わ‐さ【輪差】
ひもなどを輪の形に結んだもの。わな。
わざ【技・術】
①武芸・スポーツ・工芸などの腕前。技術。skill; art〈用例〉〜を競う。〜をみがく。
②相撲・柔道などで、相手にかける術。technique〈用例〉〜がきまる。〜をかける。
わざ【業】
①意識的にする事柄。行い。仕業。act〈用例〉人間〜。貧困のなせる〜。
②仕事。事業。task; work〈用例〉生きるための〜。
③こと。ありさま。物事の状態などを問題にしていう。〈用例〉容易な〜ではない。
わざ‐あり【技有り】
柔道の勝負を判定する要素の一つ。一本とは認め難いが、ほぼ近い効果が認められるときのもの。抑え技では、25秒間抑え込んだ場合、投げ技では、相当な勢いであおむけに投げた場合をいう。
わ‐さい【和裁】
和服を裁縫すること。洋服の普及により、洋裁が学校教育に採用されたため、「洋裁」の語とともにこの語が起こった。裁縫。〈対義〉洋裁。
わざいきょくほう【和剤局方】
中国北宋(ほくそう)時代の国定処方集。全5巻。徽宗(きそう)の命で陳師文(ちんしぶん)らが1106年に出版。中国と日本の医療に大きな影響を与えた。今日の薬局方の語源である。
わざ‐うた【謡歌・謡】
上代、政治などをあてこすった、作者不明の歌謡。
わざ‐おぎ【優】
=わざびと。
①上代、こっけいな動作で歌い、舞い、神・貴人を慰め、楽しませたこと・人。
②役者。
わざ‐くれ
①たわむれごと。
②なりゆき任せ。やけ。
わざ‐し【業師】
①相撲・柔道などで、技の巧みな人。skillful athlete
②かけひきのうまい人。策略家。schemer; shrewd person〈用例〉政界の〜。
わざ‐と【態と】(副)
意識的に事を行うさま。故意に。わざわざ。on purpose〈用例〉新しい服を〜よごす。〜負ける。
わざと‐がまし・い【態とがましい】(形)
いかにもわざとらしい。unnatural
わざと‐らし・い【態とらしい】(形)
意識的に行っているようすがよくわかる。ことさらめいている。unnatural; affected〈用例〉〜態度。〈派生〉わざとらしさ(名)
わさび【葵】
アブラナ科の多年草。水が清く水温が低い山間の渓流(けいりゅう)にはえる。葉はアオイに似て、葉柄(ようへい)は長さ約30cm。3〜5月に4弁の白花が開く。根茎を香辛料として用いるため、栽培もされる。葉・茎・根茎は、わさび漬け・辛味料にする。辛味は、シニグリンが加水分解され、からし油に変化して生じたもの。薬用にもされる。
山葵が利く(わさびがきく)
①ワサビの味とかおりが強いこと。
②人の心に、ぴりっとした、鋭い印象を与える。smart
山葵を利かす(わさびをきかす)
①ワサビの辛味・香味を十分に出させる。
②ぴりっと引き締まった言動をする。
わさび‐おろし【葵卸(し)】
ワサビをすりおろすための器具。サメの皮で作られたものは、突起の目が細かく、高級。
わさび‐じょうゆ【醤油】
おろしたワサビを混ぜた醤油。
わさび‐ず【葵酢】
二杯酢や三杯酢に、おろしたワサビを溶き入れた合わせ酢。
わさび‐だいこん【葵大根】
アブラナ科の多年草。根は肥大し、黄白色。根出葉は長円形。春、白色の十字花が咲く。根に辛味と香味があり、肉料理などに添える。粉わさびの原料ともする。ヨーロッパ原産。セイヨウワサビ。ホースラディッシュ。horseradish
わさび‐づけ【葵漬(け)】
ワサビの根茎と葉をきざんで、酒かすに漬けたもの。特有の香りと辛味がある。静岡県の名産品。
わさび‐の‐き【葵の木】
ワサビノキ科の落葉小高木。高さ6m前後。葉は羽状複葉。白色の蝶形(ちょうけい)花を開く。果実は棒状で下垂。若葉・花を食用。根はワサビの代用。種子から油を採る。インド原産。
わざ‐もの【業物】
名工の鍛えた、切れ味のよい刀剣。
わざ‐わい【災い・禍】
身にふりかかる悪い、不幸なできごと。災難。mishap; disaster〈用例〉〜を招く。口は〜のもと。
災いする(わざわいする)
その事が原因となって、悪い結果となる。bring ruin upon
災いも三年(わざわいもさんねん)
わざわいも時がたてば、幸福のいとぐちになることがある。
禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)
《『戦国策』「燕(えん)策」にあることば》わざわいをうまく利用して、しあわせになるように取り計らう。turn a misfortune into a blessing
わさ‐わさ(副・サ変自)
①ざわめくさま。tremble〈用例〉木が〜ゆれる。
②気が落ち着かないさま。そわそわ。be disturbed〈用例〉来客で家の中が〜している。
わざ‐わざ【態】(副)
①ついでではなく、そのために。特別に。expressly〈用例〉〜会いに来る。
②故意に。わざと。on purpose〈用例〉〜いやがらせをする。
わ‐さん【和算】
中国の影響を受けて、とくに江戸時代に日本独自の発展をとげた数学。主流は関孝和(せきたかかず)の流れをくんでいる。
わ‐さん【和讚】
和語による仏教讚歌。仏・菩薩(ぼさつ)やその教え、祖師先徳の偉業をたたえたもの。七五調4句を1節とする。千観作『阿弥陀(あみだ)和讚』、源信作『極楽六時讚』などが有名。〈対義〉漢讚(かんさん)・梵讚(ぼんさん)
わし【鷲】
タカ科の大形猛禽(もうきん)の総称。翼長60〜80cm。一般に嘴(くちばし)、4指の爪(つめ)は鋭くかぎ状に曲がる。世界各地に分布。日本にはイヌワシ・オジロワシなど数種がある。マトリ。eagle
わし【私・儂】(代)
《「わたし」の略。近世、主として女性が用いた》年配の男子の自称。やや尊大な感じがする。
わ‐し【和市】
①平安時代、市で合意の上で行われた売買・取引。
②《転じて》中世には、市場における売買価格・相場。
わ‐し【和紙】
コウゾ・ミツマタ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維を原料として作った紙の総称。手すき和紙と機械すき和紙に分かれ、質的には前者が優れるが、量的には後者が多い。日本紙。Japanese paper〈対義〉洋紙。
わ‐じ【和字・倭字】
①日本の文字。平仮名・片仮名。〈対義〉漢字。
②漢字にならって、日本でつくった字。「辻(つじ)」「峠(とうげ)」「躾(しつけ)」など。国字。
ワジ【wādiy(アラビア)
《河谷の意》乾燥地域で、激しい降水のあったときだけ水が流れる川。ふだん水のない川底は平坦(へいたん)であるため、隊商路に利用される。涸(か)れ谷・涸れ川。ワディ。wadi
わしお‐うこう【鷲尾雨工】
(1892-1951)小説家。本名は浩。新潟県生まれ。早大卒。昭和11年(1936)『吉野朝(よしのちょう)太平記』で第2回直木賞受賞。作品『妖啾(ようしゅう)』『武家大名懐勘定物語』など。
わ‐しき【和式】
日本古来の、また、日本固有の様式。日本式。〈対義〉洋式。
わじき【鷲敷】
〈町〉徳島県南東部の町。那賀(なか)川中流域の谷口に位置し、果樹栽培などの農業を主とする。人口3524(1994)。
わし‐ざ【鷲座】
北天の星座。ほぼ天の赤道にあり、夏の天の川の中にある。1等星アルタイルは七夕の彦星(ひこぼし)(牽牛(けんぎゅう)星)で、この星座のα(アルファ)星。9月10日前後午後8時ごろに南中。面積653平方度。Aquila
わ‐じしょう【和事象】
事象A、Bに対して、A、Bの少なくとも一方が起こるという事象。A、Bを標本空間の部分集合と考えると、和集合A∪Bで表される。sum of event
わじしょうらんしょう【和字正濫鈔】
江戸中期の仮名遣い研究書。契沖(けいちゅう)著。5巻。元禄(げんろく)8年(1695)刊。古文献に基づいて定家仮名遣いの誤りを正し、のちの歴史的仮名遣いの基礎を確立した。
わしたか‐るい【鷹類】
ワシ・タカ・トビ・ハヤブサなど、タカ目を構成する鳥類。特徴は大きな目、鉤(かぎ)形に曲がった鋭い嘴(くちばし)、強大な脚とかぎづめ、大きな翼と尾羽など。動物食性。世界に約290種がいる。eagles and hawks
わ‐しつ【和室】
日本風の畳敷きの部屋。日本間。〈対義〉洋室。
わし‐づかみ【掴み】
ワシがものをつかむように指をひろげて、物を荒々しくつかむこと。grab〈用例〉札束を〜にする。
わし‐ばな【鷲鼻】
ワシの嘴(くちばし)のように曲がった鼻。かぎばな。わしっぱな。hooked nose
わしま【和島】
〈村〉新潟県中西部、越後(えちご)平野にある村。稲作中心の農業地帯。国道116号が通り、良寛(りょうかん)の遺跡がある。人口5443(1994)。
わじま【輪島】
〈市〉石川県能登(のと)半島北端の市。奥能登地方の中心地で、輪島港は漁港、また避難港。輪島塗と海女(あま)漁業で知られ、観光地も多い。人口3万0395(1994)。
わじま‐ぬり【輪島塗】
石川県輪島市でつくられる漆器(しっき)。室町時代の応永(おうえい)年間(1394〜1428)に始まるとされ、日本の代表的漆器。食器が主で、加飾技法の沈金(ちんきん)が特色。
わし‐みみずく【菟】
フクロウ科の赤褐色地に黒斑(こくはん)のある大きなミミズク。長さ7cm余もある耳羽(羽角)が目立つ。全長約66cm。脚は指まで羽毛でおおわれる。ユーラシア・アフリカに分布するが、日本では北海道に少数が生息。eagle owl
わしみや【鷲宮】
〈町〉埼玉県北東部、久喜(くき)市の北に接する町。東武伊勢崎(いせさき)線に沿い宅地化が著しい。稲作・野菜栽培がさかん。人口3万4155(1994)。
わ‐しゃ【話者】
話をする人。話し手。speaker; narrator
わ‐しゅう【和習】
①日本のならわし。
②日本人がつくった漢詩文にみられる日本的な習癖、また、日本独特の用法。和臭。
わ‐しゅう【和臭】
①日本のものだけにみられる、独特な傾向。日本くささ。
→わしゅう(和習)②
わ‐しゅう【和州・倭州】
→大和国(やまとのくに)
わ‐しゅう【和宗】
昭和24年(1949)天台宗より分派独立した仏教教団。大阪市天王寺区にある四天王寺が総本山。聖徳(しょうとく)太子の教えを信奉する。
わ‐じゅう【輪中】
洪水防止のため、村落・耕地が人工堤防で囲まれた土地。また、その水防協同体。木曽(きそ)・長良(ながら)・揖斐(いび)川下流地域の三角州にみられる。
わ‐しゅうごう【和集合】
集合A、Bに対して、A、Bの少なくとも一方に属する要素全体からなる集合。A∪Bで表す。合併集合。union
わしゅう‐ざん【鷲羽山】
岡山県倉敷市南部、児島(こじま)半島に突出した丘陵。標高133m。花崗(かこう)岩からなる奇岩と松の調和が美しく、瀬戸内海の島々の眺望は絶景で、瀬戸内海国立公園特別地域に指定。
わ‐じゅつ【話術】
話のしかた。話の技巧。art of conversation; art of narration
わ‐じゅん【和順】(名・形動)
①気候が穏やかなこと・さま。
②性質が穏やかこと・さま。
わ‐しょ【和書】
①日本語の書物。〈対義〉洋書・漢籍。
②和とじの書物。
わ‐じょう【和上・和尚】
律宗・真言宗などで、師僧をいう敬語。〈比較〉おしょう・かしょう。〈用例〉鑑真(がんじん)〜。
わ‐しょく【和食】
日本風の食事。日本料理。〈対義〉洋食。
わ‐しょっき【和食器】
本来は日本料理を盛るための器。飯碗(めしわん)・汁碗・皿・鉢・どんぶり・茶器など。種類は陶磁器や木製品、漆器。
わし・る【走る】(四自)
〈古語〉
①はしる。〈用例〉東西に急ぎ、南北に〜(徒然・74)。
②世俗のことにあくせくする。〈用例〉身を知り、世を知れれば、願はず、〜・らず(方丈記)。
わ‐じるし【わ印】
《「わらい絵」「わらい本」などの「わ」をとって》→春画→春本
ワシレフスカヤ【Vanda Lvovna Vasilevskaya】
(1905-64)ソ連の女流小説家。ポーランド生まれ。ポーランド語で作品を書いた。作品『虹(にじ)』『夜明け』など。
わ‐しん【和親】
①仲良くすること。
②国と国との友好。〈用例〉〜条約。
わ‐しん【和しん】
(1750-99)中国、清(しん)の政治家。乾隆(けんりゅう)帝の信を得、下級軍人から軍機大臣・議政大臣に栄進。専横をきわめ巨富を蓄積するが、帝の死後弾劾され自決。
わ‐じん【倭人・和人】
中国人などによる、日本人の古称。
わじん‐ち【和人地】
現在の北海道の渡島(おしま)半島南西端の地域に、1550年アイヌと交渉して設けた和人の居住地。17世紀初頭、松前藩の成立とともにアイヌが居住する「蝦夷(えぞ)地」との区分が明確にされた。幕末までは、蝦夷地交易独占のため保持。松前地。シャモ地。
わじんでん【倭人伝】
→ぎしわじんでん(魏志倭人伝)
ワシントン【Washington】
〈州〉アメリカ西部、北はカナダ、西は太平洋に臨む州。州都オリンピア。森林に恵まれ、製材・製紙・パルプ工業などが発達。人口524.1万(1993)。
ワシントン【Washington・華盛頓】
(Washington, District of Columbia)アメリカの首都。同国東部、ポトマック川左岸に臨む。正式にはワシントン‐コロンビア特別区と呼称、どの州にも属していない。国際政治、外交の中心地。1800年フィラデルフィアから遷都された。人口60.7万(1990)。ワシントンDC。
ワシントン【George Washington】
(1732-99)アメリカの政治家。初代大統領(在任(1789-97))。独立戦争には司令官として戦功をたて、国民的英雄となった。1787年憲法制定会議の議長となり、憲法発効とともに大統領。96年3選を辞退。そのさいの孤立主義外交を主唱した告別演説は有名。建国の父とされる。
ワシントン‐かいぎ【ワシントン会議】
軍備制限・太平洋問題・中国問題に関する国際会議。大正10年(1921)11月から翌年2月までワシントンで開催。イギリス・アメリカ・フランス・日本・イタリア・中国・ベルギー・オランダ・ポルトガルの9か国が参加。Washington Conference
ワシントン‐じょうやく【ワシントン条約】
絶滅の恐れのある野生動植物の種の、国際間の取り引きを規制する条約。1973年にワシントンで開かれた国際会議で採択。日本は80年(昭和55)批准(ひじゅん)・発効。Washington Agreement
ワシントン‐ナショナル‐ギャラリー【National Gallery of Art, Washington】
→ナショナルギャラリー②
ワシントン‐ポスト【The Washington Post】
アメリカの代表的日刊紙。ウォーターゲート事件のスクープなどで有名。1877年創刊。
わずか【僅か・纔か】(副・形動)
①数量・価値・程度がきわめて少ないさま。いささか。少しばかり。a few; a little〈用例〉残り〜。〜に進歩した。
②やっと。かろうじて。barely; narrowly〈用例〉〜に名残をとどめるのみ。
③たった。only〈用例〉〜100円しかない。
ワスカラン‐さん【ワスカラン山】
(Huascaran Nevado)南アメリカ、ペルー中部アンデス山脈中の高峰。標高6768mで同国の最高峰。
ワスプ【WASP】
《White Anglo-Saxon Protestantの略》アメリカのアングロサクソン系白人プロテスタント。初期の移民の子孫たちで、アメリカ社会の主流をなしてきた。
わずらい【患い】
病気。illness
わずらい【煩い】
心配。苦労。worry; trouble
わずらい‐つ・く【患い付く】(五自)
病気になる。病みつく。be taken ill
わずら・う【患う】(五自他)
病気になる。be taken ill〈用例〉胸を〜。
わずら・う【煩う】
①(五自)悩み苦しむ。悩む。worry〈用例〉何も〜ことはない。
②《動詞の連用形に付いて》すらすらとは…できない。ためらう。hesitate〈用例〉言い〜。思い〜。
わすら・れる【忘られる】(下一自)
忘れられる。be forgotten
わずらわ・し【煩わし】(形シク)
〈古語〉
①ものごとが複雑でやっかいである。めんどうだ。〈用例〉世の中いと〜・しく、はしたなきことのみまされば(源氏・須磨)。
②口うるさい。やかましい。〈用例〉大将殿の、常に〜・しく聞こえ給(たま)へば(堤中納言・花桜折る少将)。
③気が置かれる。はばかられる。〈用例〉黒木の鳥居どもは、さすがにかうがうしく見えわたされて、〜・しきけしきなるに(源氏・賢木)。
④病気が重い。〈用例〉年久しくありて、なほ〜・しくなりて死ににけり(徒然・42)。
わずらわし・い【煩わしい】(形)
①いろいろなことをしなければならず、めんどうだ。複雑だ。煩雑だ。complicated; troublesome〈用例〉〜手続き。わざわざ出かけるのも〜。
②悩みが多く気が重い。気が進まない。〈用例〉〜都会を離れる。〜ことから解放される。〈派生〉わずらわしが・る(五他)わずらわしげ(形動)わずらわしさ(名)
わずらわ・す【煩わす】(五他)
=煩わせる。
①苦しめる。悩ます。worry〈用例〉心を〜。
②めんどう・手数をかけさせる。trouble; bother〈用例〉手を〜。
わずらわ・せる【煩わせる】(下一他)
→わずらわす(煩わす)
わす・る【忘る】
〈古語〉
[一](四他)
①思い出さないようにする。忘れようとつとめる。〈用例〉〜・らむて野行き山行き(万葉・20・4344)。
②自然に忘れる。〈用例〉都の風習(てぶり)〜・らえにけり(万葉・5・880)。
[二](下二他)→わすれる(忘れる)
わ・する【和する】(サ変自他)
=和す。
①(自)
(ア)親しむ。仲よくなる。make friends with
(イ)調子が合う。harmonize
(ウ)応ずる。answer; reply
(エ)人の詩歌にこたえて、詩歌をつくる。
②(他)まぜあわせる。加える。
和して同ぜず(わしてどうぜず)
《『論語』「子路」にあることば》道理に合っているならば協調するが、いたずらにおもねることはしない。〈比較〉是是非非。
わするな‐ぐさ【忘るな草】
→ワスレナグサの異名。
わすれ【忘れ】
忘れること。forget〈用例〉ど〜。〜もしない。
わすれ‐がい【忘貝】
浅海の底にすむマルスダレガイ科のニマイガイ。殻は円形で、殻高約7cm。褐色で、紫褐色の放射帯や網紋がある。内面は紫白色。房総(ぼうそう)半島以南に分布。コイワスレガイ。
わすれ‐がた・い【忘れ難い】(形)
忘れられない。unforgettable〈用例〉〜面影。
わすれ‐がたみ【忘れ形見】
《「忘れ難い」の意味と「形見」との合成》
①忘れないための記念の品。keepsake
②親の死後に残された子ども。child of the late parents
わすれ‐ぐさ【忘草・萱草】
《この花を見ると憂いを忘れるという中国の故事から》→ヤブカンゾウの別名。
わすれ‐ぐさ【忘れ種・忘れ草】
心配ごとを忘れさせてくれるもの。
わすれぐさによす【萱草に寄す】
立原道造(たちはらみちぞう)の私家版処女詩集。昭和12年(1937)刊。ソネット10編を収録。生の孤独と不安を暗示。
わすれ‐さ・る【忘れ去る】(五他)
すっかり忘れてしまう。忘れて二度と思い出さない。forget〈用例〉〜・ってしまいたい事件。
わすれ‐じも【忘れ霜】
→わかれじも(別れ霜)
わすれっ‐ぽ・い【忘れっぽい】(形)
忘れやすい。forgetful〈派生〉わすれっぽさ(名)
わすれな‐ぐさ【忘草】
ムラサキ科の多年草。秋まきの草丈は約40cm。耐寒性で、春〜夏に、枝先の尾状に巻いた花序に、青紫色の小花を総状につける。ヨーロッパ原産。ワスルナグサ。ミオソチス。フォーゲットミーナット。forget-me-not
わすれ‐みず【忘れ水】
茂みや木陰などを、人目につかずに流れている水。
わすれ‐もの【忘れ物】
忘れて置いていった物。また、物を置き忘れること。thing left behind
*わす・れる【忘れる】(下一他)
①覚えていない。思い出さない。forget〈用例〉恩を〜。名前を〜。
②ほかのことに気を取られていて意識しない。気がつかない。forget〈用例〉時のたつのを〜。
③ぼんやりして置いたままにする。leave〈用例〉傘を〜・れた。
④うっかりしてすべきことをしないでいる。うっかりする。forget〈用例〉宿題を〜。
わすれん‐ぼう【忘れん坊】
物事をすぐ忘れる人。わすれんぼ。forgetful person