁飾り布。ひだべり。
- ラッフルズ【Thomas Stamford Raffles】
- (1781-1826)イギリスの植民地政治家。イギリス東インド会社勤務を経て、オランダより奪ったジャワの副総督となり、植民地行政を改革。