ランデ【Max Linder】
(1883-1925)フランスの映画俳優。チャップリンの先輩格で映画界最初の国際スター。主演作『マックスと姑(しゅうとめ)』など。
らん‐てい【蘭亭】
中国、晋(しん)代に会稽(かいけい)山陰(浙江(せっこう)省紹興(しょうこう)県の南西)にあった亭。353年に行われた蘭亭の会に王羲之(おうぎし)が書いた『蘭亭帖(じょう)』で知られる。
らん‐でいりゅう【乱泥流】
海底斜面などに沿って動く比較的堆積(たいせき)物の密度の高い濁流(だくりゅう)。河川の濁流が湖に注ぐときや海底の地すべりにともなって起こる。混濁流。turbidity current
ランディング【landing】
①飛行機の着陸。
②スキーのジャンプの着地。
らん‐てっこう【藍鉄鉱】
鉄の含水燐酸(りんさん)塩鉱物。単斜晶系。柱状・等粒状・板状などさまざまな形状を示す。新鮮なものは無色、酸化されて暗青色や暗緑色で半透明になる。金属鉱床・ペグマタイト・粘土などの中に広く産出する。vivianite
ランデブー【rendez-vous(フランス)
①時刻を約束して人と会うこと。とくに、男女のあいびき。密会。rendezvous
②人工衛星や宇宙船が合体などのため宇宙空間で出会うこと。rendezvous
らんでん‐げんじん【藍田原人】
中国陝西(せんせい)省藍田県で発見された原人の一種。1963年に下顎(かがく)骨が、64年に頭骨が発見された。北京(ペキン)原人より脳容量が少なく、原始的な原人とされる。学名はホモ=エレクトゥス=ランティエンシス。Lantian man
ランド【rand】
南アフリカ共和国の通貨単位。記号R。
ランド【Paul Rand】
(1914-)アメリカのグラフィックデザイナー。ポスター・雑誌広告・装丁・パッケージなどで活躍。
らん‐とう【乱闘】(名・サ変自)
入り乱れて殴り合うこと。confused fight〈用例〉敵味方入り乱れて〜になる。
らん‐とう【卵塔・蘭塔】
墓石の一種。六角または八角の台座の上に、卵形の石塔婆(せきとば)をのせたもの。多く禅宗の僧侶(そうりょ)の墓碑に用いる。無縫塔。
らん‐どうこう【藍銅鉱】
炭酸銅と水酸化銅を成分とする鉱物。単斜晶系。球状・鍾乳(しょうにゅう)石状・土状で産出。ガラス光沢・ダイヤモンド光沢をもつ。青色。希酸・アンモニアに溶ける。銅鉱床に孔雀(くじゃく)石とまざって産出。良質の青の顔料(岩群青)として使われる。azurite
らんとう‐ば【卵塔場】
墓場。墓地。
ランドー【Walter Savage Landor】
(1775-1864)イギリスの詩人・批評家。古典的風格の詩作品と、散文作品『空想会談』で知られる。
らん‐どく【濫読・乱読】(名・サ変他)
さまざまな本を手当たり次第に読むこと。read at random〈比較〉多読。〈対義〉精読。
ランドサット【Landsat】
NASA(ナサ)(アメリカ航空宇宙局)が1972年以後打ち上げている地表探査用の人工衛星。植生や土地利用および鉱物資源などを調査。
ランドシュタイナー【Karl Landsteiner】
(1868-1943)オーストリアの病理学者。ヒトの血液型を確立し、輸血の安全な実施に貢献。Rh因子を発見。1930年ノーベル生理学医学賞受賞。
ランドセル
《ransel(オランダ)の転》学童用の背負いかばん。牛皮・合成皮革製など。
ランドフスカ【Wanda Landowska】
(1879-1959)ポーランド生まれの女流チェンバロ奏者。チェンバロとその音楽の復興に功績を残す。1941年からアメリカ定住。
らん‐どり【乱取(り)】
柔道などで、めいめいが自由に組んで行う練習。
ランドリー【laundry】
洗濯を請け負う業者。洗濯屋。クリーニング屋。〈用例〉コイン〜。
ランドレース‐しゅ【ランドレース種】
デンマーク原産のブタの一品種。毛は白色。体は長く、頭が小さい。耳介は大きく垂れる。日本では、雑種生産用の母豚として重用される。Landrace
ランナー【runner】
→そうしゃ(走者)
ランナーズ‐ハイ【runners' high】
ランニング中にランナーが感じる快さや陶酔感。
らん‐にゅう【乱入・濫入】(名・サ変自)
乱暴にどやどやと入りこむこと。不当に入りこむこと。break into; intrude〈用例〉議会に〜する。
ランニング【running】
①走ること。一般に、ゆっくり走るジョギングと対比して、やや速いスピードで走ることをいう。競走。
②「→ランニングシャツ」の略。
③ヨットで、追い風を受けて帆走すること。
ランニング‐コスト【running cost】
設備などを稼働させるための維持費。運転資金。
ランニング‐シャツ
《和製語》競技用の襟なし袖(そで)なしのシャツ。また、同形の男性用肌着。ランニング。athletic-style shirt; running vest
ランニング‐ステッチ【running stitch】
刺繍(ししゅう)の刺し方の一種。洋裁のぐし縫い、並縫いに同じ。表目と裏目を同じ長さにすくう。キャンバスワークなどに多く用いる。
ランニング‐ストック【running stock】
運転在庫。生産・販売活動を維持するのに必要な在庫。正常在庫。
らん‐のう【卵嚢】
卵を包んでいる丈夫な袋状の物。外敵からの保護、卵を固定し他物に付着させる役割をもつ。マキガイのアカニシ・テングニシのそれをウミホオズキという。cocoon
ランバート【Marie Rambert】
(1888-1982)イギリスの女流舞踊家。ポーランド生まれ。舞踊家を養成しイギリスのバレエ界の発展に寄与。
らん‐ばい【乱売】(名・サ変他)
むやみに安く売ること。投げ売り。sacrifice sale; dumping
らん‐ぱく【卵白】
鳥卵の卵黄(黄身)を中に包みこんでいる透明なたんぱく質。アルブミンを主とするたんぱく質で、カラザとともに卵黄を保護。卵が輸卵管内を下降中に卵黄に付加される。白身。albumen〈対義〉卵黄。
ランバス【Walter Russell Lambuth】
(1854-1921)アメリカの宣教師。上海(シャンハイ)生まれ。神学・医学を学び、明治19年(1886)来日。伝道活動に従事し、神戸に関西学院を創設。
らん‐ばつ【濫伐・乱伐】(名・サ変他)
山林の木をむやみに切り出すこと。cut down trees recklessly
らん‐ぱつ【乱髪】
乱れた髪の毛。
らん‐ぱつ【濫発・乱発】(名・サ変他)
①むやみに発行・発布すること。overissue〈用例〉公債の〜。
②むやみに発砲すること。
ランパル【Jean-Pierre Rampal】
(1922-2000)フランスのフルート奏者。柔らかく澄んだ音色をもち多彩に活動。
ランバレネ【Lambaréné】
アフリカ中西部、ガボン共和国西部の町。木材資源開発の中心地。シュバイツァー博士が病院を設けた地として有名。人口2.6万(1978)。
らん‐はんしゃ【乱反射】(名・サ変自他)
物体の表面が滑らかでなく、小さな凹凸(おうとつ)があるため、光がいろいろな方向に反射されること。また、その現象。diffused reflection
らん‐ぴ【濫費・乱費】(名・サ変他)
むやみに使うこと。無駄遣い。waste〈用例〉国費を〜する。精力を〜する。
ランビキ【蘭引】
《alambique(ポルトガル)の転》江戸時代、酒・香料などを蒸留するのに用いた器具。
らん‐ぴつ【乱筆】
①乱暴に書くこと。書いた字。
②手紙で、自分の筆跡をけんそんしていう語。
らん‐ぶ【乱舞】(名・サ変自)
①夢中になって踊り狂うこと。dance wildly〈用例〉狂喜〜。
②能の演技の間にする舞。
③五節(ごせち)の舞のあと、貴族たちが今様(いまよう)に合わせて舞ったもの。
ランプ【lamp・洋灯】
①石油用灯火具の一種。石油容器に口金をつけ、灯心を立て、その周囲をガラス製の火屋(ほや)でおおう。江戸末期に輸入され明治30年(1897)には全国に普及。〈数え方〉1個・1台。
②電灯。
ランプ【ramp】
《ramp wayの略》立体交差している道路と道路をつなぐ弧状の道路。とくに、高速道路が一般道路と交差する接続部・出入り口。
ランプ【rump】
牛肉の部位の名称。腰骨の上の赤身の良質肉。脂も少なくやわらかい。ローストやステーキにする。
ランブイエ【Rambouillet】
フランス中北部、パリの南西45kmにある町。森に囲まれた古城を中心とした町で、1975年、第1回主要先進国首脳会議(サミット)が行われた。人口2.1万(1982)。
ランブイエこう‐ふじん【ランブイエ侯夫人】
(Catherine de Vivonne, marquise de Rambouillet)(1588-1665)フランスの文芸サロンの創始者とされる侯爵夫人。パリの自邸のサロン(客間)に貴族や文人などを招き、社交界の中心となった。
ランブータン【rambutan】
ムクロジ科の常緑高木。マライに産する。高さ約15m。葉は羽状複葉で革質、花弁のない小花を開く。果実は卵形でとげがある。果肉は白色、多汁で食用。
ランブール‐きょうだい【ランブール兄弟】
(Limbourg)フランドル出身のミニアチュール(写本装飾)画家兄弟。ポール(Pol)・エルマン(Herman)・ジャヌカン(Jehanequin)の3兄弟。15世紀初頭フランスのブルゴーニュ公、ついでベリー公に仕え、絵暦(えごよみ)『ベリー公のいとも豪華なる時祷書(じとうしょ)』を残す。
ランフォード【Benjamin Thompson, Count von Rumford】
(1753-1814)イギリスの物理学者・政治家。アメリカ生まれ。熱の発生と運動との関係を研究。イギリス王立研究所設立に尽力。一時ドイツのバイエルン選定侯の下で軍務・内務大臣などを務める。
ランプ‐シェード【lamp shade】
ランプや電灯の笠(かさ)。光源の上部に取り付けて、または全体をおおって配光や光色を調節する。
ランプレヒト【Karl Gottfried Lamprecht】
(1856-1915)ドイツの歴史家。ボン大・マールブルク大教授。ライプチヒ大総長。中世経済史を専攻、歴史の法則的・段階的発展を説く。著書『ドイツ史』『近代歴史学』など。
らん‐ぶん【乱文】
①文脈が乱れた、意味の通らない文章。整わない文章。
②手紙で、自分の文章をけんそんしていう語。〈用例〉乱筆〜お許し下さい。
ランベルト‐せいせきずほう【ランベルト正積図法】
地図投影法の一つ。ドイツの数学者ランベルトが1772年に発表したもので、地形の面積が正しく表される図法。Lambert's equalarea projection
らんぺん‐はっせい【卵片発生】
実験的に卵の組織の一部分を欠いた場合の発生。ふつう、精子の侵入によって発生が始まるが、人工的な刺激で発生の始まることもある。merogony
らん‐ぼう【乱暴】(名・形動・サ変自)
①あばれること・さま。荒々しい行い。violence〈用例〉〜を働く。〜した男。
②丁寧でなく、粗雑なこと・さま。rude; rough〈用例〉〜に書く。〜な字。
らん‐ぽう【卵胞】
卵巣の皮質にあり、卵細胞とそれを包む細胞性の膜。原始卵胞・発育卵胞・成熟卵胞に分かれる。ovarian follicle
らん‐ぽう【蘭方】
江戸時代、オランダから伝わった医術。〈用例〉〜医。
らんぽう‐ホルモン【卵胞ホルモン】
→エストロゲン
ランボー【Jean-Nicolas-Arthur Rimbaud】
(1854-91)フランスの詩人。マラルメ・ベルレーヌとともに象徴派三大詩人の一人。感覚の錯乱を通して未知に到達しようとする「見者(ボワイヤン)の詩法」を実践し、キリスト教と近代ヨーロッパ文明からの脱出を希求した。詩『酔いどれ船』、散文詩集『地獄の季節』『イリュミナシオン』など。
らん‐ぽん【藍本】
《「青は藍(あい)より出づ」による》原本。原典。底本。
らん‐ま【乱麻】
乱れ、もつれたアサ。世の中やものごとのもつれていることのたとえ。
快刀乱麻を断つ(かいとうらんまをたつ)
→かいとう(快刀)
らん‐ま【欄間】
鴨居(かもい)や長押(なげし)の上に設けた格子(こうし)や透かし彫りをした板の部分。採光や通風などの機能もあるが、装飾の意味が強い。transom
らん‐まく【卵膜】
卵の周囲を包んでいる多種多様の物質の総称。必ずしも膜状とは限らない。chorion
らん‐まん【爛漫】(形動トタル)
①花が咲き乱れるさま。in full bloom〈用例〉春〜。
②明らかに現れるさま。光り輝くさま。clear appearance〈用例〉天真〜。
らん‐みゃく【乱脈】(名・形動)
①乱れて、筋道の立たないこと・さま。乱雑。disorder〈用例〉〜な経理。〜な人事。
②不規則にうつ脈拍。
らん‐よ【輿】
天子の乗り物。
らん‐よう【濫用・乱用】(名・サ変他)
むやみに使うこと。misuse; abuse〈用例〉職権〜。
らん‐らん【爛】(形動トタル)
鋭く光り、輝くさま。きらきらするさま。glaring〈用例〉〜と光る目。
らん‐り【乱離】
世が乱れて、人民が離散すること。dispersed〈用例〉〜塗炭(とたん)の苦しみ。
らん‐りつ【乱立・濫立】(名・サ変自)
①乱雑に立ち並ぶこと。be jumbled up〈用例〉ファッションビルが〜する。
②多数がむやみに立候補すること。flooded with candidates
らん‐りゅう【乱流】(名・サ変自)
①川すじが乱れて流れること。また、気流などの乱れ。turbulence
②物理で、不規則な変動を含む流れ。すべての流れはレイノルズ数が、ある臨界値を超えると乱流になる。turbulent flow
らん‐りん【乱倫・濫倫】(名・形動)
人としての道に背くこと・さま。男女関係の正しくないこと・さま。破倫。
らん‐る【褸】
ぼろきれ。つづれ。ぼろになった衣類。〈用例〉〜を身にまとう。