ランガー‐きょう【ランガー橋】
単純な桁(けた)橋をアーチで補強した橋。Langer bridge
ランガージュ【langage(フランス)
ことば。言語学者ソシュールの用語では、人間が、ことばによって自己を表現し、他人に理解させるために用いる手段の総体。言語活動。〈比較〉ラング・パロール。
らん‐がい【欄外】
①手すりのそと。欄干のそと。beyond the railing
②書物・新聞などの枠・版面のそと。margin〈用例〉〜に注を入れる。
らん‐かいはつ【乱開発】(名・サ変自)
その地域の環境などを考慮せず、むやみに自然開発を行うこと。disorderly development
らん‐かく【乱獲・濫獲】(名・サ変他)
魚や鳥獣などをむやみに捕獲すること。catch excessively〈用例〉〜による絶滅を防ぐ。
らん‐かく【卵核】
卵細胞の核。egg-nucleus
らん‐かく【卵殻】
たまごのから。eggshell
らん‐がく【蘭学】
江戸時代、オランダ語を通じて西洋の学問・技術、海外事情などを研究する学問の総称。江戸中期以降、青木昆陽(あおきこんよう)・前野良沢(まえのりょうたく)・杉田玄白(すぎたげんぱく)らによるオランダ書の翻訳によって興隆。大槻玄沢(おおつきげんたく)が芝蘭堂(しらんどう)を開いて多くの蘭学者を養成、各地に広まる。開国後、英学・仏学の流入により衰退。〈比較〉洋学。
ランカグア【Rancagua】
チリ中部、サンチアゴ南方の都市。農畜産物の集散地。独立戦争ゆかりの地として有名。人口18.7万(1992)。
らんがくかいてい【蘭学階梯】
江戸末期の蘭学入門書。2巻。大槻玄沢(おおつきげんたく)著。天明(てんめい)3年(1783)成立。日蘭通商や蘭学勃興(ぼっこう)の由来、蘭語文法の初歩を解説。
らんがくことはじめ【蘭学事始】
杉田玄白(すぎたげんぱく)の回想録。玄白の草稿を大槻玄沢(げんたく)が整理。2巻。文化(ぶんか)12年(1815)成立。『解体新書』翻訳の苦心談を中心に、蘭学発達の経過などを叙述。写本類では『蘭東事始』『和蘭事始』となっているが、活字化されたときに現行の書名になった。
ランカシャー【Lancashire】
イギリス、イングランド北西部の州。繊維産業の中心地で、同国の代表的工業地域。ランカスター・リバプールなどの工業都市がある。人口138.4万(1991)。
ランカスター【Lancaster】
イギリス、イングランド北部、ランカシャー州の工業都市。中世以来の古城や聖堂がある。人口12.4万(1991)。
ランカスター【Burt Lancaster】
(1913-94)アメリカの映画俳優。主演作『ベラクルス』『エルマー‐ガントリー』など。
ランカスター‐け【ランカスター家】
(the House of Lancaster)イギリスの王家。ヘンリー3世の子ランカスター伯エドマンドが開祖。1399年、ヘンリー4世が即位して最初の王となったが、薔薇(ばら)戦争中の1461年にヨーク家に王位を奪われた。
らん‐かつ【卵割】
受精卵において連続的に起こる細胞分裂。卵割の結果できた細胞を割球(かっきゅう)という。cleavage
らんかつ‐こう【卵割腔】
多細胞生物の発生の初期に、卵割が進むにつれて胚(はい)の内部に生ずる空所。cleavage cavity
らん‐かん【卵管】
卵巣と子宮とを連結して卵を子宮に送る管。長さ約10cmで左右1対ある。oviduct
らん‐かん【欄干・闌干】
階段・橋などの手すり。おばしま。railing
らん‐かん【闌干】(形動トタル)
①縦横に入り乱れるさま。
②涙がとめどなくあふれ出るさま。
③月や星が光り輝くさま。〈用例〉星斗〜。
らんかん‐にんしん【卵管妊娠】
→しきゅうがいにんしん(子宮外妊娠)
らん‐き【嵐気】
山の中のもや。青々とした山気(さんき)
らん‐ぎく【乱菊】
①花弁を長くみだれさせて咲いているキクの花。また、その模様。
②紋所の名。①を紋章化したもの。
らん‐ぎゃく【乱逆】
謀反。反逆。rebellion
らん‐ぎょう【乱行・濫行】
乱れた行い。不行跡。misconduct〈用例〉御〜。
らん‐ぎょく【闌曲・蘭曲・乱曲】
=らんきょく。
①世阿弥(ぜあみ)が能楽論『五音』で説く、祝言・幽曲・恋慕・哀傷に並ぶ音曲の曲趣の一つ。闌(た)けた位の音曲とする。
②能楽で、修業をつくしたのち、最高の芸位と技巧により、独吟で謡う謡曲およびそれと同位の囃子事(はやしごと)。曲舞(くせまい)形式の謡い物のこと。
らん‐ぎょく【藍玉】
緑柱(りょくちゅう)石のうち、緑青色を呈するもの。大形の六方柱状結晶。宝石として使用される。アクアマリン。aquamarine
らん‐ぎり【乱切り】
料理で、野菜など厚みがあって形がさまざまなものを、だいたいの大きさにそろえて切ること。回し切りに似る。cut randomly
らん‐きりゅう【乱気流】
大気中に起こる不規則な気流の流れ。発達中の積乱雲、強風下における山岳の下流、ジェット気流の周辺で発生する。turbulence
ランキング【ranking】
順位・等級づけ。成績順位。〈用例〉世界〜第3位。
ランク【rank】(名・サ変他)
順位をつけること。また、その順位。〈用例〉新人第1位に〜される。
ランク【Joseph Arthur Rank】
(1888-1972)イギリスの映画事業家。制作作品『ヘンリー5世』『ハムレット』『赤い靴』など。
ラング【langue(フランス)
→舌
②しゃべること・人。
→言語。言語体系。言語学者ソシュールの用語では、個人のうちに記憶されている社会的型としての言語。〈比較〉ランガージュ・パロール。
ラング【Dorothea Lange】
(1895-1965)アメリカの記録写真の女流第一人者。1930年代エバンズらと農民の実態を撮影。
ラング【Fritz Lang】
(1890-1976)ドイツ・アメリカの映画監督。オーストリア生まれ。作品『ドクトル‐マブゼ』『メトロポリス』など。
らん‐ぐい【乱杭・乱杙】
敵を防ぐため、地上や水底に不規則に打ちこんだくい。
らんぐい‐ば【乱杭歯】
乱杭のように、歯並びがふぞろいな歯。irregular teeth
ラングール【langur】
オナガザル科ラングール属に含まれる動物の総称。体長約60cm、尾長約80cmで、ほっそりとした体格。多くは樹上生活を営み、主食は木の葉。東南アジアを中心に、インドで聖獣とされるハヌマンラングールなど約14種がいる。ヤセザル。
ラングーン【Rangoon・蘭貢】
→ヤンゴン
らん‐くつ【濫掘・乱掘】(名・サ変他)
鉱床を、無計画にむやみに掘ること。mine without plan
ラングドック【Languedoc】
フランス南部、地中海沿岸西部の地方。中心都市モンペリエ。地名は、かつてこの一帯に肯定の返事の「ウィ」を「オック」と言うなどの方言があり、それを「オック語(ラングドック)」と称したことに由来する。
ラングミュア【Irving Langmuir】
(1881-1957)アメリカの物理化学者。ガス入り白熱電球・原子状水素炎・水銀真空ポンプなどを発明。晩年には、人工降雨の実験を行った。1932年ノーベル化学賞受賞。
ラングランド【William Langland】
(1330ごろ-1400ごろ)イギリスの詩人。教会や人間社会への批判をこめた宗教的寓話(ぐうわ)詩『農夫ピアズの幻』の作者とされる。
ランクレ【Nicolas Lancret】
(1690-1743)フランスの画家。ワトーの追随者として活躍。作品『音楽のレッスン』など。
らん‐ぐん【乱軍】
敵味方入り乱れて戦うこと。乱戦。confused fight
ランケ【Leopold von Ranke】
(1795-1886)ドイツの歴史家。厳密な史料批判による科学的歴史記述の方法論を確立。近代史学の祖とされる。政治的には保守主義に立脚、七月革命後自由主義を批判。著書『世界史』『ローマ教皇史』など。
ランゲ【Christian Louis Lange】
(1869-1938)ノルウェーの平和運動家。万国平和会議代表・列国議会同盟議長・国際連盟代表などを歴任。1921年ノーベル平和賞受賞。
ランゲ【Friedrich Albert Lange】
(1828-75)ドイツの哲学者。著書『唯物論史』により、新カント学派の先駆者となった。
ランゲ【Oskar Richard Lange】
(1904-65)ポーランドの経済学者。アメリカで、マルクス主義に立脚した近代経済理論を研究。シカゴ大教授などを歴任後、駐米大使・国連代表などを務める。
らんけい‐どうりゅう【蘭渓道隆】
(1213-78)中国、宋(そう)の禅僧。寛元(かんげん)4年(1246)来日。北条時頼(ほうじょうときより)の依頼をうけ建長寺の開山となった。大覚禅師。
ランゲージ【language】
ことば。言語。〈用例〉ボディー〜。
ランゲージ‐ラボラトリ【language laboratory】
語学実習室。テープレコーダー・マイク・イヤホーンなどを使って行う語学教育。また、その設備。エルエル。ラボ。
らん‐げき【乱撃】(名・サ変他)
やたらに撃つこと。fire at random〈用例〉乱射〜。
らん‐げつ【蘭月】
陰暦7月の異称。
ランゲッサー【Elisabeth Langgässer】
(1899-1950)ドイツの女流小説家・詩人。詩集『羊の回帰線』、小説『消えない封印』など。
ランゲルハンス‐とう【ランゲルハンス島】
→すいとう(膵島)
らん‐ご【蘭語】
→オランダ語。Dutch
らん‐こう【乱交】(名・サ変自)
2組み以上の男女がだれかれなしに性交をすること。sexual orgy〈用例〉〜パーティー。
らんこう【闌更】
→たかくわらんこう(高桑闌更)
らん‐こうげ【乱高下】(名・サ変自)
物価・相場などが、極めて短い期間のうちに激しく変化すること。乱調。乱調子。
らんこし【蘭越】
〈町〉北海道南西部、ニセコ連峰南麓(なんろく)にある町。良質米の産地。湯里(ゆのさと)・昆布(こんぶ)・新見(にいみ)の各温泉やスキー場がある。人口6767(1994)。
らん‐こん【乱婚】
→集団婚の旧称。
らん‐さいぼう【卵細胞】
動植物の雌性にそなわる配偶子。植物では胚嚢(はいのう)や造卵器中にある大形の細胞をさし、動物では卵巣内にある卵子をさす。卵(らん)。卵(たまご)。egg cell
らん‐さく【濫作・乱作】(名・サ変他)
むやみに多く作ること。overproduction〈比較〉多作。
らん‐ざつ【乱雑】(名・形動)
乱れ混じること・さま。散らかっていること・さま。disorder〈用例〉〜な部屋。〈派生〉らんざつさ(名)
ランサム【Arthur Ransome】
(1884-1967)イギリスの児童文学者。海洋ものの連作長編で有名。作品『ツバメ号とアマゾン号』など。
ランサム【John Crowe Ransom】
(1888-1974)アメリカの詩人・批評家。ニュークリティシズム派の中心人物で、作品の客観的分析による批評を主張。詩『寒気と熱病』、批評『ニュー‐クリティシズム』など。
らん‐ざん【嵐山】
京都市の→嵐山(あらしやま)の別称。
らんざん【嵐山】
〈町〉埼玉県中部、比企(ひき)丘陵にある町。農業が主であるが住宅地としても発展。文化・公共施設が多い。景勝の嵐山渓谷がある。人口1万9042(1994)。
らん‐し【乱視】
目の屈折異常の一つ。眼球がひずむことで眼に入る光が1点に像を結ばない状態。また、その目。astigmatism
らん‐し【卵子】
雌雄で配偶子の形がちがうとき、雌性配偶子をいう。精子と受精して新個体の出発点となる。卵黄素材の供給を受けて、卵黄原細胞から形成される。卵細胞。卵(らん)。ovum; egg cell〈対義〉精子。
ランジェリー【lingerie(フランス)
婦人の装飾的な下着の総称。広義には装飾的な薄地のネグリジェ・ナイトガウンなども含む。
らん‐しゃ【乱射】(名・サ変他)
目標を定めず、滅茶苦茶に銃などを発射すること。乱撃。fire at random〈用例〉拳銃(けんじゅう)を〜する。
らん‐じゃ【麝】
《ランの花とジャコウの香》よいかおりのたとえ。
らんじゃ‐たい【奢待】
正倉院(しょうそういん)宝物の黄熟香(おうじゅくこう)の雅名。日本で最高の名香とされる。
らん‐しゅ【乱酒】
①宴会で、席を乱して酒を飲むこと。
②過度に酒を飲むこと。ふかざけ。
らんしゅう【蘭州】
中国、甘粛(かんしゅく)省中部、黄河上流域に位置する都市。西部油田からの送油を利用した化学工業がさかん。古くは西域交通の要地。人口153.2万(1991)。ランチョウ。
らん‐じゅく【爛熟】(名・サ変自)
①熟しすぎていること。overripe
②発達しきって、衰えの見え始めること。decadence〈用例〉文化の〜期。
ランジュバン【Paul Langevin】
(1872-1946)フランスの物理学者ならびに教育行政家。磁性体を研究し、常磁性と反磁性の理論を立てた。フランスの教育制度刷新にも貢献。
らんじゅ‐ほうしょう【綬褒章】
褒章の一つ。教育・社会福祉・厚生事業などの公益事業に功のあった人に授与される褒章。綬(リボン)は藍色(あいいろ)
らん‐しょ【蘭書】
オランダの書物。オランダ語の本。
らん‐じょ【乱序】
①雅楽で、太鼓・羯鼓(かっこ)(または三の鼓)・鉦鼓(しょうこ)が奏する4拍子の曲。
②能の囃子事(はやしごと)。獅子(しし)の登場に用いる曲。
③歌舞伎囃子(かぶきばやし)の一種。能の乱序に由来。長唄(ながうた)・常磐津(ときわず)に用いる。
らん‐しょう【濫觴】
《觴(さかずき)にあふれる意。一説に觴を濫(うか)べる意とも。長江(ちょうこう)の源も、それくらいの水量であることから》物事の始まり。起源。〈比較〉嚆矢(こうし)
らん‐じょう【乱声】
①雅楽で、竜笛か高麗(こま)笛の独奏に、太鼓・鉦鼓(しょうこ)が合わせて奏する独立性のない曲。おもに舞人の出に奏されるもの。
②名のり、また、ときの声をあげること。
らんしょう‐せき【藍晶石】
アルミニウムの珪酸(けいさん)塩鉱物の一種。三斜晶系。板状または長柱状の結晶。ガラス光沢をもつ。青・白・緑・黄色など。泥質の変成岩中に産出する。kyanite
らん‐しん【乱心】(名・サ変自)
分別がなくなること。発狂すること。distraction〈用例〉〜者。
らん‐しん【乱臣】
反逆を起こした臣。rebellious subject; traitor
ランシング【Lansing】
アメリカ中北部、ミシガン州の州都。グランド川沿いの工業都市。自動車・車両・金属・化学工業が発達。金融・商業の中心をなす。人口12.7万(1990)。
らんしん‐ぞくし【乱臣賊子】
乱臣と、親にそむく子。
らんしん‐らんりょう【乱診乱療】
医師による診療・治療がいいかげんで、不必要な投薬や注射など、過剰な医療行為を行うこと。erroneous diagnosis and overdosing
ランス【Reims】
フランス北東部、シャンパーニュ地方の中心都市。繊維工業の中心地。シャンパン酒取引でも有名。ランス大聖堂の所在地。人口18.5万(1990)。
らん‐すい【乱酔・爛酔】(名・サ変自)
だらしなく酒に酔うこと。泥酔。get dead drunk
らん‐すう【乱数】
0から9までの数字を規則性なしに並べて得られる数列。0から9までの数字の現れる確率が10分の1ずつのものを一様乱数といい、それを変換することによって正規乱数・指数乱数・ポアソン乱数などの特殊乱数が得られる。random number
らんすう‐ひょう【乱数表】
0から9までの数字を規則性なしに並べた表。標本を無作為に抽出するためや、暗号の作成・解読などに用いられる。table of random numbers
らん・する【濫する】(サ変自)
〈文語的〉
乱れる。とりみだす。
ランスロット【Lancelot】
アーサー王伝説の円卓騎士団の一人。円卓第1の騎士で、王妃ギネビアと恋におち、聖杯探求に失敗する。マロリーの『アーサー王の死』などに描かれる。湖水のランスロット。
らん‐せい【乱世】
乱れた社会。戦乱の社会。troubled times〈対義〉治世。
乱世の英雄(らんせいのえいゆう)
乱れた世に、天下を統一するような大事をなしとげる英雄。また、乱世にあってこそ志を遂げられる英雄。
らん‐せい【卵生】(名・サ変自)
動物の卵が母体の外に産み落とされて発育すること。カモノハシ目を除く哺乳(ほにゅう)類以外の動物にみられる。oviparity〈対義〉胎生。
らんせつ【嵐雪】
→はっとりらんせつ(服部嵐雪)
らん‐せん【乱戦】
①敵味方入り乱れての戦い。乱軍。confused fight
②試合運びにしまりがなく、互いが点をやたら取りあったりして、荒れた試合。dog fight
らんせん‐せき【閃石】
角閃石の一種。ナトリウム・マグネシウム・アルミニウムの珪酸(けいさん)塩鉱物。単斜晶系。長柱状の結晶。青紫色。glaucophane
らんせん‐へんせいさよう【閃変成作用】
変成作用の一種。藍閃石片岩相の変成岩を生ずる。低温・高圧の広域変成作用。glaucophanitic metamorphism
らん‐そう【卵巣】
雌性の生殖器内にあって卵子をつくる器官。ヒトでは子宮の両側に1対あり、楕円(だえん)形をした腺(せん)。ホルモンの作用で排卵をおこし、自らも女性ホルモンを分泌する。ovary
らん‐そう【藍藻】
→らんそうるい(藍藻類)
らん‐ぞう【濫造・乱造】(名・サ変他)
むやみに造ること。overproduction〈用例〉粗製〜。
らんそう‐うん【乱層雲】
十種雲形の一つ。暗灰色でおもに2000〜7000mにできる厚い雲。乱雲。雨雲。nimbostratus
らんそう‐のうしゅ【卵巣腫】
卵巣に嚢胞を生ずる腫瘍(しゅよう)。脂肪液がたまり中に毛が生える皮様嚢腫と、漿液(しょうえき)のたまる漿液嚢腫などがある。一般に良性だが、後者は悪性化することもあり、切除手術で治療する。ovarian cystoma
らんそう‐ホルモン【卵巣ホルモン】
→じょせいホルモン(女性ホルモン)
らんそう‐るい【藍藻類】
下等藻類の一門。単細胞か、それが糸状・塊状となり、浮遊する。核や色素体は見られない。葉緑素のほか藍藻素を含み、光合成ができ、青緑色から藍青色に見える。池や湿地に生育する。ユレモ・ネンジュモ・ミクロキスティスアオコなど。分裂藻。藍藻。藍藻植物。blue-green alga
ランソン【Gustave Lanson】
(1857-1934)フランスの文学史家。厳密な実証的・歴史的研究により文学研究の基礎をつくる。著書『フランス文学史』など。
らん‐だ【乱打】(名・サ変他)
①むやみにたたくこと。めったうち。hit repeatedly〈用例〉警鐘を〜する。
②野球で、相手投手に次々と安打をあびせること。
③テニス・卓球などの練習で、互いにボールを打ち合うこと。
らん‐だ【懶惰・嬾惰】(名・形動)
《「らいだ」は慣用読み》怠けること・さま。無精。lazy; indolent〈用例〉〜な生活。
らん‐たいせい【卵胎生】
卵生の動物で、新個体が幼生の形で産まれること。母体からの栄養を受けずに孵化(ふか)して体外に産み出される。ウミタナゴ・マムシなど。ovoviviparity〈比較〉卵生・胎生。
ランダウ【Lev Davidovich Landau】
(1908-68)ソ連の理論物理学者。理論物理学の研究、液体ヘリウムの超流動をはじめ、広範にわたる研究を行う。1962年ノーベル物理学賞受賞。
ランタナ【Lantana(ラテン)
クマツヅラ科の常緑小低木。高さ30〜100cm。夏から秋に、黄から赤に変わる半球状の花をつける。黄花・白花などの品種もある。不耐寒性で、冬は温室で栽培する。熱帯アメリカ原産。シチヘンゲ。
ランタノイド【lanthanoids】
原子番号57のランタンから71のルテチウムまでの15元素の総称。性質が互いによく似ているため単離が難しい。合金に利用される。
ランダム【random】(名・形動)
①思慮を加えず、手当たり次第であること・さま。無作為。〈用例〉〜に抽出する。
②「→ランダムサンプリング」の略。
ランダム‐アクセス【random-access】
コンピューターで、記憶データを呼び出す方法の一つ。メモリーの番地を指示するだけで、必要なデータを指定した場所に書き込み、また即座に取り出せるもの。〈対義〉シークェンシャルアクセス。
ランダムアクセス‐メモリー【random-access memory】
→ラム(RAM)
ランダム‐ウオーク【random walk】
位置変化に関する確率論モデルの一つ。たとえば、一定間隔の格子点をつくり、その点上をでたらめな方向に移動していくとき、回の移動後の移動場所を確率として求める。確率論の代表的な問題。酔歩。
ランダム‐サンプリング【random sampling】
統計調査の標本をかたよりなく選び出す方法。くじ・乱数表などによって機械的に抽出する。無作為抽出法。任意標本法。
ランダルマ【gLang dar ma】
(809-846)チベット、吐蕃(とばん)王朝最後の王(在位(841-846))。王朝再建のため僧団の特権を剥奪(はくだつ)、破仏政策をとり暗殺される。
ランタン【lantern】
角型で四面をガラス張りにした手さげランプ。角灯。ランターン。
ランタン【Lanthan(ドイツ)
希土類元素の一つ。元素記号La原子番号57。原子量139。単体は錫白(すずはく)色の金属。合金やレンズ用のガラスなどに微量混ぜると特性を増す。水素吸蔵合金にも利用。lanthanum
ランチ【launch】
①船艇に積載されている港内連絡用の小艇。
②港内交通用の小型の蒸気船の総称。汽艇。はしけ。
ランチ【lunch】
①洋風のかんたんな食事・料理。
②昼食。弁当。〈用例〉〜タイム。
ランチェラ【ranchera(スペイン)
①メキシコ音楽の一種で、田舎風のポピュラーソング。
②アルゼンチンの舞曲。ヨーロッパのマズルカの変形で、4分の3拍子。
らんちき‐さわぎ【乱痴気騒ぎ】
①入り乱れての騒ぎ。どんちゃん騒ぎ。spree
②男女間の嫉妬(しっと)がからんだけんか。
ランチ‐コート【ranch coat】
表地に綿ギャバジンやスエード、裏地に毛皮やボアを使ったショートコート。
らん‐ちゅう【蘭鋳・蘭虫】
キンギョの一品種。体は丸く、腹がふくらむ。背びれを欠き、頭部に多数の肉瘤(にくりゅう)をもつ。日本産種。
らん‐ちょう【乱丁】
書物のページの順序がまちがってとじられていること。incorrect collating〈比較〉落丁。
らん‐ちょう【乱調】
①調子を乱すこと。また、乱れた調子。〈用例〉ピッチングが突然〜になる。disorder
②相場の変動がはげしいこと。乱高下。乱調子。violent fluctuations
③詩歌で、きまりを乱していること。また、その詩歌。
らんちょう【蝶】
①新内(しんない)節の曲名。『若木仇名草(わかぎのあだなぐさ)』の通称。18世紀末に初世鶴賀若狭掾(つるがわかさのじよう)が作詞・作曲。声色師(こわいろし)市川屋蘭蝶と女房、遊女の三角関係・義理人情を描く。
②歌舞伎(かぶき)狂言。登場人物の蘭蝶を、忠義な武士に仕立てたもの。
ランチョウ【蘭州】
(Lánzhōu)(蘭州)
らん‐ちょうし【乱調子】
①調子が乱れること。乱れた調子。らんぢょうし。confusion
→らんちょう(乱調)②
ランチョン‐マット【luncheon mat】
テーブルの上に敷く個人用の小さなテーブルクロス。ランチョンは、ランチ(昼食)よりやや正式の昼食。