わち【和知】
〈町〉京都府中部、丹波(たんば)高地の由良(ゆら)川流域の町。町域の大部分が山林で、丹波グリのほか黒大豆(くろだいず)・アユなどを産出。和知ダムがある。人口4519(1994)。
わちがい‐そう【輪違草】
ナデシコ科の多年草。山地の林内にはえる。高さ約10cm。葉はへら形。春、茎頂や、その近くの葉腋(ようえき)に、白色五弁花が咲く。
わちき【私】(代)
江戸時代、芸妓(げいぎ)・遊女などが用いた語。わたし。
わちゅう‐きょうどう【和衷協同】
心を同じにして、ともに力を合わせること。和協。
わっ(感)
①驚いたときに思わず口をついてでる語。わあ。〈用例〉〜、びっくりした。
②人を驚かすための掛け声。
わっか【輪っか】
《俗語》輪。ring; wheel
わづか【和束】
〈町〉京都府南東部、木津(きづ)川の支流和束川に沿う町。古代、聖武(しょうむ)天皇の紫香楽宮(しがらきのみや)への通路だったところで、宇治とともに煎茶(せんちゃ)の産地で知られる。人口6185(1994)。
わっかない【稚内】
〈市〉北海道北端、宗谷(そうや)海峡に臨む市。北洋漁業の根拠地で、水産加工業もさかん。稚内港は不凍港で、かつてはサハリン(樺太(からふと))との連絡の要地。利尻(りしり)・礼文(れぶん)島への定期航路がある。人口4万5854(1994)。
ワックス【wax】
①木ろう、および外観・性状がこれに類似した物質の総称。木ろうのほか、みつろう・パラフィンのワックスなどがある。
②床のつや出し剤やスキーのうらにぬって滑りをよくする油脂製品などの総称。
ワックス‐しょり【ワックス処理】
果実の表面にワックスを塗って艶(つや)出しする方法。水分の発散を防ぐためでもある。柑橘(かんきつ)類などに行う。waxing
ワッゲルル【Karl Heinrich Waggerl】
(1897-1973)オーストリアの小説家。作品『パン』『主の年』など。
ワッケンローダー【Wilhelm Heinrich Wackenroder】
(1773-98)ドイツ初期ロマン派の小説家。ティーク編『芸術を愛する一修道僧の心情の吐露』、遺稿『芸術幻想』。
ワッサーマン【Jakob Wassermann】
(1873-1934)ドイツのユダヤ系小説家。危機的な時代の人間の苦悩を描いた。作品『若きレナーテの生活』など。
わっさむ【和寒】
〈町〉北海道中央部、名寄(なよろ)・上川(かみかわ)両盆地の中間にある町。稲作・畑作が主で、製材工業も行う。塩狩(しおかり)温泉がある。人口5205(1994)。
わっさ‐わっさ(副・サ変自)
落ち着かずざわめいているさま。わさわさ。roam restlessly
わっし【私】(代)
《「わたし」の転》職人などが自分をさす語。わっち。I
わつじ‐てつろう【和辻哲郎】
(1889-1960)哲学者・倫理学者。兵庫県生まれ。東大卒。京大・東大教授。「和辻倫理学」といわれる独自の倫理学体系を樹立。文化・精神史の研究にも業績をあげる。昭和30年(1955)文化勲章受章。著書『古寺巡礼』『倫理学』など。
わっしょい(感)
①大勢で重いものをかつぐときの掛け声。
②みこしをかつぐ人々の掛け声。
ワッセルマン【August von Wassermann】
(1866-1925)ドイツの細菌学者。梅毒診断の一つのワッセルマン反応の発見者。コレラ予防接種法などでも業績をあげた。
ワッセルマン‐はんのう【ワッセルマン反応】
梅毒診断法の一つ。補体結合反応を応用した梅毒の血清反応のこと。Wassermann test
わっち【私】(代)
《「わたし」の転》わたし。おもに身分の低い男女が用いた語。
ワッツ【George Frederic Watts】
(1817-1904)イギリスの画家・彫刻家。貴族の肖像画、騎馬像などの彫刻をつくる。作品『愛と死』など。
ワット【watt】
仕事率および電力の国際単位。1秒間に、1ワットの割合で仕事をする場合の仕事率。また、1アンペアの電流で1秒間に消費される電力。記号W。
ワット【James Watt】
(1736-1819)イギリスの技術者・発明家。スコットランド生まれ。1769年に本格的な蒸気機関を発明。産業革命期の代表的技術者。
わっ‐と(副)
①急に大声をあげたり、泣き出したりするさま。〈用例〉〜泣きふす。
②大勢がいっせいに行動を起こすさま。〈用例〉大軍が〜おし寄せる。
ワット‐じ【ワット時】
仕事量・電力量の単位。1ワットの電力で1時間にする仕事の量。1ワット時は3600ジュール。ワットアワー。記号Wh watt hour〈参照〉キロワット時。
ワット‐タイラー‐の‐らん【ワット=タイラーの乱】
1381年、イギリスに起きたワット=タイラーを指導者とする農民一揆(いっき)。一時はロンドンを占領、国王に農奴制廃止などの要求を認めさせたが、タイラーが殺され、一揆(いっき)は瓦解(がかい)し鎮圧された。Wat Tyler's Rebellion
ワットマン‐し【ワットマン紙】
《はじめて抄造(しょうぞう)したイギリス人のジェームス=ワットマンに由来》麻を主原料とした高級の図画用紙。
ワッハ【Joachim Wach】
(1898-1955)アメリカの宗教学者。ドイツ生まれ。ライプチヒ大・シカゴ大教授。宗教経験とその表現の連関を類型学的に研究。
わっぱ【童】
①《「わらわ」の転》子どもをののしっていう語。
②子どもがわがままをいうこと。
③乱暴者を悪くいう語。
④戦国時代の間者。すっぱ。
わっぱ【輪っぱ】
①《俗語》輪。車輪など、輪の形をしたもの。ring; wheel
②曲げ物の、食物を入れる容器。曲げわっぱ。
ワッハーブ‐は【ワッハーブ派】
イスラム教スンナ派の復古主義の一派。18世紀中ごろ、ワッハーブがイスラム改革運動として創始し、多くの民族主義運動と結びついた。サウジアラビアの国教。Wahhabism
わっぱ‐めし【輪っぱ飯】
スギなどで作った円筒形の容器(わっぱ)にご飯と、山菜などの具を入れ、蒸したもの。新潟県の郷土料理。
わっ‐ぷ【割符】
→わりふ(割り符)
わっ‐ぷ【割賦】
何回にも分けてはらうこと。月賦など。割賦(かっぷ)
ワッフル【waffle】
型でふんわり焼いた小麦粉の皮に、ジャム・クリームなどをはさんだ洋菓子。
ワッペン【Wappen(ドイツ)
《紋・紋章、の意》
①楯(たて)形などの布に刺繍(ししゅう)・アップリケなどで図柄を描き、上着などの胸飾りにするもの。
②①を模して物にはり付けるようにした絵・マークなど。
わて【私】(代)
《方言。「わたい」の転》関西などで、わたし。あて。
ワディ【wadi】
→ワジ
わ‐てつ【和鉄】
たたら吹きによる日本古来の和銑(わずく)・和鋼からつくられた錬鉄。製品の形状から「包丁(ほうちょう)鉄」といい、日用金物や刃物に用いられた。
わ‐とう【話頭】
①話の糸口。
②話題。〈用例〉〜にのぼる。
話頭を転ずる(わとうをてんずる)
話題を変える。
わどう【和銅】
奈良時代の年号。慶雲(きょううん)から改元。元年(708)1月11日〜8年(715)9月2日。次に、霊亀(れいき)に改元。
わどう‐かいちん【和同開珎】
日本で鋳造(ちゅうぞう)した最古の銭である富本(ふほん)銭についで古い銭。和銅(わどう)元年(708)銀・銅の2種を鋳造したが、銀銭は翌年廃止。銅銭は全国的に普及。皇朝(こうちょう)十二銭の一つ。わどうかいほう。
わどう‐かいほう【和同開珎・和同開宝】
《「開珎」の「珎」を「寳(ほう)」の略字と解することによる読み方》→わどうかいちん(和同開珎)
わとうない【和藤内】
近松門左衛門(もんざえもん)作の浄瑠璃(じょうるり)『国性爺合戦(こくせんやかっせん)』の主人公。
ワトー【Jean-Antoine Watteau】
(1684-1721)フランスの画家。フランス貴族社交界の風俗を優雅な彩色でみやびやかに描写。ロココ美術の代表的雅宴画家。作品『シテール島への船出』など。
わ‐どく【和独】
①日本とドイツ。
②日本語とドイツ語。Japanese and German
③「→和独辞典」の略。Japanese-German dictionary〈対義〉独和。
わ‐どく【和読】(名・サ変他)
漢文を和訳して読むこと。訓読。
わどく‐じてん【和独辞典】
日本語から、相当するドイツ語を見つけ出すための辞典。Japanese-German dictionary
わ‐どけい【和時計】
日本の不定時法の時刻制度に合わせて江戸時代に製作された機械時計。櫓(やぐら)時計・枕(まくら)時計・尺時計・万年自鳴鐘など。
わ‐とじ【和綴(じ)】
本などの日本風の綴じ方。また、その本。和装。〈対義〉洋綴じ。
ワトソニア【Watsonia(ラテン)
アヤメ科の球根草。春、剣状の葉の間に、グラジオラスに似た花が咲く。花色は桃・紅・白。切り花・花壇用。南アフリカ原産。ヒオウギズイセン。
ワトソン【James Dewey Watson】
(1928-)アメリカの分子生物学者。英国のクリックと共同して、ウィルキンズの協力のもとにDNAの二重らせん構造説を提唱。クリック・ウィルキンズとともに、1962年ノーベル生理学医学賞受賞。
ワトソン【John Broadus Watson】
(1878-1958)アメリカの心理学者。従来の意識心理学を否定し、行動主義を提唱。著書『行動主義』など。
ワトソン【Thomas John Watson】
(1874-1956)アメリカの企業家。IBM社を創立し、電子計算機の開発により世界一の事務機器メーカーに育てた。
ワトソン‐クリック‐モデル【Watson-Crick model】
1953年に発表されたデオキシリボ核酸の分子構造の模型。反時計まわりにねじれたらせん状構造をしている。
わ‐どの【和殿・吾殿】(代)
〈古語〉
対等の身分の者、また、目下の者に親しんでいった語。あなた。君。わとの。〈用例〉かう言ふ〜はたそ(平家・7・実盛)。
わどまり【和泊】
〈町〉鹿児島県奄美(あまみ)諸島、沖永良部(おきのえらぶ)島北東部の町。サトウキビやユリの栽培がさかんで、台風と旱魃(かんばつ)の多いところとして知られる。人口7899(1994)。
わ‐どめ【輪留め】
坂などで、とめてある車が走り出さないように車輪にあてがうもの。
わな【罠・羂・綰】
①縄を輪にして、その中に餌(えさ)を置いて鳥獣を誘いこみ捕らえる仕掛け。snare
②鳥獣を捕らえるための装置の総称。
③人をおとしいれる策略。おとし穴。trap
罠に掛かる(わなにかかる)
=罠に落ちる・罠に嵌(はま)る。
①罠の中に入る。be caught in a trap
②まんまとだまされる。fall into a trap
罠に掛ける(わなにかける)
①仕掛けたわなで、鳥獣などを捕らえる。set a trap
②計略で、人を陥れる。まんまとだます。trap a person
罠を仕掛ける(わなをしかける)
①鳥獣などをつかまえるために、わなをかける。set a trap
②人をおとしいれるために、計略をめぐらす。devise a scheme loop
わな【輪奈】
《「罠(わな)」と同源》ひも・糸などを輪にしたもの。わさ。
わ‐なげ【輪投げ】
遊戯の一つ。直立した棒に一定の距離から輪を投げかけて、棒にかかった数などを争う。古代ギリシアではスポーツとして行われ、日本には明治時代に伝来した。quoits
わななか・す【慄かす】(五他)
恐れや寒さなどでふるわす。おののかせる。tremble; shake〈用例〉声を〜。
わななき【慄き】
わななくこと。おののき。戦慄(せんりつ)。shiver
わなな・く【慄く】(五自)
わなわなとふるえる。恐れ・寒さ・発熱などで体がふるえる。おののく。shiver〈用例〉恐怖に〜。
ワナメーカー【John Wanamaker】
(1838-1922)アメリカの実業家。1861年フィラデルフィアに紳士物洋品店を開業。のちニューヨークに百貨店を設立、商業王と呼ばれる。
わ‐なり【輪形】
輪の形。輪状。円形。
わな‐わな(副・サ変自)
寒さ・恐れなどで、ふるえるさま。ぶるぶる。tremble all over〈用例〉〜と唇をふるわせる。
わに【鰐】
①ワニ目に属する爬虫(はちゅう)類の総称。全長1〜7m。大半は淡水域に生息。水中生活に適応した体で、頭部が大きく、長い尾は強大。口は多数の鋭い歯をもつ。全身は堅いうろこでおおわれ、前肢(ぜんし)に5本、後肢に4本の指がある。クロコダイル・アリゲーターの2科、23種が亜熱帯・熱帯に分布。crocodile; alligator
→ワニザメ
わに【王仁】
(?-?)古代の渡来人。西文氏(かわちのふみのうじ)の祖で、漢の高祖の子孫といわれる。応神(おうじん)朝に百済(くだら)から来朝、『論語』や『千字文(せんじもん)』を伝えたという。
わに‐あし【鰐足】
両足先が外側、または内側に向いた歩き方。外鰐と内鰐。
わに‐がわ【鰐皮】
ワニの皮。表面に長亀甲(きっこう)形があり、茶ないし黒褐色で光沢をもつ。鞄(かばん)・がまぐち・ベルト・ハンドバッグなどに利用。crocodile skin; alligator skin
わに‐ぐち【鰐口】
①大きい口の形容。
②平たい、円形で中空の鈴。社殿・仏殿の正面につるし、参拝者が綱をふって鳴らす。
わに‐ざめ【鮫】
→サメの古称。
ワニス【varnish】
樹脂を溶剤に溶かした透明塗料の総称。溶剤に乾性油やボイル油を用いた油性ワニス、アルコールやトルエンを用いたスピリットワニスがある。木材の透明塗装などに使用。ニス。
わに‐ちどり【鰐千鳥】
チドリに似たアフリカ産のツバメチドリ科の鳥。全長約20cm。背面は灰色、下面は淡黄褐色で、頭部や背、胸に黒条が走る。ナイル川などでワニの背中の上を動き回っているが、ワニの歯の間の食物のかすをとって食べるというのは疑わしい。ワニドリ。ナイルチドリ。crocodile bird
わにつか‐さんち【鰐塚山地】
宮崎市南部、都城(みやこのじょう)盆地と日南海岸の間を南北に連なる山地。最高峰鰐塚山(1119m)。
わに‐なし【梨】
→アボカドの和名。
ワニラ【vanilla】
→バニラ
わ‐ぬけ【輪抜け】
高い所につるした輪を、跳んでくぐり抜ける曲芸。
わ‐ぬし【吾主・和主】(代)
〈古語〉
同輩以下の者に対して言った語。おまえ。きみ。〈用例〉〜の問はれんほどのこと(徒然・135)。
わのうち【輪之内】
〈町〉岐阜県南西部、長良(ながら)・揖斐(いび)川にはさまれた町。輪中(わじゅう)を形成し、稲作などの農業が主。人口8601(1994)。
わ‐の‐ごおう【倭の五王】
『宋書(そうじょ)』など中国の史書にみえる5人の倭王。讚(さん)・珍(弥)・済(せい)・興・武で、南朝の宋に朝貢(ちょうこう)したと記されている。讚は応神(おうじん)または仁徳(にんとく)、あるいは履中(りちゅう)天皇、珍は仁徳または反正(はんぜい)天皇、済は允恭(いんぎょう)、興は安康(あんこう)、武は雄略(ゆうりゃく)の各天皇にあてる説もある。
わのなのこくおう‐の‐いん【奴国王印】
→かんのわのなのこくおうのいん(漢倭奴国王印)
わ‐のり【輪乗り】
輪の形を描いて馬を乗り回すこと。
わはは(副)
口を大きく開けて、いかにも愉快そうにほがらかに笑う声。haw-haw; hee-haw
わ‐ばり【和針】
和裁用の針。洋針に比べて針穴が丸く、針先はしだいに細くなっている。木綿針・絹針などの縫い針から待ち針・くけ針・刺繍(ししゅう)針などの種類がある。
わばん‐こうしゅ【和蕃公主】
中国、前漢や唐代に異民族懐柔のため政略結婚させられた帝室または王族の婦人。前漢の王昭君(おうしょうくん)は有名。
わび【侘び】
①思いわずらうこと。わびしいこと。
②静かな境地を楽しむこと。
③茶道や蕉風俳諧(しょうふうはいかい)の理念。物質的な享楽を捨て、簡素・静寂のうちに精神の清純さを求める境地。落ち着いたさびしい感じ。閑寂な風趣。〈比較〉さび。
わび【詫び】
謝ること。謝罪。apology
詫びを入れる(わびをいれる)
詫びを申し入れる。謝罪する。
わび‐い・る【詫び入る】(五自)
ひたすらわびる。丁寧にわびる。apologize sincerely
わび‐ごと【詫び言】
わびることば。apology
わび・し【侘びし】(形シク)
〈古語〉
①つらく苦しい。〈用例〉またかかる〜・しき目見ず(竹取)。
②がっかりである。興ざめだ。〈用例〉前栽の草木まで心のままならず作りなせるは、見る目もくるしく、いと〜(徒然・10)。
③つまらない。ものたりない。〈用例〉童の名は例のやうなるは〜とて(堤中納言・虫めづる姫君)。
④心細い。ものさびしい。〈用例〉山里は秋こそことに〜・しけれ(古今・秋上)。
⑤みすぼらしい。貧しい。〈用例〉人に雇(やと)はれ使はれもせず、いと〜・しかりけるままに(大和・148)。
わびし・い【侘びしい】(形)
①心細い。さびしい。lonely〈用例〉〜独り暮らし。
②もの寂しい。もの静かだ。dreary; tranquil〈用例〉〜・く雨が降る。〜景色。
③貧しい。みすぼらしい。poor; shabby〈用例〉〜食卓。〜住まい。〈派生〉わびしが・る(五自)わびしげ(形動)わびしさ(名)
わびし・む【侘びしむ】(下二他)
〈古語〉
わびしく思わせる。〈用例〉寝覚めする人の心を〜・めて(山家集)。
わび‐じょう【詫び状】
謝罪の手紙。おわびの手紙。letter of apology
わびしら‐に【侘びしらに】(副)
〈古語〉
わびしそうに。心細そうに。〈用例〉〜猿(ましら)な鳴きそ(古今・雑体)。
わび‐すけ【侘助】
ツバキ科の常緑低木。葉は楕円(だえん)形で厚く、鋸歯(きょし)がある。花は一重で淡紅色に白斑(はくはん)がある。花弁は5枚。庭木・茶花用などに栽培。
わび‐ずまい【侘び住(ま)い】
①わびしく住むこと・家。live a lonely life
②閑静な住居。閑居。quiet life; leisurely life
ワピチ【wapiti】
北米にすむ大形のシカ。ヨーロッパのアカシカに近い。体高約1.5m。角は雄だけにある。
わび‐ちゃ【侘(び)茶】
茶の湯の一つ。書院式の茶道に対して、茶室の造りや道具など華美なものを避け、草庵風の侘びた美を求めるもの。室町時代末期の村田珠光(むらたじゅこう)に始まり、千利休(せんのりきゅう)が完成した。
わび‐ね【侘び寝】
寂しく寝ること。
わび‐びと【侘び人】
①わびしい身の上の人。寂しく暮らす人。
②世に用いられずおちぶれた人。
わ・びる【侘びる】(上一自)
①心さびしく思う。〈用例〉独り暮らしを〜。
②見すぼらしく見える。look humble〈用例〉〜・びた住まい。
③《動詞の連用形に付いて》
(ア)その事をしきれないでいる意を表す。〈用例〉待ち〜。
(イ)その事をしながら、満足できないでいる意を表す。〈用例〉恋い〜。
わ・びる【詫びる】(上一他)
許しを願う。謝る。謝罪する。apologize〈用例〉非礼を〜。