- りゅう‐き【隆起】(名・サ変自)
- ①高く盛り上がること。rise
- ②地殻の一部が変動して高くなること。heave; rise up〈対義〉沈下・沈降。
- りゅう‐ぎ【流儀】
- ①昔から伝えてきた技術・芸能などの法式。style
- ②物事のしかた。しきたり。way; custom〈用例〉自分の〜でやる。
- りゅうき‐かいがん【隆起海岸】
- 陸地の隆起または海面の下降により、浅海底が陸上に現れた海岸地形。海岸平野や海岸段丘がみられ、海岸線は一般に平滑。離水海岸。coast of elevation
- りゅうき‐がん【▼榴輝岩】
- ほとんど石榴(ざくろ)石と輝(き)石からなる、塩基性の完晶質変成岩。密度が高い。エクロジャイト。eclogite
- りゅう‐ぎけい【▼劉義慶】
- (403-444)中国、六朝時代の宋(そう)の文人。彭城(ほうじょう)の人。魏(ぎ)・晋(しん)・六朝期の士大夫の言行を記した『世説新語』を編纂(へんさん)、遺聞佚事(いつじ)をよく伝える。
- りゅうき‐こう【硫気孔】
- 火山でおもに硫化水素や亜硫酸ガスを噴出する噴気孔。付近の岩石は変質し、植生も発達せずに裸地となる。solfatara
- りゅうき‐じゅんへいげん【隆起準平原】
- 河川の浸食によって海面と同じぐらいまで削られた土地が、その後隆起したと考えられる地形。河川の新たな浸食で刻まれ、上部にもとの小起伏の面が残っている。吉備(きび)高原・三河高原・阿武隈(あぶくま)高地など。uplifted peneplain; elevated peneplain
- りゅう‐きへい【竜騎兵】
- 近代ヨーロッパにおける、銃を装備した騎兵。また、のちの装甲騎兵隊の称。dragoon
- りゅう‐きゅう【▼琉球】
- ①沖縄の旧称。『隋書(ずいしょ)』「東夷伝(とういでん)」に「流求」とあるが、この国については沖縄説と台湾説とがあり、起源は定かでない。沖縄本島に分立していた3国が14世紀に中国の明(みん)に入貢し、15世紀に全島が統一されて琉球王国を形成、以後1879年(明治12)まで、琉球が沖縄の公式名称として用いられた。小琉球(台湾)に対して、大琉球とも。
- ②「→琉球表(おもて)」「→琉球紬(つむぎ)」の略。
- りゅうきゅう‐あい【▼琉球▼藍】
- キツネノマゴ科の多年草。高さ約80cm。卵形葉。唇形花をつける。枝葉からインジゴを抽出。沖縄・台湾に分布。キアイ。
- りゅうきゅう‐い【▼琉球▼藺】
- →シチトウイの別名。琉球表(おもて)の材料となる。
- りゅうきゅう‐おうこく【▼琉球王国】
- 15世紀初期、中山王の尚(しょう)氏により沖縄諸島に成立した王国。都は首里(しゅり)。1609年(慶長(けいちょう)14)薩摩(さつま)軍に征服されたが、一方で中国への朝貢もしていた。1879年(明治12)明治政府の沖縄県設置まで王国として存続。
- りゅうきゅう‐おもて【▼琉球表】
- シチトウイ(琉球藺(い))の茎を横とし、麻糸を縦として織られた畳表。縁をつけないこと、また強靭(きょうじん)なのが特徴。
- りゅうきゅう‐かいこう【▼琉球海溝】
- 琉球列島の東方に沿って奄美(あまみ)大島から沖縄諸島および台湾の東側に横たわる海溝。深さ5000m以上で、沖縄島と宮古島との間の沖では7880m。南西諸島海溝。Ryukyu trench
- りゅうきゅう‐がも【▼琉球▼鴨】
- カモ科の鳥。沖縄でまれに発見される水鳥。全長約40cm。渡りをしない。雌雄同色で背面は褐色、あご・のどは白く、胸以下の下面は赤褐色。目の周りは黄色。水中に潜って採食。インド・東南アジアなどに分布。Indian whistling duck
- りゅうきゅうぎんこう【(株)▼琉球銀行】
- 金融業。地方銀行。昭和23年(1948)設立。本店は沖縄県那覇(なは)市久茂地(くもじ)。
- りゅうきゅう‐こうがい【▼琉球▼笄】
- →メヒルギの別名。
- りゅうきゅう‐しょとう【▼琉球諸島】
- 沖縄諸島と先(さき)島(宮古(みやこ)・八重山列島)諸島の総称。種子島(たねがしま)から与那国(よなぐに)島まで続く南西諸島の沖縄県部分の島々。
- りゅうきゅう‐しょぶん【▼琉球処分】
- 明治5〜12年(1872〜79)明治政府が断行した琉球帰属問題の処置。日本と中国(清(しん))に両属する形だった琉球に対し、政府は沖縄県の設置を強行し日本領とした。
- りゅうきゅう‐せいふ【▼琉球政府】
- 昭和27年(1952)アメリカ占領下の沖縄で発足した住民側の琉球中央政府。同47年(1972)の沖縄返還まで存続。
- りゅうきゅう‐だいがく【▼琉球大学】
- 国立大学。昭和25年(1950)創立、同47年(1972)より現制。本部は沖縄県中頭(なかがみ)郡西原町。
- りゅうきゅう‐つつじ【▼琉球▼躑▼躅】
- ツツジ科の常緑低木。高さ1.5m前後。葉は皮針形で、革質で細毛が密生。春、白色の漏斗(ろうと)状花を1、2個つける。園芸種。
- りゅうきゅう‐つのまた【▼琉球角▼叉】
- →キリンサイの別名。
- りゅうきゅう‐つむぎ【▼琉球▼紬】
- 沖縄産の紬。柔らかで丈夫なのが特徴。久米(くめ)島産のものがよく知られる。
- りゅうきゅう‐ぶんがく【▼琉球文学】
- 沖縄で成立した琉球語の文学。古式の歌謡や舞踊が伝承され、神歌「おもろ」、叙情文芸「琉歌」、楽劇「組踊り」などがある。
- りゅうきゅう‐ぼうえき【▼琉球貿易】
- 主として15世紀以降、琉球(沖縄)が日本・中国・朝鮮および東南アジア諸国と行った中継貿易。17世紀以降、薩摩(さつま)の島津(しまづ)氏の統制下におかれた。
- りゅうきゅう‐ほうげん【▼琉球方言】
- 鹿児島県の奄美(あまみ)諸島と、沖縄県下の琉球諸島で話される方言。古代日本語から分派したものと考えられる。琉球語。
- りゅうきゅう‐まつ【▼琉球松】
- マツ科の常緑針葉高木。針葉は2葉でやわらかく長い。球果は約5cmで卵形、鱗片(りんぺん)にとげ状の突起。奄美(あまみ)諸島・沖縄諸島に分布。材は堅く重い。
- りゅうきゅう‐むらさき【▼琉球紫▼蝶】
- タテハチョウ科のチョウ。開張約8.5cm。黒紫色で、翅(はね)の一部が青紫色に輝く。幼虫の食草はサツマイモ。沖縄から東洋の亜熱帯に分布。
- りゅう‐きょう【▼劉▽向】
- (BC77-BC6)中国、前漢末の学者。字(あざな)は子政。沛(はい)の人。宮中の蔵書を整理・校訂し、また古代の逸話教訓書を編集した。著書『説苑(ぜいえん)』『新序』『列女伝』など。
- りゅう‐きん【▼琉金】
- キンギョの一品種。腹がふくらみ体が全体として丸く、ひれが大きい。尾びれは三つ尾か四つ尾。赤または赤白のまだら。中国産種で、江戸時代に琉球より渡来。
- りゅう‐きん【▼劉きん】
- (BC53ごろ-AD23ごろ)中国、前漢末の古文学者。字(あざな)は子駿(ししゅん)。父の劉向(りゅうきょう)と諸文献を整理、7種に分類した中国最古の書籍目録『七略』を編した。
- りゅうきん‐か【立金花】
- キンポウゲ科の多年草。沼地や湿地にはえる。高さ約60cm。根出葉は葉柄が長く円形。4〜7月に径約2cm、萼(がく)が花弁状の黄花が咲く。
- りゅう‐ぐう【流▼寓】(名・サ変自)
- さすらって他国に住むこと。また、その住まい。
- りゅう‐ぐう【竜宮】
- 深海の底にあって竜王のすむという宮殿。『浦島太郎』などの昔話に出てくる。その背景には、海の向こうに楽園があるとの信仰がある。竜宮城。
- りゅうぐうのおとひめのもとゆい‐の‐きりはずし【竜宮▽乙姫元結の切外】
- →アマモの別名。
- りゅうげ‐え【竜華会】
- 弥勒菩薩(みろくぼさつ)の法座。釈迦(しゃか)入滅後56億7000万年ののち、この世に下生した弥勒菩薩が竜華樹の下で悟りを開き、3度人々に説法するというもの。竜華三会。弥勒三会。
- りゅう‐けつ【流血】
- けがをして、血を流すこと。また、その血。bloodshed〈用例〉〜の惨事。
- りゅうけつ‐じゅ【竜血樹】
- リュウゼツラン科の常緑高木。高さ約20m。樹齢数千年に達するものがある。上部は多数分枝し、葉は剣状。樹脂は血赤色で竜血とよばれ染料となる。カナリア諸島原産。
- りゅう‐げん【流言】
- 根のないうわさ。流説(るせつ)。groundless rumor〈用例〉〜に惑わされる。
- リューゲン‐とう【リューゲン島】
- (Rügen)バルト海南西部、ドイツ北部にある島。面積927km2。農・漁業が中心。本土とは鉄道・道路で連絡。
- りゅうげん‐ひご【流言飛語・流言▼蜚語】
- 根も葉もない、いい加減なうわさ。デマ。groundless rumor
- りゅう‐こ【竜▼虎】
- =りょうこ。
- ①りゅうと、とら。
- ②力量に優劣のない、すぐれたふたり。two mighty rivals
- 竜虎相搏つ(りゅうこあいうつ)
- いずれ劣らぬ強者が勝負を争う。竜攘虎搏(りゅうじょうこはく)。Diamonds cut diamonds.
- りゅう‐ご【▽輪鼓・▽輪子・立鼓】
- ①胴がくびれた鼓(つづみ)のような形。
- ②平安時代、くびれた胴に糸を巻いて回転させながら投げたり受けたりする曲芸の道具。のちには子どものおもちゃ。
- ③糸を紡ぐときにつかう糸巻きの一種。
- ④紋所の名。輪鼓の形を紋章化したもの。
- りゅう‐こう【流行】(名・サ変自)
- ①社会に広く行われること・様式。とくに服装やことば、また、主義・思想や様式が一時的に世間にもてはやされ行われること。はやり。fashion; vogue〈用例〉〜に遅れる。〜作家。
- ②伝染性の病気が一時的にひろがること。prevalence〈用例〉〜性感冒(かんぼう)。
- ③俳諧(はいかい)で、時代とともに移り変わる流動性をいう。change〈用例〉不易(ふえき)〜。
- りゅうこう【隆光】
- (1649-1724)江戸中期の新義真言宗の僧。大和の人。知足院に住持し、護持院と改称。将軍綱吉(つなよし)の相談役として活躍、生類憐(しょうるいあわれみ)の令の実施を勧めた。
- りゅうこう‐か【流行歌】
- ある一時期に多くの人々のあいだに伝わり、好んで歌われる歌。はやり歌。とくに、歌謡曲。popular song
- りゅうこう‐ご【流行語】
- 新語の一種。ある期間、人々にさかんに使われることば。また、すでにあった語が特定の意味で流行するときにもいう。word in vogue
- りゅうこう‐しょく【流行色】
- 流行している色。産業界では予想流行色という意味を含めて使われる。fashionable color
- りゅうこう‐せい【流行性】
- 伝染力が強い性質。epidemic
- りゅうこうせい‐かくけつまくえん【流行性角結膜炎】
- アデノウイルスによりおこる伝染性の強い眼病。おもな症状は、結膜の充血やぷつぷつとした濾胞(ろほう)が発生、流涙などで、角膜(黒目)にまでおよぶのが特徴。はやりめ。epidemic keratoconjunctivitis
- りゅうこうせい‐かんぼう【流行性感冒】
- ①ウイルスによっておこる急性の伝染性疾患。高熱を発し、頭痛・筋肉痛・無力感などをともない、肺炎をひきおこしやすい。インフルエンザ。流感。influenza
- ②発熱と呼吸器症状をともなうウシなどの伝染病。牛流行熱とイバラキ病の2つのウイルス性疾患が含まれる。家畜法定伝染病。enzootic fever
- りゅうこうせい‐じかせんえん【流行性耳下▼腺炎】
- 耳下部のはれ・いたみ・発熱をともなうウイルス性の炎症。学童期の小児に多く、一度かかると生涯免疫ができる。おたふくかぜ。mumps
- りゅうこうせい‐のうえん【流行性脳炎】
- ①→日本脳炎の旧称。
- ②ウシ・ウマ・ヒツジ・ブタなどがかかる日本脳炎ウイルスによる伝染病の総称。家畜法定伝染病。発熱・麻痺(まひ)などの症状を呈し、死亡する。enzootic encephalitis
- りゅうこうせい‐のうせきずいまくえん【流行性脳▼脊髄膜炎】
- 髄膜炎双球菌の感染による法定伝染病。飛沫(ひまつ)感染で起こり、発熱、激しい頭痛、意識障害、頸部(けいぶ)強直などが特徴。テトラサイクリンが有効。流行性髄膜炎。epidemic cerebrospinal meningitis
- りゅうこく‐だいがく【▼龍谷大学】
- 私立大学。大正11年(1922)創立。昭和24年(1949)より現制。本部は京都市伏見区深草塚本町。
- りゅう‐こつ【竜骨】
- ①古代のゾウなど大形脊椎(せきつい)動物の歯や骨の化石。古くから漢方の鎮静剤として用いられた。
- ②船底の中央部を船首から船尾まで縦に通っている材。キール。keel
- ③「→竜骨突起」の略。
- りゅうこつ‐ざ【竜骨座】
- 南天の星座。日本では一部分しか見られない。3月28日前後の午後8時ごろに南中。面積494平方度。Carina
- りゅうこつ‐しゃ【竜骨車】
- 灌漑(かんがい)用の揚水(ようすい)機。江戸前期に、畿内(きない)で用いられた。長い箱状の水槽の中で、多数の水かき板をつけたベルト状のものを足踏み式で回転させながら水を押し上げる。外形が竜の骨に似ている。keel wheel
- りゅうこつ‐とっき【竜骨突起】
- 鳥類の胸骨下面中央部の出っ張り。胸骨の構造を強化するとともに、胸筋の付着面を大きくしている。飛翔(ひしょう)力の強いものはよく発達しているが、飛べないダチョウ目の鳥などでは退化。keel
- りゅう‐こんいつ【▼劉▼坤一】
- (1830-1902)中国、清(しん)末の政治家。太平天国軍を撃破、両広・両江総督を歴任。洋務派の実力者として政治改革を提唱。
- りゅう‐さ【流砂・流▼沙】
- =りゅうしゃ。
- ①川水などに押し流された砂。quicksand
- ②きわめて大きい浸透圧で浮いた状態にある砂粒子。人や物が上にのると引き込まれてしまう。クイックサンド。quicksand
- ③中国北西部にあるゴビ砂漠・タクラマカン砂漠のこと。
- りゅう‐ざ【竜座】
- 北天の星座。北極星を含むこぐま座を取り囲むように並ぶ星の配列。頭部にある2等星・3等星・4等星が作る小さな台形が特徴。ジャコビニ流星群の放射点がある。8月2日前後の午後8時ごろに南中。面積1083平方度。Draco
- りゅうさ‐げんしょう【流砂現象】
- 大地震などで、地下の砂層が地上に噴出したり、地盤全体が液状化して流動する現象。quicksand
- りゅう‐さん【硫酸】
- 化学式H2SO4 強酸性で無色の粘性をもつ液体。また、その水溶液。希硫酸は強い二塩基酸。濃硫酸は強い脱水作用と酸化作用を示す。酸化剤・触媒・化学工業原料などに利用。sulfuric acid
- りゅう‐ざん【流産】(名・サ変自他)
- ①妊娠24週未満で胎児が死んで分娩(ぶんべん)されること。この期間には、胎児が子宮外で生存可能なまでに成長していないので早産と区別する。abortion
- ②計画が中断し、実現しないこと。abortion; failure
- りゅう‐ざん【流▼竄】
- 罪によって遠い地に追いやること。流罪(るざい)。るざん。〈用例〉〜の身。
- りゅうさん‐あえん【硫酸亜鉛】
- 化学式ZnSO4 白色の粉末で水に溶けやすい劇薬。白色顔料(リトポン)・防腐剤・医薬品などに利用。zinc sulfate
- りゅうさん‐アルミニウム【硫酸アルミニウム】
- 化学式Al2 (SO4) 3 無色の結晶。水に溶け、弱酸性。医薬・媒染剤・皮なめし剤などに利用。aluminum sulfate
- りゅうさん‐アンモニウム【硫酸アンモニウム】
- 化学式 (NH4) 2SO4無色の結晶。水に溶けやすく、熱すると分解。窒素肥料として利用され、速効性があるが土壌を酸性にする。硫安。ammonium sulfate
- りゅうさん‐う【硫酸雨】
- 硫酸を含み酸性度の高い雨。工業排気中の硫黄酸化物が大気中の水分に溶けたことによる。人体・植物・魚などに被害を与える。acid rain〈参照〉酸性雨。
- りゅうさん‐えん【硫酸塩】
- 硫酸イオンSO42-と陽イオンでできている塩の総称。安定な結晶を構成し、水和水をもつものが多い。sulfate
- りゅうさんえん‐せん【硫酸塩泉】
- 鉱水1kg中に1000mg以上のいろいろな物質が溶けこみ、かつ硫酸イオンが主成分の温泉や鉱泉。sulfate springs
- りゅうさん‐カリウム【硫酸カリウム】
- 化学式K2SO4 天然にはアルカナイトとして産出。無色の結晶。カリ肥料・ガラス原料・医薬などに利用。potassium sulfate
- りゅうさん‐カルシウム【硫酸カルシウム】
- 化学式CaSO4 無水物は無色の結晶。二水和物は石膏(せっこう)、二分の一水和物は焼き石膏とよばれる。calcium sulfate
- りゅうさん‐し【硫酸紙】
- ぼろ布や化学パルプを原料とする原紙を、濃硫酸で処理し、水洗い、乾燥した半透明の薄い紙。羊皮紙に似せてあり、耐水性や耐脂性がある。バター・チーズ・肉類の包装に使う。パーチメントペーパー。parchment paper
- りゅうさん‐ジメチル【硫酸ジメチル】
- 化学式 (CH3O) 2SO2無色無臭で油状の液体。毒性が非常に強い。メチル化剤として利用。ジメチル硫酸。dimethyl sulfate
- りゅうさん‐だん【▼榴散弾】
- おもに兵員の殺傷を目的とする砲弾。爆発によって弾体が細片となり、内蔵した散弾とともに飛散する。shrapnel
- りゅうさん‐てつ【硫酸鉄】
- ①硫酸鉄(III)。化学式Fe2 (SO4) 3 種々の水和水をもち、無水塩は白色から淡黄色の粉末で、媒染剤、鉄明礬(みょうばん)の製造などに利用。iron sulfate
- ②硫酸鉄(II)。化学式FeSO4 緑色の結晶。七水和物は緑礬(りょくばん)という。iron sulfate〈参照〉緑礬。
- りゅうさんてつ‐アンモニウム【硫酸鉄アンモニウム】
- 化学式 (NH4) 2Fe (SO4) 2の硫酸鉄(II)アンモニウムと、 (NH4) Fe (SO4) 2の硫酸鉄(III)アンモニウムがある。前者の六水和物はモール塩とよばれ、鉄の分析試薬として利用される。ammonium iron sulfate
- りゅうさん‐どう【硫酸銅】
- 無水物は白色の粉末、五水和物は青色の結晶。化学式CuSO4 顔料・農薬(ボルドー液)・防腐剤などに利用。copper sulfate
- りゅうさん‐ナトリウム【硫酸ナトリウム】
- 化学式Na2SO4 天然にはテナルド石として産出。無色の結晶で水に溶ける。10水和物は芒硝(ぼうしょう)とよばれ冷却剤などに利用。sodium sulfate
- りゅうさん‐なまり【硫酸鉛】
- 化学式PbSO4 天然には硫酸鉛鉱として産出。白色の粉末。強酸・過剰のアルカリ・酢酸塩などに錯塩をつくって溶ける。lead sulfate
- りゅうさん‐ニッケル【硫酸ニッケル】
- 化学式NiSO4 六水和物は風解性をもつ青緑色の結晶。ニッケルめっき、水素添加用の触媒・媒染剤・顔料製造に利用。nickel sulfate
- りゅうさん‐バリウム【硫酸バリウム】
- 化学式BaSO4 天然には重晶石として産出。白色で水にきわめて溶けにくい。白色顔料(リトポン)・X線写真造影剤に利用。barium sulfate
- りゅうざん‐ぶんか【竜山文化】
- 中国新石器時代後期の文化。山東(さんとう)省竜山鎮城子崖(じょうしがい)遺跡により命名。仰韶(ぎょうしょう)文化に続く文化で、黒陶を特徴とする。ろくろを使用。農耕と牧畜を営み、農耕技術はかなり発達。副葬品には品質差があり階級差の発生を示す。山東・河南を中心に陝西(せんせい)・山西・遼東(りょうとう)に分布。ロンシャン文化。
- りゅうさん‐マグネシウム【硫酸マグネシウム】
- 化学式MgSO4 無水物は白色の粉末。七水和物は苦汁(にがり)の主成分。局所鎮痛剤・緩下剤など。magnesium sulfate
- りゅうさん‐マンガン【硫酸マンガン】
- ①硫酸マンガン(II)。化学式MnSO4 淡赤色の結晶。インキの乾燥剤・窯業用顔料・肥料などに利用。manganese sulfate
- ②硫酸マンガン(III)。化学式Mn2 (SO4) 3 潮解性をもつ。manganese sulfate
- ③硫酸マンガン(IV)。化学式Mn (SO4) 2 黒色の粉末で酸化剤などに利用。manganese sulfate
- りゅうさん‐ミスト【硫酸ミスト】
- 浮遊する霧状の硫酸の微粒子。夏、高湿度のとき大気中の二酸化硫黄の酸化によって発生する。sulfuric acid mist
- りゅう‐し【粒子】
- ①こまかなつぶ。particle
- ②物質の微視的な構成要素。物質構造の階層の違いにより、コロイド・分子・原子・電子・陽子・中性子などがある。particle
- りゅうししんろん【柳子新論】
- 江戸中期の思想書。山県大弐(やまがただいに)著。宝暦(ほうれき)9年(1759)成立。朱子学的な大義名分論により尊王(そんのう)論を説き江戸幕府を批判。
- りゅうし‐せん【粒子線】
- 微視的粒子の細い流れの集団。分子線・原子線・電子線・陽子線・中性子線など。corpuscular beam
- りゅう‐しつ【流失】(名・サ変自)
- 洪水などで、流されてなくなること。be washed away〈用例〉〜家屋。
- りゅう‐しばい【▼劉師培】
- (1884-1919)中国、清(しん)末の学者。北京(ペキン)大教授。考証学に多くの業績を残す。社会主義に傾倒するが、のち体制派となる。
- りゅう‐しゃく【留▼錫】(名・サ変自)
- 《「錫」は、錫杖(しゃくじょう)の意》僧が修行・布教の途中、土地の寺院に泊まること。
- りゅうしゃく‐こう【硫▼錫鉱】
- 銅・鉄・錫(すず)の硫化物を成分とする鉱物。正方晶系。鋼灰色の塊状・粒状などで産出。金属光沢をもち、不透明。硝酸で分解されて、硫黄と酸化錫を生じる。気成鉱床・鉱脈鉱床などに産出する。黄錫鉱。stannite
- りゅうじゅ【竜樹】
- (150ごろ-250ごろ)《Nāgārjuna(梵)の漢訳》インドの仏教哲学者。南インドのバラモン出身。空(くう)の思想を哲学的に基礎づけ、大乗仏教を確立した。中観(ちゅうがん)派の祖。中国・日本では諸宗の祖師として八宗の祖とされる。著書『根本中論頌(しょう)』『十二門論』『大智度論』など多数。密教では竜猛(りゅうみょう)と漢訳。ナーガールジュナ。
- リュージュ【luge(フランス)】
- 木製のそりによる滑走競技。雪斜面に設けられた滑走路を滑りおりて、所要時間を競うもの。ハンドルもブレーキもなく、手綱(たづな)で操作する。〈参照〉トボガン。
- りゅうしゅう【柳州】
- 中国、広西壮族自治区中央部の商工業都市。柳江に臨む水陸交通の要地。古来、景勝地としても知られる。人口74.6万(1991)。リウチョウ。
- りゅう‐しゅつ【流出】(名・サ変自)
- 〈対義〉流入。
- ①液体が流れて外へ出ること。流れ出すこと。flow out
- ②重要なものが国などの外へ出ていくこと。〈用例〉頭脳の海外〜。
- りゅう‐しゅつ【留出・▼溜出】(名・サ変自)
- 蒸留するとき、液体となって流れ出ること。
- りゅう‐じょ【柳▼絮】
- 《「絮」は、わた》綿毛のついたヤナギの種子。ヤナギのわた。また、それが飛び散るさま。
- りゅう‐しょう【隆▼昌】
- さかんなこと。栄えること。隆盛(りゅうせい)。prosperity〈用例〉国運の〜。
- りゅう‐じょう【粒状】
- つぶになっているさま。つぶの状態。granular
- りゅう‐しょうき【▼劉少奇】
- (1898-1969)中国の政治家。1959年以後国家主席をつとめ、毛沢東(もうたくとう)の後継者とされたが、文化大革命によって資本主義路線の実権派と批判され失脚。死後名誉を回復された。
- りゅうじょう‐こし【竜▼驤▼虎視】
- 《竜のように天にのぼり、虎(とら)のように鋭く見る意》英雄・豪傑が、世に威勢をふるうさま。りょうじょうこし。
- りゅうじょうこ‐じけん【柳条湖事件】
- 昭和6年(1931)9月18日、日本の関東軍が奉天(遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう))北郊の満鉄線路を爆破した事件。関東軍参謀板垣征四郎(いたがきせいしろう)らはこれを張学良(ちょうがくりょう)軍によるものと主張して奉天を占領、満州事変をおこした。最近まで、事件発生地は柳条溝とされていたが、これは新聞などの誤報によるもので、正しくは柳条湖。
- りゅうじょう‐こはく【竜▼攘▼虎▼搏】
- 《竜と虎(とら)が打ち合う、の意》英雄・豪傑が争うこと。竜虎相搏(あいう)つ。
- りゅうじょう‐はん【粒状▼斑】
- 太陽面に見られる粒状の小斑点。寿命は数分ぐらい。太陽光球の対流による現象。granule
- りゅう‐しょく【粒食】
- 穀物をつぶのまま調理して食べること。とくに、米を食べること。〈対義〉粉食。
- りゅう‐じん【竜神】
- 竜またはへびの姿をして雨・水を支配し、仏法を守護する神。竜王。
- りゅうじん【▼龍神】
- 〈村〉和歌山県中央部の山間の村。弘法大師が開いたという竜神温泉があり、高野(こうや)竜神国定公園の一部。人口4829(1994)。
- りゅうじん‐ばやし【竜神▼囃子】
- ①雨ごいのとき、竜神を慰めるために鳴らす太鼓の囃子。
- ②長唄(ながうた)囃子の一つ。海に関係のある曲に用いられ、笛・太鼓・大太鼓・ちゃっぱ(銅製の小形のシンバル)などで奏される。
- りゅう‐ず【竜頭】
- ①たつがしら。りゅうとう。
- ②釣り鐘の上部の、竜の形をした釣り手。
- ③腕時計・懐中時計の、ぜんまいを巻いたり、針を動かしたりするためのつまみ。stem
- りゅう‐すい【流水】
- 流れる水。また、水の流れ。running water〈対義〉静水。〈用例〉行雲〜。
- りゅう‐せい【流星】
- 惑星間空間に散在している固体粒子(流星物質)が、地球の引力を受けて地球大気中に飛びこんで光を発する現象。とくに明るいものを火球とよぶ。ながれぼし。meteor; shooting star
- りゅう‐せい【隆盛】(名・形動)
- 勢いのさかんなこと・さま。さかんに栄えていること・さま。隆昌(りゅうしょう)。prosperity〈用例〉国運が〜に向かう。
- りゅう‐せい【柳青】
- (1916-78)中国の小説家。本名は劉蘊華(りゅううんか)。陝西(せんせい)省生まれ。長編『銅墻(どうしょう)鉄壁』『創業史』など。
- りゅうせい‐う【流星雨】
- 流星群のとくに著しい現象。流星体のとくに密になっている場所を地球が通過するときに見られる。meteoric shower
- りゅうせい‐ぐん【流星群】
- 毎年きまった時季に、多数の流星が空のある1点(放射点)から放射状に飛ぶように見える現象。彗星(すいせい)に起源があると考えられている。meteoric swarm
- りゅうせい‐じん【流星▼塵】
- 深海の底、南極の氷の中などに見られる地球外起源の球状の微塵。鉄質・岩石質など。雨水や空中からも採集できる。micrometeorite
- りゅう‐せいりゅう【柳成竜】
- (1542-1607)朝鮮、李(り)朝中期の宰相。壬辰倭乱(じんしんわらん)(文禄(ぶんろく)の役)には抗戦に努めたが、党争により辞職。『懲ひ録(ちょうひろく)』は戦いに関する体験見聞を手記したもの。
- りゅう‐せつ【流説】
- 出所のはっきりしないうわさ。流言。浮言。るせつ。groundless rumor
- りゅうせつ‐こう【流雪溝】
- 多雪地の道路に設けてある、積雪を流すための溝。
- りゅうぜつ‐さい【竜舌菜】
- キク科の一年草。高さ約2m。葉は皮針形。秋に茎頂に黄色い花が咲く。茎葉を傷つけると黄白色の液がでる。葉は家禽(かきん)の飼料となる。中国南部原産。
- りゅうぜつ‐らん【竜舌▼蘭】
- リュウゼツラン科の常緑多年草。狭義には、葉に斑(ふ)入りの種をいう。葉は長さ1〜2m。へりに針のようなとげが並び、先端はとがる。まれに6〜9mの花茎を出し、花を多数つけると枯死。メキシコ原産。アガベ。マンネンラン。agave
- りゅう‐せん【流線】
- 流体の流れの方向が、曲線上の各点における接線方向に一致するように考えられた曲線。streamline
- りゅうせん‐けい【流線形・流線型】
- 飛行機の翼や胴体、魚の体など、物体が流体中を運動するときに抵抗がもっとも小さくなるような形。りゅうせんがた。streamline shape
- りゅうぜん‐こう【竜▼涎香】
- マッコウクジラの腸内からとる香料。麝香(じゃこう)に似た芳香がある。
- りゅうせん‐どう【竜泉洞】
- 岩手県東部、岩泉町の宇霊羅(うれら)山東麓(とうろく)にある鍾乳洞(しょうにゅうどう)。確認部分の長さは2500mで、支洞が35。洞内のウサギコウモリなどは天然記念物。
- りゅうせん‐よう【竜泉窯】
- 中国、浙江(せっこう)省竜泉県を中心とした窯。北宋(ほくそう)時代に始まり、南宋時代には中国最大の青磁窯となる。
- りゅう‐そうげん【柳宗元】
- (773-819)中国、中唐の詩人・文章家。字(あざな)は子厚。河東(かとう)の人。韓愈(かんゆ)とともに古文復興を首唱し、唐宋(とうそう)八大家の一人。文章では山水遊記『永州八記』や寓話(ぐうわ)などを書く。詩は自然詠にすぐれ、王維(おうい)・孟浩然(もうこうぜん)・韋応物(いおうぶつ)と合わせ「王孟韋柳」の称がある。詩文集『柳河東集』。
- りゅうぞうじ‐し【竜造寺氏】
- 中世、肥前(ひぜん)の豪族・大名。12世紀末以来、竜造寺氏を名のり、16世紀中ごろ隆信(たかのぶ)のとき最盛期。のち家臣の鍋島(なべしま)氏に実権を奪われる。
- りゅう‐そく【流速】
- 流体の流れる速さ。speed of a current
- りゅう‐ぞく【流俗】
- ①世間の習わし。世俗。
- ②世間。世人。
- りゅうそく‐けい【流速計】
- 流体の流れる速度を測定する装置の総称。ピトー管・翼車式流速計・熱線風速計など。current meter
- りゅう‐たい【流体】
- 一般的には気体と液体の総称。流れの方向に対して復元力が働かず、相互に自由に移動し流れることができる物質の集合体。流動体。fluid
- りゅう‐たい【隆替】
- さかんなことと、衰えること。栄枯。盛衰。興廃。
- りゅうたい‐つぎて【流体継(ぎ)手】
- 水や油などの液体を媒介として、2軸間に回転運動を伝える装置。水力継ぎ手。hydraulic coupling
- りゅうたい‐りきがく【流体力学】
- 物理学の一分野。流体の運動状態や、流体が物体におよぼす力などを研究する。hydrodynamics
- りゅうたつ‐ぶし【隆達節】
- 中世から近世初期に流行した小唄(こうた)。歌詞は七・五・七・五のものが多い。高三(たかさぶ)隆達(1527-1611)がうたい始め、隆達小歌の名もある。
- りゅう‐たん【竜胆】
- 生薬(しょうやく)の一つ。リンドウ科リンドウの根茎および根を乾燥したもの。褐色で苦味があり、苦味健胃剤に用いる。主成分は配糖体ゲンチオピクロシド。
- りゅう‐だん【流弾】
- 目標をはずれて飛ぶ弾。それだま。ながれだま。stray bullet
- りゅう‐だん【▼榴弾】
- 肉厚の薄い弾体に大量の炸薬(さくやく)を充填(じゅうてん)し、火砲や建造物、軍艦の艦上構造物などの破壊や人員の殺傷をはかる弾丸。high explosive shell
- りゅうだん‐ほう【▼榴弾砲】
- 臼(きゅう)砲とカノン砲の中間の砲。曲射弾道で目標の上方から弾丸を落とす。howitzer